『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』2bro.
- 1 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:07:05 ID:cR+x3JzT
- どうぞ
- 2 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:12:28 ID:PfdTWRnU
- 2geto-
- 3 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:28:31 ID:lL8hMYz3
- どうも
- 4 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:36:52 ID:XqEqkL8K
- スレタイだけで禿萌えたモレがきましたが何か
- 5 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:39:35 ID:neW5WhCv
- 兄攻めですかい・・・
弟攻めは最高なのにさ・・・
- 6 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 01:49:22 ID:R6P126k3
- 弟が強引受けの兄に乗られているのやも
- 7 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 03:11:22 ID:Zv918sAi
- 長州
- 8 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 03:28:45 ID:cR+x3JzT
- 少数派…!!少数派でいいんだこの萌に引かれる人間は…!!
- 9 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 08:54:43 ID:KyvhnwQi
- >>5-6
弟攻めうざい
どっか他のスレに行きなよ
- 10 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 09:26:23 ID:41NK9LDy
- 優等生素直クール兄×ツンデレ体育会系弟
- 11 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 11:40:44 ID:m42oWVr9
- スレタイだけ見て徐徐伍部のジッパー鬼畜攻めの飛行機受けかと思たよ…
- 12 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 16:26:43 ID:R62NkK9K
- t'、 //
t'、 ,,,,,,,,,,, //
t'、,,、-ー''t,~~ヽ, ,r"~''',r'ー、, .//
,,r-'、t'、't;::::::::::t, " .r":::::::r'~'//、, ラ
,,r'" .ヽt'、. t;:::::::::t, r":::::::r" ,r'/ ヽ,
,,r" ,、-ー''''''''ー、, t;:::::::::tr"::::::::r" ,、-ー''''''ー、ヽ, イ
,r",r'" ヽ, t;:::::::::::::::::r" r" ~' '、
/r" ノ .t;::::::::::r" i ヽ, ダ
,i/ `t .t;::::r" ,r' t,
ii r"t .ti' /"t, i |
,i.i ,r";;;;;;;t i'~) /;;;;;;ヽ, リ
i .ヽ, ,,r'";;;、-ー''~t ~ /''ー-、;;;ヽ、, ,/i マ
i 'ー、,,,,,、ー'";;r''":::::::::::::;、t /、:::::::::::~'ー、~' 、,, ,,r'" |
'i~''z, i i;;i;;;;;;;r'"::::::: ( ,-、t/ ,:‐、 ) ::::ヽ;;;;~;i | ン
t''z,i .i i;;i;;r" ヽ|;| .i彡リ
t, .i .i i;iイ ,,,、, ,,、 .tリ .i.E/ 舐
ヽi .i ii;;i __,-'ニニニヽ__ ,トi,ノ//
.t,i,i;i;;;ヽ, ヾ/ ン" リ;i;iノ/ め
tリヽ;;;;ヽ, 丿 ノ ノ;;;|;i'"
t;;;;ヽ;;;;;ヽ, (____丿 ,r'";;;ノ る
- 13 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 16:42:25 ID:zBhReqTK
- やっぱり少数派なのか…
流石兄弟なんかも、たまに他板でホモネタになるときは
結構兄×弟も見かけるんだけど、
この板だと圧倒的に弟者×兄者なんだよね。
- 14 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 16:46:48 ID:SHnmdKaS
- 自分は実の兄弟じゃなくて
チンピラっぽいの想像して萌え萌えしたけどな。
- 15 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 17:33:00 ID:frYvcjIV
- >>14
893スレで一緒に萌えませんか。
- 16 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 17:48:15 ID:AwelWtFk
- 兄弟モエス
- 17 :風と木の名無しさん :2005/11/07(月) 19:01:36 ID:cR+x3JzT
- おお…!萌えてくれる同士がこんなにいたとは…!
義理人情兄弟もいいな
今度ネタ投下します
- 18 :風と木の名無しさん :2005/11/08(火) 00:32:20 ID:UtaP0up7
- 兄×弟萌!
ツンデレ・常識人な弟が、
不条理な暴走兄貴に振り回されてる、そんな兄×弟。
- 19 :風と木の名無しさん :2005/11/08(火) 02:42:24 ID:TDAHKwwr
- 仲間ハケーン!
現実は兄×弟のほうが多いらしいので。
弟が思ってても兄にはすでに彼女がとか。
近親相姦はやっぱり年上×年下。
例外は弟×姉と息子×母親。
女攻めはアスカ×シンジしか見た事ないな。
- 20 :風と木の名無しさん :2005/11/08(火) 03:20:35 ID:lmrmlpQf
- 兄×弟マンセー。
近親モノでハマるのは大抵弟受けだ。
- 21 :風と木の名無しさん :2005/11/08(火) 21:21:08 ID:tfVw+/jW
- >>18
それ禿萌え
- 22 :風と木の名無しさん :2005/11/09(水) 20:29:29 ID:ZDW3kd7h
- age
- 23 :風と木の名無しさん :2005/11/10(木) 18:58:17 ID:qTzMB7PJ
-
- 24 :風と木の名無しさん :2005/11/10(木) 20:25:14 ID:WUMHSFIT
- 真面目で頭が良くて弟に優しすぎる兄と
素直じゃなくてツンデレで実は超ブラコンの弟で、兄×弟萌え。
>>13
自分は兄者×弟者派
- 25 :風と木の名無しさん :2005/11/11(金) 20:53:36 ID:p1R3v/cq
- まあどうゆうのかにもよるんだけど
自分は萌えツボはまって萌えられれば十分すぎるほどです(´Д`*)
そしてナカーマハケーン>>24
- 26 :風と木の名無しさん :2005/11/13(日) 01:00:37 ID:BdP0mfOK
- ほしゅ。
弟受け萌え(´Д`*)
でも弟がショタショタの可愛い系なのは自分的には微妙。
むしろ兄より体格が良かったり、男くさかったりする弟受けに萌える
- 27 :風と木の名無しさん :2005/11/14(月) 14:06:36 ID:vlrL6fVm
- >>26
禿げ萌え!!!
明るく人当たりのいい兄にコンプレックスを抱く
長身眼鏡の弟が受けだったら萌える
- 28 :風と木の名無しさん :2005/11/15(火) 22:48:24 ID:1MZOFzym
- >>27
萌え(´Д`*)
弟が兄になんらかのコンプレックスを持ってると萌える
- 29 :風と木の名無しさん :2005/11/18(金) 01:17:26 ID:ECufeVLl
- あげあげ
- 30 :風と木の名無しさん :2005/11/18(金) 02:57:47 ID:LZn2Qvy2
- 「……っ、あ、にき……なにす……っうぁ……っ」
- 31 :風と木の名無しさん :2005/11/18(金) 04:16:13 ID:wnem79/2
- >>28
モ エ ス(*´μ`*)
自分的にはそんな弟が可愛くて大好きで仕方ない兄だと尚良い。本当は兄ちゃんの方が執着してんダヨー。
- 32 :風と木の名無しさん :2005/11/18(金) 22:00:36 ID:uMMSBVqo
- 勉強出来ないけど明るくて友達多くて女にもモテる弟受けで
ツンデレ万能眼鏡の鬼畜兄攻めをナチュラルに妄想した
- 33 :風と木の名無しさん :2005/11/20(日) 19:30:01 ID:9EyIlqQl
- 兄弟スレあるお(^ω^)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1110260195/l50
- 34 :風と木の名無しさん :2005/11/24(木) 16:14:36 ID:7cW5YfCg
- ほしゅ
- 35 :風と木の名無しさん :2005/11/24(木) 23:44:43 ID:lUXxvLGQ
- 摩利と新吾のスレかとオモタ
- 36 :風と木の名無しさん :2005/11/25(金) 09:02:46 ID:u4dByvYA
- スレタイ見てGガンのカッシュ兄弟かと思った
- 37 :風と木の名無しさん :2005/11/26(土) 00:53:04 ID:p/n8nwzu
- >>32に萌えつつほしゅ
- 38 :風と木の名無しさん :2005/11/27(日) 16:21:25 ID:InRn15oQ
- >>36
ド門は「兄さん!」系じゃマイカ(*´∀`)σ)Д`)
- 39 :風と木の名無しさん :2005/11/29(火) 21:21:48 ID:8Eozkeql
- 弟が強がりかつ泣き虫だとちょっと萌えるかもしれない保守
- 40 :風と木の名無しさん :2005/11/29(火) 23:10:35 ID:4Me6qBFN
- ほしゅ
- 41 :風と木の名無しさん :2005/11/30(水) 18:33:48 ID:H+5RSm0G
- >>26
萌えた〜!!
- 42 :風と木の名無しさん :2005/12/01(木) 09:58:06 ID:+mEVapcB
- >>33
ここは兄弟スレというより兄×弟スレっぽいね
- 43 :風と木の名無しさん :2005/12/02(金) 00:22:51 ID:a/5r6QQh
- っぽいっつーか、兄×弟スレだね。
- 44 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/08(木) 17:13:53 ID:jCOcTms3
- 「っ……なにすんだよ!やめろよ…っ変態……クソ兄貴
………は?何ほんとにやめてんの?空気読めよ。意気地なし」
弟はワガママで馬鹿なくらいがちょうどいい
- 45 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/08(木) 23:51:10 ID:jjx2BTKY
- >>44
ワロタそして同意
- 46 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/09(金) 00:53:40 ID:bPFOLZML
- >>44
萌えカプで想像したら嵌りすぎて禿げた
- 47 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/10(土) 12:29:58 ID:01y9ZrtS
- >>44
自分も萌えカプにあてはめたら
見事にハマって萌えた。
- 48 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/16(金) 04:53:57 ID:DH9EWyce
- あげ
- 49 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/16(金) 18:51:47 ID:xnsHFjpK
- バーボン飲みに来たのに(´・ω・`)バーボン
- 50 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/16(金) 23:00:46 ID:APyxVoww
- >44
傷付いた兄貴、その後泣きながら強姦。
終わった後はパンツ引っ張り上げつつ泣きながら飛び出してって欲しい。
- 51 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/17(土) 13:08:09 ID:f2kEcIst
- >>50
ヘタレ兄貴萌え
- 52 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/18(日) 01:06:10 ID:/kOzjqKC
- 弟「おれね、おっきくなったら、兄ちゃんとけっこんするの!」
兄「バカだなぁ。兄弟は結婚できないんだよ。しかも男同士だし。」
弟「いやだ!兄ちゃんとけっこんするんだもん!」
――12年後
兄「俺、もう結婚できる歳だよ。」弟「うん?」兄「………。」弟「なんだよ。」兄「……忘れてんの?」弟「何を?」兄「……いや、別に。」
そんな兄×弟を妄想してた
- 53 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/20(火) 02:17:28 ID:WsgmDMA+
- 親父モエ
「お前のケツ●●●がわしのデカマラくわえてヒーヒー泣いとるわ」
「ふざけんなっ……伯父貴ィ……くああッ!!」
「わしはお前のオムツかえたったこともあるんやで?あん時のケツ穴もかわいかったが、今のド淫乱な穴もええのぉ」
パンパンパンパンパンパンパオーーン
「ッ……ぅぐあああーーっ!!!」
血縁モエ…(´・ω・`)
- 54 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/20(火) 04:10:37 ID:WsgmDMA+
- あ、兄弟スレなんや……
題みてガチもんやとオモタ
スレ違いスマソ(´・ω・`)
- 55 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/20(火) 04:37:52 ID:Z4L2JSKa
-
良スレハケーン!!
弟「ひっ…いたっ、痛いよ!兄貴……やめて……。」
兄「何言ってんだ?ずっと俺にこうして欲しかったんだろ?お前がこの何十年間…俺をそういう目で見てたの、知ってたんだぜ?気づいてないとでも思ってたのか?…してやるよ。お前の望み通りに」
弟「…兄……貴…!!…っ…うぁぁっ!あっ…はぁっ……」
こんな時間に何を書いてんだorz 正直スマンカッタ。
- 56 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/20(火) 12:26:55 ID:UouO3JCT
- >52
大 好 き だ
兄ちゃんの気持ちに気付かない無邪気弟が、
でも兄ちゃんの友達が家に来ただけで何となくイラっとしたりとか。
すれ違ってたらごはん3杯はかたいな
- 57 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/20(火) 22:32:30 ID:eCTAFxCz
- ●ールドジムのロッカールームでもつれあう
マッチョ二人かと思った…
- 58 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/21(水) 23:17:17 ID:BlIPYUbk
- なにこの素敵スレ。
兄「うおおおおおー弟ーやーらーせーろー(ノ*`Д)ノハァハァ」
弟「近づくな変態(蹴り)」
こんな感じがテラモエスw
- 59 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/22(木) 21:40:47 ID:t8SLy66Z
- >>58
ツンデレ弟禿萌え
個人的には、それでも結局流されるヘタレ弟ならさらに萌え
- 60 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/23(金) 01:09:24 ID:AZUWUCAE
- >>59
とても萌えますた
- 61 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/23(金) 04:15:52 ID:y9vZtry5
- 私の好きな盤にリアル兄弟がいる(兄→唄、弟→四)。
唄は華奢で四は結構ごついので弟×兄派だったけど
ここ見てたら逆でも全然萌えれる事に気付いたw
基本ブラコン。弟は兄を「おにぃ」と呼ぶ。
我儘で俺様な兄と常に一生懸命でなんかいっぱいいっぱいな弟。
兄は腹黒、弟は怖面に合わず無邪気だといい。
そんな兄×弟萌えに気付かせてくれてありがとうw
- 62 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/23(金) 16:40:56 ID:T163XV08
- >>61
華奢・我儘・俺様・腹黒・兄×
ごつい・一生懸命・いっぱいいっぱい・怖面・無邪気・弟
そしてブラコン。
ストライクゾーンど真ん中(´Д`*) ハァハァ
- 63 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/24(土) 11:55:40 ID:KzksJg82
- >>62反応ありがと(*´∀`*)
見る人が見たら一発でバンドわかるなw
因みに弟はバンド内で一番年下。兄は一番年上でリーダー。
兄は他メンバーに「俺のもん」アピールバリバリなのに
弟は「おにぃってばブラコンだなぁ」くらいにしか思ってなかったら萌えるw
- 64 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/24(土) 12:10:31 ID:uzK8X1Ty
- 同人板のなごみスレに貼ってあった兄弟話、かわいい上に禿げ萌え
- 65 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/28(水) 23:42:50 ID:z3Etje7G
- 兄弟という言葉だけで萌えられる ほしゅ
- 66 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/29(木) 00:45:05 ID:oTFTePmU
- 「兄貴? なぁ、兄・・・なッ・・・!?
離せよ・・・! 離せっつって・・・ッ!!
おい、飲み過ぎてんだろ!? ちょおっ・・・
どこ触ってンだよ、気持ちわり・・・!?
あぁっ!!うあぁ・・! 兄貴、兄貴ィ・・・!
バッキャロ・・・やめ・・・っあ!!」
- 67 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/29(木) 09:11:28 ID:ug7WPEUK
- 「ハァハァ…ス、スゲーいいよ…おまえ…うぅっ
さすが俺の弟…!最高…ああ…愛してるよ〜
あーすげーいいっ…ハァハァ」
- 68 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/29(木) 15:21:37 ID:KmC/UGC1
- どうしちゃったんだこのスレはWWW
一応ほす
- 69 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/29(木) 18:05:47 ID:uAGUmutC
- 暖かいコタツで眠る兄弟。
寝惚けてつい昔に戻る弟。
「…兄ちゃ、だっこ」
寝惚けてつい応じる兄。
「…ん〜」ギュー
弟「ん〜」スリスリ
兄&弟 ………スヤスヤ
- 70 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/29(木) 23:09:11 ID:atLIWcoG
- あったまった
- 71 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/30(金) 02:01:26 ID:0q3fclvz
- >>69
そして目が覚めた時、お互い恥ずかしがると萌え
- 72 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2005/12/31(土) 01:32:31 ID:IkISZBw3
- ちょwwwマジっww萌えまくったwwwww
弟「…‥?…ッうわっ?!あ、兄貴ッ‥な、何やってンだよっ!!は、離れろって!」
兄「…‥んぁ‥?って、な、何だよオマエっ…!!は、恥ずっ‥じゃなくてっ!!…‥あー、その、、何だ…ごめん」
弟「…‥あ、兄貴が照れたらオ、オレも恥ずくなんだろっ!!」
兄「あ…‥プッ、ハハハッwお前、顔真っ赤だぞww」
弟「なっ?!…っるせ!!だいたい、兄っ『ガラッ』
母「ん‥あら、アンタ達兄弟仲良いのはイイけどコタツで寝たら風邪ひくわよー?」
兄、弟「あぁ、うん」
母「じゃ、母さん買い物行ってくるからね」
兄、弟「あー、いってらっしゃい」
『ガラッ』
弟「…い、いつまでこーしてんだよ…」
兄「んー?…もーチョットだけw」ギュウ
- 73 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 03:56:55 ID:8yav6f9l
- ドラマにてはまりました兄弟スレ
- 74 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 04:29:51 ID:t1EWmzVF
- 801ってなに?
- 75 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 04:33:24 ID:uQOSrQTx
- ああ〜ドラマ見りゃよかったくっそーorz
悔しいからコタツの続き書いてやる…
「……人を抱き枕みたいに……」
「ふふw」
――うわ、くすぐった……!
笑う兄の声が、密着した身体を通して直に響いて来た。とっさに逃れようとするも、絡みつく腕に阻まれる。
「っこら……抱き枕w」
「違うし! やっぱ放せ」
「んー?」
くすくすと尚も兄は笑い、
「……昔、だっこしろっていつも泣きついて来たのは誰だよ」
- 76 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 10:13:40 ID:nVsLCMHq
- >>61-63
亀田だけど、もしかして弟ホステス?w
- 77 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 15:31:31 ID:ieOxRGtw
- 弟ホステスだったら自分萌えてますw
一見傍若無人で俺様、実は繊細ですぐ神経擦り減らしてしまう兄と、
ぶっきらぼうだけど優しくて、しっかり者で周りのことも良く見えて精神的な兄の支えになってる弟。
そんな二人がどつき合ったり笑い合ったりしてるだけで萌えます。
- 78 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 15:47:09 ID:nVsLCMHq
- だいすきさっ♪
ろっくとおにぃ〜♪
…ムシャクシャしてやった
今は反省している
- 79 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 17:14:14 ID:5/UMCeEt
- >>61サソ
亀だがナカーマww
今回のツアは兄弟萌えてしまった…。
本来は上手六弦×兄派ですがw
ブラコン上等!兄攻めも有り…かも。良スレ!!
チラ裏ばっかりスマソ。
- 80 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/05(木) 18:43:26 ID:I/fElUkD
- >>75続き
弟「なっ…るせー!!」
弟はもぅ一度兄の腕の中で暴れてみた。
兄「ぅわ…!!だから暴れても無駄だってwもっとキツク抱っこしちゃうぞー?」
弟「へっ?…っうあぁ」
さらに二人の体は密着し、何故か弟は兄に心音が聞こえるんじゃないかと心配するほどドキドキしてしまった
兄「コタツよりあったけーかもw」ギュ〜
弟「〜っ、く、苦しいってばっ!!」
兄「あー、抱き心地最高だな〜」
弟「ちょ、聞いてんのかっ!!てかオレは抱っこされるような歳じゃねーしっ!あ、兄貴っ!!」
兄「…お前煩い。俺が気持ちよく抱っこしてんだから。抱き枕は喋んねーぞ〜」
ちょっと機嫌を損ねた様に兄は弟の上に覆いかぶさった
- 81 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/06(金) 06:13:03 ID:p00slDlA
- >>80続きw
「ぐぇっ、ちょ、重っ……!」
固く動きを封じられ、弟は圧迫感に喘ぐ。吸気の酸素が希薄だった。耳元で、己の心臓が脈打つ。
「おとなしくするか……?」
兄の囁きに、必死になって頷く。
ヒュッと酸素が喉を通った。締め付けていた力が弱まり、圧迫感が消える。
「てめっ、殺す気……」
目を開けると、すぐ上に微笑があった。
濡れた虹彩に縁取られた、底知れぬ昏い色が、じっと覗き込んでくる。
「……いい子だな……」
さらさらと、髪を撫でる感触。重なった兄の身体から、鼓動が伝わってくる。
緊縛は解けているはずなのに、体は金縛りのように動かない。
- 82 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/06(金) 14:24:55 ID:iAwbEW0z
- 兄×弟ハァハァ
続き期待
- 83 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/06(金) 15:31:02 ID:qBzNIRw6
- 漏れも期待(*´Д`)=зハァハァ
- 84 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/06(金) 18:34:39 ID:ppl+2+gF
- ロードオブヲーの兄弟に萌えた
- 85 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/06(金) 22:38:12 ID:Mvo9yuti
- 血縁の醍醐味はなんといっても背徳感や人目を忍んで、だろ。
っつーかなんともいえない禁欲的な雰囲気が・・・。
- 86 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/07(土) 00:54:36 ID:IhbJ15AJ
- >>81 続き
弟「あ…兄貴?‥そ、そろそろ…」
兄「あ!!」
今までニコニコと髪や頬を撫でていた兄が突然声をあげた。
弟「え?!な、なに?」
兄「目、閉じて」
弟「…?なんで?」
兄「いいからw目ぇ閉じろって」
何かと思えば、わけの解らない事を言い出す兄にまた苦しむのは嫌だと思い弟は渋々従った。
弟「こ、これでいーのかよ…?」
兄「うん。…いい子」
しかし目を閉じても何も起こらない
弟「…?兄貴?」
兄「シーッ」
静かに、と言われ弟は頭に「?」を残したまま口ごもった。
しばしの沈黙。静かな部屋に何故か兄の呼吸が異様なほど間近で聞こえ、しびれを切らした弟は片目をうっすらと開けた
弟「…っえ」
そこに見えたのは兄の顔で、それも紙一重ほどの近さだった。
弟「あに…『チュッ』
声をかけようとした途端自分の唇に生暖かさがある。顔にかかる兄の髪がこそばゆかった。次第に視界が明るくなり兄の顔がハッキリ見て取れた
兄「もぅ目開けていーよwって、先に開けてたなー?悪い子だなぁw」
チュッ
またさっきと同じ温もり。兄と二度目のキス。
思考回路が止まってしまった弟は、ただただ兄を見ることしかできなかった
- 87 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/07(土) 01:49:50 ID:5e2uhJV5
- >>86
自分の好きな兄弟に脳内変換させてハァハァさせてもらいますた('Д`*)
- 88 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/08(日) 03:58:36 ID:Q7p1FgWH
- >>86
ちょ、おま、すっげ萌えたよ!
今夜のおかずにつかわしてもらうよ
- 89 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/08(日) 21:35:14 ID:hZLN94ZY
- >>86
ヤバ、萌え
個人的に弟が、普段は兄貴呼びでたまに、兄ちゃんって呼ぶと萌え
- 90 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/08(日) 21:44:53 ID:UKj7cw0m
- 兄と弟っていう世間的には禁じられた愛
萌え(*´Д`)
- 91 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 00:52:12 ID:akTksd1s
- >>86 続き
固まってしまった弟に兄は目の前で手をヒラヒラと振ってみた
兄「どしたー?ははっwまだ抱き枕になりきってんの?w」
弟「…‥」
兄「あ!もしかして、また兄ちゃんが恋しかったり?w」
あれから数分がたち、意識がハッキリしてきた弟はやっとの事で声を発した。
弟「…ハッ、あ、あに…き…?な、なんで…あん、な…」
兄「ん?あー、チュウの事?」
弟「んなっ?!…ち、チュ?!っ、じゃなくて!!なんであんな事したんだよっ!!」
兄「なんで?うー…ん…なんでかなー。お前が可愛いかったから、ってとこかなぁ?w」
兄の思いがけない発言に弟は顔を赤らめた。
弟「バッ…!!可愛いとか言うなっ!!意味わかんねーっ!!」
兄「ほら。スグ真っ赤になるwそーゆうトコが可愛いんだよw」
弟「〜っな?!…も、知らねぇよっ!!」
何を言っても通じないと理解した弟はふてくされた様にそっぽを向いた
兄「あれ〜?拗ねちゃった?」
弟「す、拗ねてるっ?!オレは怒ってんの!!てかさ…どいてくれよっ!!」
兄「うーん…」
ギュッ
またしても抱き付いてきた兄に弟は驚くも鼓動は速くなった
- 92 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 01:32:50 ID:akTksd1s
- >>91 続き
弟「ちょ…おいっ?!な、なんでまたこーなんだよーっ!!」
兄「えー。だってぇ〜」
兄は駄々をこねるように自分の頬を弟の頬に擦りつけた
弟「だってもクソもねー!!、ふはっ…くすぐって‥じゃなくてっ!離れてくれよ!!」
兄「落ち着いて話せよwぢゃぁー…『兄ちゃん抱っこ〜』て言って。昔みたいにさ〜wそしたら離れてやるよ」
弟「はぁっ?!な…んな事言えるわけっ」
兄「なんだ。このままが好きなんだwそれはそれでイイんだけどw」
弟「いや…っ、そーじゃなくてっ!!」
完全に一枚上手な兄。
弟は無理な選択を強いられ頭が混乱していた
兄「んじゃ、選んでwどっちにしろ昔やってた事なんだしw」
悩んだ末、弟には覆いかぶさる兄にどいてもらうのが優先的となった
弟「…っ、わかった!!言うよ…言ったらスグどいてくれよ?!」
兄「うんw昔みたいに言わないとダメだかんなー?」
弟「い、言うぞ…っ」
この時の兄の喜ばしい表情が弟には憎たらしく思えた。
弟「に…兄ちゃんっ‥抱っこ〜」
弟は一瞬にして顔に血がのぼるのがわかった。自分が言ったにもかかわらず兄は優しく笑いながら黙ったままだ
- 93 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 01:59:33 ID:akTksd1s
- >>92 続き
弟「いっ言ったんだからっ…どいてく『チュッ
またもや視界が暗くなり唇に甦る感触。しかし前回とのソレとは異なっていた。今度は口内までもが生暖かさに犯される
チュッ…クチュ、ピチャ…
弟「っん?!…ふっ、んんっ…んぁ…」
兄の舌が生き物のように口内で暴れ、逃げてもすぐに絡めとらてしまう
チュ…ッ、クチュ…ヌチュ‥
弟「ぁふっ‥っは…んんッ…」
混ざりあった二人の唾液が弟の口から溢れ、頬を伝った。愛しそうに唇を貪る兄。その気持ち良さに弟は何も考えられないでいた。
弟「んっ、ふぁ…、ンッ」
『ガチャッ』
熱に溺れていると、ふと耳に玄関の扉が開く音がした。母が買い物から帰宅したようだ。しかし行為を止めようとしない兄に弟は焦りを感じる
ピチャ…ヌチュ…チュ‥
弟「んんっ!!…ふ‥」
『ただいまー』
次第に近付く足音に弟は必死で兄の胸を叩いて訴えた。そして足音が直ぐ傍まで来たとき兄は唇を解放した
弟「‥ぷはっ…ハァッ‥ハァッ‥っ」
兄「続きはまた今度な」
兄は笑顔でそう告げると襖を開け、母の元へと行ってしまった。
残された弟はそのまま眠りについた。
- 94 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 03:03:24 ID:vI8jPyQJ
- >>93
あなた様はこのスレの神様ですか
- 95 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 05:28:03 ID:akTksd1s
- >>94そんなイイもんぢゃwただの(´腐ω女`)
>>93 続き
あの行為から一週間がたとうとしていた。相変わらず兄は今まで通り生活している。一方、弟は兄の日常茶飯事な行動全てが気になって仕方なかった。
そして、いつも頭から離れない兄の言葉…
『続きはまた今度な』
今度がいつなのか解らない弟は気が気でなかった。また前回の様に親にバレそうになるような事は絶対に避けたかった。いや、寧ろあってはならないと思っていた。男同士であり実の兄弟であるのだ。しかし、何もしてこない兄に安堵を示すが、どこか期待をしている弟がいた。
- 96 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 08:06:23 ID:y9KgRtw7
- (*´Д`)=3
ちょこっと書いてみたコタツで居眠り兄弟が、いつのまにやらこんなことにwwwww
- 97 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 15:09:15 ID:akTksd1s
- >>96
スマソ(´・ω・`)
スゲー萌えて自分的に妄想しまくってやっちまいますたw
- 98 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/09(月) 19:30:38 ID:da7y2Q1e
- GJ!
- 99 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 05:45:58 ID:j6c2Teis
- >>95
母「じゃ戸締りと火の元忘れないようにね!!頼んだわよ?」
兄「はいはい。わかったよ☆父さん車で待ってんだから。さっ!行った行ったー♪」
兄はそう言うと母の背中をポンッと押した
母「わわっ…じゃぁ二人仲良くねー!!」
兄「わかってるってー!!夫婦水入らず楽しんで来いよーっ!!w」
母「はーいw行ってくるわね〜!!」
母は父の運転する車に乗り込んだ。
話は先週の事だ。たまたま商店街で行われていた福引きで、母が2泊3日のペア温泉旅行を当てたのだった。結婚記念日が近かったという事もあり兄と弟は快く旅行を両親に勧めたのだ。
兄「さ〜て、と。取り敢えず家事分担だな」
弟「んー」
兄「じゃぁ俺が炊事やるからお前、洗濯な?」
弟「ラジャ〜。」
昼前に両親を見送ってから数時間がたち、すでに太陽は沈んでいた。
二人は難無く家事をこなし、夕食も済ませた。
そして食後、兄はミステリー小説を。弟はテレビゲームをそれぞれ自室で楽しんでいた。
- 100 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 10:49:34 ID:9ZeiaHKS
- >>99
ツヅキ-(*´∀`)σ)*´д)!!!
- 101 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 12:32:32 ID:FBaIKWlQ
- ハゲシクつづきキボン
- 102 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 18:06:51 ID:j6c2Teis
- >>99
弟「…‥ん‥」
テレビゲームをしていた弟は知らないうちに眠ってしまっていた。
弟「ふぁ〜‥あー、俺寝ちゃってたのか…って!!もぅこんな時間かよっ?!」
時計を見ると日付が変わろうとしていた
弟「げぇ〜…今から風呂入んのめんどくせーなぁ〜…」
コンコンッ
その時部屋のドアをノックする音がした。もちろん両親が留守のためドアの向こうに居るのは兄しかいない
弟「何?兄貴」
兄『入るぞ』
弟「んー」
兄「なんだ、まだゲームしてたのか?風呂もまだだろ?」
セーブをしゲーム機を片付けはじめる弟
弟「いや〜途中で寝ちゃっててさぁ、今起きたトコw」
兄「はぁ〜、何やってんだよwで、風呂入んのか?一応沸いてるけど」
弟「んー…めんどくせぇけど入る」
兄「んじゃ、さっさと入っちまえよ〜」
パタン
そぅ言うと兄は部屋から出ていった。
弟「…‥うぁ〜、何だよ‥ちょっとビビっちゃったじゃんか…すげぇ心臓バクバクいってる」
あの時の事が頭から離れない弟は一人悩まされていた
弟「そーいや2泊3日は家に兄貴と二人っきりなんだよなー…」
そんな事を考えながら風呂の準備をし、自室を出た
- 103 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 18:30:30 ID:j6c2Teis
- 一階につながる階段の方へ足を運ぶ
階段よりにある部屋が兄ので、弟の部屋はその奥隣りにある。自然と視線が兄の部屋のドアへといった
弟「二人‥か。あ、俺さっき二人っきりとか…‥うげっ!!何言ってんだよ俺っ!!w」
一階へ下り風呂場に向かう。一階に人の気配は無く兄は自室にいるようだ
弟「さっさと入ってゲームの続きしよっとw」
脱衣所で全てを脱ぎおえ、風呂場の戸を開けた
弟「おぉ〜湯気満タン♪」
バシャッ、ザザァーッ
かけ湯をし、一気に湯舟に躯を沈めた
弟「かぁーっ!!やっぱ気持ちいーなw極楽♪極楽っ♪」
『プッ、お前何オヤジみたいな事言ってんだよw』
ガラッ
弟「…えっ?!」
その時風呂の戸が開き、湯気から姿を現したのは腰にタオルだけの兄だった
弟「っ?!な、何入ってきてんだよ!!」
兄「別にいーだろ。兄弟なんだしwちょうど俺もまだだったからさ〜」
弟「そ、そーゆー問題じゃ…って、おぃ!!」
かけ湯をした兄は湯舟に無理矢理入ってきた
兄「ほら、寄った寄ったぁ〜」
弟「ちょ、狭いんだから後にしろよ!!」
兄「大丈夫♪二人くらい平気だってw」
弟はさらに躯が熱くなるのが湯のせいなのか解らなかった
- 104 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 21:46:39 ID:j6c2Teis
- ザザーッ
溢れた湯が排水口へ流れていった
ピチョン…ピチョン…
兄「はぁ〜、あったまるなぁ〜…ん、どしたー?さっきから黙っちゃって。のぼせた?」
弟「え、あぁ…別に。大丈夫だよ」
兄「ふーん…ならイイんだけどね。あ、お前先に洗っていいよ」
弟「あぁ、うん」
ザバァ
目を合わせず挙動不審な弟を兄は不思議な目で見つめていた
ゴシッ、ゴシゴシゴシッ
兄「ハハッwお前相変わらず頭洗う時ギュッて目閉じんだなーw」
なぜか兄の声が背後からした。弟が慌てて振り向くとそこには想像通りの姿があった
弟「あ、あ、兄貴っ?!なっ何して…っうぁ、イテテっ泡がっ…目にっ!!うぁぁ、いたぁ」
咄嗟に目を開けたためシャンプーの泡が目に入ってしまった。痛さに弟は目をつむり手で押さえた
兄「こら!!目ぇ押さえんなって!!」
弟「だっ、だって!!痛い、よぉ!!うぅ」
兄「いいから!!ホラ、兄ちゃんに見してみな。大丈夫だから…」
弟「に、兄ちゃん…早くして!!痛いぃ」
兄はしゃがみ込み弟の座っている椅子をよけると弟を膝にかかえた。俗に言う《お姫様抱っこ》の様な状態だった
- 105 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 22:10:16 ID:j6c2Teis
- 兄「ほら、手離して」
弟「うぅ〜っ」
兄は弟の手首をそっと掴み目から離した
兄「じっとしてるんだよ?」
弟「ぅ、うん‥早く〜」
ジャーッ
蛇口から湯を出し、手ですくうと弟の目に滴らせた
兄「このお湯で泡が流れるから。少しずつでいいから瞬きしてごらん」
ポタタッ‥ポタタタッ…
弟は僅かながらも数回瞬きをした
兄「もぅ痛くないか?」
弟「ゔ〜…大丈夫みたい」
兄「よしよし♪えらい、えらい♪」
兄はそっと泡だらけの弟の頭を撫でた
弟「っ?!うぁ…お、俺っ…な」
痛みで混乱していた弟は正気を取り戻した途端、恥ずかしさのあまり茹蛸のように真っ赤になってしまった。しかし兄は優しく笑っている
兄「昔を思いだしたよ。お前スグ目に泡が入るからよく俺が洗ってやってたんだよなぁーwんで中1くらいから急に兄貴って呼び出して、風呂も一緒に入んなくなってー…それから目ぇつむる様になったんだよなw」
弟「〜っ!!な、ぜ、全部言わなくてイイよっ!!も、大丈夫だからっ…」
兄「やっぱ何年たっても可愛いなぁ〜♪さっき兄ちゃんって言ってたしww」
弟「うぁ…い、言うなぁあっ!!」
暴れた弟は兄の膝から滑り落ちた
- 106 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/12(木) 22:47:17 ID:j6c2Teis
- 兄「わっ!!頭打ったらどーすんだよっ」
瞬時に弟の後頭部に手を宛て、兄が弟に覆いかぶさるような状態で倒れ込んだ
弟「わわっ…あ、ゴメッ‥あっ兄貴?」
一直線に視線を交えたまま兄は無言でいる
弟「な…に?」
弟の脳裏によぎる行為
高鳴る鼓動
兄「…好きだよ」
弟「…‥えっ」
触れ合う唇。僅かな隙間から舌が滑り込む
チュッ…チュ、クチュ…
数日ぶりに味わう感触
弟「んっ、ふぁ…んっ‥く…」
口内を兄の舌がはいずりまわる。しかし今回は弟も自ら舌を絡めた
兄「っは…前と違って積極的だなwあ〜そっか。だって期待してたもんなぁ?続き♪」
弟「ハァ…ハァ、なっ…何言ってっ」
兄「だって挙動不審だったし、たまに俺の唇見てたしなwバレバレ〜♪あえて気付かないふりすんの大変だったよ?」
弟「なっ!!お、オレがどんだけ悩まされたと…っ!!」
兄「ハハッwまぁ、いーじゃん。こーやってお前も俺の事好きになってくれたわけだしw」
弟「す、好きぃ?!なに、バカな事っ…」
弟はまだハッキリ自分自身の気持ちを解っていないが、なぜか図星をつかれた様な気がして焦ってしまった
- 107 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/13(金) 04:00:26 ID:RXmaqtuf
- >>106
(*゚∀゚)=3 ハァハァ!
- 108 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/13(金) 04:30:15 ID:8wJ/WoHm
- ツ・ヅ・キ!ツ・ヅ・キ!(*゚∀゚)。彡゜
- 109 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/13(金) 08:26:33 ID:nKPoLx/S
- (*´Д`)テラモエス
- 110 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/13(金) 10:31:27 ID:tHSbo1uE
- これはいい兄弟ですね(*´∀`)モエス
- 111 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/14(土) 01:54:25 ID:AIlDWah5
- モエエエェェ
- 112 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/14(土) 02:33:50 ID:nypBow09
- >>106
兄「素直になれよ…さっきのキス気持ちよかったんだろ?まだ物足りないって思ってんだろ?」
弟「そ…んな、わかんな…ぃ‥」
兄「躯はこんなに正直なのに?」
弟「っ?!ひあぁっ!!やめ…っぅあ!!」
兄は覆いかぶさったまま軽く主張し始めている弟自身へ手をのばした
兄「何でこんななってんだ?」
弟「やっ、やめっ‥て」
兄「さっきから嘘ばっかだなぁ〜。ホラ、もぅこんなに硬くなった」
ゆるゆると自身を扱かれ完全にそそり立った弟自身は先端から甘い蜜を垂らしはじめる
弟「やっ言わな、ぁっ!はぅっ…んあっ、あぁ!!やぁ…んっ」
ッチュ…クチッ…クチ…
兄「聞こえるか?このヤラシイ音。先っぽからいっぱい溢れてる」
弟「恥ずか…っし、あぁっ!!んぁっ、あん!!」
兄は弟自身を扱きつつ胸の中心部にあるピンク色の飾りに舌を這わせた
ペロッ…チュ、チュパッ…
兄「乳首までこんなに硬くなってる」
硬さを確かめるかのように人差し指と親指で乳首をコリコリしたり押し潰したりした
弟「あぁっ!そ、ダメェっ‥ぅあっ!!あっ、あっ!!」
兄「気持ちいい?」
弟「んぁ‥ひっ!ンンッ…あぁ!!あぁ、ふぁっ…」
もはや弟の口からは喘ぎ声しか出なくなっていた
- 113 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/14(土) 16:04:30 ID:kajRMlil
- あッ…ダメだよッ・・・・エルメェス兄貴ィィ・・・・・!
- 114 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/14(土) 18:06:35 ID:gM8JUcyG
- >113
まてまてまてまて
- 115 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/14(土) 21:43:45 ID:8iJMdPFk
- >112 つ づ きっ☆
- 116 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 04:26:57 ID:ZB0wcgdg
- >>112
続きかもーん(*゚∀゚)=зハァハァ
- 117 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 16:50:45 ID:RvNSyHZ4
- >>112
二人は湯気に包まれ、躯は湯ではない水分を帯びている
浴室に響く粘着質な水音は弟が醸し出していた
ッチュ…チュク‥ヌチュ…
弟「あっ、…っはぁ‥んっ!やっ…もぅ」
兄「何?イきそう?」
弟「…っん‥ぅあっ、はぁ‥イ、きそっ‥」
自身を扱かれ、あらゆる箇所を愛撫され弟は限界が近かった
早く解放されたくて無意識のうちに自分から腰を揺らし兄の手に自身を擦りつけていた
兄「腰揺れてる…ヤラシクて、すごく可愛い」
弟「やっ…あっ、ハァッ…は、やくっ!…んぁ!!」
兄「しょーがないなぁ」
チュクッ…チュク、ヌチュ…ヌチャッ
今までとは比べものにならないくらいの速さで扱かれ、乳首に吸い付かれた
弟「っあぁっ!!…ふぁ、んっ!あっ、イ、くっ!!兄ちゃ…っ」
兄「いいよ…イッて‥」
乳首を丹念に舐めまわしながら弟自身の先端にカリッと爪をたてた
弟「ひあぁ‥イっ…っあ、あぁぁっ!!」
弟は勢いよく白濁液を放ち、兄の手を汚した
弟「っ…ハァッ…はぁっ、手っ…」
兄「手?あぁ…お前のだから汚くなんかないよ。イッパイ出たね」
兄はそう言うとペロリと手に着いた精液を舐めた
- 118 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 17:17:22 ID:RvNSyHZ4
- 兄「…ん、甘い‥」
その言葉に弟は顔を赤らめた
弟「ハァッ…ハァ…‥」
兄「もぅ一回洗わなきゃ駄目だなぁw」
弟「まっ、て‥躯‥動かな…いから…」
兄「兄ちゃんに任しときなw」
まだ呼吸の落ち着かない弟を兄は優しく抱き起こし、全て綺麗に洗い流してやった
その後、兄も洗い終え二人で風呂場を出た
兄「じゃ、おやすみ♪」
弟「あ…おやすみ‥」
パタン
お互い自室に入り就寝の支度をする
何も無かったかのような兄に対し、弟は自分を恥ずかしく思った
ボフッ
ベッドに倒れ込み、ボーッとしていると先程の行為が頭に甦ってきた
弟「兄貴…オレの事…好きって…‥」
頭の中には優しい顔で笑い、髪からは水滴が滴る兄の姿
例えようの無い柔らかな唇
予想以上の逞しい躯
熱く、大きな手
全てが昔の兄とは繋がらなかった。自分の知らない男の人のように思えた
弟「オレは…どーなんだろ…兄貴……兄ちゃん‥か」
男とは初めてで、ましてや実の兄弟という事もあり弟は戸惑いを隠せないでいた
弟「っ?!えっ?…ッ、何でっ?」
性的刺激は与えていない。ただ兄を思い浮かべていただけなのに、またしても自身は主張しはじめている
- 119 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 17:49:48 ID:RvNSyHZ4
- 弟「やっ…やだ、嘘‥」
しかし弟の意識とは裏腹に、どんどん硬さを帯びていく
…‥ッチュ…
弟「ふっ…んんっ!」
そっと下着に手を忍ばせ触ってみる。すると既に先端からは蜜が溢れ出していた
弟「も‥濡れてる…」
信じ難いが勃ってしまったモノは仕方ない
弟は自慰を始めた
クチュ…ッ…ヌチュ…
弟「っあ…ふぅ、んっ」
兄との行為を思い出し、兄がシた様に手を動かす。もぅ頭の中には兄の姿しかなかった
弟「っあ、んんっ…き、気持ち…ぃっ」
隣室の兄に聞かれぬよう声を抑えるが、やはり快感には勝てず洩れてしまう
弟「ふ、んんっ…ぁあ、ぁ…そこっ…」
頭の中の兄は先程までとは違った。兄自身を自分に突きたてている。体内を兄の大きくそそり立ったモノが行き来する
弟「っあぁ!!イイっ…よぉっ、イっ‥あ、兄貴ぃっ!!」
「何?」
弟「ふぁ…、わあぁーっ??!!な、な、なな何でっ?!」
部屋の入口には兄の姿
腕を組み、壁に躯を預けながら立っていた
兄「いやー…寝ようと思ったら放ってはおけない様な声が聞こえたからさwもしかして、って来てみれば…ねw」
絶望の様な顔で唖然とする弟
自身はすっかり萎えてしまっていた
- 120 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 19:26:49 ID:3Jta8LfU
- ハァハァ(;´Д`)
- 121 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 22:37:42 ID:llNd1Y0p
- (*゚∀゚)=3 つづき!!
- 122 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/15(日) 23:37:34 ID:EUFw5mpz
- すんばらしい(*´∀`*)
- 123 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/16(月) 20:43:37 ID:6HnDsv8s
- おま…っ
はやくつづきぃ…
- 124 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/16(月) 23:22:13 ID:/IWK5l0R
- ちょっ…おま…っ
生殺しとはっ…小悪魔めっ…
無理せずでいいのでマターリ続きを書いてくだちい
首を3mにして待ってます
- 125 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/16(月) 23:52:31 ID:9x9+TsB4
- >>124
∧ ∧ ┌────────────
( ´ー`) < ノビターヨ
\ < └───/|────────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
- 126 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/17(火) 01:17:15 ID:fCFymjW/
- >>119お待たせしました(´・ω・`)
兄は後ろ手でドアを閉めると弟の座るベッドへ歩み寄った
兄「大胆にシてたんだね〜♪」
弟「ぁっ…の……ち、違…‥っ」
兄「そーいや俺の事呼んでたけど…‥考えてたの?」
弟「そ…‥んなっ…」
ギシッ
兄が上がり込みベッドが軋む。弟は羞恥心が込み上げ、さらけ出されている自身を手で隠した
兄「俺がシた様に手ぇ動かしてたんだ?」
兄は優しく微笑みながら弟を見つめる。しかし恥ずかしさのあまり兄を直視出来ない弟は俯いたままでいた
兄「こっち…見てごらん?」
弟「っ…やっ…‥」
お姉さん座りの様な姿勢でベッドサイドの壁にもたれかかり俯く弟。兄はそっと、右手で弟の顎を捕らえると上を向かせた。途端に涙を溜めるソレと目が合った
弟「うぁ…っ、み、見ない…っ‥でぇ」
右手の人差し指で、そっと涙を掬いあげた
兄「どうして?俺はもっと見たい…もっと、乱れた‥お前を」
ビクンッ
弟「あぁっ!!や…っめてぇ!っん」
兄は左手で僅かな隙間から弟自身へと指を忍ばせた。すると予想以上にソレは早く熱を取り戻し姿をあらわにした
兄「もぅ、こんなに…」
弟「やぁっ…」
弟の目からは堪えきれなかったものが頬をつたっていた
- 127 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/17(火) 10:26:46 ID:UppYZZ0i
- ハフハフ(*´Д`*)タマラン
- 128 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/17(火) 18:13:47 ID:jZDoHgom
- (;゚∀゚)=3
- 129 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 05:18:15 ID:2F27xeKc
- 干す
- 130 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 05:32:14 ID:R2OPU3PT
- http://k.pic.to/4mr4h
- 131 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 08:42:17 ID:sMpVpyEr
- 来る!きっと来る!
(゜∀゜)
- 132 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 22:28:20 ID:Jf/6//PZ
- >>126続き
ペロッ
弟「…ッン」
兄は弟の目尻を舐めた
兄「可愛い…‥」
弟「っな、んで…オ‥オレ…にっ?」
弟は、何故兄が自分にこんな事をするのかと尋ねた
兄「昨日も言ったでしょ?…好きだからって。モノ心ついた頃から、お前の事を違う目で見てた…いつも俺の後ついてまわってさ‥すげぇ可愛いって思った。」
弟「…兄‥貴」
兄は僅かに愛撫する手を止め、話を続けた
兄「成長するにつれて気持ちがどんどん膨らんで…気がついたら俺の全てがお前でイッパイだった。毎日、理性ぶっ飛びそうで大変だったんだぞ?」
弟「ぜ…全然…し、知らなかった…っ」
真実を知り、弟は胸が高鳴り熱くなった
兄「ふっ…お前鈍感だからなぁ〜…」
兄は少し沈黙をおくと、また口を開いた
兄「俺は‥お前が好きだ。お前を…俺で汚したくなる…でも、今ならまだ止めれる…‥」
ずっと弟を見つめ続けていた兄が、初めて目を逸らした
しばしの沈黙…
そして、その静寂を破ったのは弟だった
- 133 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 22:57:59 ID:Jf/6//PZ
- 弟「オ、オレ、頭が混乱してて…‥っでも!!…はっ、初めて‥キスされた時から、兄貴の事ばっか考えてて…そしたら、その度に躯が…‥あ、熱くなって…っひッ、く」
弟の目から大粒の雫が溢れ出す。呼吸が不安定になりながらも必死で話続ける
弟「あっ、兄ッ…貴に‥触れたくてっ…触れてほしッ…くて‥ヒクッ‥で、でもっ何も…して、こないから…ズッ…からかわれてんのッ…かな‥て、ヒッ、オレだけが…こんっ…なズッ、きもちでっ、ック…ヒッ…そ、れでっ…それッ…でっ」
兄「うん…それで?」
聞き取りづらい言葉を兄は一生懸命聞いて、頷いてくれていた
弟「お…オレっ…兄貴がっ…グスッ‥す、好きッ…だよぉっ…ッ好きぃ…ヒッ、ン…ッ」
ギュッ
兄は弟を抱きしめた
兄「うん…わかった‥ありがとう。俺もお前が好きだ…愛してる…」
弟「…うんっ…ック‥あ、兄貴ッ…お願…い」
上目使いで兄を見た。この状況でお願いする事など一つしかない。解放されぬままの自身は限界を目前にビクビクと脈をうっていた
- 134 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 23:08:40 ID:Jf/6//PZ
- 兄「…っ、そんな顔されたら我慢出来なくなる…」
弟「兄‥貴が、欲しいよぉ…‥ッ」
兄「余裕無くなって少し優しくシてあげれないかもしれないよ?」
弟「ぅん…ッ、いいっ…オレは…大丈夫っ」
兄に抱き付いた。兄はそのまま弟を抱き抱え、横たわらせると覆いかぶさった
そして言葉を交わす
兄「愛してる」
弟「うん…オレも、愛してるよ」
- 135 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/18(水) 23:22:30 ID:Pw2sFGwC
- (;´Д`)ハァハァ
- 136 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/19(木) 00:08:11 ID:I5qv+8Im
- (*´Д`)=зハァハァ
- 137 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/19(木) 02:21:23 ID:7OkSAIoa
- (*´Д`*)ハアハアハアハア
>>130
ぎぃいゃあぁあぁwwwこぇぇぇ!!
- 138 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/19(木) 11:42:29 ID:XIT0jHLv
- この兄弟が、
大人になってきた大学3年の兄×まだ子供っぽい所が残ってる高校1年弟
だと考えると萌えの倍率ドンな感じ(*´Д`)
- 139 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/19(木) 23:52:01 ID:RAxxTfYj
- スレタイ見て超兄貴スレかと思った。
- 140 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/21(土) 12:34:33 ID:uYzpP99O
- 拾ったので貼ってみる
俺「お兄ちゃんって落ち込んだ時どうする?」
兄「んー、別に何も。寝るかな」
俺「ふーん・・」
兄「どうした?何かあったか?」
俺「ううん、ちょっとね」
兄「何だよ水くさいな、言ってみろよ」
俺「う、うんとさ・・・」
兄「おう」
俺「お兄ちゃん、この間一緒に歩いてた人、彼氏?」
兄「・・・は?」
俺「前学校の近くで話してたじゃん」
兄「ああ・・・あいつか。なわけないだろ、ただのクラスメートだよ」
俺「ほんと?」
兄「嘘言ってどうすんだよ」
俺「そっか」
兄「てかそんな話はいいんだよ。落ち込んでたんじゃなかったのか?」
俺「ううん、それならいいんだ!えへへ」
兄「おかしな奴だな」
俺「ふふ♪お兄ちゃんに彼氏なんてできるわけないよね、よく考えたら。」
兄「こらこら、失礼だぞ」
- 141 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/21(土) 12:51:27 ID:EBl0adIp
- >一緒に歩いてた人、彼氏?
ええええええええ
- 142 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/21(土) 12:52:26 ID:EBl0adIp
- ごめ、あげてしまったorz
- 143 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/21(土) 12:59:07 ID:4s0ZoMvU
- >>141
自分も同じこと思ったから安心汁w
ていうか、私が思うにこれってほんとは兄と妹で考えたやつを弟にかえただけちゃうんかと。
彼氏?ってきかれて普通に答える…そんな兄貴嫌すぎるw
- 144 :名無しさん■投票日決定ルールスレ参照 :2006/01/21(土) 23:01:21 ID:TKZkEuTH
- ヤバイ、今まで弟攻め派だったけど兄攻めめっちゃ萌える・・・
もう兄攻めじゃないとダメかもw
- 145 :風と木の名無しさん :2006/01/22(日) 00:48:23 ID:zwDz1ddF
- 弟「兄貴、今日の夕方、街で一緒だったスーツの人って…誰?」
兄「あ?…ああ、アレは俺の奴隷。」
弟「ど、奴隷って!」
兄「んー、奴隷。俺の性欲を処理するための道具。」
弟「なっ…何いってるんだよ兄貴! それに、性欲って…」
兄「何、御前…性欲も知らないのか?」
弟「し…知ってるけど……奴隷って…男だったろ、あの人」
兄「そうだよ、男。それがどうした?」
弟「男同士で……」
兄「気持ちいいぞ。御前も、試してみるか?」
弟「あっ!…何するんだよっ!……ああっ!」
- 146 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 00:35:02 ID:md9/xwWZ
- あげますよ
- 147 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 04:34:57 ID:neDAxTix
- なんで、『おまえ』が漢字なんだよー。変に漢字してるからそこで萎える
- 148 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 15:59:35 ID:3i2LmBf0
- 三兄弟
長男(24)この若さで外資系企業社長。長身(186pくらい)、黒髪オールバック、切れ長の目、あんまり喋らない、鬼畜
次男(21)大学生。長兄ほどでは無いが長身(179pくらい)、秀才でミステリー小説家、茶髪でショートでも前髪と襟足が少し長め(ちょっと猫毛)、眼鏡、普段は温厚でも実は鬼畜
末っ子三男(17)高2、身長(169pくらい)バスケ部、黒髪短髪(ボウズじゃない)、喜怒哀楽が激しい、ちょっと天然、バスケ部なのに170pないのが悩み
長男、次男共に高校時代バスケ部に所属していた。父は画家で世界を飛び回っていて母はその父についているので今は兄弟だけで高級マンション暮らし。長男が生計を立てている。三男は溺愛されてるけど本人気付かず。
長・次男は幼い頃から三男を想っている。まだ関係は無く普通に楽しく暮らしている
- 149 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 20:41:18 ID:gYOLNaiX
- >>148
そ、それでオリジ小説書いても良いですか??ハァハァ
- 150 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 21:55:36 ID:3i2LmBf0
- キボンヌ(*゚∀゚*)
- 151 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 22:33:41 ID:gYOLNaiX
- こんなに早く返事が返ってくるとは思いませんでした。(ドウモ)
では、行きます。
「ただいまー」
「ああ、お帰り」
ガチャリと重い扉が音を立てて開く。
次男がクルリと首を傾けると、案の定そこには三男の姿が。
時計を見てみるとまだ3時を過ぎたところ。帰ってくるには少し早かった。
「どうかした?結構早いけど…」
手を洗って居間に入ってくる三男に声を掛ける。その時だった。
彼の頬の腫れに気が付いたのは。
「っどうした!?」
すぐさま三男のもとへ寄る。次男は両手を頬に添わせ、じっくりとその傷を見ようとするが、恥ずかしがって三男が嫌々と顔を振る。その仕草も、いつもなら可愛いと笑っていられるのだが、今はそういうわけにかない。
「痛くないからヘーキだって」
「そういうわけにいかないだろ!こんな目に合わせた奴を殺らな……」
「兄ちゃん?」
「あ、い、いや…」
言いかけた科白を口に戻す。
もし、こんなよこしまな思いが弟にばれた時には、今まで通りにはいかないだろう。「兄ちゃん」なんて、気軽に呼んでくれなくなる。(まあ、それはそれで面白そうだったからいいのだが)
「そっそれで?どーしてこうなったのか、兄ちゃんに言ってみなさい」
多少声が裏返ったのは仕方ない。なんせ、無理やり言いたいことを押さえ込んだのだから。
続く。
- 152 :風と木の名無しさん :2006/01/27(金) 23:53:23 ID:3i2LmBf0
- イイ(・∀・)!!
次男の裏鬼畜が出てますな〜
長兄はどんな出番なのやら気になるぽ=З
書いてくれてマリガd!!
- 153 :風と木の名無しさん :2006/01/28(土) 00:58:06 ID:8Vcamj9M
- 上げ
- 154 :風と木の名無しさん :2006/01/28(土) 01:27:00 ID:FuxD3Uhy
- つ…続きを………ハァハァ
- 155 :風と木の名無しさん :2006/01/28(土) 18:01:53 ID:6+xCIyM4
- >>151
続き。
「えーっと、その…コレ」
言い淀んで差し出したのは、ピンク色の可愛らしい封筒。
表には三男の名前が記されている。何処から見てもラブレターだった。
「ふーん……」
「断ったら、平手打ちされて…だって、男だったんだ!」
・・・・・・ブチッ。
三男の最後の言葉に何かが切れる音がした。(きっと、堪忍袋とか、そこら辺だと思う)
「…………誰に告白されたんだ?」
「え、っと、た、田中太郎って、言ったと思う」
その時のことを思い出したのだろう。右目からは透明の滴が垂れていた。腫れた頬に伝って痛いのか、しきりに擦っている。
「ほら、そんなに触ったら…こっちに来てみろ」
消毒をしてくれると思ったのか、素直に顔を寄せる。しかし、その予想は違っていた。
ぺろっ。
「へ?」
痛みで目をつぶっていたのだが、気付くと次男がぺろぺろと涙に口付けるように、頬にキスしていた。
続く。
誰かこの子達に名前を付けて下さい。
あー、でも、名前付けたら一気にやる気がそげるかも……。
- 156 :風と木の名無しさん :2006/01/28(土) 21:25:07 ID:jfnDC+zR
- オ゙オ゙オォ〜(*´∀`)ハフハフ
投下した者でつ
確かに「次男」とかじゃお互い呼びあえないもんな…(´・ω・`)
名前的なイメージ↓
長男→冬っぽいイメージ
次男→秋っぽいイメージ
三男→夏っぽいイメージです。どーでしょう…
- 157 :風と木の名無しさん :2006/01/29(日) 13:05:23 ID:drSdhK+Z
- >156
芙由夫
明生夫
奈津夫
- 158 :風と木の名無しさん :2006/01/29(日) 17:40:18 ID:xsD71iTR
- 冬彦、冬哉(トウヤ)
秋彦、秋哉(シュウヤ)
夏彦、夏哉(ナツヤ)
- 159 :名無しさん@ローカルルール変更議論中 :2006/01/29(日) 18:53:25 ID:Lf6YUTrX
- イチロー、ジロー、サブロー
- 160 :風と木の名無しさん :2006/01/29(日) 19:27:34 ID:YuI6o+sF
- 冬至(トウジ)
千秋(チアキ)
初夏(ショカ)
- 161 :風と木の名無しさん :2006/01/29(日) 21:37:34 ID:xsD71iTR
- >>155が使い易い(?)の選んでください(゚∀゚)
- 162 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 10:35:02 ID:T5ILBpaW
- >>155
名前考えてくれて有り難う!!
えーっと、誠に勝手ながら、160の方が1番しっくりした名前でしたので、それを使わせてもらいます。
(最初、こんなに反響があると思って書いてなかったから、長男編もしようか迷ってます…)
- 163 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 11:49:22 ID:T5ILBpaW
- >>155
続き。
「え、ちょっと、にいちゃっ」
ちゅくちゅくと耳を塞ぎたくなるような音を立てて涙を吸う。
千秋は手を初夏の腰から下へ下へと、臀部を撫で回していた。初夏がそれに気付かないわけが無い。
「や、めっ」
批判は塞げ。
そう、自分に言い聞かすかのように、千秋は自分の唇を頬から小さな口へ移した。吃驚した初夏をよそに、舌を千秋のそれにねじり込める。
「んっ、ふ…ぅ……んんっ」
千秋は思った以上に柔らかく甘いその口内に、無心に舌を動かした。
いままで、初夏が眠っていた時にフレンチキスとしてはしたことがあったが、もう流石に我慢の限界だった。
一方、初夏はというと、酸欠と気持ち良さで頭がくらくらしていた。
初めての感覚にどうしていいのか分からず千秋にしがみつく形になっている。
だが、それも時間の問題。
シャツを握りしめる力がだんだん弱まってきて、結局初夏はフラリとソファに倒れ込んでしまう。酸欠で倒れたのだった。
「ふー…………どうしよう」
メガネをテーブルにおいて初夏の隣に腰掛ける。
あまりの心地よさに、無我夢中で唇を合わせていたが、これでは『良い兄貴』が台無しだ。
「まあ、いいか」
初夏を抱き上げ、ベッドまで運ぶ。
起きた時の反応が楽しみだと、千秋は新しい小説を書くために原稿用紙の封を切るのだった。
次男編終了。
あー、どうやって文章って短くするんだろう。
長男編……一応考えてるけど、長い文章なのでプッシュしてくれれば書きます。(ウザイかもしれないしね!!)
- 164 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 12:11:35 ID:KLWccmTM
- >>163
(*´Д`)ハワワワッ…
初夏純粋ぽくてカワユス…
ウザくないから続きキボンヌ!!文章長くていいからっ!!(・∀・)
- 165 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 18:00:09 ID:35QXC5lq
- 文脈から気になったんだけど、フレンチ=ディープだよね
- 166 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 18:50:24 ID:88TAmuuZ
- >>165
別にいいんジャマイカ?舞台は日本ですよ。
長くなっても自分は大歓迎!長男編楽しみにしてる´∀`*
- 167 :風と木の名無しさん :2006/01/30(月) 20:04:02 ID:KLWccmTM
- >>165
フレンチ=ディープなの?別モンだと思ってた…
- 168 :風と木の名無しさん :2006/01/31(火) 06:27:59 ID:Y+tdIuqc
- フレンチ=ディープですね
- 169 :風と木の名無しさん :2006/01/31(火) 11:22:17 ID:rDOFtu6F
- 続き
- 170 :風と木の名無しさん :2006/01/31(火) 13:04:55 ID:OedcyZHW
- スレタイだけみて夢想スレかと思った自分が支援しますよ
- 171 :風と木の名無しさん :2006/02/01(水) 00:09:39 ID:y4pxS1ne
- 長男編期待してまつ
- 172 :風と木の名無しさん :2006/02/01(水) 11:36:08 ID:yxREruiI
- >>168
ご指摘ありがとうございます
いやはや…本人が自国から出たことないので
小さい頃に香港へ行ったくらい…………記憶に無いけどね
- 173 :風と木の名無しさん :2006/02/01(水) 21:50:24 ID:yxREruiI
- >>163
長男編スタート。
「ん…」
初夏が体を起こす。
こしこしと眠たげに目を擦って、ふと思い出す。千秋の唇の感触を。
「//////」
さっきのは幻覚だったと思おうとするが、その感覚が千秋のドアップを思い出させる。
気付けばもう夕刻。西窓から紅い夕日が差し込んでくる。眩しいと、手をかざせば丁度いい具合にカーテンが閉められた。
なんだろう、目を細めるとそこには滅多に家に帰ってこない長男・冬至の姿があった。
「あ、冬至兄さん…お帰り」
いつ帰ってきたの?と、聞き終わる前に視界が遮られる。
まだ夢現つだった初夏は何が起こったかよく分かっていない。
「え、あ、何?」
「ただいま……」
頭の上から声がした。ああ、つまり抱きしめられているのだ、と。
…………って、ええぇ!?
「あのー、冬至兄さん?」
冷静沈着という言葉が似合う兄が、こんなことをするなんてありえない。何か悪いものでも食べたんじゃないかと、冬至の顔を覗き込むとものすごく酒臭かった。
「初夏…」
ぎゅうぎゅうと抱きしめて離さない。
「……酔っぱらってる?」
そう確信した初夏は急いで風呂場へ兄を引きずる。
悪酔いした時にはいつも、全部戻すまで機嫌が悪かったから。
続く。
風呂へgo。
勢いで書くので、乱文ご了承下さい。
- 174 :風と木の名無しさん :2006/02/02(木) 06:27:56 ID:SBfyFLI+
- 乙!続きハァハァ
- 175 :風と木の名無しさん :2006/02/02(木) 18:14:47 ID:1BsD+AXh
- 続きまってます(*゚д゚)
- 176 :sage:2006/02/02(木) 19:44:28 ID:HVucianQ
- 続きwktk
- 177 :176:2006/02/02(木) 19:45:31 ID:HVucianQ
- sage入れ間違えた…orz
- 178 :風と木の名無しさん :2006/02/04(土) 15:04:10 ID:s6MbBgRz
- インテリ鬼畜眼鏡な兄と
優等生天然眼鏡の弟
仲良し眼鏡兄弟ってこのスレ的にどうよ?
- 179 :風と木の名無しさん :2006/02/04(土) 23:27:52 ID:3m330+Dm
- >>173
続き。
散々戻してうがいをした後、冬至は急に風呂へ入りたいと言い出した。何を言い出すんだよ、兄さん。初夏はそう一度突っ込みを入れてから、湯を張り出した。
湯がたっぷりと張られた浴槽の横で、2人(一人がものすごく頑張って)は風呂に入るために格闘していた。
「おーもーいー」
冬至は初夏からくっついたまま離れようとしない。
というか、離そうとすればするほどしがみついてくる。
「初夏ー」
ああ、もういっそ湯船に投げ込んでやろうか。風呂釜は深く、温泉並に広い。……死ぬことは無いだろう。
せえのっ。
踏ん張って思いっきり兄を湯の中に投げ入れようとした、しかし。
初夏の体は冬至にそのまま引っ張られ、2人一緒に濡れ鼠となってしまったのだった。
「げほっ、けほ」
冬至はまだマシだったものの、初夏は頭から被ってしまった。
「なにすんっ」
自分よりいくぶん背の高い顔を睨みつけた。
その時だった。自分の口が相手のそれに塞がれたのは。
「んん、っ……はっ、ん」
息を継ぎながら、何度も何度も濃厚な口付けが「兄」によって施される。ビリビリと来る電撃のような感覚ときつい酒の匂いに、弟自身は、もう半ば立ち上がってきていた。
続く。
- 180 :風と木の名無しさん :2006/02/04(土) 23:38:36 ID:rFEKzEhT
- うおおおぉぉ萌え
- 181 :風と木の名無しさん :2006/02/06(月) 01:58:19 ID:EK5f8GRr
- >>178
イイ!!(・∀・) 眼鏡萌え
- 182 :風と木の名無しさん :2006/02/08(水) 22:21:47 ID:3SKyqxMT
- マダ-?
- 183 :風と木の名無しさん :2006/02/10(金) 12:20:59 ID:1yma6QSo
- ほす
- 184 :風と木の名無しさん :2006/02/11(土) 22:29:43 ID:U6418vtL
- ふぉしゅ
- 185 :風と木の名無しさん :2006/02/13(月) 20:37:19 ID:YGsoME7X
- おい、何だこの良スレは!?!?1!
ネタスレかと思って気まぐれに来たら!!
マイ萌え兄×弟カプに当てはめて萌え狂ってしまったろうが!(*´Д`)=зハァハァ
- 186 :風と木の名無しさん :2006/02/15(水) 19:35:17 ID:6RVzMO11
- スタイリッシュな優男兄
ノンフレームの眼鏡がかっこいい兄貴。
教師研修生なので身嗜みはきっちりしてる。
パンク系のドキュソ系弟
童顔で似合わないのにごちゃごちゃした服を好んで着る。
弟は俗に言うイタい奴なのかもしれない。
しかし、優しくてしっかりもののお兄さんのおかげで
徐々に常識を身に付けつつある。
- 187 :風と木の名無しさん :2006/02/17(金) 22:20:39 ID:SgN4Qju1
- ハゲ萌ついでにアゲ
- 188 :風と木の名無しさん :2006/02/17(金) 23:03:50 ID:ethsvrB4
- >>186
(ニュースを見る兄弟)
「実の兄を殺す、か……酷いな」
「クソ兄貴が代わりに死ねばよかったんじゃね?ww」
「……もう1度、意味を考えて言ってみな?」
「…………悪かったよ……ごめん」
こんな感じか
- 189 :188:2006/02/22(水) 20:33:28 ID:0RbqF0lX
- ごめん、スレストさせた
- 190 :風と木の名無しさん :2006/02/23(木) 02:48:27 ID:hp3Iq5Lw
- >188
桜咲き乱れる四月、兄弟はそろって新生活の門出を迎えていた。
これから兄は中学校教諭として、弟は大学生としての新しい生活を始める事となる。
「でもよぉ、オレ、自分が大学に行くなんてまだ信じらんねぇよ」
白に近い金髪を逆立てホストのようなスーツに身を包み大学の入学式に向かう弟は、
玄関先に立ち、弟を見送る兄に向かいぼそりとそう漏らした。
ドアの隙間から差す光のせいで逆光となり、ノンフレームの眼鏡を掛けた兄の表情をうかがうことは出来ない。
「今更何言ってる。お前は努力した、だから受かった。何の不思議も無いじゃないか」
「でもよう…」
高校の仲間にも地元の仲間にも大学合格を信じてもらえなかった挙句、
合格通知を見せたら見せたで散々からかわれたのだ。
一応皆、祝ってはくれたのだが、「女子大生の○○○を××放題」やら「合コンしまくりヤりまくり」だの、
誰一人として「がんばったね、おめでとう」とは言ってくれなかったのである。
そんな弟の姿を見て、兄は苦笑していた。
馬鹿でお調子者で女に対して手が早く、世間一般でいう「イタイ奴」な弟。
公共ギャンブルに飲酒、暴走行為等留守がちな両親に代わって、何度弟を迎えに警察に行ったか分からない。
しかし、根っから悪い奴ではないのだ。
証拠に友人は自分のゆうに三倍は居るだろうし、大学入学祝いの宴会も盛大に開かれたようだ。
「自信を持て!俺の特別講義に耐えられる奴なんてそういないぞ。そんなに不安なら大学に入ってからも家庭教師やってやろうか?」
「いやいい!もういい!大学行ってくる!」
弟は兄による地獄の勉強漬けを思い出したのかぶるりと身を震わせ…そして僅かに顔を赤くして駆けていった。
(さて、俺も用意して出掛けますかね…)
そんなこんなで、兄弟の新生活が始まったのである。
- 191 :風と木の名無しさん :2006/02/23(木) 04:03:51 ID:hp3Iq5Lw
- 弟は一念発起して大学入学を志し、兄に家庭教師を頼んだ。
が、
(ちょっとまて、兄貴って鬼じゃね?)
一日ってこんなに長かったっけ、と思うほど朝から晩まで勉強漬け。
オイシイ思いは一切なしの状況に弟の鬱憤は溜まるばかり。
(よし!ちょーっといたずらしてやろっと)
それはほんの思い付き、兄貴の泡食った様子が見られれば良いという軽い気持ちだった。
それが後々あんな事になるとは思いもしなかったのである。
夜十一時。
毎日、休憩と夜食を兼ねて兄弟で映画を見る時間である。
もちろん名画鑑賞で、ヒアリング英語学習も兼ねている。
しかし、今日のビデオは…
『…う思っていると…の男は僕の
…ている目の前でツナギのホ……たのだ。やらないか』
そして、公衆便所で繰り広げられる非常識な行為がブラウン管から垂れ流される。
以前友人と冗談で開いたゲイビデオ鑑賞会を嘔吐大会へと変貌させた魔のビデオ『くそみそテクニック』である。
弟はなるべく画面を見ないようにしながら、硬直し、青ざめているであろう兄の様子を伺った。
(ひっひっひ、兄貴の弱みをゲット!って、へ?)
隣に座る兄は涼しい顔で、名画を見るときとまるで同じ様子である。
しかも何やら考え込んだ後、急に弟を振り返り想像を絶するセリフを吐いた。
「やはりアメも与えないといけないようだな」
「はぁ?」
「前々から気付いてはいたんだ。お前の部屋に山下なんたらの漫画やビデオがあったのは」
「元々節操無しのお前だから性別なんて関係ないだろうし」
「まあ健康な男子高生をカンヅメにしているから仕方ないかもな」
次々と浴びせ掛けられる意味不明な言葉に呆然としているうちにあっさりとソファに押し倒され。
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』
弟は、今までのムチを全て無に帰すような特大のアメを貰ったのである。
- 192 :風と木の名無しさん :2006/02/23(木) 12:24:48 ID:8z4+DxV6
- アメの描写を詳しく!
- 193 :風と木の名無しさん :2006/02/23(木) 13:00:46 ID:8shitMVk
- 先生!アメの詳細をひとつ!!
- 194 :風と木の名無しさん :2006/03/01(水) 11:03:25 ID:F3Yp9amu
- 保守
- 195 :sage:2006/03/01(水) 17:03:22 ID:4hqhECJp
- >>191素敵だー!!亀レスにも程があるが超面白かった!
- 196 :風と木の名無しさん :2006/03/01(水) 19:34:17 ID:ZuKHHBQ7
- ここにも腐った亀がいますよ!
超素敵!超アメ!超兄貴!
- 197 :風と木の名無しさん :2006/03/04(土) 01:43:31 ID:End8xCAk
- 「だめだ、もうだめだ死んでしまう」
机の上に乗った49円を凝視していた男は、ばたりと力なく倒れた。
その顔はどす黒い疲弊に染まっており、目は落ち窪んで唇はチアノーゼを起している。
この男、最後に物を食したのが4日前なのである。
「しゃーない最後の手段だ」
力の入らない手でのろのろと、携帯電話のボタンを押し、寝そべったまま耳に電話を宛がう。
ワンコール、ツーコール…
繋がったようだ、が、電話の持ち主の声は聞こえない。
電話越しに女の子の嬌声や、一気の音頭等楽しげな音が聞こえる。
ねーねー?だーれとでんわしてるのかあなあ?
仕事の電話、すぐ戻るから。
はやくもどってきてねー?ちゅ!
等という会話やキスの音も丸聞こえだった。
「…兄ぃ」
「どうした。なにかあったのか?」
いつもいつもこの瞬間がたまらなく嫌だった。
女に対しては非常に甘い声を出し上司や友人にも明るく接する兄が、
弟である自分と話す時のみそっけなくなるのだ。
だから、ギリギリまで兄には接さず頼らずを決め込んでいるのだが。
「飯」
そこで力尽き、弟の意識は闇に溶けた。
- 198 :風と木の名無しさん :2006/03/04(土) 02:35:20 ID:0Hk1tjNq
- 昔は良かった。
ほんの幼い頃、何も知らずそして何にも縛られなかったあの頃は、
弟の笑い声は俺ひとりのものだった。
でも、弟は次第に俺を忘れていった。
友人ができ、恋人ができ…。
飲み会を抜け出し、飲酒運転も気にせず車を飛ばして弟の安アパートへと向かう。
途中のコンビニで買い込んだインスタントの粥とゼリー飲料等を提げ、
錆びた郵便受けの扉に隠してある鍵を取り、扉を開けた。
狭苦しい1Kだから、すぐに倒れている弟が目に入る。
靴を脱ぐのももどかしく、失神している弟に駆け寄り脈と呼吸を確認し、ほっと息をつく。
落ち着いて部屋を見渡すと、ものの見事に何もない事に兄は気付いた。
まさに赤貧洗うが如し、コタツと商売道具のトランペット、ほんの数枚の衣類が無造作に床に置かれているのみであった。
(こんなになるまで俺を頼らないとは、嫌われたもんだな)
ふ、と短く笑い、粥を作るべく台所へ向かった。
「飯ー、固形物やー!噛める!噛めるぞーー!」
意識を取り戻した弟は感涙を流しながら、粥を流し込んでいた。
容器はあっという間に空になり、弟はものを食べられた感動から何の屈託もない笑みを兄に向けた。
(その笑顔を、他の、赤の他人に、向けて欲しくないんだ)
どす黒い独占欲が鎌首をもたげる。
しかし、自分の感情を露に欲望のままに行動する事の愚かさは十分に解っている。
それならいっそ嫌われたほうがいい。
そう誓ったはずだった。
そっけない態度をとった、連絡を途絶えがちにした。
「でも、もう限界かもな」
- 199 :風と木の名無しさん :2006/03/04(土) 03:13:23 ID:MD4WRprn
- >>197,198
これは197=198の書いたお話なのかな??
だとしたらGJ!!
続き激しくキボンヌ(*゚∀゚)-3
- 200 :風と木の名無しさん :2006/03/04(土) 20:52:38 ID:rwWl2kQR
- >197
土勤で疲れた体に特大のいやし玉!
ありがとう、ありがとう!!
- 201 :風と木の名無しさん :2006/03/07(火) 03:06:08 ID:OrUv+5/3
- 警告
生々しい表現、軽いスカトロを含みます。
NGワード 飴
190-191つづき
- 202 :飴 :2006/03/07(火) 03:22:49 ID:OrUv+5/3
- 呆然としている弟の唇を己の唇で塞ぎ、口腔を蹂躙する。
舌を絡め、口蓋や歯列を味わい尽くし何度も息を継いで快感を追う。
「う…ふ、は、ぁ」
「なんだ、もうギブアップか?」
顔を真っ赤にして涙目になった弟は、ぐったりとソファに沈み込み大きく胸を上下させつつも兄に反抗した。
「…るせぇ!ど…んだけエロいんだクソ兄貴!」
「ほう、まだまだ元気じゃないか」
「てめぇ、…っあ」
弟の股間に兄の膝が割り込み、そのままぐりぐりと刺激し始める。
「っくぅ…、ふ、あああっ」
ジーンズの上から今まで体験した事のない強い力で刺激され、
キスの興奮で既に勃起していた弟のペニスは簡単に硬く勃ちあがってしまった。
「快楽に弱いのは精神だけじゃなかったんだな」
「あ、あうああああ、ひっ!嫌だ、兄…きぃ」
限界が近いのか息を荒げ涙目になった弟は、必死に腰を引いて兄の膝から逃げようと抵抗を強くした。
しかし兄は、身悶え暴れる弟の両腕をしっかりと押さえ込んで退路を断ってしまう。
- 203 :飴 :2006/03/07(火) 03:25:00 ID:OrUv+5/3
- 「こら、何が嫌なんだい。気持ち良いだろう」
「ジ…ーパンが、っぁ、汚れ、る」
二人の服装はいまだ全く乱れてはいない。
「なるほど、このまま達してしまうとおもらししたみたいになるのが嫌なんだな?」
「お…もらしってぇ…いうな!」
「まあ気にするな。お前のおもらしの後始末は慣れている」
会話を打ち切るようにもう一度弟にキスを仕掛け、兄の膝は容赦なく一層強く股間を刺激し始めた。
「ん…んんんんんっ!」
じわり、と下着に生暖かい感触が広がり下半身の熱が治まってゆく。
18歳にして、しかも兄の前で“おもらし”をしてしまった情けなさに弟の瞳から涙が零れ落ちる。
「う…ぅ…、嫌だ…って…ぅ、いったのに…」
(意外と羞恥心は強いんだな)
ソファの隅に縮こまり、顔を両手で覆い泣いている弟を優しく撫でながら、
無節操だと思い込んでいた弟の意外な一面に兄は驚く。
ようやく弟が落ち着いた頃、兄は優しい笑顔を浮かべて切り出した。
「さ、そのままじゃ気持ち悪いだろう。風呂場に行くぞ」
「…ん」
のろのろと顔を上げた弟は、差し出された兄の手を取ってバスルームへと向かった。
- 204 :飴 :2006/03/07(火) 04:55:00 ID:OrUv+5/3
- バスルームに着くなり、兄は弟のズボンと下着を剥ぎ取った。
しかし余程“おもらし”にショックを受けたのか弟は全く抵抗せずにされるがままになっていた。
「あ…ああ…あ、ぐあ…」
下半身裸で腰を高く上げさせられた弟は、直腸に湯が流れ込む感覚にくぐもった喘ぎを上げる。
アナルに宛がわれたシャワーヘッドからたっぷりと注がれた湯が、
下腹部に奇妙な感覚を生み出している。
「よし、一回目、いくぞ」
シャワーヘッドが外され、兄に誘導されてトイレへと向かう。
「あ、あぐううう!」
兄の力強い手がトイレに座った弟の腹部を押すと、アナルから汚物の混じった湯が噴出した。
「あ…う」
俗に言うシャワー浣腸と言う奴だ。
弟も女の子とはアナルセックスをした事があるから、
浣腸の必然性は分かっていた、が、
涙が止まらない。
他人の手により排泄行為を強要される恥ずかしさと、いちいち、大丈夫か?と覗き込んでくる兄の優しい顔、
そして、腰の奥から鈍く沸き起こる快感で意識がぐちゃぐちゃになり、感情の制御が利かなくなっていた。
「あと二回やるぞ、耐えられなくなったらすぐに言え」
「んあ…あ、んく…」
最後の浣腸を終える頃には弟のペニスは再度硬く立ち上がっていた。
(これはこれは、我が弟はマゾっ気があったのか)
「終わったぞ」
ちゅ、と音を立てて弟の頬にキスを落とし、耳元で囁く。
理性の吹っ飛んだあどけない顔で腰を擦り付けてくる弟に
兄の理性もそろそろ限界を迎えていて。
「お楽しみはこれから、だな」
- 205 :風と木の名無しさん :2006/03/07(火) 15:25:15 ID:2S2+exCc
- 続き来てた(゚∀゚)!!
- 206 :風と木の名無しさん :2006/03/07(火) 16:59:18 ID:CBhtoO67
- 浣腸までしといてここまでなんてえええええ・・・・・・・・・・・
続き待ってます!
- 207 :風と木の名無しさん :2006/03/07(火) 19:30:39 ID:r8uU92xR
- すげぇ。予想以上の大人の味の特大飴がきてたーーーーー。
続き・・続きをはやく・・!(;´Д`)=зハァハァ
- 208 :風と木の名無しさん :2006/03/08(水) 22:41:21 ID:tOYpuNC+
- すげえ萌えますた。
コソーリ自分の最萌兄弟に置き換えてダブルでハァハァ(:´Д`)
- 209 :1:2006/03/10(金) 02:12:21 ID:a6AwmCqO
- 来てない内にとんでもない良スレにWWWWWWWWW
age
- 210 :風と木の名無しさん :2006/03/10(金) 17:40:03 ID:pCVeBVX9
- ワクテカ
- 211 :飴 :2006/03/12(日) 11:14:13 ID:vyuxuuVa
- 兄は体の力が抜けきった弟に肩を貸し、汚れを流すためにバスルームに入った。
飛び散った汚物が付いた弟の衣服を脱がせ、兄も裸になる。
兄の手から開放されると、堪りかねたように弟は自分のペニスを擦りはじめる。
「ん……ん、はぁ…は…ぁ…、むっ」
タイルに座り込み、自慰を続ける弟の口内に兄の指が挿し込まれる。
弟と目線を合わせるようにあぐらをかいた兄は、その痴態を目を細めて観
察しながら柔かい口内を犯してゆく。
散々蹂躙し尽くした後、兄の指は糸を引きながら口から引き抜かれそのま
ま双丘を割り弟のアナルに押し当てられた。
「ひっ!やめ、ろ…ってぇえええ」
「慣らすから大丈夫だ、変に力を入れるな」
言葉とともに体内に入ってくる指にどうしても弟の体はこわばり、
いきり立っていたペニスも勢いを失いつつあり、自慰の手も止まってしまった。
「ぐ…、う」
指はじりじりと、しかし確実に体内に侵入し遂には根元まで入ってしまった。
「どうだ。そんなに痛くも怖くもないだろう」
そしてゆっくりと関節を曲げながら指が抜かれ始めたとき、弟の体に
先ほどの浣腸の時に感じた排泄に似た快感が沸き起こった。
- 212 :飴 :2006/03/12(日) 11:24:20 ID:vyuxuuVa
- 「な、ん、あぁあああぁぁ……ん!」
そして又、若干強く数度指が捻じ込まれる。
「ふあ、あぁぁあ、…っう」
「ほら、お前の中で俺の指が動いてるのがわかるか?」
弟の体内の弾力を楽しむかのように、かぎ状に指を曲げ掻き回すように兄が指を動かす。
体中の感覚がそこに集まったかのように、兄の指の感覚がいちいち鮮明に解る。
「くぅ、ふ…、あ!抜けえっ!あふ、ひいぃいいいっ!」
兄の指がある部分を抉った瞬間、弟のペニスから濃い先走りが漏れた。
要領を得た、とばかりに執拗に兄の指はそこばかりを狙い突き上げてくる。
次第に指は2本となり、体内を押し広げるように犯してゆく。
僅かに動かされるだけでも、その圧迫に声が漏れてしまう。
その体が溶けるような快感に一人で体勢を保つ事が出来なくなった弟は、
向かい合って座る兄の体に倒れ込み、肩に顔を埋めた。
「あ…」
自然と密着する下半身に兄の熱く昂ぶったペニスを感じ、弟は小さく声を上げた。
しかし兄は、一向に挿入やフェラ、手コキを要求せずに只自分に快楽を与え続けるのみだ。
「あに…きっ、は、兄貴ッ」
「何だ?」
体内を抉る動きはそのままに、空いた方の手で弟の頭を自らの肩から引き剥がし、目線を合わせる。
柔かく髪を梳かれる感触と、ついでとばかりに落とされるキスにうっとりしてしまうが、弟は必死に口を開いた。
- 213 :風と木の名無しさん :2006/03/12(日) 11:27:12 ID:gXKvPvzD
- きゃあ ネ申
- 214 :風と木の名無しさん :2006/03/12(日) 18:11:03 ID:4X/8jPm7
- ktkr!!
- 215 :風と木の名無しさん :2006/03/13(月) 14:00:26 ID:3HKEoIe8
- きゃあ ネ申!あたし男ですが見守ってきます
- 216 :風と木の名無しさん :2006/03/13(月) 17:04:42 ID:unhgV7T5
- >>215そんなに寂しいのか?
- 217 :風と木の名無しさん :2006/03/14(火) 00:48:22 ID:7N37NIXi
- コピペ改造天然馬鹿兄と苦労性弟
________________________________________
この前バッティングセンターでマスクかぶってキャッチャーの練習してたやつがいた
それだけでも面白いのに取ったボール返しながら「ナイスボー!」とか言ってるからもう泣いた
マスクを外したら俺の兄だった。
_____________________________________________________________________
弟はアンテナ関係のお仕事。
でも詳しいことはヨクワカラン。
「お前の弟何してんの?」
と尋ねられて、
「えーと、良く知んねーけど、電波 の人。」
と説明しといた旨、弟に報告したら、悲しそうな目をした。
________________________________________
兄は階段を上るときも下るときもいつも1段残して両足を揃えてジャンプする。
すごくうれしそうにする。
________________________________________
仕事から帰ってきたら、リビングの方からから「おかえり〜…」と兄の声。
声に覇気が無いと思ったら
キッチンで頭に猫乗せて身動きできず、呆然と立ってる兄がいたw
両手で兄の額に抱きつき、両足を首に絡ませ、猫も「落ちまい」と必死だった。
茶色と白で6kgの長毛猫だから 、
兄がラスカルのかぶりものを、かぶってるようで笑えたから
「助ける前に写真とってい?」と携帯を出したら、滅茶苦茶怒られた
________________________________________
掃除しながら部屋でゲットワイルド熱唱。間奏中に「香〜!」「リョォォォ!」の一人芝居まで大熱演。
してたら5センチほど開いてたフスマ越しに弟と目があってしまった。
「はっ!」という感じで顔を背けられた。10分前。
- 218 :風と木の名無しさん :2006/03/14(火) 14:01:03 ID:MHMdpYh+
- 爆笑しちゃったじゃないかw
- 219 :風と木の名無しさん :2006/03/15(水) 02:53:54 ID:nAwfQ3ko
- 弟「これはなんですか」
食卓の上には真っ青なご飯、ブルーハワイ色の吸い物に
薄青いあんかけ大根と、水色の煮汁を滴らせたカレイの煮付け
ピッチャーには絵の具を溶かしたような青い液体がなみなみと注がれ
ご丁寧にグラスにもその液体が注いである
兄「兄ちゃん特製ポーション和食だ、ありがたく食え」
青いだけならまだしも薬臭い
弟「俺外で食ってくる」
兄「そうはさせないぞ」
がちゃりと金属音
手首に冷たい感触
食卓とチェーンで繋がれました。
兄「いただきます!」
弟「…」
兄「いただきます!!」
弟「いただきます…」
食べ物が青いって視覚の暴力だ
チェーンを外されて風呂へ
風呂も真っ青でした
沸いているせいかより臭いがきつい
わざわざ台所で沸かして持ってくるらしい
兄が何回か差し湯、いや差しポーションに来た
もう寝ます
寝る前になんか飲もうと冷蔵庫開けたら
ポーション以外入ってねえ
しかも水道の元栓締めてやがる
馬鹿兄が
- 220 :風と木の名無しさん :2006/03/15(水) 03:40:54 ID:hOQDuL50
- >>219笑いで目が醒めてしまった
- 221 :風と木の名無しさん :2006/03/15(水) 07:02:45 ID:3W5XV+2g
- ポーションwwwwwwwwwwwwwwwwww
回復なんかできねぇwwwwwwwwwwwwww
- 222 :風と木の名無しさん :2006/03/15(水) 20:05:35 ID:oQbTIHGl
- HPマイナスになりそうだw
- 223 :風と木の名無しさん :2006/03/17(金) 10:22:20 ID:Bwf0Gdqy
- お兄ちゃんっ
- 224 :風と木の名無しさん :2006/03/17(金) 23:09:16 ID:pvE7Lrvi
- 「お兄ちゃんっ」
いきなり姉が怒鳴り込んできた
弟「どうしたんだよ、姉貴」
姉「お兄ちゃんはどこ行ったの」
弟「さぁ」
答えた瞬間ビンタ
青筋ギリギリ立てて鬼のような形相をしている。
こわい、ヤバイ姉ヤバイ
「iPodなの〜iPodなの〜」
とかアニメ声で歌い、iPod nanoを見せびらかせながら
くねくね踊っていた兄と血縁だとは思えない。
弟「さっきまでiPod nanoとか言いながら踊ってたけど」
家捜ししていた姉が物凄い速さで振り向いた
姉「あんたね、そのiPod nanoの出所判ってんの?」
綺麗に巻いた髪が逆立って見える
鬼だ、鬼がいる
姉「私の彼氏がお兄ちゃんにプレゼントしたのよ」
弟「へ、なんで?」
姉は無言でカレンダーを指す。
今日は17日だ。
なんだってんだ。
姉「ホワイトデー連絡取れなくて、それでも忙しいから連絡取れないんだって思ってたのに…」
弟「ああ又兄貴に彼氏取られへぶっ」
チンにアッパーが決まりました。
- 225 :風と木の名無しさん :2006/03/17(金) 23:12:13 ID:pvE7Lrvi
- 兄「ただ今〜あれ、どしたの」
姉「お兄ちゃんっ!私の彼氏取らないでよっ」
口調が柔かい。さすが兄限定のブラコン。
兄「あ〜、あいつは駄目だぞ。穴があったらなんにでも突っ込みたい年頃みたいだ。
盛ってるぞ。その割には下手だしな」
姉「そ、そんなの知ってるもん。金持ってるから付き合ってるんだもん」
姉よ、その半分でもいい、俺にもぶりっ子してくれ。
兄「男は金じゃないぞ〜」
姉「判ってるもん!」
もうどうにかしてくれ。
兄「おい起きろ、ハーゲンダッツ買って来たぞ」
弟「ふぇい」
姉「ほら、あご冷やしな」
弟「ありがと、姉ちゃん」
でも何だかんだいって、姉も優しいんだよな。
アイスノン、ちゃんとタオルにくるんでくれてるし。
俺の好きな味のアイスは取らないし。
兄も姉もきれいで優しい自慢の兄姉だ。
ちょっとあほでちょっとヒスだけど。
- 226 :風と木の名無しさん :2006/03/17(金) 23:13:29 ID:pvE7Lrvi
- 姉「頼めばヤらせてくえる弟と同居してるんだから、性欲処理の為に私の彼氏取らないでよ」
弟がトイレに立つとすぐに切り出した。
弟は実は、セックスに対して実にリベラルな兄に襲われて久しいのだ。
子供が出来るわけでもなし、あきらめて受け入れているらしい。
兄「だってねえ、あいつ相手だと無理させたくないし。
たまには本気でやらないとねえ、ちんこ腐っちゃう」
姉「その割にはこのあいだ、“朝起きたらめっちゃ犯されてました”
って泣き声で電話掛かってきたけど?」
兄「…あはは」
姉「お兄ちゃんの携帯に、あいつが半泣きでびっくりするほどユートピア
やってる動画入ってたし」
兄「ぷらいばしーのしんがいはんたーい」
姉「…」
- 227 :風と木の名無しさん :2006/03/18(土) 10:51:57 ID:GCxU24oo
- GJ!ドキドキしてきた
- 228 :風と木の名無しさん :2006/03/18(土) 21:54:47 ID:TF6QJHdO
- 飴の続きが激しく読みたい
- 229 :風と木の名無しさん :2006/03/19(日) 08:40:29 ID:mRw9Lciz
- 兄×弟ってやっぱ最高
飴ちゃんも、もう一つの話も続きが楽しみだよ
- 230 :コピペ:2006/03/19(日) 21:12:03 ID:mRw9Lciz
- 「おい、みこししてやろうか?」「えっ?おみこし??しゅる!!」
「じゃあな、こうやって兄ちゃんのこしにまたがって・・」
「うん・・あっ おっきしてる・・・」
「そう・・兄ちゃんのちんちんでお前を支えるからな・・はぁ・・」
「あっ・・にいちゃんの・・あちい・・」
「いま、支えやすいように、ワセリン塗るから・・・なっ!!」
「あああっ!!兄ちゃんっ・・入ってきたひぎぃいっ・・いた・・」
「大丈夫・だいじょうぶ・・はぁほ、ほら行くぞ?
ほら・・わっしょい・・わっしょい・わっしょい!わっしょい!!」
「あっ!あっ!?おにいちゃんっ・・いっ・・いっ」
「ほら、ハァ、お前も、おみこし、わっしょい!て言ってごらん!??」
「うっ・・わっ・・しょい・・はぁ・・ああわっしょい!わっしょい」
「わっしょい!!わっしょい!!わっしょい!!わっしょい!!うおあ!」
「ああああおにいちゃんなんかだめえええあっわっしょ・・あっ!!」
- 231 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 01:18:12 ID:I4E/hPkW
- >>230あるあ……ねぇよwww
- 232 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 02:29:46 ID:/z5BK/sv
- >>230
そんなアリエナスな兄弟もいいな。
筆力がない故、ショタではないが。
以下アリエナス満載。
先日(>>230)、遂に一線を越えた兄弟はそれからはもう毎日セックスに溺れていた。
元々兄が絶倫男であること、そして弟のおつむがちょっと悪い事などが複合して、
発情期の動物も裸足で逃げ出す程の関係となっている。
まぶたの裏が白く染まり、まぶしさに弟は目を覚ました。
カーテンが開きっぱなしになっていたらしく、丁度自身の上に陽だまりが出来ていた。
伸びをしようと身をよじった瞬間、腰から快感が突き抜けた。
「あああああんっ!」
そう、挿入したまま気を失い眠ってしまった為兄のペニスがぐっさりと体内に突き刺さったままであったのだ。
「おっは…よっ!」
「あん!ああは…っくあう、お、おっ、はよ、ん!」
先に目を覚ましていたらしい兄はようやく起きた弟に容赦のない突きを繰り返す。
結合部はちゅずちゅぐちぬちゃと厭らしい音を立て、
軽く脱肛した弟のアナルからは泡状になった精液やらローションやらが混ざった液体が溢れている。
「でちゃうっ!朝からっ、うっ…いっあああ、朝から濃いのでちゃうううううっ!」
「出せ、思いっ…きりだしちまえええ!っ!!」
朝の五時半。
今日もセックス漬けの一日が始まる。
- 233 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 02:31:25 ID:/z5BK/sv
- 昨晩から今朝にかけてのセックスでどろどろの身体を洗うべく、二人は風呂場にいた。
「ひんっ!あ…あ…ふうぅ、いい…ん!」
風呂の壁に両腕をつき、腰を高く揚げさせられた弟は、
兄の手によってアナルに残留した精液を掻き出されていた。
「ほら、ちんこ立ててどうする。ちゃんと掻き出さないと腹壊して授業受けられなくなるぞ」
説教をしつつも顔は脂下がっており、わざと弟の感じる所を突いたり、
アナルの周辺を刺激したりと指は不真面目な動きをしている。
「あっ、あ!らめぇええええぇえ!おしりきもちいいのぉっ!」
呆気なく弟は達してしまう。
体内に残る精液を大概掻き出し終わる頃には、風呂の床に四つんばいになり全身を快楽に震わせていた。
「ねえにいちゃん、ちんこちょうだい…ねえ?」
しかし、出勤、通学の時間が迫っているためここでセックスするわけにはいかない。
「これで我慢してな?」
何処からともなく取り出した無線式のピンクローターを弟の眼前に差し出す。
不満そうな表情を一瞬浮かべたものの、赤い舌を差し出し
、ペニスをしゃぶる動きのままにピンクローターを舐め、唾液まみれにした。
「んっ…んふぅ…」
ローターで少しはアナルの疼きを治められたのだろう。
兄弟は仲良く身体を清めはじめた。
- 234 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 03:25:44 ID:/z5BK/sv
- 朝七時四十分
通勤ラッシュ時間の電車は隙間なく人で埋まっていた。
弟は兄と壁とにはさまれた姿勢で、兄の勃起したペニスに服の上から手を這わせていた。
なにせ、たった一時間前までまぐわっていた相手と対面立位の体勢で、
しかもアナルにローターを入れられた状態なのである。ヤル気は満々だ。
兄もその手を弟の臀部と胸に這わせ、尻をもみしだき、
服の上からわかるほど隆起した乳首を攻め立てていた。
「ぅぅぅ…ふ、ぁぁ」
「ほら、手、動かせ」
「あ…い」
そんな行為を隠してくれていた電車の走行音が不意に途切れたのと同時に、
兄はポケットに入れていたローターのコントローラの目盛りを一杯に上げた。
「あはぁ!ひぐううううああああ!!!」
弟の絶叫は、鉄橋を走り始めた電車の轟音に掻き消される。
兄の手はズボンの中に入り込み直接弟のペニスをいじり始めた。
玉を揉み、竿を強く絞るような動きで擦り上げ、手の感覚だけでその包皮を剥いた。
「たまやめて揉まないでっ!いいいああ、剥かないでぇえ!いいようきもちいいよお!」
頬を染め、涎をたらし喘ぎまくる弟をもう少し見ていたかったが、鉄橋は永遠に続くものではない。
兄の手はズボンから抜かれ、弟の口に突っ込まれた。
「どうだ?自分のちんこの味は」
弟は陶然とした様子で幼子のようにチュパチュパと指を吸い
思い出したかのように兄の股間を刺激し始めた。
- 235 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 03:29:00 ID:/z5BK/sv
- 兄弟が別の男性・女性とセックスする描写を入れるのは
このスレの志向に反しますかね?
- 236 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 06:23:51 ID:I4E/hPkW
- おバカそうな弟カワイスww
やっぱ兄弟スレだから、兄弟仲良くしてんのを書いた方がいいのかなと囁いてみる。
男相手ならともかく女は荒れそう
- 237 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 07:09:37 ID:sNRlWS8n
- 個人的に兄×弟以外はご遠慮いただきたい
ココにきた意味が無くなる
- 238 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 13:34:46 ID:PB4D19fr
- そうだね、私もこのスレで兄弟以外はちょっとどうかなと思う
女もスレ違いってよりそもそも板違いになるしなあ
- 239 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 23:37:05 ID:/z5BK/sv
- >>236>>237>>238
レスありがとうございます。
私は、どっぷり801というよりフランス書院系なので参考になりました。
兄が営業先の社長婦人とのセックスを弟に生中継して、テレホンセックス。
弟が兄にそそのかされた上級生男女と美術準備室で4P。
兄、枕営業。
弟、ナンパにふらふらついて行ってAV出演。
等はアウトですね。
過疎スレのっとり気分でしたが、それなりに住民の方がいるようなので
表現には注意したいと思います。
- 240 :風と木の名無しさん :2006/03/20(月) 23:52:10 ID:sNRlWS8n
- そこまでいくと完全にスレ違いだったね
てかココ本来小説創作スレじゃないし
てか乗っ取りって何様w
- 241 :風と木の名無しさん :2006/03/21(火) 03:01:25 ID:5A+I8GHN
- んー>>239はやっぱりスレ違いになるのももちろんだけどちょっとだけ
801なのかな?っていう気もした。
これは個人的意見だけど。
これだけじゃなんなので。
自分は計算系兄とそれにころりと騙される単純な弟に萌えます。
本当は弟のことが好きで好きでしょうがないんだけどそれを悟られないようにふるまいつつ、
うまいこと計算して弟に自分の方に気持ちを向けさせたり。
それか逆に周囲の人間みんなにはいい人にみせかけておいて、弟の前でだけ
本性を晒す兄。
弟が兄に好き勝手なことされたりいじめられたりして、弟が友人や親なんかに
兄貴がいじめるんだ!といっても普段はいい人の仮面をかぶっているから
信用されなくて、そのことをネタにまた兄にねちねちいじめられたりとかして。
長文萌え語りスマソ
- 242 :風と木の名無しさん :2006/03/21(火) 03:56:09 ID:Rp8O3Zvp
- >>241あぁ、それ萌える萌えるwwwおバカ弟とキチク秀才兄貴いいなぁ。
- 243 :風と木の名無しさん :2006/03/21(火) 22:11:37 ID:333Dj05y
- 飴…
- 244 :風と木の名無しさん :2006/03/22(水) 00:53:41 ID:DAsXuJjp
- 飴は……
- 245 :風と木の名無しさん :2006/03/23(木) 16:08:52 ID:rpMHsMmD
- 飴が……
- 246 :風と木の名無しさん :2006/03/23(木) 22:36:00 ID:xdQst4RR
- 飴を……
- 247 :風と木の名無しさん :2006/03/23(木) 23:06:31 ID:HrO/4jeI
- ……('A`)
- 248 :コピペ改 :2006/03/24(金) 03:58:46 ID:sJJsdHaX
- ブラザープリンス
ある日突然、あなたに12人もの弟ができたらどうしますか?
それも……
とびっきり素直で
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……
彼達はみんなみんな、とびっきり!
お兄ちゃんのコトが大好きなんです……
兄ちゃん 素直でちょっと甘えん坊な弟 礼儀正しい
にーちゃん ドジっ子 応援部所属 マッチョも目指すもののいつも失敗
あにぃ xsports系 スケボーとカポエィラを愛する少年 球技は苦手
兄様 デザイナー志望 自信たっぷり辛口チェック 兄を振り回す
にいたん 小学生 舌っ足らずな甘えん坊
兄上 高原の療養所に入院している 読書狂 療養所で保父手伝いをしている
おにいさま 自分のことを王子だと自負するナルシスト 料理研究家 料理界の王子と呼ばれている
アニキ メカ発明に命をかける少年 飛行機や自分そっくりのロボを作るのに夢中
兄くん オカルト青年 クールで無表情 魔術・占い・呪いに精通している。
兄君 ドイツからの帰国子女 剣道・華道に通じている 暴走すると誰にも止められない
兄さん イギリス育ち 推理マニア 調査ああああ等と言いながら何でも調査している
mon frere フランス生まれ おぼっちゃん マイペースでのほほんとしているが、気鬱が激しい
- 249 :風と木の名無しさん :2006/03/24(金) 06:41:03 ID:8+ygvMLt
- スケボーとカポエィラの子がいいな
- 250 :風と木の名無しさん :2006/03/24(金) 08:23:58 ID:czndfKHT
- みんな可愛いよ
とりあえず全員を一通り…
- 251 :風と木の名無しさん :2006/03/25(土) 02:07:25 ID:i1FjcfRW
- 保守
ついでに
http://kjm.kir.jp/pc/?p=20750.jpg
- 252 :風と木の名無しさん :2006/03/25(土) 08:17:30 ID:gZTwJaoY
-
- 253 :風と木の名無しさん :2006/03/25(土) 18:11:48 ID:imKMXNSn
- VIPからきますた /⌒ヽ VIPからきますた二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ | / /⌒ヽ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ VIPからきますた
⊂二二二( ^ω^)/⌒ヽ | / ノ>ノ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ /⌒ヽ レレ ( ヽノ| / ノ>⊂二二二( ^ω^)二⊃ VIPからきますた
ノ /⌒ヽ ヽノ レレ | / ⊂二二二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ ( ヽノ | ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ VIPからきますた
( ヽノ | / レレ ノ>ノ ( ヽノ いつもすいません 三 レレ ノ>ノ 三 レレ
- 254 :風と木の名無しさん :2006/03/25(土) 23:01:29 ID:lA0orR5p
- 飴の……
- 255 :風と木の名無しさん :2006/03/26(日) 00:49:30 ID:jTQ7E3Lq
- 飴ちゃんねだりすぎwww
飴ちゃんの人も、他の人もやりづらくなるから止めれ
- 256 :風と木の名無しさん :2006/03/26(日) 14:57:52 ID:gL8CWucQ
- ガムでもいいです
- 257 :風と木の名無しさん :2006/03/26(日) 17:06:15 ID:FIPjbWSD
- バナナはおやつに入りますか?
- 258 :風と木の名無しさん :2006/03/26(日) 21:19:02 ID:aErY4S0g
- おやつには入りませんが、プレイには入ります。
- 259 :風と木の名無しさん :2006/03/27(月) 00:31:34 ID:tbXkXk1a
- >>258
ワロタwww
- 260 :風と木の名無しさん :2006/03/27(月) 02:33:14 ID:N3rwetNm
- じゃあバナナで。
- 261 :風と木の名無しさん :2006/03/28(火) 02:59:15 ID:HsG4uVME
- 幼い頃から病弱であった弟が、長崎へ蘭学を学びに行きたいと
両親に懇願しているのを立ち聞きした時、兄は自身の耳を疑った。
四つ下の弟は色白で線が細く、十四の妹よりも若干小さく見える様な有様であった。
(家の階段すらまともに登れない弟が長崎など…)
確かに最近は大分病気に罹る事も減り、なんとか人並みの生活をしていたようだったが、
お江戸から長崎までは非常に長い道のりである。
しかし、弟の必死の訴えと手習いの師からの強い推薦が功を奏し、
遂に両親が折れ長崎留学は現実のものとなった。
生家の材木問屋の跡継ぎとなるべく修行中の兄の存在も、
決定の大きな要素であったともいえる。
「あにう、え、っは…あ」
「おい、早く来ないか。置いていくぞ」
そんな理由で弟は体力づくりとして、兄と共に行動ををする事を命じられたのである。
朝は他の材木問屋に修行に出る兄について歩き、
そこから蘭語の勉強のため、師の家を訪問する。
そして兄が家に帰ってくると、ともに銭湯へと向うのである。
「すみませっ、ごめんなさ…」
足が縺れたのか、人通りの多い表通りで躓いた弟は誰かにぶつかったようだ。
ふらふらしてんじゃないよ、愚図!と癇走った女の声が聞こえたのにたまりかね、
兄は踵を返し弟を助けに向った。
- 262 :風と木の名無しさん :2006/03/28(火) 03:01:36 ID:HsG4uVME
- 「あにうえ…」
「ほら、立て。みっともねえぞ」
地べたに倒れこんだ弟の腕を掴んで引っ張り揚げると、その予想外の身体の軽さに兄の腕が勢いづき、
またしても弟は体勢を崩し今度は兄の胸ぐらにぶつかってしまう。
その滑稽な有様に、道行く人々から失笑が漏れる。
赤面した兄弟はそそくさと早足でその場を去った。
弟と一緒に銭湯に行くようになり、兄には気がかりが一つ増えた。
病に伏しがちな弟は頭を総髪にしている。
日光に曝されなかった肌は青白く、しかし毎日銭湯に通い糠袋を使うようになったせいか
貝瑠璃のような光を内面から放っているようだ。
儚げで理知的な面差しと、人なれしていない様子の落差も可愛らしく写り、
衆道の気のある輩のみならず、弟は居合わせた客の目をひいているのだ。
世間知らずの弟はそんな視線にも一切気付く節はなく、
さりげなく兄が割って入るまで、脂下がった親父と素裸で会話していたりするのでたちが悪い。
「このまま長崎にやると、弟の貞操が危ないのではないか」
その考えが日増しに兄のなかで大きくなっていった。
- 263 :風と木の名無しさん :2006/03/28(火) 10:26:57 ID:UJL6wNIJ
- おぉ〜続きキボン!
- 264 :ベタ厨設定 :2006/03/31(金) 13:13:47 ID:MmENNckR
- 世界は水に侵されていた。
人類は、人体遺伝子改造を解禁し水棲人類を造り出した。
今や人類から独立した水棲人類は海中に文明を築き、人類はその恩恵にあずかり生きている。
しかし浸水は進み、地表面が残り0.001パーセントをきった時、人類は大きな賭にでた。
“地脈を操作し、地球の時間を巻き戻す”
勿論、それが現実となれば、水棲人類は行き場を無くし、文明は滅びてしまうだろう。
地脈を扱えるのは限られた家の者のみ。
その家には水棲人類と人類の混血の兄弟がいた。
地脈を操作する針は、長針短針、二本。
それぞれ、長剣と短剣として存在している。
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』
『すまない…俺も…すぐ逝くから…』
兄が、弟を倒し水棲人類を救うのか。
弟が兄を討ち、人類を救うのか。
兄弟は世界の存亡をかけた大きな企みに、飲み込まれていく。
- 265 :風と木の名無しさん :2006/03/32(土) 13:01:35 ID:5/9+nfCe
- おお!続きが気になる!
- 266 :風と木の名無しさん :2006/03/32(土) 19:45:58 ID:yhwIiBxA
- まわらないね
- 267 :コピペ改 :2006/04/03(月) 15:17:02 ID:dQJzegpz
- し て
愛 _ (⌒Y 弟ヽ ∧_/( ̄)) ∧_∧ る
γ´弟`ヽ_`と.__ )( ´ ∩( 《 (`・ω・´)
)) ,、 , ) <、_,.ノ ヽ、.__,ノ l つ つ
((_/し∪V .ヽ.__ノ!__))
∧__∧ ∧_∧ ∧_∧
( ) ( ;´Д`) (`・ω・´)
貴 ( 弟 つ (U_U )つ (つ と) 愛
.ヽ___ノj 兄 (⌒Y⌒)
∧__∧ . / ̄ヽ ̄
(` ) __ ( __ ) (
兄 と 弟ヽ ( ̄))∧_∧ /´ `Y⌒) VUVJ_) し
(__ト、__丿 〉 》∩ _) ( 弟__つ´
ヽ、.__,ノ ヽ、__,.>
る て
── =≡∧_∧ =
── =≡( ・∀・) ≡ ドンドコッ ∧_∧
─ =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡ r( 兄 )
── =≡ > 弟__ ノ ))< > -= 〉# つ
─ =≡ ( / ≡ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
── .=≡( ノ =≡ -= し'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|
|
| 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
| 愛 の 海
- 268 :風と木の名無しさん :2006/04/05(水) 04:10:14 ID:G+kfPNNz
- 兄貴が大学にトップで合格したのをきっかけに、
俺は安物のピアスを買って開けるようになった。
試験、検定など、兄貴が認められた数だけ、俺に風穴が増えていく。
兄貴が3年になった時点で、両耳に3つずつ、臍に一つあいていた。
8つ目が開くことになったのは、梅雨が明けたころだ。
ナントカカントカ……名前さえ知らないが、とにかく長ったらしい名前の試験に
兄貴は二度落ちた末、とうとう合格したのだ。
その試験への兄貴の執着ぶりはすごかったから、合格して心底喜んでいた。
俺は、口々に兄貴を讃える家族を尻目に、ピアスを買いに走った。
ちょっとだけ奮発して良いものを買った。
……どこに開けよう……
ピアスを購入した直後、真っ先にそこに悩んだ。
そして一晩悩んだ結果、唇にあけることにした。
まだためらいはあるが、どうせそのうち慣れるだろう……
そう言い聞かせて安全ピンをそっと唇に当てた時、部屋のドアが開いた。
「……あ、兄貴……!」
「……何をしてるんだ?」
- 269 :風と木の名無しさん :2006/04/05(水) 07:03:22 ID:0dG71Riz
- 続き(*´Д`)ハァハァ
- 270 :風と木の名無しさん :2006/04/05(水) 16:38:33 ID:EIPT72i1
- 続きー
- 271 :風と木の名無しさん :2006/04/05(水) 22:31:55 ID:4vgxVF/P
- いろんなとこに開けられて下さいませ
- 272 :風と木の名無しさん :2006/04/06(木) 05:47:33 ID:9HyOp2Iw
- >>1
- 273 :風と木の名無しさん :2006/04/07(金) 16:05:03 ID:sY22rF+1
- 寸止めイクナイ!
- 274 :風と木の名無しさん :2006/04/08(土) 06:28:07 ID:Uzm7DiDk
- >>268続き
「……ピアス」
「わかってる。どこに開けようとしたんだと、聞いてるんだ」
強い口調でそう言われ、俺は思わずたじろいだ。
静かに、自分の口を指差すと、兄貴の眉間の皺はいっそう深く刻まれた。
兄貴は何も言わずに、部屋に入り俺の方へ歩いてくる。
安全ピンをテーブルに置いて、兄貴を避けるために後退りをした。
ピアスがどうとか、そういうのは俺個人の自由の筈なのに、
得体のしれない罪悪感が胸をしめつけてくる……
「な、なんだよ」
「……間に合って、よかった……」
「ハァ?」
思った以上に素頓狂な声が出た。
畜生、兄貴のせいだ。
心の中で悪態をついていたら、兄貴は一気に距離をつめてきた。
俺に逃れる隙も与えず、兄貴は俺の肩を掴んでいる。
「綺麗な形をしているんだから……勿体ないだろう」
- 275 :風と木の名無しさん :2006/04/08(土) 19:48:12 ID:7roS/hfa
- ピアス!ピアス!
- 276 :風と木の名無しさん :2006/04/09(日) 02:46:28 ID:e+5F67Nq
- >>275
落ち着けww
- 277 :風と木の名無しさん :2006/04/09(日) 17:28:57 ID:IxlN3ddl
- 早く続き(*´Д`)=з
- 278 :風と木の名無しさん :2006/04/10(月) 00:52:40 ID:ZJleSTi6
- やべーオモシロス
- 279 :風と木の名無しさん :2006/04/10(月) 00:55:55 ID:/KeRNLeG
- 続き気になるw
- 280 :風と木の名無しさん :2006/04/10(月) 02:01:05 ID:5XKvQKfc
- >>274続き
気がつくと、俺はいつの間にか兄に抱き締められ口付けられていた。
俺がピアスを開ける筈だった下唇を舌で執拗に擦られた後、
両手で顔を挟まれ、角度を変えてさらに深く唇を合わせられる。
「んうっ……!」
兄貴の舌が俺のそれに触れたのと同時に、
口の端から息と共に思わずくぐもった声が漏れた。
ふっ、と兄貴が息を短く吐いたことで、笑われたと感じた。
顔が熱くなるのがわかる。
い、今のは断じて喘ぎ声なんかじゃねえ!
「なあ」
「なっ……何だよ」
「ピアス、全部外して」
「は……? なんで」
「何でも。今だけだから」
長いディープキスの後で息も切れ切れな俺に、兄貴はそう言った。
また何かされるんじゃないか、という不安を感じながらも
俺は兄貴の言葉に従い、ピアスを一つずつ外してケースにしまっていった。
それは、不安の中にほんのちょっとだけ、期待が混じっていたからかもしれない。
- 281 :風と木の名無しさん :2006/04/10(月) 02:25:04 ID:Reppjv6X
- 続きktkr!!
GJです!
この先どうなるのか期待でいっぱいです(*´Д`)ハァハァ
- 282 :風と木の名無しさん :2006/04/10(月) 15:47:43 ID:sjIM3Pnd
- きたよきたよ
- 283 :風と木の名無しさん :2006/04/12(水) 00:25:09 ID:5KSlb3Am
- 続き期待age
- 284 :風と木の名無しさん :2006/04/12(水) 15:01:27 ID:rj/q3EHQ
- さっき男友達にちんぽハメてきた
超苦しがって可哀相だったからすぐ抜いたけど
女も男も同じだなぁと思った
- 285 :風と木の名無しさん :2006/04/12(水) 23:09:41 ID:xDypOqGx
- コピペっぽいけど
このスレ的には男友達の部分を弟にしてほしかった
- 286 :風と木の名無しさん :2006/04/12(水) 23:36:37 ID:JPZeHjg+
- >>285ワロス
- 287 :風と木の名無しさん :2006/04/13(木) 19:58:47 ID:vjfhSnoq
- http://rubyurl.com/3Zg
- 288 :風と木の名無しさん :2006/04/15(土) 23:17:13 ID:5n793z69
- 続きまだー?
- 289 :風と木の名無しさん :2006/04/16(日) 03:09:05 ID:aZZjCuqz
- さっき弟にちんぽハメてきた
超苦しがって可哀相だったからすぐ抜いたけど
女も男も同じだなぁと思った
- 290 :風と木の名無しさん :2006/04/16(日) 05:48:38 ID:at0vT0Mg
- >>280
続き
もう一度、今度は啄むように軽くキスをされた。
そして、そのまま唇は頬を掠るようにずれて、
俺の耳を軽く食んだのだ。
「……ック……」
瞳を固く閉じて体を強張らせると、耳と反対の方にある肩に
手を置かれ、スッと腕に向かって下ろすように撫でられた。
その間も、耳への愛撫は続いている。
舌の先を固く尖らせ、ピアスの穴を、上から順に丹念に舐めている。
逃げようと頭を動かしたら、二の腕辺りを行き来していた手が上がり
頭を押さえられてしまった。
「んっ……ふ」
肩どころか、全身、声までが震えてしまう。
俺は女と付き合った間も、下の立場をやったことがないのだ。
初めて受ける愛撫、それも耳だけでこんなに翻弄されるのに戸惑った。
セックスがヘタだと言われたことはないけれど
自分を望んでもいない場所に追いやられ、それで案外やっていける
まるで俺のつまらない人生みたいで、悔しくなってきた。
- 291 :風と木の名無しさん :2006/04/16(日) 06:07:57 ID:at0vT0Mg
- 「どうした?」
口を放し、俺の目を見つめている兄貴の表情は
とても優しく、柔らかかった。
ただでさえ日に焼けたように熱い頬が益々ほてっていくのを感じた。
「何も考えないでいいんだ。いつも通り」
ちょっと待て。
まるで俺が普段から何も考えていないような言い草に
少しだけ俺はむっとして、抗議しようとした。
兄貴は目を伏せ、俺の上着のボタンを外すのに集中した。
俺はもう抵抗せずに、兄貴の顔をぼんやりと眺めていた。
「そんなお前が、好きなんだよ」
独り言のように兄貴が呟いた言葉に、俺は耳を疑った。
聞き返したり追及したりする間も無く、前がはだけられる。
普段は風呂上がりに素っ裸で家の中を歩いたりするが、
こうやって改めてしげしげと見られると、無性に恥ずかしい。
中肉中背の、特に特徴も無い俺の体の一点、
臍のピアス穴を兄貴に見つめられて、むずがゆかった。
---
調子に乗って一気に二スレ分です。
妄想を書いただけなので、支離滅裂ですいません。
エロはそんなに書いたことないから、途中で力尽きるかも……
- 292 :風と木の名無しさん :2006/04/16(日) 13:50:27 ID:Gdcme2TT
- >>290-291
キタ―――(゚∀゚)――――!!!!!
テラモエス!!GJ!!(*´Д`)ハァハァ
お兄様そのまま弟をじっくりじんわり虐め楽し(ry _ト ̄|○
続き待ってるぉ!!
がんがれw
- 293 :風と木の名無しさん :2006/04/17(月) 06:46:11 ID:Cxqzki89
- かわいい弟きたー!
- 294 :風と木の名無しさん :2006/04/18(火) 17:36:01 ID:D56F3Jf7
- ある日、俺に突然「弟」が出来た。
俺の実の母親が死んだ数年後、父親が再婚を決めた相手が自分の子供も一緒に連れて来た為だ。
俺が中学二年生で、あいつが小学六年生の時だった。
俺自身、マザコンと言う程では無いとは思うが、突然会わされた相手を「母親」や「弟」と呼べと言われても、それはちょっと無理な話で…。
あいつはとても素直で、俺に初めて会った時から俺を「兄ちゃん」と呼んで懐いて来たがどうにも馴染めず…まともに相手にもしないまま、新しい母親とも打ち解けられない状態で数年間が経ち、そろそろ大学進学について考えなければいけない時期が近づきつつあった。
…導入長すぎてすいません。
- 295 :風と木の名無しさん :2006/04/18(火) 21:30:42 ID:5V/W+JB6
- >>291
狂おしくGJ!目が離せない。
>>294
ワクテカして待ってる。
- 296 :風と木の名無しさん :2006/04/18(火) 21:41:06 ID:dYaT7E0t
- 義理弟!義理弟!
- 297 :風と木の名無しさん :2006/04/18(火) 22:30:56 ID:agj36IU4
- 義兄弟…('・ω・`)
- 298 :風と木の名無しさん :2006/04/18(火) 23:10:42 ID:rxQWzJ3e
- 義兄弟だと思ってたが、実は……!!とかないか……。
血の思いっきり繋がった兄弟ってなかなかないよね……(´・ω・`)
サイトとかならそれなりにあるみたいだけど。
- 299 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 06:37:24 ID:055rQa1/
- (こちらでは今まで普通に血の繋がった兄弟が多かったので、パターンを変えて義理の弟にしてみました。)
>>294の続き
大学進学にあたり、志望校をどうするかは大体決めてはいる。
地元では無く、なるべく遠くの大学を選択するつもりだ。
そうすれば、この家を出て堂々と一人暮しも出来るだろうし…。
そんな事を日々考えてしまうのは結局、居場所の無さを感じてしまうこの家から早く逃げ出したいと言う思いが原因だってのが我ながら情けない。
ある意味、こうなってしまったのは自業自得なのにな…。
そんな気持ちが燻り続けている中、そろそろ寝ようと思っていた俺の部屋のドアを叩く音が聞こえた。
「…誰?」
「兄さん、少し話したい事があるんだけど…中に入ってもいいかな?」
「別に構わないが…鍵も掛けて無いし、勝手に入れよ。」
俺がそう答えると、あいつは少し遠慮がちな様子で部屋の中に入って来た。」
一体こんな夜更けに何の話があると言うんだろうか?
少々訝しげに思いながらも、俺はあいつにそこら辺に適当に座る様に促したのだった。
- 300 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 07:29:03 ID:DVTf1aev
- パターン変えないでほしかったな
- 301 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 07:40:12 ID:055rQa1/
- >>300
変化球はだめでしたか。
うーん…出直して来ます。
- 302 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 07:51:28 ID:UInjPoDK
- 自分は血繋がってなくても萌えるからいいかな〜
続きが気になりますな…
- 303 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 11:37:44 ID:055rQa1/
- >>300
もし、続きを書く事が出来るならきちんとオチまで書くつもりではあるんですが…。
ちょっと冒険し過ぎました。
反省。
- 304 :風と木の名無しさん :2006/04/19(水) 16:28:42 ID:055rQa1/
- うわ、レス番間違えてた!
>>302さんへのレスのつもりでした。
恥ずかし。
- 305 :風と木の名無しさん :2006/04/21(金) 16:18:50 ID:CCmwTmz5
- このスレをみるたびにバッファロー吾郎?と見間違えます。
- 306 :風と木の名無しさん :2006/04/21(金) 18:05:24 ID:yyane5a8
- 恥ずかしがる>>304テラカワユス
- 307 :304:2006/04/21(金) 19:02:30 ID:nlty+2Wi
- |д・*) この歳でかあいーと言われるとえらい照れ臭いですよ
- 308 :風と木の名無しさん :2006/04/21(金) 22:56:20 ID:SbXIJOWe
- ほら・・・恥ずかしがってんじゃねぇよ
- 309 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 01:09:56 ID:6PYfyrhK
- >>307は照れ屋な優等生内気兄
- 310 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 11:05:58 ID:65bjEst6
- ちょwww何その設定wwツボルwwww
- 311 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 12:08:32 ID:+3vLqQhz
- じゃあ308はツンデレ誘い受け弟か
- 312 :304-307:2006/04/22(土) 18:31:19 ID:3oTMJe7b
- |д・;) え…ちょ…誘い受けの弟って?
じゃあ自分は襲われ攻なんですか?
- 313 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 18:58:00 ID:65bjEst6
- 聞いちゃう>>312カワユス
自覚がないのか?かわいいなぁ
- 314 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 19:41:50 ID:1JsEE9yP
- 「ック……!いい加減にしないと……っ」
「兄貴ィ、っは……あ、あうぅっ」
「やめなさい……んっ!お、お互いのために、なりませ」
「……知らねえよ……あっ……く、いい……!」
「あ、あなたは良くても、私はちっとも……あぅっ」
「兄貴……顔、見して」
「や、やめて下さい!恥ずかしい……!」
「……はぁっ、……ほら、恥ずかしがってんじゃねぇよ」
「あ!?あ、うぁあぁ……っ!!」
「んあぁ……兄貴のが中に……っくぁ!!」
とりあえず、>>304(ついでに>>308も?)がんばれ
- 315 :風と木の名無しさん :2006/04/22(土) 23:36:53 ID:65bjEst6
- (*´Д`)=зはぁはぁはぁはぁ
GJ!萌えた!
- 316 :304:2006/04/23(日) 10:04:13 ID:LUM7JoqI
- |д・;) ・・・。
|д・;) や、やだなぁ。そんな事してるワケ無いじゃ・・・
(`・∀・´) よぉ、兄貴!!
Σ(・д・*) あ・・・ど、どうしたんだい>>308
(`・∀・´)なんだよ、人の顔を見るなり赤くなって?
(д・*;) な・・・何でも無いよ、うん、何でも無いんだ。
(・∀・´) ・・・人と話す時はちゃんとこっち向いて喋れよ!!
Σ(;|||・д)あ、ご、ごめ・・・ってうわぁ!!
( ;д)ちょ、いきなりこんな・・・早く上から降りて下さい!!
(A・`) ・・・そんなに俺の事嫌いか?
(*;д) え・・・!?
(A・`) 俺はどんな誰よりも兄貴が一番好きなのに・・・そうじゃなきゃこんな事・・・。
(*・д) ・・・>>308
- 317 :風と木の名無しさん :2006/04/23(日) 12:29:07 ID:1O5XHbtc
- 萌えす(*´Д`)=з
- 318 :風と木の名無しさん :2006/04/23(日) 18:29:35 ID:+VQ+uTel
- >>316
GJ!
弟攻に見え…………いや、このスレ的には襲い受ってことだよねw
>>308にも期待w
- 319 :風と木の名無しさん :2006/04/24(月) 04:49:18 ID:oPq04emd
- 「ん?どうした?もう食わないのか?」
いつもの半分…いや三分の一も食べないうちに箸を置いた弟の悄然とした様子に僕は首を傾げた。
激しい部活動の後の空腹と成長期特有の食欲で皿を空にしていく弟の食べる姿を楽しみにしていた僕の顔も自然と曇る。
そんな僕をチラチラと見て弟はすまなそうに幅のある上体を丸めた。
「―――…うん。ご馳走サン。」
「具合でも悪いのか?」
「別に……何でもないよ。」
何でもない、そんな顔して何でもないはないだろう。
心なしか顔色もすぐれないような気もする。
立ち上がり食卓越しに手を伸ばし俯き気味の弟の前髪を指先で軽く触れ退けてみる。
「何でもなくはないだろう?ほら、熱っぽいんじゃないか?」
指の背が額に触れる寸前、僕の手は乱暴に振り払われた。
振り払われた姿勢のまま唖然とする僕を見て弟は一瞬困ったような顔を見せたが、次の瞬間には踵を返し逞しく育った背中を僕に向ける。
「―――……兄貴は…兄貴はいっつもいっつもうるせぇんだよ!もう、ほっといてくれよ!」
そう苦しげに声を荒げて弟はバタバタと自室へ走って行ってしまった。
どうして?
何があったんだ?
今朝は僕の手づくりの朝食を綺麗に平らげ、弁当も嬉しそうに持って「いってきま〜す」なんて眩しい笑顔で学校に行ったのに。
「兄貴が休みなら今日は早く帰るから。」なんて可愛い事まで言ってたのに。
早くに両親が亡くなり兄弟二人寄り添って生きてきた。
歳の離れた弟は何かと僕を頼り慕ってくれたし、僕もそんな弟は理屈抜きに愛しく大切な存在だ。
隠し事なんかした事もされた事も今まで一度だってない。
なのに…何故?
全く手の付けられていない夕食を前に僕は茫然とするしかなかった。
- 320 :風と木の名無しさん :2006/04/24(月) 05:09:38 ID:6lVsNy2L
- なにこの萌えな兄弟
- 321 :風と木の名無しさん :2006/04/24(月) 07:42:40 ID:BCS1Y78G
- やっべやっべ朝から萌え死にそう
- 322 :319続き :2006/04/24(月) 15:34:22 ID:oPq04emd
- 「ちょっといいか?」
―――2時間後、僕はグルグルと混乱する頭を抱えたまま弟の部屋を訪ねた。
3回程ノックを繰り返したが返事はない。
「―――…入るぞ?」
一応声をかけてから汗で滑る手でドアノブを握り扉を開ける。
月明かりだけがほの白い光を床に落とすだけの暗い室内。
雑然とした部屋の中へ足を踏み入れ扉を閉めると静寂に包まれ、耳にやたらと鼓動の音が響くのがわかった。
ベッドの上の丸い膨らみが緩やかに上下するのを見て思わず安堵の溜息が漏れる。
返事がなかったのは寝ていたからか…。
弟は一度寝入ってしまうと中々起きない。
無視されたのではない、という事に肩の力が抜け、ようやくまともな思考力が戻る。
寝ているのを起こすのは可哀相だし、話をするのは明日にしよう。
どこかで話をするのを怖がり逃げている自分がいるのを感じながらも、僕は手にした言い訳を離す事なく音を立てぬよう閉めたばかりの扉を開けた。
「――――…兄貴ィ、」
その瞬間、くぐもった声で呼び止められる。
「あ…、お、起きてたのか?」
驚いた僕は我ながら滑稽な程に慌てふためいて振り向いた。
だが振り向いた視線の先には先程と変わらぬ姿勢の布団の塊があるだけだ。
空耳か?いや、そんな筈はない。
篭ってはいたがはっきりと聞こえたし、そもそも弟が僕を呼ぶのを聞き間違えたり聞き逃したりは絶対にない。
「―――…どうした?」
僕は開きかけた扉を閉め、微動だにしない布団の塊へと歩み寄りながら、潜めた声で話し掛けてみた。
やはり返事はない。
そっと顔を覗き込んでみると弟は安らかな寝息を立てて眠っている。
時折閉じられた瞼が震えるが、見慣れたその顔は熟睡しているそれだ。
ということは、さっきのは寝言か。
一体どんな夢を見ているんだろう。
先刻の不自然な弟の態度がしこりのように残っている僕は確認せずにはいられなかった。
- 323 :319続き :2006/04/24(月) 15:43:04 ID:oPq04emd
- 改行規制…orz
ケツ洗って出直してきます
- 324 :319続き :2006/04/24(月) 15:52:46 ID:oPq04emd
- 「――――…兄ちゃんに何か言わなくちゃいけない事があるだろ?」
馬鹿馬鹿しい、そう思いながらも眠っている弟の耳元に問い掛けてみる。
弟の反応はない。
――何をしてるんだよ、まったく…。
自分のしている事の馬鹿らしさと弟への罪悪感に僕はガックリと肩を落とした。
可愛い弟の秘密を暴こうなんて最低だ。
15歳も年下とはいえ弟はもう高校生なのだから、僕に言えない事の一つや二つあったっておかしくないじゃないか。
頭ではわかっているのに、この言い知れぬ不快な気持ちは何だろう。
「―――…兄ちゃん、あのね…、」
グチャグチャと悩み始めた僕の耳に近頃めっきり聞かせて貰えなかった甘えた声が飛び込んできた。
「ん?ど、どうした?お腹空いたのか?」
突然の弟からの反応に動揺して見当違いな事を返しながら僕は弟の顔へ顔を寄せた。
覗き見た弟は苦しそうに眉を寄せてはいるが快活な瞳は伏せられた瞼に覆われていた。
また寝言?まさか…。
「――――あのね、俺、ヘンなんだ…。」
「馬鹿だなぁ。お前は全然ヘンなんかじゃないぞ。兄ちゃんが保証するよ。」
僕の声が聞こえているのかいないのか、弟は今にも泣き出しそうに顔を歪めた。
どうしたって言うんだ?何か学校であったのか?
弟の性格からいって虐められたり嫌われたりなんて事はないだろう、いや、絶対に有り得ない。
それにこのガタイの良さだ。絡まれたりといったこともないはず。
それじゃあ一体…?
「ほら、黙ってたらわからないだろう?兄ちゃんに話してごらん?」
弟が幼い頃によくしていたような優しい問い掛けを眠りながらムズがる弟の耳に吹き込んでやる。
すると弟は唇を何度か噛み締めてから口を開いた。
「――――…俺、兄ちゃんが好きなんだ。」
「うん、兄ちゃんもお前が大好きだよ。」
「違う!兄ちゃんの好きと俺の好きは違う!」
どういう意味だ?
それに寝てるのにそんな大声が出るものなのか?
半ばパニックになる僕をよそに弟の主張は続く。
- 325 :319続き :2006/04/24(月) 15:59:10 ID:oPq04emd
- 「―――…俺、兄ちゃんの事、好きなんだよォ…」
だから、それは知ってるし僕も…って、待てよ?
もしかして…。
「兄ちゃんのコトを好きっていうのは…つまり、その、…そうゆう好きなのか?」
妙な胸の高鳴りを抑えて返した質問は我ながら情けなくも舌がもつれてしまった。
だが目の前の弟はそんな事は気にした様子もなく小さく頷いた。
そして小さい頃から変わらぬ泣きそうになると眉を八の字にする癖を見せる。
「――――…俺の事、気持ち悪い?嫌いになる?」
「そんな訳無いだろ!兄ちゃんはお前の事、愛してるよ。」
返す返す馬鹿な返事だと自分でも思ったが、口をついて出てしまったものは仕方ない。
それに嘘偽りなく僕は弟を愛してる。
「―――よかったぁ…。」
僕の返事を聞いた弟は嬉しそうにそう言い笑顔になってから再び寝息を立て始めた。
僕はその天使のような寝顔をじっくりと眺めてから起こさぬように弟の部屋を後にした。
そして自分の部屋に戻ってから急に激しい羞恥と混乱が襲ってきた。
僕は弟を愛してる。
まさか自分がそんな重大な事をこんな事で改めて実感するなんて…。
口に出した瞬間にその事実は生々しい想いを伴い僕の心に刻まれた。
これは兄弟愛とは言えないような気持ちだ。
その事実を自覚した今ならはっきりとわかる。
弟はまだ子供が親を慕う程度の気持ちの範疇に違いないだろう。
だが僕の気持ちは…明らかに違う。
ひょんな事から途方もない現実を突き付けられた僕は先刻までとは違う意味で茫然とするしかなかった。
- 326 :風と木の名無しさん :2006/04/24(月) 17:40:20 ID:/dQHwiP7
- わー、なんか萌えストーリーキテル〜!
ワクテカしながら続きを待ってますよ〜!
- 327 :風と木の名無しさん :2006/04/25(火) 08:47:20 ID:YKHSu2wm
- ピアス弟の続きマダー?
- 328 :風と木の名無しさん :2006/04/25(火) 17:01:32 ID:LglAssV7
- 今日、弟が俺の所に遊びに来る。
地元の大学を選ばず、遠方の大学を選択した為に家を出て一人暮しをしている俺のアパートにゴールデンウイークを利用して泊まりがけで押しかけるつもりらしい。
あいつと会うのは久し振りな気がしてしまうが、まだ一ヶ月ちょいか…。
家を出る事について家族中猛反対だったんだが、根気よく説得を続けた甲斐もあってどうにか両親からのOKが出た後も、あいつだけは最後までごねていた。
なにも一生会えなくなる訳でも無いのに、大袈裟な奴だなぁって思ったりしたっけ…。
弟を迎える為に駅まで行き、改札口前で大勢の降車した乗客の中に見慣れた顔を探す。
…いた!
あいつも俺に気付いた様だ。
馬鹿みたいに両手を振っている。
少々恥ずかしいなと思いながらも、改札口から出て来た弟を出迎えた。
- 329 :風と木の名無しさん :2006/04/25(火) 19:09:57 ID:bw2uaIFn
- 萌え兄弟ktkr
- 330 :風と木の名無しさん :2006/04/25(火) 21:46:33 ID:stCONMl7
- ID違いますが>>328続き
「よ、元気にしてたか?」
嬉しそうに駆け寄って来る弟に声を掛けた。
「うん! 兄ちゃんは大丈夫? ・・・ちゃんとご飯食べてる?」
「・・・おいおい、人聞きの悪い事言うなよ。 毎日しっかり食べてるって。」
「だって・・・なんか痩せたっぽく見えたからさ。 久し振りに会うからかな?」
・・・そう言われて見れば、確かに痩せたかもしれない。
環境が変わった事に加え、一人で食べる食事にそんなにも力は入れてなくて
インスタント物等で適当に終わらせる事も多かったのが原因だろうか。
心配そうに俺を見つめる弟の頭を撫でながら「そんなに心配すんなよ、大丈夫
だからさ。」と言うと、彼は少し不安そうにしながらも笑顔を見せてくれた。
心から心配してくれているんだと分かる彼のその様子を見て、俺は何だかとても申し訳の
無い気持ちで一杯になってしまったのだった。
- 331 :風と木の名無しさん :2006/04/26(水) 23:23:20 ID:hzv2ZS6N
- 新作にハァハァしつつ
漏れもピアスたん投下待ち(*´Д`)
- 332 :風と木の名無しさん :2006/04/27(木) 01:01:47 ID:Mb3Jo7UQ
- 今週のマ/ガ/ジ/ンの新連載、
サッカー兄弟にテラモエス
Uー15代表の兄貴と、サッカーを辞めてマネージャーに
なった弟。
兄貴は弟に厳しく接するが、それは弟のサッカーの才能を
惜しんでいるからみたいで…
毎週水曜日が楽しみになりそうです。
- 333 :風と木の名無しさん :2006/04/27(木) 08:21:06 ID:YtXI8DV4
- ピアス弟新作を期待しつつ>>319の続き
sideB
「やべ!遅刻だ!」
いつも開け放しているカーテンから降り注ぐ陽射しの眩しさに俺は跳び起きた。
バタバタと支度を始めたその時、予定表に書かれた「休み」という文字が目に入り、俺の寝ぼけた頭が今日は代休だということを思い出してくれた。
逆の勘違いじゃなくてよかった、そう安心したのも束の間で、俺はベッドに横になりながら休日の始まりにしては早い時間に目覚めた事を軽く後悔していた。
「まだ寝れるじゃん…。」
ポツリと漏らした呟きは静かな部屋に落ちてすぐ消えた。
この静寂ってヤツが俺は嫌いだ。
暗いのも嫌いだ。
小さい頃は一人で寝るなんて絶対に無理だった。
オヤジとオフクロが亡くなってから俺は一人で家にいる事が出来なくなった。
兄貴は俺が一人で泣いてるのを見つけると、俺の気の済むまで傍にいてくれた。そして「僕がついてるよ。だから大丈夫。」、そう言って頭を撫でてくれた。
兄貴がそうしてくれたから俺は留守番も出来るようになったし、暗闇も前よりは恐くなくなった。
いつだって兄貴が…そう、兄貴がいてくれたから俺は…。
「――――誰なんだよ、あの人…。」
口にした瞬間、昨日見た嫌な光景が鮮明に甦ってきた。
部活を早めに切り上げて帰ってくる途中、俺は買い物袋をぶら下げた兄貴の後ろ姿を見つけた。
どんなに離れてたって見間違える訳無い。
兄貴の凛とした背中はいつだって俺の憧れだったんだから。
その兄貴の隣に肩を並べるに相応しい男になる為に大して好きでもないバスケもがんばってきた。
でも昨日、俺がいつも並んでいる兄貴の隣には小柄な女の人がいた。
鮮やかな白い服を着ているその人と兄貴は楽しそうに話しながら俺の数メートル先を歩いて行った。
ハッキリ言ってすげぇムカついた。
だってその場所は俺のなのに、俺のだったのに。
- 334 :風と木の名無しさん :2006/04/27(木) 08:24:42 ID:YtXI8DV4
- >>319の続き
俺の中に巣食ったそのイライラはただただ不快で、俺はわざと遠回りして家に帰った。
何でこんなにイライラするのかなんて全然わからなくて、それがまたイライラを膨らませて…。
でも家に帰って兄貴の笑顔を見たときにそのイライラの正体がわかったんだ。
…嫉妬だったんだって。
俺は兄貴が家族としてじゃなくて好きなんだって、わかってしまった。
こんなのおかしいのかもしれないって思ったら兄貴の顔をまともに見られなかった。
苦しくて飯も食えなくて、心配そうな兄貴の顔を見てるのも苦しくて俺はすげぇ嫌な態度を取ってしまった。
「あーあ…夢の中なら素直に言えンだけどなぁ。」
そんな自己嫌悪でいっぱいになって横になった俺が昨夜見た夢は現実ではありえないくらい幸せだった。
俺が好きだって言ったら兄貴はいつもの優しい笑顔で「愛してるよ」なんて返してくれた。
こんな都合のいい事、あるわけない。
実際に俺がそんな事言ったら兄貴は困った顔するに決まってるんだ。
だからあれはすげぇ嬉しくて幸せだけど悲しい夢。
俺の気持ちは兄貴には隠さないといけないんだ。
兄貴を困らせるなんて俺は嫌だ。
だから…だから、絶対に秘密。
固く心に決めてから俺はベッドから起き上がり兄貴の待つリビングへと向かった。
ピアス弟新作待ち保守の目汚しすまん
- 335 :風と木の名無しさん :2006/04/27(木) 14:07:54 ID:9gKb5MhB
- >>330 続き
アパートに向かう道すがら、買い物をしたりしながら弟と他愛の無い話をしていた。
まるで会えなかった時間を取り戻したいと言わんばかりにー彼はずっと話続けている。
子供の頃から俺の後にずっと引っ付いて離れなくて困る位だった弟にとって、俺が側に居ない生活は余程寂しかったのだろうか?
俺の方は毎日勉強やバイトに追われてるおかげで孤独感に苛まれる事も余り無かったものの、一人で夕食を食べる時や眠りに就く時には少し寂しく思えた位だから、淋しがりの弟にはかなり堪えてしまってるのかもしれない。
- 336 :風と木の名無しさん :2006/04/27(木) 20:17:41 ID:p4MVZ98s
- 二つも続きが来てたー(*´Д`)
- 337 :風と木の名無しさん :2006/04/28(金) 10:25:50 ID:fuBOrPJE
- >>330 続き その2
(いつも仕事の合間に書いてるんですすまなーい! 私もピアスと新作続きを期待してます)
弟とは二つ歳が離れている。
俺の容姿は真っ黒な直毛、一重なのに対して、弟は元から髪が茶色っぽく、加えてくせっ毛で、目も二重だったりする。
多分女の子にも人気はあるんだろうが、彼女らしき影が今まで一切見えた事が無いってのも不思議で仕方ない。
そんな事を考えたりしている内にアパートに着いたのだった。
「ほら、上がれよ。 ま、なんも無いけどな。」
「…おじゃましま〜す…ってかほんとに何にも無いね。」
俺は昔から部屋に無駄な物を置くのが嫌いだ。
一人暮らしを始めてからは一層余分な物を置かなくなってしまったので、ある意味とても殺風景な部屋になっている。
弟は俺と正反対で、部屋にごちゃごちゃ小物を増やすのが好きだ。
そんな彼にとってはこの部屋はかなり落ち着かない様だ。
「そこらへんに適当に座ってな。 暇ならテレビでも見てればいいよ。」
そう弟に声を掛けて、俺は買って来た物をしまい込んだりしていた。
ふと弟の方を見ると、床に座ったまま部屋の中を見回している。
「…これだけ何も無いのもちょっと落ち着かないな。」
「ごちゃごちゃしてて足の踏み場も無い、ってのよかましだろ?」
「そりゃそうだけど…。」「それはそうとごめんな、連休中二日しか休みが取れなくてさ。 バイト先に無理言ってどうにか取れたけど二日が限界だったんだ。」
「…仕方無いよ、サービス業のバイトだし。 でも、それでもこうして会えただけ嬉しいよ。」
そう言って微笑む彼を見て、少し心が痛んだ。
たった二日だけど、せめてこちらに居る間は楽しく過ごして貰おう。
明日には二人で何処かに出掛けたりして、あいつが笑顔で帰途に着ける様に…。
夕食も済ませ、風呂の準備をしたりしている時にふと思い出した。
ここには来客用の布団が無い。
…まあいいか。
あいつを布団で寝かせて、俺は毛布にでも包まって床にでも寝よう。
そんな事を思いながら、弟に先に風呂に入る様に促した。
- 338 :風と木の名無しさん :2006/04/28(金) 21:21:12 ID:Nteagkre
- 続きが気になります(*´Д`)=з
- 339 :風と木の名無しさん :2006/04/28(金) 21:36:09 ID:40tERU7+
- 続きマダー?
- 340 :風と木の名無しさん :2006/04/29(土) 09:51:22 ID:9RVUrf9B
- >>337 続き
「…あ。 もしかして布団はこれ一つしか無いの?」
風呂から上がって来た弟が少々素っ頓狂な声で俺に聞いて来た。
「ああ、一人で暮らすのに余分な布団は要らないだろ? ここはたまり場にもなって無いしな。 今日はお前がそれで寝ろ、俺は床で十分だからさ。」
「そんな…なんか悪いよ。 身体も痛くなっちゃいそうだし。」
「大丈夫、そんなにヤワに出来て無いよ。 いいから湯冷めしない内に先に寝てろ。」
「でも…。」
「…しょうがねーなぁ。 これでどうだ!?」
「! ちょ…兄ちゃん!?」
俺は煮え切らない弟を抱き上げて強制的に布団へ連れて行き、上に降ろした。
「…い、いきなり何すんだよぉ!? びっくりするじゃないかぁ!!」
「お前がいつまでもうだうだ言ってるからだよ。 それにしても相変わらず軽いな。 お前こそちゃんと食ってんのか?」
「ちゃんと食べてるよ! 仕方ないじゃんか、太れない体質なんだからさ!」
「そういやあそうだったな。 さーて、これから風呂に行って来るからちゃんと布団に入っとけよ。」
そんなやり取りをしてる中、弟が小さな声で呟いた。
「…兄ちゃんの馬鹿。」
「おい、いきなり馬鹿は無いだろ馬鹿は。 まあ無茶したのは謝るけどさ…。」
「ばか…。」
「…?」
顔を真っ赤にしたままそっぽを向いた弟の態度が少々気になりはしたが、明日の事も考えてそのまま風呂に行く事にした。
- 341 :はめ :2006/04/29(土) 12:48:27 ID:0wkPTj2S
- 投下ラッシュにテラウフしながら即興
「……っ、あ、ぁ、く……っ」
「相変わらず、イイカオすんね、お前は」
「…はっ、死ねクソ兄、っああ!」
ベッドがギシギシと不快な音を立てる。でも何より不快なのは、もっと別の音だ。
最初はふざけた兄のしかけてきた悪戯だった。
それが何度か続くうち、俺の嫌がる素振りが悪戯を助長するのだと気付いて、
俺は兄をヒかす為にわざと気持ち良い振りをして、いやらしく喘いでやった。
そのとき俺は頭脳戦での勝利を確信していた。
だが何故か兄は嫌がらせを続行し、あまつさえエスカレートしてきやがった。理解出来ない。
俺は弟なんだぞ、分かってんのか。
「ッハ、いーかげん、に……ん、ぅ」
「…かーわいい、ねェ、悦んでるくせに、さぁ?そのヤラシー顔と声、ビデオで、残しとくかぁ?」
「く、っ…ふざけ、ん、あ、あぁっ」
ぐい、と体をひねって兄はベッド脇の棚から携帯を掴んだ。
中で何度も出したくせに萎えてないものを引きずり出し、体位を変えてまた突っ込まれた。
目の前には携帯のレンズをこちらに向けてニヤつく兄。
「ハメ撮りってやつだなぁ、ははは」
「このバカ兄っ、何し……く、あぁっ…」
以上。ハメ撮りが書きたくてやった航海はしていない
- 342 :風と木の名無しさん :2006/04/29(土) 14:17:03 ID:lWphaHx6
- (*゚Д゚)ムッハー
- 343 :風と木の名無しさん :2006/04/29(土) 15:14:39 ID:1uG9wUzg
- >>340
弟カワユス(*´Д`)
今後どうなるのかwktkしてまってます
>>341
やられながらも悪態つく受ってツボなんだ(*゚∀゚)-3 ムッハー
当然このあともハメ撮り写真をネタにあんなことやこんなことされるんだよね?w
- 344 :風と木の名無しさん :2006/04/29(土) 16:39:48 ID:9RVUrf9B
- >>341
鬼畜兄貴と抵抗出来ない弟、なのだね?
これもまた良し、です。
- 345 :風と木の名無しさん :2006/05/01(月) 13:30:47 ID:wsr0gdbR
- >>340 続き
「ふぅ…。」
湯舟に入って一息入れた俺は、ふと先程の弟の動揺する姿を思い出していた。
両親は共働きをしていて殆ど家にいないも同然だった為に、弟の面倒は兄である俺が当然の様にみていた。
その所為か、弟は両親よりも俺に懐いてしまっている。
以前ならよく自分から抱き着いて来たりしていたのに、思い返してみると今日はそういった事は一切していない。
むしろ一緒に歩く時も少し間を開けて歩いていた様に思えた。
それが「親離れ」ならぬ「兄離れ」からの行動なら、淋しくもあるけど喜ばしくもある。
でも…あの「ばか」に含まれた意味合いは…?
何であれ位であんなに赤くなってたんだろう?
考えれば考える程分からなくなって…いや、本当は分かっているんじゃ無いのか?
そんなこんなをグルグル考えている内に上せかけてしまったので、取り敢えず風呂から上がる事にしたのだった。
- 346 :風と木の名無しさん :2006/05/02(火) 09:34:51 ID:Lb+dTRXd
- >>345 続き(保守も兼ねて)
風呂から上がった俺は、冷蔵庫に飲み物を取りに行った後、そっと弟の様子を見に行った。
『ちゃんと寝てるかな…?』
布団に潜り込んでいるあいつが寝ているのかどうかはこちらからはよく判らなかったが、取り敢えず物音を立てない様に移動して、床に置いた毛布に包まろうとした…が。
「兄ちゃん…。」
布団から顔を出した弟が声を掛けて来た。
「なんだ、まだ寝て無かったのか?」
「うん…なんか寝付けなくて。 俺、旅行とか行くとなかなか寝れなくていつも困っちゃうんだよな。」
「そうか…。 まああんまり気合い入れて寝ようなんてしてると余計に目が冴えちまうから、目だけでも閉じてな。」
そう言って弟の頭を撫でてやると、先程と同じ様にまた真っ赤になってしまっている。
そんな状態になりながらも、彼は少々遠慮がちに話掛けて来た。
「…兄ちゃん、あのさ…。」
「ん?」
「一緒に…寝よう? そしたらよく眠れる気がするから…。」
「…え!? で、でもその布団は一人用だから狭いし…。」
「…嫌? 俺と寝るの。」
嫌な訳じゃ無い。
いや、嫌な訳が無い。
でも、妙に意識しちまったままで一緒の布団で寝るなんてのはある意味「拷問」だ。
今までどうにかごまかして来たが俺は…彼に惚れてしまっている。
弟として愛おしく思っているのも確かだが、それ以上の思いがあるのも確かだ。
そんな自分を認めたく無くて、あいつの側に居続ければいつか傷付けてしまいそうで…進学を理由に逃げ出してしまった。
いや、俺自身傷付くのが怖かっただけなのかもしれない。
弟は…あいつはこんな俺をどう思っているんだろうか?
それを考えると怖くて仕方がない。
彼は答えを待っている。
俺は…どう答えればいいんだろう…?
- 347 :風と木の名無しさん :2006/05/02(火) 12:09:01 ID:lYV12zMA
- (・∀・)イイヨイイヨ-
- 348 :風と木の名無しさん :2006/05/03(水) 15:44:41 ID:xCaQoBvH
- wktk
- 349 :風と木の名無しさん :2006/05/04(木) 13:37:54 ID:i09ZvyDb
- >>346 続きです
「…兄ちゃん?」
弟は俺の顔を不安げに覗き込んでいる。
もし、このまま素気なくしてしまったら…確実に泣き出してしまう、そんな表情をしている彼を前に俺は覚悟を決めた。
「分かったよ、一緒に寝てやる。 後から狭いなんて文句は言うなよ?」
「うん、そんな事は言わないよ。 ごめんね、なんか無理なお願いしちゃったかな?」
「…いや、謝られる程の事でも無いと思うんだけど…?」
「だって、兄ちゃん凄く困った顔をしてた様に見えたから…。」
「そりゃその…この布団に二人で寝るのは窮屈過ぎるだろって思ったからさ。」
「…ほんとにそれだけ?」「ああ、それだけだ。 じゃ、そっちに行くからちょっと寄ってくれるか?」
「ん、分かった、 ちょっと待ってね。 …これ位でいいかな?」
「よっと…やっぱ狭いなぁ。 ま、仕方無いよな。 …窮屈だけど我慢してくれよ?」
そう言って、俺は弟の横に潜り込んで身を横たえた。
- 350 :風と木の名無しさん :2006/05/05(金) 21:42:46 ID:EJoiES+X
- wktk
- 351 :風と木の名無しさん :2006/05/06(土) 16:19:23 ID:1YkscXPH
- >>349 続き
…長い沈黙。
何を話していいのか解らなくなってしまった俺は、その状況に耐え切れなくなって当たり障りの無い話題を振ってみる。
「…小さい頃はよくこうして二人で一緒に寝たっけ。 時々お前のおねしょの巻き添えをくらって、俺まで怒られるはで散々だったよなぁ。」
「…! もぅ、そんな事思い出さないでよ! でも…ほんと久し振りだよね、こうして寝るのって。」
そう言った後、弟の表情が急に曇った。
「…どうした?」
「兄ちゃん、あのね…。 俺、兄ちゃんに聞きたい事があるんだけど…いいかな?」
「別にいいけど…何?」
「その…兄ちゃんは俺の事をどう思ってる?」
「…え? どうって…大事な弟だと…。」
「…それだけ?」
その一言に、意識的に見ない様にしていた弟の顔を見てしまった。
彼の顔は真剣そのもので…そしてひどく切なそうでもあった。
「俺…兄ちゃんの事が好きなんだ。 今までは単に兄弟として、だけだって思ってたんだ。 …でも、暫く離れてみて分かったんだよ。 俺の「好き」はそれだけじゃ無かったんだって。」
俺は、いきなりの弟の告白に面食らってしまった。
「今日、正直に話をして、もし嫌がられたら…もう会いには来ない。 そう心に決めて兄ちゃんに会いに来たんだ。 …やっぱ気持ち悪いよね? ごめんね…。」
「…じゃあさっき抱き上げた時嫌がったのは…?」
「あれは…嫌がってた訳じゃ無いんだ。 ただ、この気持ちが確かなものなんだってしっかり自覚してしまった後だと、嬉しいけどなんだかとても苦しくて…。 自分でもどうしていいのか分からなくなっちゃって。」
彼は自分でもかなり困惑しているだろうし、俺がどう思っているのか考えると不安で仕方が無いのだろうか、目に涙を溜めて小さく震えている。
俺はそんな彼を放ってはおけず、そのまま何も言わないで一息に抱き寄せたのだった。
- 352 :風と木の名無しさん :2006/05/09(火) 23:27:50 ID:w5xtbXqg
- wktk
- 353 :風と木の名無しさん :2006/05/10(水) 01:28:19 ID:DDjd3JgT
- wktkあげ
- 354 :風と木の名無しさん :2006/05/11(木) 20:32:29 ID:GkWvvBJd
- >>351 続き(長々とすいません)
「!! …に、兄ちゃん!?」
「もういい、分かったからそんな顔しないでくれ…。 大丈夫だ、俺も…同じだから。」
「え…? 今、なんて…?」
「だから…一緒なんだよ、お前と! あーもー照れ臭いから何度も言わせるなよッ!!」
抱きしめていた所為で見えなくなっていた弟の顔を見る為に身体を少し離し、一度深呼吸をしてから俺はゆっくりと話を続けた。
「俺も…お前が好きだ。 勿論兄弟としてもだけど、同じ男だってのにそいつを抱きたいって考える様になっちまってるんだ。 でもな、そんな事を考えてるのがお前にバレちまったらきっと嫌悪感を持たれちまうだろうって思ってた。」
「兄ちゃん、それ…ほんと?」
「こんな話で嘘言ってどうすんだよ? 俺はな…お前に嫌われたくも無いし、お前を傷付けたくも無かったから家を出たんだよ。 もしあのまんま一緒に居続けたら…いつか抑えられなくなっちまいそうだったから…。」
今まで押し殺し、ごまかし続けて来た思いを一気に吐き出してしまった俺は、改めて弟を抱きしめた。
「…どうした? 泣いてるのか?」
「…だって…あんな事言ったら絶対嫌がられるって思ってたから…。 なんか…嬉しいけどまだ信じられなくて…。 どうしよう…俺…。」
「俺だって信じられないよ…まさかこんな事になるなんてさ。 …なぁ海鳴、その…」
「…? 何、兄ちゃん?」
「キス…してもいいか?」「…うん。」
我ながら少々間の抜けた事を聞いたかな、と思いつつも彼のおでこや涙で濡れた頬にキスをした。
そうした後に親指の腹でそっと唇をなぞってやるとピクリ、と身体が反応しているのが分かった。
先程までのものとは違う、潤んだ瞳に上気した頬…。
ああ、なんて愛おしいんだろう…。
このまま、全てが欲しい。
「愛してる。」
そう一言彼に告げて、俺は彼に唇を重ねたのだった。
- 355 :風と木の名無しさん :2006/05/12(金) 18:14:51 ID:WAvSIY/I
- GJ!!
続きはないのかな?
- 356 :風と木の名無しさん :2006/05/14(日) 04:57:31 ID:qtSMk2Mx
- >>354 続きです
(レスが頂けるのは凄くうれしいです|д・*)ノシ)
最初は軽く唇が触れる位だったキスも、次第に激しくなっていった。
歯列を割って彼の口腔内に舌を差し入れると、遠慮がちに彼の舌が絡まって来る。
それを少し強めに吸い上げ、軽く噛んでやるとくぐもった喘ぎ声が漏れ出した。
お互いの唾液で濡れた弟の顔を見つめ、舌を絡めながらも寝間着の上から胸の小さな突起を刺激してやると、更に喘ぎ声が大きくなり始める。
「…そんなに大きな声出しちゃ駄目だろ? ここはアパートなんだから結構筒抜けなんだぞ。」
「…ぁ…う、そんな事言ったって…無理だよぉ…!」わざと意地悪な事を言いつつも身体への悪戯を続ける俺を文句ありげな表情で見ている反面、快感に溺れてしまっていたりもする弟がなんとも可愛くて…。
ふと、弟の下半身に目をやると…既に服の上からでも勃起しているのが分かった。
そのペニスをズボンの上から指でなぞってやると、小さな悲鳴にも似た声が上がったのだった。
- 357 :風と木の名無しさん :2006/05/15(月) 17:43:58 ID:H/EhgD70
- GJ(*´Д`)
- 358 :風と木の名無しさん :2006/05/16(火) 20:20:26 ID:Zjz6Q6P0
- GJ!!萌えますた(*´Д`)=з
- 359 :風と木の名無しさん :2006/05/24(水) 00:55:19 ID:9uxTG16K
- ホシュ
- 360 :風と木の名無しさん :2006/05/24(水) 17:53:42 ID:y3BFIK79
- wktkアゲ
ピアスたん好きだった!
- 361 :風と木の名無しさん :2006/05/24(水) 21:19:45 ID:QCwXzLXs
- 「兄貴やめてくれよ! そんなとこ舐めんなよ!
そこはうんこするところだぜ、きたねぇよ…ッ!」
弟は泣きながら言ったが、俺はかまわず便器を舐め続けた
- 362 :風と木の名無しさん :2006/05/24(水) 22:03:36 ID:asOEQJr0
- 自己紹介板にフォモスレがふたつ同時にたてられた訳だが
幼馴染に告白されたノンケ男・三井
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/intro/1148364430/
ゲイかも知れない男にメールを送りたいリアゲイ・ピョン吉
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/intro/1148364899/
- 363 :風と木の名無しさん :2006/05/25(木) 16:02:00 ID:Hn41VL4y
- >>356 続き(ピアスじゃなくてすいません|д;)
「あ…にいちゃ…や…ッ!」
「こんなに感じてるのに、や、は無いだろ?」
余りに強い刺激が辛いのか、弟は何とか俺の手をそこから離そうと抵抗している。
しかし快感に翻弄された状態では力も入らないのだろうか、自身を庇う手はいとも簡単に退かす事が出来た。
そうしながらも、俺はゆっくりと弟の服を脱がせにかかった。
「や…だ、にい…ちゃん、電気…消して…。 は…恥ずかしいよ…。」
「…駄目だ。 消しちまったらお前の可愛い顔が見えないだろ? それにお前の裸はもう見慣れちまってるよ。」
そうは言いながらも、いつものそれとは全く違う状態に、俺は平静を装ってはいたが実際には物凄く興奮していた。
上着のボタンを外して前を開けさせた俺は、改めてまじまじとその身体を見つめた。
元々色白な肌がすっかり朱く染まり、しっとりと汗ばんでいる様はそれだけで十分に淫靡に思えた。
その胸の真ん中辺りにそっとキスをしてみる。
唇に触れた肌は、汗の所為で少しひんやりしている様でもあったが、身体自体は上気してかなりの熱を持っているのも判った。
- 364 :風と木の名無しさん :2006/05/25(木) 16:02:51 ID:Hn41VL4y
- >>356 続きその2
「…少し腰を浮かしてくれないか? その方が脱がせ易いからな…。」
俺がそう促すと、弟は一瞬躊躇ってはいたが素直に言う事を聞き入れてくれた。
羞恥心からか、俺と目を合わせない様にしている弟から下着ごとズボンを一気に引き下ろすと、すっかり勃起して反り返ったペニスが勢いよくそこから飛び出して来る。
よく見ると、もう先の方は少し濡れているのか、照明に照らされて光っている様だ。
その濡れそぼった先端にある鈴口を尖らせた舌先で割り、くすぐると弟はあられの無い声で喘ぎ始めた。
「あぁ…ん、にいちゃ…ん、だ…めェ…! そんな…あ、やあぁ…ッ!!」
甘ったるい弟の声を聞きながらも、そのままペニスを口に含み舌を絡めながらも強弱を付けて扱くと、一段と喘ぎ声が激しさを増して行く。
俺は今まで男を抱いた事は無かったが、自分にも同じ物が付いている分、どうすれば気持ち良いかは良くわかっていたりもする訳で…。
ひたすらに責め立てていると弟の喘ぎ声のトーンが上がり始めた。
もう限界が近い事を察した俺は、一際弟自身を強く吸い上げながら深くくわえ込む。
程なく、弟は俺の口腔内で一気に硬さを増したペニスの先から勢い良く射精したのだった。
- 365 :風と木の名無しさん :2006/05/25(木) 18:00:54 ID:iWS8TZEI
- 話は気になるんだが顔文字がウザイんで辞めていただきたい。
- 366 :風と木の名無しさん :2006/05/25(木) 18:18:25 ID:Hn41VL4y
- >>365
了解しました。
- 367 :風と木の名無しさん :2006/05/25(木) 21:50:39 ID:e2dqka6H
- >>361
前半で萌えた俺の純情を返せ
- 368 :風と木の名無しさん :2006/05/28(日) 23:05:37 ID:gbCBpKhb
- >>361
かなりツボったwww
- 369 :風と木の名無しさん :2006/05/29(月) 22:43:28 ID:kMumD3A2
- >>361
ワロスwww
- 370 :ピアス:2006/05/30(火) 18:28:18 ID:Qct74yVJ
- >>291
兄貴は、体を屈めおもむろに俺の腹に手の平を這わせた。
上半身の愛撫の場所は胸や首だと相場は決まってる、と
勝手に決め付けていた俺は、予想外のことに少々面食らった。
「あ……っ」
「……まさか、感じてるのか?」
「バッキャロ、んなわけねえだろ……!」
「まあ……上手く開発できれば、腹でも感じられるさ」
余裕そうに微笑んで、兄貴は腹に頬を寄せた。
髪の毛が当たってくすぐったい。
むしろ、こんなとこじゃ俺は感じないと思っていたはずなのに、
少しずつ息が荒くなってしまっているのだ。
時折臀部や腿を撫で回されると、体がどうしようもなく震える。
……本音を言ってしまうと、今俺が触ってほしいのはそんなところじゃない。
もっと下、俺自身を、思いきり兄貴に扱いて貰いたい。
それから……その次も。
兄貴が実は経験豊富だとしても、悲しい半分、嬉しいかもしれない。
今ここで、兄貴が知っている男同士の悦びの全てを、
俺に叩き込んで貰えたら……考えると、ゾクッと来た。
認めたくないが、俺は兄貴を欲している。
質が悪いのは、認めたくないという感情も徐々に麻痺してきていることだ。
- 371 :ピアス:2006/05/30(火) 18:30:36 ID:Qct74yVJ
- 「……兄貴……続き、いってくれよ……お願い」
他の奴と同じように「頼む」と言うのはためらわれて、代わりにこんな言葉が出た。
自分が幼稚くみえて思わず口を手で覆ったが、
兄貴は無性に嬉しそうに、ニヤリと笑った。
「……今の、なんかクるな……」
待ち構えたようにベルトを緩められ、パンツごと一気にズボンを下ろされた。
外気に晒された俺のモノは、僅かにだが既に熱を持っていた。
兄貴の指が俺のモノに触れた時、足の力が一気に抜けた。
情けなくも、俺はその場にへたりこんでしまった。
-----
今まで放置してて本当にすみません。
仕事も最近やっと落ち着いたのですが、何分力量不足なもので
続きがうまく書けなかったのもあります。
消えてる間もところどころレスがあって、本当に嬉しかったです……
今更な続きですが、もし良ければこれからも続きを投稿させて頂きたいです。
- 372 :風と木の名無しさん :2006/05/30(火) 18:47:49 ID:NA4txcGg
- 帰ってきたらピアスキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
>>370,371姐さん、待ってましたヨー
これからもゆっくりでいいので続き楽しみにしてます。゚+.(*´∀`*)゚+.゚
- 373 :風と木の名無しさん :2006/05/30(火) 20:32:46 ID:kvZtUlNt
- ピアスタンキタ――――(*´Д`)―――!!!! ハァハァ
GJGJ!!
お忙しいのに提供有難うございます!!
楽しみにしてますよー!(●´∀`●)
- 374 :風と木の名無しさん :2006/05/30(火) 23:03:45 ID:283HVpDF
- ピアスタンGJ!!テラモエス(*´Д`)ハァハァ
- 375 :風と木の名無しさん :2006/06/03(土) 01:27:40 ID:wUtBcq7R
- 豚切りスマソ
弟にめろめろイチャイチャなんだけど手をつなぐより先は根性なしな兄が好きだ
- 376 :風と木の名無しさん :2006/06/03(土) 20:17:57 ID:6Lmyd6x4
- あげ
- 377 :風と木の名無しさん :2006/06/04(日) 01:57:55 ID:BcKNJNda
- 年の差兄弟で兄が教師、弟がその生徒。
兄が学校近くで一人暮らししているので入学と同時に弟も同居することに。
っていう設定に萌えた。
- 378 :風と木の名無しさん :2006/06/04(日) 12:49:07 ID:ru6xdc0n
- >>377
それなんて奥様は男子高生wでもテラモエス(´д`*)ハアハア
- 379 :風と木の名無しさん :2006/06/06(火) 02:31:12 ID:bgDP93an
- 兄弟ハアハアほす
- 380 :風と木の名無しさん :2006/06/09(金) 22:07:25 ID:r+BKe1Ik
- 知り合いなんだけど。三人兄弟の二男。スポーツマンでなかなかイケメンだが
「兄ちゃんと弟は背が180cm以上あって顔もいいんだよなーなんで俺だけ…」
とコンプレックスなご様子。「でも身体能力は俺が一番!」と笑顔。
人に靴下脱がせてもらうと気持ちよくない?と何度も聞いてくるので否定すると
「マジ?俺いつも弟に脱がせてたよ。ほれ(ソファにふんぞり返り脚を投げ出す)って」
すまん、萌えてます…
- 381 :風と木の名無しさん :2006/06/12(月) 11:31:53 ID:awrHy3aD
- 保守揚げ
- 382 :風と木の名無しさん :2006/06/13(火) 00:08:50 ID:XEhxEnX3
- >>371 続き
「……大丈夫か?」
最初は見下ろしていたが、屈んで目線を同じ高さまで下げて、兄貴は言った。
俺はどうしようもなく恥ずかしくて、目を伏せて反らした。
「……嫌か?」
「嫌じゃない……足が」
震えが止まらない。
足どころか、体全体、心まで。
「落ちつけよ……痛くはしない」
兄貴は優しくそう言って、俺に口付けた。
そっと肩を押され、されるがままに床に横たわる。
額にかかる前髪を手の平で払われて、もう一度キス。
その手は肌を撫ぜながら下がり、胸の突起へたどり着いた。
「んん……」
手の後を追うように、兄貴の頭も視界の隅に移動する。
先端に舌が触れた時、思わず肩が震えた。
だけど、声が出たのは同時に兄貴が俺自身を軽く握ったからだ。
「はぁあ……あ、んぅ」
自慰やセックスで股間を弄っても、声が出るほど感じたことはない。
理由を考える余裕も無く、気がつけば俺のモノは完全に勃起していた。
- 383 :風と木の名無しさん :2006/06/13(火) 20:06:11 ID:31acRGwK
- イイヨイイヨー
- 384 :風と木の名無しさん :2006/06/14(水) 16:30:07 ID:I1kxoDCg
- タイトル見てリヴァイアヌの兄×弟かとオモタ
ツンツン弟受モエス
- 385 :風と木の名無しさん :2006/06/15(木) 18:27:46 ID:c/o0Ar67
- ピアスたんGJ!
萌えますた(・д・)
- 386 :風と木の名無しさん :2006/06/21(水) 01:02:49 ID:IggEYPVN
- あげ
- 387 :風と木の名無しさん :2006/06/25(日) 13:14:48 ID:f0A02V3R
- ほす
- 388 :風と木の名無しさん :2006/06/28(水) 02:08:52 ID:98gJ5zp5
- ほす
- 389 :はめ :2006/07/02(日) 20:01:18 ID:9qyXD1dJ
- 続きとか
シャワー浴びてくる、と終わって早々に弟はベッドから逃げ出してしまった。
逃がすまいと奴の腰に腕を巻きつけた俺の脳天に、容赦なくその拳を叩きつけて。
アレは効いた。
実の兄なのだ、少しは手加減しても良さそうなものなのに。
自分のことは棚にあげ、暴力的な弟を思う。
普段から生意気で、兄である自分に「バカ」だの「アホ」だの平気で言うし、手や足も出してくる。
だが、抱いている時はそんな生意気さが誘っているようにしか見えない。
末期だと、自分でも思う。
ふと、床に落ちた携帯が目に入り、それを拾い上げた。
さっき撮ったムービーを再生してみる。
「…………」
消去ボタンを押して、そのデータを消した。
ぼんやりとベッドで煙草を吸っていると、髪をタオルで拭いながら弟が戻ってきた。
「さっきのアレ消しとけよ、馬鹿兄貴」
「消した」
即答した俺を、怪訝そうに見つめる。
「信用できねぇなら確かめとけ」
携帯を投げ渡して風呂に向かう……ついでに、
すれ違い様、呆然としている弟の唇に掠めるようにキスをした。
……5秒後、今度は跳び蹴りをかまされた。
- 390 :風と木の名無しさん :2006/07/02(日) 22:25:00 ID:EWEd6699
- ウッヒョーGJ!この兄弟好きだ(*゚Д゚)
- 391 :風と木の名無しさん :2006/07/05(水) 13:08:17 ID:/V47noqC
- 前にも出てたけど四月に解散したリアルバンドの兄弟あてはめて萌た。
兄貴は凄いやとかリアルでボロ泣きながら言っちゃう男前の弟好きだ。
- 392 :風と木の名無しさん :2006/07/06(木) 19:46:07 ID:VMvQ+Ivn
- >>391
は げ ど う
兄サイト弟日記の拙い文章かわいよ弟
そして弟誕生日の兄日記のツンデレ具合には萌え殺されるかと思った
ツンデレは受けだけに限らないな
- 393 :題名 :2006/07/07(金) 07:14:48 ID:MpDMUiZN
- >>○○の続き
兄と弟がどーのこーの
…と言う感じでやった方がいいんでない?
- 394 :風と木の名無しさん :2006/07/07(金) 20:26:08 ID:fQ5DfDF+
- ほっす
- 395 :はめ :2006/07/10(月) 00:36:18 ID:82jT9f2X
- >>389続き?
翌日。丸一日、心の中で兄貴を激しく罵り倒しながら授業を受け、ぐったりした体を引きずってなんとか家まで帰ってきた。
鍵を開けて中に入る。家の中は静かで、兄貴はまだ帰ってきていないようだ。
キッチンに鞄を投げ出して、朝のうちに作って冷蔵庫で冷やしておいた麦茶をコップに注ぐ。
一気に飲み干したとき、玄関から物音がした。それと、微かな話し声。
「……ただいま」
携帯で話してでもいるのだろう。そう思っていたところに声をかけられ、振り向いた俺は凍りついた。
兄貴の後ろから、やたら気の弱そうなメガネの男がこちらに会釈していたのだ。
「ダチの五十嵐。コレは弟」
2人を指さして簡潔に紹介する兄貴と、丁寧に頭を下げてこんにちわなどと言っている五十嵐とかいう奴。
頭が真っ白で、ああ、なんて間抜けな声しか出なかった。
「五十嵐、俺の部屋2階だから」
兄貴はさっさと2階に向かっている。五十嵐は慌てたように後を追っていった。
2階からドアの閉まる音が聞こえて、我に返った。
コップを握りしめた指が震えていることに気付いて、その理由を考えて。
俺は自嘲した。
- 396 :風と木の名無しさん :2006/07/10(月) 15:15:06 ID:iFmb0obV
- この兄弟好きだー
続きwktk(*´Д`)ハァハァ
- 397 :風と木の名無しさん :2006/07/10(月) 19:31:25 ID:bFZt47fx
- 兄貴、やめてくれよ、気持ち、よすぎ、る、だろ?
- 398 :風と木の名無しさん :2006/07/11(火) 01:42:58 ID:t8l0HBct
- 続き続き(*´Д`)
- 399 :はめ :2006/07/12(水) 22:58:26 ID:4hvqK3c9
- >>395続き
喜ばしいことのはずだった。
俺は、いつか兄貴は俺を玩具にするのにも飽きて、
誰か他の奴と付き合うようになるだろうと思っていた。
誰を連れてこようと、弟である俺よりもマズい相手なんかどこにもいない。
だから、その日が来ることを何度も予想していたのに。
実際にそれが起きてみれば、無様に取り乱している自分がいた。
初めて五十嵐を見た時に衝撃を受けたのは、その雰囲気があまりにも兄貴に似合っていたからだ。
鋼鉄みたいに硬そうで、そのくせ野卑で馬鹿な兄貴と、
ふわふわな綿菓子みたいで理知的な五十嵐。
正反対なのに、並んだその姿には違和感がなかった。
きっと、俺が兄貴の隣に並んだってあんな風に絵にならないだろう。
……何故かイラついてきた。
五十嵐とかいう奴が兄貴の新しい恋人だとしたら、
俺はもう馬鹿兄貴にあんなことをされることもなくなるのだ。
それは、とても、喜ばしいことのはずだ。
それが、なんでこんなにイラついてるんだ?
「……水」
そうだ、シャワーでも浴びよう。
頭から水を被れば、きっとこの不快感も消える。
梅雨で蒸し暑いからイラついてるだけで、兄貴なんか関係ないんだ。絶対に。
俺は逃げるように風呂場に向かった。
- 400 :風と木の名無しさん :2006/07/13(木) 16:57:23 ID:P4Zne1lr
- 続きはやくうおお
- 401 :風と木の名無しさん :2006/07/17(月) 09:33:39 ID:fEzXnMz5
- 続きか新作期待age
- 402 :風と木の名無しさん :2006/07/17(月) 22:57:33 ID:gahRc/x3
- 年が7つも離れた弟が生まれた日、俺はまるで未来を握り締めるみたいにして
固く握られた小さな拳をそっと指先で撫でてみた。
するとゆっくりたどたどしく開かれた掌が俺の指を力一杯、けれど未だ幼い力で
一生懸命に握り締めてきたその愛しさに胸が熱くなったのを今でも覚えている。
あれから15年。
来年は高校に入学だと言う時期に俺のその誓いは破られてしまった。
他の誰でもない、兄である俺のこの手と、抑え切れなくなってしまった欲望に堰を切られたが故に…。
「……止め…ろっ、兄貴…!…つ…ッ、…う…ぁ、…ああ…ッ!」
勝ち気に育った弟は今、引き下がれた学ランを纏って俺の腕の中で犯されながら
絶望と悲壮に満ちた涙をたっぷり湛えた瞳で見上げている。
弟の中は酷く熱く、俺を拒絶するようにして強く引き絞られている。
今更止められよう筈もなく、腰を突き動かせば絡み付く肉。
「…途中で止められる位なら、始めから抱いたりしない…っ、…く……っ…」
「…い…、ぁ…っ…ああ……!」
背徳と愛しみに駆られて目も眩むほどの快楽を得て、当然のように破裂した欲を
たっぷりと弟の中に注ぎ込んだ。
同時に手の中に握り締めていた弟の熱い一部からも溢れた欲を感じる。
欲望の波が少し引いた頃に見下ろした弟の顔は、やはり絶望の淵にあるらしい。
酷く切なくて泣き濡れた、今にも壊れてしまいそうな顔で俺を呆然と見上げている。
仕方がない。今まで頼りがいのある兄であっただろうに、
15年分のその幻影が脆くも崩れてしまったんだから…。
- 403 :風と木の名無しさん :2006/07/17(月) 23:23:19 ID:gahRc/x3
- 涙を拭おうと頬に指を寄せてみると、茫然自失の弟の腕が勢いよく跳ね上がり、
「触る…な…っ…!」
俺の腕を払う。
当り前の行動だ。実の兄に犯された事実を簡単に受け入れられる筈もない。
そんな事は分かり過ぎる位に分かっている。しかし感情が付いていかない。
「…残念だがそれは叶えてやれないな。手放すつもりは無い。…これから先、ずっと…」
低く優しく言葉を繋いだつもりだったが、弟には残忍な宣告だったのかも知れない。
恐らくは激痛が走っているだろう後孔が動揺を表すように、
俺の言葉に合わせてヒクリと絞られる。
「…なん…で?…んな事…」
かすれた声で向けられた問いの答えなど俺にも分かる筈が無かった。
ただ愛しさとどす黒い欲望が俺の中に渦巻いているとしか…。
「…お前が…俺を狂わせた。諦めろ…手放せる筈が無いんだから…」
「…も…う…、嫌だ…っ!止め…ろ、……兄貴ィ…、ぁあ…―――ッ」
止める事などできる筈がないだろう?
でなければ俺の中の狂気に気付いた時点で止めていたさ。
俺にとっては幸い、お前にとっては最悪の星回りで両親は明日の夜までは不在。
だから俺のこの狂気を全て受け入れてくれ…。
その拒絶が憎いほどに愛しい、俺のたった一人の可愛い弟…
- 404 :風と木の名無しさん :2006/07/18(火) 08:12:34 ID:JIkfVR2Z
- 新作きたー(*´Д`)ハァハァハァ
GJ!!!!
- 405 :弟視点:2006/07/18(火) 19:33:39 ID:kDMSWVBW
- 国立の大学での生活を優秀な成績で過ごし続ける程、出来た兄貴の弟として生まれて15年。
小さい頃の俺は強烈なブラコンだった。
昔からとても可愛がってくれた兄貴の気を少しでも引きたくて
ドコに行くにも後ろからちょろちょろ付いて回ったもんだ。
けどいつ頃からだっけ。所謂反抗期にぶつかった俺は、兄貴を避けるようになってた。
気恥ずかしいとか、ツレに見られたらとかそんな下らない理由だったけど、
そんな風に避けてた時に兄貴が浮かべた淋しそうな表情が、今でも胸にトゲみたいに刺さってる。
そんな俺の反抗期も落ち付き始めて、人生初の人生の山場でもある
高校受験を控えた夏休みのある日、兄貴が変わってしまった。
今俺を見下ろしている男は本当にあの優しい兄貴なのか…?
俺を貫いている熱いモノが本当に兄貴の…?
涙で霞んだ視界にぼんやりと浮かぶ兄貴の顔はまるで獣だった。
俺が拒絶を示せば示す程、それをねじ伏せようとする力と共に歪んでいく兄貴の顔。
どうすりゃいい?
どうすりゃこんな馬鹿げた事から兄貴の目を覚まさせる事が出来る…?
- 406 :風と木の名無しさん :2006/07/19(水) 22:30:57 ID:NuVTm4s8
- 兄貴視点で続きキボンage
アハァーン(´Д`)
- 407 :風と木の名無しさん :2006/07/24(月) 02:04:52 ID:O5E6LeQH
- 何この神スレ禿萌えますたハァハァ
保守ついでに
最近気になる兄×弟は全部弟のが兄より背が高いんだが…
幼い頃は「女の子みたい〜v」と周囲から可愛がられてた弟が成長してすっかり男前のあんちゃんになり、
「もう俺可愛くないし、兄ちゃん(人前では「兄貴」呼び)に相応しくないよな」等と頭の足り無さも手伝って乙女の如く悩む。
対して兄はそんな弟の苦悩は露知らず、普通に可愛いと思ってる。おまけに無自覚に周囲に愛想を振りまく天然弟に毎日ハラハラ。
そんなアホップルな兄×弟も萌えです。
- 408 :風と木の名無しさん :2006/07/24(月) 22:00:31 ID:izcVU2LJ
- 連投スマソ
試験前の逃避ついでに今萌えてる背低兄×背高弟を挙げてみる。
その1:漢前系&短気系&王子系兄×兄より男前でモテるのに中身は天然&乙女のアホ子弟。
街中でチンピラと肩がぶつかった弟
チンピラ「おいコラ、どこ見とんじゃボケェ!」
弟「あーすいませ…(何かに気付いて)あ。えーっと、あの、後ろ…」
チンピラ「謝って済んだらケーサツはいらんねやニーチャン。ボーッとしくさりやがって、ちょと男前やからって舐めとったら…」
弟「だから、その、後ろに…」
チンピラ「ハァ?!話そらすなボケ!!何がうしr」
兄「てんめぇェエエうちの弟に何してやがんだゴルァア!!!!!(跳び蹴り)」
チンピラ「――ヘブシッ!!!!!(吹っ飛び)」
弟(あちゃー…;でも、うちの兄ちゃんてばホントかっこいいなぁ…*)ポワワ
その2:お人好し&常識人&ヘタレ兄×要領がよく表向きはクール、しかし兄の前では誘い受け&甘えた弟。
弟:ちゅv(と不意打ちキス)
兄「―ッ!おい、人が見たらどうするんだ…ッ!!(焦)」
弟「何照れてんだよw昔はよく兄貴からしてくれたじゃんか…それとも何?もうこんな育っちゃった俺じゃ駄目?(クスクス」
兄「何馬鹿なこと言って…」
弟「(ギューッと抱きつき甘えた声で)…兄ちゃん…」
兄「―ッ、なに、」
弟「…いいから早く抱いてよ…(耳元で囁き)」
兄「〜〜ッ(真っ赤)」
- 409 :風と木の名無しさん :2006/07/24(月) 22:02:30 ID:izcVU2LJ
- あーID変わってたんだな…続いてスマソ;
その3:口うるさい頑固親父系兄×フェロモン脱力系遊び人&実は兄想いで苦労性弟。
実家に帰ってきた弟に宴会を開くも兄は酔っぱらい、弟にのしかかってくだを巻き始める。
弟「――あのさ、いい加減重いからどいてくれねーかなぁ…;」
兄「〜だいたいィ、女をとっかえひっかえだなんてだな、ウィック、何を考えてんだか…」
弟「…ハァ、何遍その話したら気が済むんだよこの酔っぱらい…つーかマジ早くどけって…(自分も強か酔っているので力が入らない)」
兄「(キスできる位赤ら顔を近づけ)俺も昔はなー?結構いけたクチだったんだ、ぞ?ウエップ、まぁお前のように〜不真面目な付き合いは無かったがぁ…」
弟「はいはい;その話も耳タコだからね、もう寝ようねー…よい・しょーっと」
何とかゴロンと転がして兄を下にし、眠たそうな兄の頬をペチペチ叩く弟。
弟「こら、兄ちゃん、寝るならあっちで寝なよ…母さんが布団しいてくれてんだから」
兄「ン?…んー…」
弟「…ったくしょうがねぇなぁ(布団持ってきてやるか…)」
兄「…<弟の名前>……行く、な…」
弟「!」
兄「……(スヤスヤ)……」
弟「…(困ったように微笑み)…おやすみ、兄ちゃん。(眠る兄の額にキス)」
長文&文章力なくて失礼しますたorz
- 410 :風と木の名無しさん :2006/07/26(水) 22:03:24 ID:gx1vkOou
- VIPPERの突撃があったみたいだからとりあえずホシュ
- 411 :風と木の名無しさん :2006/07/26(水) 22:16:58 ID:AWmg4wMC
- ''';;';';;'';;;,., ザッザッザ・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッザッザ・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy、
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、 VIPからきますた
Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ
VIPからきますた ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,.ヘ /ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ VIPからきますた
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. |(●), 、(●)、.:|(●), |(●), 、(●)、.:|、( |(●), 、(●)、.:|
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| ,,ノ(、_, )| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|_, )| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
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\ `ニニ´ .:::::/\ `ニニ \ `ニニ´ .:::::/ニ´ \ `ニニ´ .:::::/
/`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´\
帰 り ま せ ん 勝 つ ま で は
- 412 :風と木の名無しさん :2006/07/26(水) 23:15:55 ID:MqTxGgKV
- ホッシュ
- 413 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 00:32:23 ID:S0Enp0DI
- もう一度念のためホシュ
- 414 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 10:35:41 ID:TC2n5/zF
- 更にホシュ
- 415 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 15:00:54 ID:wl8XTZFQ
- 大丈夫かここホシュ
- 416 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 15:01:50 ID:wl8XTZFQ
- ageちまったスマヌ
- 417 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 18:05:13 ID:Xwp3kj3s
- http://www.cyber-lolita.com/ バッキャロォー兄貴イィ…
- 418 :風と木の名無しさん :2006/07/27(木) 19:12:30 ID:8GicnT7T
- 保守
- 419 :風と木の名無しさん :2006/07/31(月) 15:56:20 ID:giRqfsGW
- ほしゅ
- 420 :風と木の名無しさん :2006/08/01(火) 03:54:09 ID:nksiF/sV
- 保守
>>409
全て萌えました
その3兄弟で妄想
空はぬけるように青く入道雲が幾重にもそびえ立つ、暑い暑い昼下がり。
強い光が差し込まぬよう、すだれを掛けた縁側に浴衣姿の兄の姿を見つけた。
傍らには泡盛の瓶と氷が山ほど入った片口、
注がれた冷たい酒と外気温の差ですっかり汗をかいてしまっている琉球ガラスのグラス、
それと白身魚の刺身が盛られた器が無造作に置かれている。
ふいに兄が振り向き、その漆黒の瞳が俺の姿を認める。
既に酔っているのだろう。いつものように眉間に皺を寄せたりしない。
D&Cの毒々しいシャツの胸をはだけ、限界までローライズのクラッシュジーンズを引きずり、
銀に近い髪を伸ばした俺の姿を見ても。
あろう事か、俺に手招きさえしてみせる。
兄の隣に座り、差し出されたグラスを一気に干す。
強い酒が喉を通り過ぎる感触が気持ちいい。
「昔は、ここで良くスイカを食べたよな」
あのころのお前は俺の行く先々にまとわりついて来るちびだったのにな―――
そういって兄は一気に酒を呑み干す。
呑みきれずに、一筋あごを伝い、嚥下するのどを辿るのが死ぬほど色っぽい。
「こんなにでっかくなっちゃって、なあ」
細い箸を器用に扱い、刺身にちょん、とわさびと醤油をつけ、口に運ぶ。
- 421 :風と木の名無しさん :2006/08/01(火) 03:57:18 ID:nksiF/sV
- 物を食べている姿は何故こうも――情欲を誘うのだろうか。
スイカとカブトムシがコーラとバイクになり、そしていつしか酒とつまみになっていったように、
俺の兄への思いは深く罪深く変質していく。
しかし、兄の俺を思う気持ちはあのころのまま、変わることはない。
酔いつぶれて一度きり戯れのように肌を重ねた記憶は遠く、
オンナに乗っかられているとき僅かにその情景を思い出すだけ。
「まだ呑むか?のめるか?ん?」
頷くと、兄は泡盛の瓶から片口に静かに酒を注ぎ、からからと揺らして酒を冷やし始める。
すだれを通して差し込んでくる光がまだらに俺達を染める。
聞こえるのは、気が狂いそうなくらいの蝉時雨と、兄が揺らす氷の音だけ。
だいぶ元と違う風になってすまない。
このあと浴衣男体盛プレイになだれ込むか。
- 422 :風と木の名無しさん :2006/08/01(火) 07:31:14 ID:zyPd0LPh
- >>420-421
朝から禿萌兄弟を拝めるとは(´д`*)ハアハア
続きを楽しみにしております!
- 423 :風と木の名無しさん :2006/08/01(火) 10:08:43 ID:o/CIo/f1
- >>420-421
朝から幸せだ!
続き待ってるぞ
- 424 :409:2006/08/01(火) 13:23:05 ID:GKXuREfY
- >>420
うおぉおおあんなネタに萌えてくださってありがd!!
続き楽しみにしてまつ(*´∀`)男体盛どんと恋
- 425 :風と木の名無しさん :2006/08/02(水) 00:18:53 ID:OIhDmyLS
- 今回のVIP突撃にフィルタかけてみた。
やおい兄×びぷ弟
腐兄会社員とおばか高校生。二人はなかよし。
東京出張の前準備のため、深夜まで会社に残り仕事をこなす兄。
夏休みに入って暇な弟。
弟は友達と遊び狂うも、やっぱり家で一人だと退屈。
かまえかまえと兄にまとわり付くが、兄はスルースキルが高い。
ついにぶちぎれた弟、兄のBL本やBLゲームに落書き、プログラム改変を行ってしまう…。
兄
メーカー勤めの好青年は世を忍ぶ仮の姿。
攻めのマストアイテムが長髪、破れたTシャツであった頃からの腐兄。
部屋の押し入れはBL系で埋まっている。
弟
びっぱー高校生。
犬に眉毛書いたり、うまい棒パーティをしたりと馬鹿青春真っ盛り。
びっぷ先生の真似が上手く、腰がエロいらしい。
運営さん
二人が住むアパートの管理人兼大家代行。
びっぷがアパートを荒らすと、叱ったりお仕置をしたりする。
びっぷ弟が癇癪を起こして捨ててしまったやおい兄のBL物を、こっそり保管して返してくれたりする。
- 426 :風と木の名無しさん :2006/08/02(水) 01:22:56 ID:Oesg60Iw
- >>425テラモエス
暴走した弟×兄でも美味しく頂けそうでつね。
- 427 :風と木の名無しさん :2006/08/02(水) 13:45:38 ID:4ObBZxKA
- >426
でもそれだとスレ違い
キレて兄を押し倒すんだけど押し倒し返されて喰われちゃう弟
当初のの目的とは違うけど兄が構ってくれてご機嫌
- 428 :風と木の名無しさん :2006/08/05(土) 01:34:04 ID:3fHlYLVx
- >>425
「びっぷ」
玄関のドアを開けると同時に、兄は鋭く弟を呼んだ。
「また俺の本を捨てて、隣の恋愛さん達に迷惑をかけたそうだな」
リビングで座椅子に座りジャンプを読んでいたびっぷは、帰宅した兄の顔を見てこれ見よがしにため息をついた。
「実の兄をまっとうな道に返そうという努力は今回も実らなかったお…」
「人の趣味に口を出すな、それと恋愛さん達に謝ってこい」
スーツから部屋着に着替え、兄は弟からジャンプを取り上げ顎で玄関を指し示す。
「だってあいつら昼間からギシアンしてるんだお、迷惑wwwwwww」
兄弟の住んでいるアパートは古いながらもしっかりした造りで、音が筒抜けになることは殆どない。
明らかに目的を持って壁に耳でもつければ話は別であるが。
「…どうせ、”隣のギシアンに突撃してくる”みたいなスレを立てたんだろう?」
図星だったらしく、ぎくりとびっぷの体が跳ねる。
「そうだよな、前も”兄貴が腐兄だけど何か質問ある?””今から兄貴に怒られてくる”とか立ててたもんな」
びっぷがさらにひきつる。
「意地悪ktkr!知ってたなら言えwwwwwwwwww」
「全く反省してないみたいだな」
謝りに行くそぶりも見せず、叱ってもスレのネタが出来たとしか思わないびっぷの様子に、兄はすっと眼を細めた。
本気で怒ったのである。
「…ktkr」
今更のごとく逃げ出そうとするびっぷの首根っこを捕まえ、兄は耳元で囁く。
「vipにスレを立てろ」
「な、なんてスレタイで?」
「”今兄貴に掘られてるけどなんか質問ある?”」
- 429 :風と木の名無しさん :2006/08/05(土) 02:34:33 ID:3fHlYLVx
- 眼前のパソコンには見慣れたvip専ブラの画面が映っている。
「ほら、早くレスつけてやれ」
「は…ふっ、う…」
かたかたと弟の手は震え、レス入力画面に中々文字が書き込めない。
弟は後孔に根元まで兄の指を受け入れさせられているからである。
「あ、ああっ、や」
指は緩く動き、弟の体内をかき混ぜている。
しかし決定的な刺激を与えることはない。
「あにき、もっ…」
先を、もっと強い刺激を求めて、背面座位の体勢で自分を抱え込むようにパソコンデスクの机に座っている兄を見上げる。
しかし返ってきたのは、冷めた眼差しだった。
「ほら、レスつけないと」
震える弟の手に開いたほうの手で指を絡め、入力を促す。
指を絡められる感触にも反応してしまうが、ここで自慰をするとそれこそ兄に何をされるか分からない。
>>兄のスペック
>>アッー!
>>マジかよwwwwww体位うpwww
>>画像うp!
かなりの速度で付くレスにゆっくりと、最短のレスを返していく。
>>かいしゃいん
>>TDNwww
>>はいめんざい
>>むり
- 430 :風と木の名無しさん :2006/08/05(土) 02:35:14 ID:3fHlYLVx
- 「やれば出来るじゃないか」
スレが200を越えた時点で、既に朦朧としている弟の耳元で兄は囁き、ずるりと指を引き抜いた。
「は、ああッ、あにき…っ」
今まで放っておかれた前に緩やかな刺激が与えられ、ひくつく入り口に熱い塊をあてがわる。
いよいよ待ち望んでいたモノが手に入る、とカラダもココロも弛緩した。
が。
「1が挨拶なしで落ちるのはクオリティが低いよな?」
その言葉と同時に、兄の手は握りこんだモノを手荒く擦りたて、既に先走りでぐちゃぐちゃな先端を攻め立て始める。
「ぁあああああッ!か…は…っ!」
目が眩むような快感に耐えられず、キーボードに突っ伏し腰を突き出すような体勢をとってしまう。
後ろはあてがわれた熱を欲するようにひくひくと蠢いている。
しかし、根元を強く握りこまれているため達することはできない。
「もうっ、ゆるし…ごめんなさ…」
ぼろぼろと涙を零しながら兄に懇願するも、なお、スレへの書き込みを促される。
o t i m a s u
その七文字を打ち終わり送信し終わった瞬間、兄は弟の前の戒めを解き己の熱塊を弟の弱い部分を抉るように一気に打ち込んだ。
- 431 :風と木の名無しさん :2006/08/05(土) 03:11:37 ID:3fHlYLVx
- 弟の放った声は絶叫に近かった。
つま先までひきつらせ、喉をのけぞらせながらようやく与えられた質量をきつく引き絞る。
「ア――、うあ、あに…ッ」
ゆらゆらとじらす様な動きで、達した後の敏感な後孔をかき混ぜられる。
回転を加えられるとぴちゃり、と指を挿れられているときに流し込まれたローションが音を立てる。
「ん、大切なものを捨てられたオニイチャンに誠意をみせてくれないかなあ?」
「せいい?」
背面座位の体勢を力任せに対面座位へと変えられ、入り込んだままの欲望に内壁を抉られ、弟は体を震わせた。
「折角この体位だから、お前が兄ちゃんを気持ちよくさせてくれ」
兄の首に顔を擦り付け、腰を揺らして快楽を貪る。
最初はただ控えめに上下するのみであったが、弟の腰を支える兄の手の誘導により、
捻り、熱塊が抜け落ちる寸前まで離れ、飲み込む厭らしい動きに変わっていく。
「やだ、もうやだ、熱い――――にいちゃん」
兄の耳元で囁かれた懇願は、この淫靡な空気にそぐわない――、自ら快楽を貪る姿とは遠く離れた
幼い頃、一心に自分を慕い雛のように付いてきた弟の声そのものだった。
互いの名前呼び、貪り合い、空白へと昇りつめ、そして
―――――――落ちる
- 432 :風と木の名無しさん :2006/08/05(土) 04:43:27 ID:JeDvTCac
- >>425-431
ちょwwwwクオリティタカスな小説ktkr!!
キティークな兄テラモエスwwwww
続きを激しく希望するお( ^ω^)
- 433 :432:2006/08/05(土) 04:44:26 ID:JeDvTCac
- うはwwwwアンカーミスwwww
正しくは
>>428-431
- 434 :風と木の名無しさん :2006/08/06(日) 03:13:46 ID:G8mEZfhJ
- >>428-431
禿げ萌え
続き希望あげ
- 435 :風と木の名無しさん :2006/08/06(日) 05:16:29 ID:2hwQ1mF3
- >>428-431
gj!
テラモエスwwww
- 436 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 01:34:40 ID:HQPem5aR
- 兄は達した衝撃で身動きの取れない弟の熱い体を引き寄せ、表情を伺う。
頭に手を差し入れると、日に焼けて少しぱさぱさした髪の感触が気持ちいい。
弟が落ち着くまでゆっくりと、髪を梳いてやる。
「ん―――」
「落ち着いたか」
落ち着くもなにも未だお互いの体は深くつながっており、弟がわずかに身じろぎする度に、
兄の放ったものとローションが糸のように溢れ出ている。
「兄貴…ぬいて」
じわじわと腰を這い上がってくる新たな熱に恐れをなし、懇願する。
「まだ仕置きは終わってないぞ。恋愛さんの所と運営さんに謝りに行かないと」
といいつつも、兄は一向に動く気配を見せない。
「謝りに行くから!抜いて!」
自分の髪をやさしく梳いていた兄の手を振り払うように頭を強く振り、きっ、と兄を睨みつける。
その弟の仕草が気に入らなかったのだろう、兄は笑みを浮かべ冷酷に言い放った。
「仕置きは終わってないと言ったろ?お前が自分で抜け、そんなことも出来ないのか?」
あからさまな釣り――挑発だが、そこはびっぷのサガ。
「なんだお!こんな粗チンさっさと抜いてやるんだぜwww」
兄の腹に手をつき、勢いよく腰を持ち上げようとした、が
- 437 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 01:56:54 ID:HQPem5aR
- 「――――――!!」
じわりと力を取り戻しつつある兄の欲望が思いきりイイところを擦ったため、弟は声にならない悲鳴をあげる。
体からは力が抜け、また深く兄を飲み込んでしまう。
「なんだ?自分から腰振って。抜くんじゃなかったのか?」
兄の挑発に又腰上げようとするも、ますます力を取り戻している兄の太い先端がいい所に引っかかり、
結果がくがくと淫らに腰を振ることとなってしまう。
「あ、ああっ、はぁ、」
兄はただ、ゆったりと事務椅子に座っている。
その体に跨り、腰を振り、どろどろになっている前を兄の腹筋で擦り、まるで―――
「なぁ、俺が、犯されてるみたいだな」
「ん!いうなっ!いうなっ――――あ、ひいっ!」
しかし、体は止まらない。
何度も何度も腰を振りたて、あさましく兄を貪る。
「―ン、そろそろ、か?」
耳元で囁かれる兄の声にすら反応し、体の奥がとろりと蕩けるような気がする。
「!――もっと、お、く―」
ねだったとおりに、ねじ込まれ身悶える体に震えるような快楽が走る。
「は―――――ひっ―――」
泣き声か安堵の声か、長く引く声が漏れる。
一瞬にして主導権を奪われ、何度も突き上げられる。
椅子が壊れそうな悲鳴を上げてきしむ音と、兄の荒い息遣いが聞こえ、
体の中をいっぱいにされる感覚に悲鳴を上げ――――
- 438 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 01:59:49 ID:HQPem5aR
- 今更ですが誤字訂正を。
>>429
パソコンデスクの机ではなく、パソコンデスクの椅子です。
椅子に座っています。
- 439 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 03:36:00 ID:O/rzxug3
- ちょwwwおまwwwwwwww
兄ちゃんキティーク!禿萌!gj!
- 440 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 05:31:17 ID:ePX17qhn
- 続きキテル━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
兄キティークすぎる(;´Д`)ハァハァ禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ
オヴァカなvip弟もテラモエス
- 441 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 07:30:58 ID:Z0siqCFM
- すげぇw
801兄の「犯されてるみたい」なのにめっさ余裕なところが
この板住人の漢前さを物語っているw
モエス
- 442 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 20:44:31 ID:VSgoJ6XI
- 神が…神がいるw
- 443 :風と木の名無しさん :2006/08/07(月) 20:56:26 ID:Itf+5TDZ
- 801万回保存したwwwww
- 444 :風と木の名無しさん :2006/08/08(火) 02:12:03 ID:VyxwuBXF
- 砂糖菓子よりあまい声
狂ったようにピアノ
滔滔と流れるウッドベース
”おん…のこはい…もさがしてる…”
メイプルシロップにはちみつをまぜて粉砂糖を散らしたハニィトーストより甘く歌い上げる
”…つか幸せにして…れる人”
小柄でまあるい目、涼しげな甘い声の王子様
”ハン…ムでお金持ちな…なおさら”
くるくるとおどりながら、楽しそうにうたう
”ず…と幸せくれ…人”
無骨な太い指が奇跡のように鍵盤を滑る
”でも…かなか難…いわ”
雨粒がアジサイの葉に跳ねるように、軽やかに、奔放に、柔らかく
”恋を…たら何も見えな…なるから”
筋骨隆々、小山のような男がグランドピアノに屈み込んで奏でる
”だから女の子はい…も捜し…いる”
チェーンの巻かれた指で小気味よく弦をはじく
”誰が幸せくれる…しら?”
ウッドベースにそぐわないくずれたふうのやせっぽちが音をリードしていく
今日のバンドは素敵ね。
ホントホント、しかも歌ってるヒト超かっこいいし!ジャニ系王子様っているもんだね〜
あら、わたしはピアノの彼のほうが好きよ。
あんたキアヌリーブスとか坂口憲二好きだもんねえ、確かにかっこよかったけど!
ウッドベースの彼はちょっと…
そーね、なんかちんぴらーーー!ってカンジ?
音はイイんだけどね。バンド名は何かしら?
ハニィな夜を貴方に”acer saccharum”
- 445 :風と木の名無しさん :2006/08/08(火) 02:44:45 ID:VyxwuBXF
- 「お疲れさま、今日もありがとうね」
バーのマスターが三人の前にアルコールを並べる。
砂糖菓子声王子様にはカルア・ミルク
無骨なピアニストにはグランマニエを効かせた紅茶
チンピラ風ベーシストにはハートランドビールの小瓶
三者三様、ごくごく飲んだりすすったり呷ったりしてマスターの厚意にあずかる
「っかーーー!うまいっ!しかも喉に優しい!マスターサイコーーー」
「やっぱり兄さんの声は最高だよ、もうホントいい、大好き」
紅茶を含みながらピアニストがうっとりとボーカルを見つめる。
その様子に呆れたように、ビール片手にべーシストが口を挟む。
「お前さぁ、かーっとかいってカクテル呷ってタオルで腋まで拭いている姿見てそんな台詞吐けるなァ…」
「だってほんとにかっこいいから」
「おうおう!何二人で話してんだ?」
「ああもう、腋拭いたタオル放るんじゃねぇ!!」
「全く、演奏が終わったらこれなんだから…、客には見せらんないわね」
”acer saccharum”
見た目も声も王子様だけど中身は超短気男前な兄
小山のような体格のワイルド系色男、しかし天然オトメな兄大好き弟
不幸にも兄にボコられ、むりやりベースを務める事となったチンピラ
三人は今日もハニィなサウンドとどつき漫才を奏でていく
と、いうことで>>408その1兄弟(+α)改変でした。
- 446 :風と木の名無しさん :2006/08/08(火) 02:48:29 ID:VyxwuBXF
- 伏せ忘れすみませんorz
- 447 :風と木の名無しさん :2006/08/08(火) 17:30:41 ID:9sLrmamK
- 801×VIPテラモエス(;´Д`)ハァハァ
こんなことされてもVIPは後日「腐兄の兄貴がガチホモだった」とかスレ立てちゃうんだろうなぁ…
兄ちゃん大好きな弟って(・∀・)イイ!!
- 448 :408:2006/08/08(火) 22:30:43 ID:Sk047vNd
- >>444-445
素敵な改変ありがd!!
大変美味しく頂きました(*´Д`)ハァハァ
チンピラもメンバーに入っててワロスw
- 449 :風と木の名無しさん :2006/08/09(水) 01:49:08 ID:8H27K/w0
-
Be sure it's true 「愛してる」っていう時には十分気を付けな
when you say "I love you,"
It's a sin to tell a lie 嘘を吐くことは決して許されることのない罪なのだから
ピアノに寄りかかった兄が、鼻にかかった甘い声で歌いだす。
スタンダードジャズで、It's A Sin to Tell A Lie―――嘘は罪。
ぎろりと睨まれて、伴奏を促される。
誰もいないジャズバー、深夜三時。
悪酔いして暴れる兄をどうにも押さえつけることが出来ず辟易しているうち、
マスターもべーシストも弟に鍵を預けて帰ってしまった。
Millons of heart
have been broken 「愛してるって、ホント、愛してる」
Just because
those words were spoken その言葉でどれだけ沢山のココロが傷付いたことか
"I love you, yes I do, I love you"
弟が散らかった店内を逐一片付けているうちに、兄はぴたりと動きを止め歌いだしたのである。
音響施設も照明もすべて死んだ店内に、小気味いい鍵盤を叩く音と甘い声が拡散する。
ふと、弟が顔を上げると恐ろしいほどの真顔の兄と視線がかち合った。
if you break my heart I'll die もしオマエがオレを傷付けたら即死んでやる
明るいメロディに乗せられた過激な歌詞に、心臓が跳ねる
So be sure it's true だから「愛してる」っていう時には十分気を付けな
when you say "I love you,"
It's a sin to tell a lie. 嘘を吐くことは決して許されることのない罪なのだから
- 450 :風と木の名無しさん :2006/08/09(水) 01:52:42 ID:8H27K/w0
-
心臓がばくばくして自分の弾いているピアノの音が聞こえない
まさか兄さんがこんな歌を俺に歌うとは
そりゃ俺は常日頃から、兄さんに愛してるの言葉を欠かさない
実際愛してるし、それはもう習慣のようなものだった。
兄はわかったわかった、とかいって
俺の気持ちを軽く受け止めていると思っていた
それが、嫉妬や猜疑心を生むほど深く思われていたなんて
「兄さん…俺、うれしい!!」
ジャン、と曲を切るとぎゅっと兄を抱きしめた
「おーおー、でっかい犬がご主人様に飛びついてやがる」
「まぁあ、危ない」
「あ、こけた。…酒瓶で殴るとは厳しいしつけだな」
「ああー、あれ、高いお酒なのよ!」
そして、忘れ物を取りに来たデバガメが二人。
- 451 :風と木の名無しさん :2006/08/09(水) 04:17:22 ID:cG0mP79x
- >>449-450
gj!
雰囲気がすごい好きだ。続きwktkしてます
- 452 :風と木の名無しさん :2006/08/12(土) 02:46:32 ID:6SEF2Ew8
- はめどりたんとピアスたんが忘れられないホシュ
- 453 :風と木の名無しさん :2006/08/12(土) 21:36:33 ID:dvFkBxP5
- 続々神が光臨する素敵スレに…!
ところでここの住人的に「兄・ふんじゃった」ってどう?
兄×弟的に美味しいとよく聞くんだが。
- 454 :風と木の名無しさん :2006/08/12(土) 23:25:34 ID:aV7q72gD
- >>453
興味出たので読みに逝ってクルー!(゚∀゚)
具体的な萌え話だったら
サンデー801スレかこっちのスレ(↓)でも良いかも。
兄弟モノで801<2>(正確には3スレ目らしい)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1143958009/
- 455 :風と木の名無しさん :2006/08/15(火) 00:44:43 ID:2Hw2A1Tj0
- 保守がてらベタで厨なファンタジーものいくつか
※以下厨注意
没落王家の血を引く兄弟
血と肉の混じった泥でかりそめの父王の墓標を作り、兄弟は誓う。
兄「いつか恥辱を濯ぎ、祖国の復興を!」
弟「兄上なら出来ます。私は兄上を信じております」
途中で一方がもう一方を庇い瀕死か行方不明になって、
王家の血を欲しがる敵に洗脳されるといい。
半非人間の兄弟
兄(森から血の臭いがする…)
兄は羽を翻し、森へと滑降する。
弟「兄さん?あ、まって、まってーーー!」
鳥でも爬虫類でもケモノでも、兄弟で混ざり具合が違うとか。
スラム兄弟
兄の記憶は、幼い、ようやく言葉を解すようになった弟を連れ
比較的原型を留めている残飯を漁ったところから始まる。
兄「調子はどうだ。喋れるか?」
弟「…ん、今日は調子が良いんだ。客も取れそう…だし」
町を駆け回り、雑多な端仕事をこなしたり政府や金持ちの子飼い間謀として働くことの出来ない
虚弱な弟は生きる糧を自らの体で得ている。
弟「いつか、このスラムから出て暮らしたいね」
緩やかに笑ってみせる弟の頭をなで、兄は頷いた。
自分の失われた記憶と、自分達の行く末
それはまだ深い闇の中。
キーパーソン兄弟
”本当の秘密”を守り、伝承する砂漠の一族にいる兄弟
弟が”本当の秘密”に目覚め、砂漠から出て行く時に兄が護衛として付けられる。
常識人真面目武装商人兄と本当は誰より思慮深い癖にチャラい弟神官
- 456 :風と木の名無しさん :2006/08/17(木) 13:05:41 ID:f0CAWQ+b0
- 「あなたが僕の兄?」
ある平穏な夏休み、いつもの様に家事を済ませた所で大家さんが僕を呼びにきた。
僕に来客らしい。
実の祖母のように接してくれる大家さんは人の良い顔を曇らせて、なにやら不安そうな顔をしている。
「変な勧誘じゃないかしらねえ…気をつけてね」
「大丈夫ですよ、オレオレにも架空請求にもひっかからなったでしょう?」
大家さんに笑いかけて安心させ、ぼろい階段をきしませながら共同玄関まで歩いていく。
共同玄関には夏だというのに汗一つかかずピシリと有名私立校の制服を着こなした、涼しげな青年が立っていた。
彼は僕の姿を認めるなり一瞬驚愕しそして満面の笑みを浮かべる。
その急激な表情の変化に大家さんと二人で呆然としていると、
彼の唇が僕の運命を加速させる一言を、発した。
「はじめまして、俺は君の兄だよ。よろしくな」
- 457 :風と木の名無しさん :2006/08/17(木) 21:06:04 ID:6yWTL+ZaO
- 新作ktkr
続き楽しみにしております
- 458 :風と木の名無しさん :2006/08/18(金) 12:38:03 ID:V2Ty8sur0
- 「はぁ、兄…ですか」
我ながら間の抜けた返答だったと思う。
生まれてこの方、自分に兄弟がいるという話は聞いた事はない。
それに、今時珍しい風呂無し共同トイレのアパートで暮らす自分と
目に前にいるどことなく品のいい青年にはいくらの接点も見出せない。
「そうだよ。君は覚えていないかも知れないけど、俺が五つ、君が二つの時に生き別れたんだ」
僕から視線を逸らさず、彼はにっこりと微笑んで見せる。
その顔があまりにも――
「お父さんに似てるわねえ」
大家さんが思わず漏らした一言が全てだった。
「立ち話も何なので、どうぞ、上がってください」
信用したわけではないが、あまりにも父さんに似すぎている。
お邪魔します、と礼儀正しく靴を揃え、兄だという彼は粗雑さの欠片もない仕草で僕について来た。
大家さんに心配しないよう説得し、彼と二人きりで階段を上る。
どう、というわけではない。
具体的に説明しろ、と言われると困ってしまう。
しかし、階段を上る仕草、古いアパートを珍しそうに見渡す瞳の色、歩き方
全てが父さんに似ている。
男手一つで僕を育ててくれた父さんに。
やはり、僕と彼は兄弟なのだろうか。
- 459 :風と木の名無しさん :2006/08/18(金) 13:31:13 ID:V2Ty8sur0
- 「若様!若様、お爺様が!」
高校三年の夏、ついに祖父が弱った。
財閥を継ぐものとして俺を教育し監視し続けた祖父の入院は、生き別れの家族に会う最大のチャンスだった。
祖父のたった一人の愛娘を奪った下衆。
俺の父に対してそういった表現しかしない祖父は、駆け落ちし、貧しくも穏やかに暮らしていた俺達家族を引き裂いた。
母は祖父の下へ連れて行かれ、父と幼い俺達兄弟は全てを奪われ打ち捨てられた。
父が必死に働き、俺が幼い弟の面倒を見、悲しみの中なんとか平穏な生活を取り戻そうとしていた矢先
俺の前に再び祖父からの使者が訪れ、俺は見たことも無いような屋敷へと連れて行かれた。
そこには弱り果てた母の姿と、威厳溢れる老人の姿があった。
今でも謝り続ける母の弱弱しい声と、窓から入る光を背負い、こちらを睨む祖父の姿を鮮明に覚えている。
もう母の命は長くないこと。
財閥を継ぐ者は直系でなければならないこと。
立派な髭を蓄えた口が滔滔と、まるで事務連絡のように言葉をつむぎ続ける。
そして、俺の聡明さを見抜いていた祖父は最後に残酷な条件を出した。
「お前がこの家に入れば、今後父親、弟には一切の危害を加えない」
その日俺は一度死んだ。
そして、財閥の若様として生まれ変わり今まで生きてきた。
若様となってからの唯一の甘い思い出である母は、俺が10歳の時に死んでしまった。
いつまでも、俺と、弟と、父の名を呼び、謝り続けていた。
この、俺が初めて屋敷に連れて行かれた日とよく似た暴力的な日差しの先に見える木造のアパート
あのアパートには12年間想い続けた弟と父がいる。
俺が守り続けた二人がいる。
はやく、逢いたい。
- 460 :風と木の名無しさん :2006/08/18(金) 22:02:34 ID:QQrJ7IhVO
- 新作wktk!(・∀・)
- 461 :風と木の名無しさん :2006/08/20(日) 18:38:26 ID:ziO6o63xO
- スレ趣旨とはそぐわないかもしんないけど、プラトニックな兄弟もいい
お互い想い合ってて、それもお互い分かってて、でもギリギリで行為は耐える。そんなん
- 462 :風と木の名無しさん :2006/08/20(日) 22:29:03 ID:ADjMblIP0
- プラトニック兄×弟もゆる。
弟を心配するも偽悪者ぶって憎まようとする兄と
そんな兄の本音を知ってボロ泣きの弟な自カプ…。
- 463 :風と木の名無しさん :2006/08/23(水) 16:09:17 ID:JRR95/DP0
- ここでいつも禿げ萌えさせて貰ってるので保守も兼ねてせめてもの恩返し。
兄(優等生タイプ)×弟(チョイ不良タイプ)
秘めた想いを弟に打ち明けようとしていたその矢先、弟はいつもつるんでる
(弟の)悪友に一方的に想いを打ち明けられ更にレイープされてしまう。
怒りに燃える兄は一人彼等の所へ乗り込み、相手を病院送り一歩手前に
してしまい停学なり停職なりの処分をされてしまう。
弟は兄のキレっぷりに驚くんだけど、同時に自分への想いも知り喜んで
自分も兄が好きだ愛してるとそっと兄に告白する。
- 464 :風と木の名無しさん :2006/08/24(木) 02:14:07 ID:Ad+NNNib0
- >>463
ソレイイ!以下のような場面妄想した。暴力表現注意。
そこにあるのはただ圧倒的な暴力だった。
怒りが飽和しているのだろう、兄は限りなく無表情だ。
しかし、その拳は恐ろしいほどの速さで弟の悪友の腹にめり込み、その動作の反動で悪友の仲間の顔面を砕く。
嘔吐し涙を流して悶える者や鼻を潰されうずくまる者、腕と足をへし折られ痛みに泣き出す者がうめく中、
兄は傷一つ無く無表情で弟をレイプした主犯人のもとへと歩み寄る。
腹を押さえ、嘔吐物と血を顔にこびりつかせて恐怖に打ち震える主犯人を蹴り上げ、髪をわしづかみ無理やり目線を合わせる。
「おまえが、弟を傷つけた主犯人だな」
うっすらと笑みさえ浮かべ、穏やかな声音で問う。
主犯人は怯えきり、がくがくと何度も首を縦に振る。
「そうか、会えて嬉しいよ」
そういうや否や、兄は顔面に拳を繰り出す。歯が折れ、鼻が潰れる感触が兄の拳に伝わる。
甲高い悲鳴をあげ、涙を流し逃れようとする主犯人の首を絞めてより顔を近づける。
「ああ、君は弟の一番の仲間だよな。何度か見たことがあるよ。
私はあの子の幸せをいつだって願っているんだ、君といることであの子が幸せならそれで良かったんだ。
別にセックスだってあの子が了解したんならいくらでもしたらいいさ。
幸せの形は人それぞれだろう?男か女かなんてそんなの二の次だ。
それなのに君は、君は何をした?」
兄は手に力を込め、ギリギリと主犯人の首を締め上げる。
「きみは、あのこの、きもちを、むしして、――――――何をした!!!」
主犯人は既に泡を吹き、白目を剥いて気を失っている。
周りの仲間達はあまりの恐怖に腰が抜けているもの、何とか抜け出そうとするもので混乱していた。
仲間が、それもリーダー格が殺されかけている。
いつものケンカとはちがう、圧倒的な暴力に。
「兄貴!やめてくれ!」
- 465 :風と木の名無しさん :2006/08/24(木) 06:01:28 ID:vtezCBG2O
- >464
朝から禿萌えた
- 466 :風と木の名無しさん :2006/08/24(木) 18:34:01 ID:QIfkUD3fO
- 兄「もっと大きく開いてよく見せるんだ」
弟「だ、だめよ兄貴!恥ずかしい…」
兄「おいおい、それじゃ見えないだろう。その中身を、俺によく見せてごらん」
弟「いやだよ!俺、婿に行けなくなっちゃう!」
兄「よく聞くんだ。これは大人になるためには必要なことなんだよ。そんなことじゃいつまで経っても子供のままなんだ」
弟「うう・・・俺、初めてなのに・・・」
兄「いい記念日じゃないか。今日でお前は大人の階段をまた一歩上るんだ。どうだ、素晴らしいことだろう?」
弟「ま、ママには秘密だよ?」
兄「ああママには秘密だ。さあ、それを開いて俺だけに見せておくれ。
その通知表の中身を!!」
- 467 :風と木の名無しさん :2006/08/24(木) 21:50:10 ID:aUourLlL0
- warotawww
- 468 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 02:10:42 ID:8oBfw5Go0
- ワロタ
んでこの時期は
弟「…キツ…イ、もう…やだぁ…」(宿題やるのが)
兄「…やめていいのか?」(宿題やるのを)
弟「――!いじわるっっ!やめれないのっ…知ってるくせに!」(提出しないと成績ヤバいから)
となるわけですね。
- 469 :463:2006/08/25(金) 07:39:38 ID:WPvYQRJ60
- >>464
ウホ!これはいい復讐兄
テラモエますた、ありがd!
>>466、>>468
(・∀・)イイヨイイヨー!
- 470 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 09:08:01 ID:mSSQ7c4W0
- 亀だけど腐兄×ヴィp弟…
禿萌えて死ぬかとオモタ
- 471 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 18:00:40 ID:NbqtfPSgO
- >470
ハゲドウ(´Д`*)ハァハァ
- 472 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 22:43:20 ID:8oBfw5Go0
- 育児板よりコピペ。えらく萌な兄弟が二つもあった。
------------------------------------------------
244 名前:名無しの心子知らず[sage]
ダンスィ次男(小4)は男子長男(小6)が大好き。
なぜなら、次男の脱力するような質問にも一生懸命お兄ちゃんは考えて答えてくれるから。
そして先ほども昼食中に次男が長男に突然質問。
次男「世界で一番最初に産まれた人間ってだれ?」
長男「うーーん・・突然産まれたわけじゃないからさ。生物の始まりは海からで」
次男「人間って昔は海に住んでたの?!すげー。浦島太郎だ!」
長男「じゃなくて、細胞の元が海にあって、それが進化して陸に上がって・・・」
次男「ごちそーさまーーー!!!兄ちゃん早く食べてプール行くぞ!」
長男「あはは。4時から塾だから3時半までなぁ」
お兄ちゃん、いつもありがとう。その心の広さ、惚れそうです・・・
そして次男、いい加減にしろ。
------------------------------------------------
真面目包容系兄×やんちゃ弟
------------------------------------------------
230 名前:名無しの心子知らず[sage]
兄ダンスィ「駒大苫小牧?駒大こまこまい?とまだい?あれ?とま・・・」
弟ダンスィ「駒大!駒大とまとまい!あれ?駒大・・・」
兄&弟ダンスィ「こ・ま・だ・い・と・ま・こ・ま・い」
兄ダンスィ「駒大とまとまい」
弟ダンスィ「とまだいとまとまい」
うるせえ!はやく宿題終わらせろ!
今年の優勝は早実だろうが!
------------------------------------------------
仲良し馬鹿兄弟
- 473 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 22:59:38 ID:W55Uu2fxO
- かわいい(*´∀`*)
- 474 :風と木の名無しさん :2006/08/25(金) 23:13:00 ID:+Dj8HD500
- >>470
同じく禿げたwww
|д゚)続編ナンカマッテルワケジャナイカラナ!
- 475 :風と木の名無しさん :2006/08/26(土) 00:11:55 ID:5XOOE7TL0
- 馬鹿兄弟良いなw
こういうのは小さい子ならではの会話だよなー。
リアルでいい大人兄弟がやったら、どうみてもただの(ry
フィクションだからこそ萌えるのもあるね。
敵役・悪役の三下っぽいのとかドリフのコントのやつとかw
- 476 :風と木の名無しさん :2006/08/26(土) 02:30:02 ID:e2MFmyfS0
- 日付変わったがもう一つレス改変。萌/え/父スレの流れより。
「これ、好きだろ?」
そういって兄貴がいぬ茶のマスコットを見せてきた。
「昼休みに買ったペットボトルについてたんだけど…」
抹茶をイメージした深緑色の眠たそうないぬのマスコットが、兄貴の手の平にちょこんと座っている。
「いや…別にそこまで好きじゃないけど」
ちょっと考えたそう答えると、しょんぼりした顔をして兄貴は「そうか、ごめんな」といった。
(しまった、ここは「可愛い!もらう!」とかいったほうが良かったか!)
その後、あの兄貴の表情がちょっとひっかっかてたからいぬ茶の行方を聞いてみた。
そしたらなぜかにこにこしながら兄は携帯をとりだし、なにやら操作しはじめた。
「実はな…」
携帯の画面には兄貴の職場での机…に、
あのいぬ茶がたくさんの仲間と一緒に透明ケースに入っている!様子が映されていた。
「いや、捨てるのもかわいそうだな、と思って机に置いておいたらな、
派遣の女子社員の方々が友達を置いていってな〜、かわいいだろう?」
兄貴…一応アンタ若手のホープなんだろ?
いいのか?つーかその透明ケース自分で買ってディスプレイしたのか?
ちょっとなんか俺が知らない兄貴の可愛い部分を、他人(しかもおそらく若い女性)に発見させられて、ムカついた。
ムカついたから…。
わがままを言ってみる。
「いいなあ、俺もこれ見たいな!今度ちょっと職場に行っていい?」
それに快諾した兄を見てちょっと笑う。
その派遣社員とやらに甘えてコビ売って、このムカつきを発散してやる!
- 477 :風と木の名無しさん :2006/08/28(月) 00:09:41 ID:ceYkyiCFO
- 太陽父に惑星兄弟
冥「今までお世話になりました」
海「やだ!冥と兄弟じゃなくなるなんてやだ!!」
冥「…海兄ちゃん…」
木「海、やめるんだ」
海「離せよ木兄貴のバカ!なんだよ木兄貴は平気なのかよ!?」
火「海、木が平気なわけないだろ?よく見ろ眉間の縦ジワ」
土「辛いのはみんな一緒なんだよ、海…」
海「め、冥はっ、たった一人の弟なのに…っ」
天「泣くなよ海っ、オレまで泣けてくんだろ!?」
水「冥、例えお前の名前が一族の中から抜けても、お前は私たちの弟だ。それを忘れるな」
冥「兄ちゃんたち…ありがとう。凄く短い間だったけど…兄ちゃんたちと家族になれて良かった。兄ちゃんたちと一緒に僕の名前が並んでるの、嬉しかった」
海「ひっく、なんで笑ってんだよっ、バカ冥!」
冥「海兄ちゃん…泣かないで」
金「そうですよ、海。家系から名前が消えても、冥はいつも海の隣にいるんですから」
太「…これで本当によかったのか、地?」
地「…間違いは…正さなければ、ならない。…俺は、俺は…っ」
なんてな。
- 478 :風と木の名無しさん :2006/08/28(月) 01:28:42 ID:zKoQ0DiBO
- 切なモエス・・・!!
- 479 :風と木の名無しさん :2006/08/28(月) 03:50:13 ID:Uy5U1J2Y0
- 九人それぞれ性格の違いが出ててスゴス
水金地火木土天海冥の順に兄弟なら
熱血短気系長兄水×おっとり敬語系美人次男金に萌
冥は歳不相応に物分りのいい子なんだろうなあ…
- 480 :風と木の名無しさん :2006/08/29(火) 14:40:58 ID:CReqBWVU0
- 泣き虫海テラモエスwww。「俺がお兄ちゃんなんだぞ〜!」と冷静な冥
あちこちひっぱりまわして、他の兄弟につっこまれてたんだろうな。
この騒動事態、他にも隠し子がいっぱい出てきそうになったのを
打ち切るための、冥除籍陰謀っぽいしね〜。地が仕組んだのか…。
じゃもともとは父ちゃんが悪いのか!Σ(゚Д゚)
- 481 :風と木の名無しさん :2006/08/29(火) 21:05:49 ID:XpuYTtod0
- お兄ちゃんボク男の子だよ?
の次スレでいいんかな?
- 482 :風と木の名無しさん :2006/08/29(火) 21:16:08 ID:i3IK7aOg0
- >>481
確か、まだそのスレもあった時に立ったと思った。
自然と差別化されたのか、弟はやんちゃっぽいのが多かった。
今は単なる兄×弟スレだね。
- 483 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 01:43:28 ID:W/I9BGCI0
- 夏の最後っ屁でプールいいなあ、海も。
体育会系兄弟でバカみたいに遠泳しても良いし、非体育会系で押さえ気味でもいい。
上の惑星兄弟萌で。
夏休みも後数日となったある日。
太陽系一家は、年少組の大暴れで今日もにぎやかです。
「おい、プールの優待券貰ったからあのうるさいのをつれだせ」
仕事休みの父、太陽がうんざりした表情で長男、水星に命じました。
「了解。おい!お前達、プール行くぞプール」
水星がそう叫ぶと地火土天海、といった騒がしさの元凶は大喜びでプールの準備を始めました。
残りの金星、木星、冥王星はというと…
「私は遠慮しておきます…」
金星はもともとインドアなタチで、色素が薄く、日焼けすると真っ赤になってしまいます。
しかし、
「あいつらを俺のみで抑えるのは無理だ。お前も来い。日焼け止めでも何でも塗ってやるから」
と長兄に言われれば、行かないと大変な事になりそうな気がしてきました。
「確かに…、でも私は水着を持っていませんよ?」
「俺のをはけ」
いくら兄弟でも、成人過ぎの男が下着同然の物を共有する事は繊細な金星には耐えられませんでした。
「嫌です!行きがけに買います!」
(いいじゃん別に…、洗濯してるんだし)
水星はなぜかちょっとショックを受けました。
木星「受験のゼミがあるんだけど…行きたいなあ、プール」
地球「どうしても行かなければならないのか?」
木星「いや、テストとかじゃないからそこまで…」
(ぷっぷっぷ)火星「あ、○○予備校ですか?今日木星はお休みします(がちゃ)さ、行くぜ!」
木星・地球(…ま、いっか)
- 484 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 02:29:04 ID:W/I9BGCI0
- 冥王星「ぼくも行っていいの?」
海王星「?みんなでいくんだろ?」
天王星「冥は大型プール行ったことなかったよな!楽しいぞー!おっきいすべりだいとかあるぞ!」
冥王星「…おっきいすべりだいはちょっとこわいな…、ぼく、およぐのにがてだし」
海王星「おれがおしえてやるよ!おれは泳ぎの天才だからな!」
水星・金星(プールにとっちゃ天災だがなあ)
かくして当日。燦燦と日光が降り注ぐ好天に恵まれ、兄弟は揃ってプールへとやってきました。
==============以下兄弟内カップリング要素、若干の年齢制限DQN表現があります=========================
水金
「ふう、来るだけでも一苦労ですね。兄さん」
金星は、金星地球お手製の弁当と水筒、それに年少組の着替えとタオルを入れた巨大なバックをドスンと落とす。
ばたばたと着替えた年少組の監視を地球と火星に任せて、水星と金星は木陰にレジャーシートを広げていた。
「いやでもあいつらめちゃくちゃ喜んでたし、そんなに苦労でもないさ」
にこりと笑って、クーラーボックスを置いた水星はレジャーシートにごろりと横になる。
そんな兄の様子を見て、くすくすと金星は笑う。
「兄さん。そんなに寝転がっていると家族連れのお父さんみたいですよ」
「じゃあ、お前は家族連れのお母さんだ」
その返答にくすくすと笑い続ける金星を、水星は寝転がったまま見上げる。
金星の項や腕が、既にうっすらと赤みを帯び始めているのに気付き、その肌に手を伸ばす。
「もう赤くなってきてる」
触れられてかすかに痛みを感じたのか、ぴくりと金星の体が跳ね、水星の腕から逃れる。
「お弁当つくったり用意したりで、日焼け止めを塗る時間がなかったものですから…」
「じゃ、約束通り俺が日焼け止め塗ってやるよ、ほら、脱げ」
若干の躊躇のあと、金星はパーカーを脱いだ。
兄の手が丁寧に、日焼け止めを塗りこんでいく。が、徐々にその手つきが妖しくなっていく。
「…、っ、もういい…ですから、自分で、やります!」
「いいっていいって、遠慮すんなって、な?」
「中身まで親父趣味ですか!大体ココ人がいつ来るか分からないの…にッ!」
「まあまあ、ウチ、大所帯だから人に迷惑かからない外れに場所とったし大丈夫だって」
「最初っからこれが狙いだったんですか!この…、あ…!」
- 485 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 03:18:37 ID:W/I9BGCI0
- 火木
「ひょー!流っがれッるぜーー!」
「ごぼッ、がぜい、にいじゃん、止まって!」
「ちょ、火兄、木兄が溺れてる!」
イン、流れるプール。
天海冥の年少組を地球に押し付け、火星は木土を引きずり回していた。
火星は至ってハイテンションで弟達の面倒を見るというより、自分のペースに弟達を巻き込んでいる。
「わりいわりい、大丈夫か木星」
恐らく水が肺や鼻に入ったのだろう、木星は激しく咳き込んでいる。
プールサイドに上がり、暫く背中をさすってやすと次第に木星は落ち着きを取り戻したが、顔色が悪くなっていた。
「木兄、大丈夫か。」
「…酔った…」
ゆれる浮き輪という不安定な乗り物で流水プールを引き回されたので、すっかり乗り物酔いをしてしまったらしい。
「ごめん、木星。救護室行くか?」
「大丈夫だよ、ちょっと休憩…ッ」
木星の胸から喉が、怪しい動きをする。嘔吐の兆候だ。
「土星、悪いけど地球んとこ行っててくんね?おれ、木星の面倒見るから」
「了解」
火星は今にも吐きそうな様子の木星を、とりあえず最寄の男子トイレに連れて行く。
「ごめんな、おれ、お前がそんなに具合悪くなるなんて思ってなくて…」
苦しそうに喘ぐ弟に水を含ませ、やさしく背中を撫で続ける。
何度か唾液を吐き出すと、木星は落ち着きを取り戻していった。
「ほんとごめん。せっかく遊びに来たのに…、」
「っけほ、ら、大丈夫、だよ」
謝り続ける火星の言葉をさえぎるように、掠れた声で木星は言った。
「火兄は、僕に受験の息抜きをして欲しくて、休みをとってくれたり、遊んでくれたりしたんだから」
それに僕も勉強勉強で体力が無くなってたし―――、と続け何度か口をゆすぐ。
「でも―――――!?」
なおも言い募ろうとする火星の唇に、木星の唇が重なる。
「僕の事心配してくれてありがとう、火兄。もっとあそぼう?」
- 486 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 04:04:38 ID:W/I9BGCI0
- 地・土+幼年組
浅いプールに、動物型噴水やアスレチックが設置された子供用スペース。
そこで海王星が冥王星に熱血水泳指導をし、それを地球が面白そうに見物している。
「こうだよ、こう!プカーって浮いて、がっと蹴って、腕をばーんとまわすんだ」
「え…?こう…?」
あまりのおおざっぱな説明に、地球は笑いを堪えるのに精一杯になっている。
「ちがうちがう。よく兄ちゃんをみてな」
そう言って、ざぶんと波を立て海王星は泳ぎ始める。
さすがに夏休みに毎日毎日プールに通っていただけはあり、実に上手いクロールを披露して見せた。
「地兄貴、見ているだけじゃなく教えたらどうだ?」
「あの海の説明じゃ解るもんもわかんないよ〜」
アスレチックの高難易度コースをクリアしてきた土星と天王星があきれたような視線をくれる。
「しかしおもしろいぞぉ。海は語彙が貧弱なんだよなあ〜」
けらけらと笑う地球にあきれたのか、土星が弟達に声をかける。
「アスレチックに行かないか?やさしいのは冥もできるぞ」
「「行く!」」
冥王星と海王星は声を揃えて良い子のお返事をした。
「兄ちゃんも行くぞー!」
地球がそういうと土星は半眼でその兄を見返した。
「く・れ・ぐ・れ・も・冥と海を焚きつけたり、天と無茶な競争をするなよ」
「全く…、お前と話してると〜、どっちが年上かわかんねーなぁ?」
そう二人が話している間にも、小さな弟達はころころと子犬のようにかけて行く。
「あ!天、海、冥!待て!」
土星は三人を追いかけようとして、走り始める。
「あ、土ぉ?足元、気をつけろよ」
「わかって、る? !!!」
地球の言葉に返事をいた瞬間、土星は置いてあったビート板にけつまずいて、子供用プールに落下した。
「気を付けろって言ったじゃあないか」
土星を引き上げながら、含み笑いをした地球がしゃあしゃあと言ってのける。
(それなら、ビート板があるぞ!とか言え!ワザとだな!コロス!この兄貴はコロス!!!)
- 487 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 11:04:16 ID:z5MJz9X/0
- 正直冥王星関連はもういい
人間でお願いしたい
- 488 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 12:36:48 ID:jvJMBKff0
- それくらい自分で変換しる
- 489 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 14:00:27 ID:cbvTUzElO
- 水金モエス…
>>483gj!
- 490 :487:2006/08/30(水) 18:21:46 ID:z5MJz9X/0
- ごめんね、訂正する
冥王星でもいいからエロくて萌えるのお願いします
- 491 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 22:02:40 ID:dwDcIvPk0
- >>487-490
自分で書けば?
>>483-786
惑星兄弟テラモエス!
惑星かわいいよ惑星www
- 492 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 23:04:44 ID:NbcqBlSPO
- >491
786まで惑星ネタを?w
>483
地土に言葉にならない萌えが来た。ありがとうありがとう。
- 493 :風と木の名無しさん :2006/08/30(水) 23:22:21 ID:VXScQ2VuO
- 確かに無機物だか非生物だかのスレの方があってるんじゃないかとは思う〉太陽系惑星
「自分で変換すれば」じゃ何でもありになっちゃうんじゃない?
兄弟とは関係ないレスを改変して兄弟萌え話にして貼るのもなんとなく違うんじやないかと自分は思うよ。
- 494 :風と木の名無しさん :2006/08/31(木) 00:48:01 ID:NeL5Q0G90
- 『バッキャロー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』
1 名前:風と木の名無しさん[age] 投稿日:2005/11/07(月) 01:07:05 ID:cR+x3JzT
どうぞ
だけで始まったスレだからカオスでマターリ当たり前。
何でもあり上等、その中で自分に合うレスに萌えればいいんじゃない?
で、
三人以上兄弟内カップルが好きだーーーー!でもなかなかないんだ!
>>483
ありがとう!!
- 495 :風と木の名無しさん :2006/08/31(木) 00:58:51 ID:M52MyuuM0
- >494
スレタイと1を見た時はてっきりVIPPERが立てた駄スレだと思った
>8,>17を見て1がマジだったと知ってちょっと驚いたw
- 496 :風と木の名無しさん :2006/08/31(木) 01:21:38 ID:dSwp0kF30
- 一歩間違うと兄襲い受スレになりかけていたんだよなあ
この流れに萌え萌えな自分としては先人たちに感謝だ
vipper弟は今頃宿題追い込み中で、手伝ってる腐兄をまた
煽ったりして宿題の出来ない体にされてる頃だろうか
- 497 :風と木の名無しさん :2006/08/31(木) 11:52:14 ID:sz+qMWXPO
- 腐兄の観察日記とか作成してばれて怒られたりするといい
- 498 :風と木の名無しさん :2006/08/31(木) 19:18:31 ID:ksvWB6OYO
- お手伝い料を文字通り身体で払ってるわけか…
- 499 :風と木の名無しさん :2006/09/01(金) 00:43:16 ID:gyfAmQY/0
- 可愛いあの子はどこの誰?
高嶺の花、皆の憧れ、ハーレムカサブランカ・リリィ…
ステージ上でアメリカン・シネマミュージックを歌い上げるのは、
見事な金髪に褐色の目をしたスレンダーな美しい女だ。
薄く華奢な体に透けるスリップドレスをまとい、ピンヒールで優雅に歩き、極上の笑顔で巻き毛を揺らして男を誘う。
まるで、ステージ上が'50ニューヨークになったようだ。
このジャズバーで常演を行う三人は、その新入りのステージに見入っていた。
「マスター、あんな知り合いいいたんだ〜」
グラスの氷をがしがしつつきながら、王子様系の兄がマスターに話しかける。
「むこうから歌わせてくれってお願いされたのよ〜、いい拾い物だったわ〜」
常演とは全く趣を異とするステージが成功しつつあることに、マスターは喜んでいるようだ。
「にしても色っぺーな…」
チンピラなベーシストはタバコが燃え落ちるのもかまわず、ステージ上の女を凝視している。
「…、ちょっと、マスターあの子もしかして?」
ピアニストの弟が疑問を口にした所で、ステージがはねた。
拍手と、客の移動でバーが騒がしくなる。
閉店後。
「改めて紹介するわ〜、今度からちょくちょくステージをお願いするリリィちゃんよ〜」
バックステージで新人と引き合わされた三人は、ある事情により三人三様の反応を返す事となる。
「よろしくな!リリィは」
「やっぱり…あなた」
「―――――――うそだろお?こいつ、」
「「「男だったんだな」」」
「ヨロシクお願いします!センパイ達?」
着替え途中のリリィの裸は、間違いなく男のものであった。
- 500 :風と木の名無しさん :2006/09/01(金) 01:39:53 ID:gyfAmQY/0
- ハーレムカサブランカ・リリィ 女よりも男を惑わし、男よりも女を惹きよせる
高嶺の花 あなたの心には誰がいるの?
「うう…、あれが男かよ…反則じゃねえか…」
ショックを受け、うずくまるチンピラを弟が慰める横で兄とリリィは楽しそうに話している。
「―――――リリィ」
がちゃりとバックステージのドアが開き、スーツをピシリと着こなした長身の男が入ってくる。
ブルネットの髪に剃刀のような印象を受ける整った顔、しかしノンフレームの眼鏡の奥の瞳はリリィと同じ色だ。
マスターと長身の男が親しげに挨拶を交わす間に身支度を整えたリリィは、嬉しそうに男に駆け寄り、腕を組んだ。
「お兄ちゃん!」
「「「お兄ちゃんん!?」」」
またしても三人は驚く羽目になる。
その三人の上げた素っ頓狂な声で三人の存在に気付いたのか、男が歩み寄り、会釈をした。
「申し遅れました、リリィの兄です。弟をよろしくお願いします」
渡された名刺には、国際弁護士事務所所属、と明記されている。名前は外人名だった。
「あ…こちらこそよろしくお願いします…」
長身を自負する弟は、自分より高い所から降ってくる声にどぎまぎしながら名刺をおしいただく。
「あんたリリィの兄ちゃん?似てないねーー?」
ちょっと、兄さん!、と弟がたしなめる間もなくけらけらと兄が言い放った声にも、気を害する様子もなくリリィは答える。
「よく言われるんだけどねー、僕とお兄ちゃんはハーフブラザー…イボキョウダイってやつ?
でも、仲のいいトモダチとかパパやママ達からは似てるって言われるよ」
ひとしきり雑談を終えた後、三人とマスターに見送られリリィ兄弟は帰路に着いた。
ポールスミスのモデルのような兄と、華奢で金髪巻き毛にファージャケット、デニムにロングブーツを履いたリリィが
夜の繁華街を歩く姿は映画のワンシーンのように映えた。
「〜Oh, Pretty Woman …てか」
「兄さん、悪趣味だよ?プリティーウーマンだなんて」
「あれが男…、あれが男…」
- 501 :風と木の名無しさん :2006/09/01(金) 19:58:26 ID:A/iHzDF60
- 国際弁護士というとどうしてもゆあさが出てくる
でもそれはそれで萌える罠
- 502 :風と木の名無しさん :2006/09/01(金) 20:53:21 ID:bSFeiYaN0
- おお!兄弟&チンピラバンドの続きがキテルー!
新たな兄弟登場でつね。
- 503 :風と木の名無しさん :2006/09/03(日) 03:41:41 ID:goZQgCtg0
- 兄弟ものおばか変身もの妄想がぐるぐるしてる 昭和的な
変身ものはご・レンジ・ャーとかファ・イブマンをむかーし見た程度なのに…
あかが長男 あおが三男 ももが次男 きいろが末弟
で ノウテンキな科学者おとうさん
あかは熱血・感動屋・いまいちぬけてるリーダー
あおは冷静でクールな頭脳は が、虚弱
ももはかわいくてしっかりもの そして最凶 妄想癖あり
きいろはばか 身体能力が異常に高い ももの犬
小規模なしょうもない犯罪テロをおこす敵集団から町を守るのだ!
「うおおおおおお!やるぜええええ!で、なにをどうすればいいんだ?あお」
「にいさん、私の計算によると次の被害者は三丁目のジロです!
…げほぉっ(喀血) どうやら私はここまでのようですね…」(計算しただけ)
「あおーーーーーー!!だいじょおぶかああ!」
「三丁目…?遠いなあ きいろ いっておいで?」
「うん、ジロのようすを見てくればいいんだね〜 いってきまーす」
なんか書き出してみたらスレ違いになったような
後半いきなり敵が本気出してシリアスな展開になったら倍率ドンだ
実は戦隊のお父さんは昔敵の組織にいて その流れで隠し子とか出てきてもいい
その隠し子が改心して 黒とかになるといい
- 504 :風と木の名無しさん :2006/09/05(火) 18:27:13 ID:oqKA1bgf0
- 謂われ無き罪に問われて逃亡中な兄弟も好きだ。
忍者モノでも良い。
父親でもある忍びの頭領が何者かによって殺され
その罪を兄弟達が問われて里を抜ける逃亡劇とかあると禿げ萌え。
頭領を殺したのは実は兄弟達の叔父だったりすればもっと良いよ。
- 505 :風と木の名無しさん :2006/09/06(水) 23:32:10 ID:gl1qdSlsO
- 逃亡兄弟、いい(*´Д`)
自分は、横溝や乱歩な感じの村の因習とか土俗宗教とかを絡めて、
ホラーかつ淫靡に展開して欲しい
「お前が居なくなってから10年、ずっと探してたんだ……!」
「……本当に、……兄さんなのか?」
「当たり前だろう!? さあ、もうこんな暗い所にいる必要なんかない、一緒に逃げよう」
「やめ……、やめてくれ兄さん!」
そう言って兄を振り解いた弟の足元には大量の……みたいな。
でもそんなことは奴らの自業自得なんだとか言って
弟を連れて逃避行してくれたらごはん3杯いける。
- 506 :風と木の名無しさん :2006/09/06(水) 23:35:17 ID:kY/UhvFJ0
- >>505
そこで兄が連続殺人するですよ。
弟にはばれないようにして、弟を汚した男たちを次々に。
で、かねだ一にカンパされて、二人で儚くも散ってしまうとご飯6杯いける
- 507 :風と木の名無しさん :2006/09/07(木) 00:43:10 ID:DgtGLcXi0
- >>504 『脱五区』とか『フ。りヌ゛ソ』とかでググると、似た?ようなのが
あるよ
- 508 :風と木の名無しさん :2006/09/07(木) 02:47:59 ID:ipRPt7WA0
- >>504
叔父と父親の間に愛憎劇があれば更に美味しく頂けますな。(´д`*)
戯れに弟を抱いた兄を殺したい程憎しみ愛する片思いな弟とか
- 509 :コピペ:2006/09/09(土) 09:42:25 ID:XLNXosTbO
- 「ねえ・・・いいでしょ?」
頬を赤く染めて、あいつがベッドの上で誘っている。
あいつの裸身は透けるように白くて、見ているだけで抑えきれない劣情を抱いてしまう。
「・・・いや、ダメだ」
だが俺は何とか顔を背けると、きっぱりと言った。
「どうして・・・?何で抱いてくれないの?」
「どうしても何も、お前は家族だろ。今までも、これからだってそうだ」
「あたしは、お兄ちゃんに、一人の女として見て欲しいの!」
「そんなこと、できるかよ」
吐き捨てるようにいうと、俺は黙って部屋を出た。背後であいつが嗚咽するのが聞こえる。
俺はあいつに聞こえないように、小さく呟いた。
「抱けるわけ無いだろ・・・実の弟を」
- 510 :風と木の名無しさん :2006/09/10(日) 13:14:47 ID:jIsohFa90
- >>509
オチがそうきたか。
だが乙女受けは苦手なのだ…
- 511 :風と木の名無しさん :2006/09/12(火) 05:34:04 ID:/HgEhuXC0
- 犬畜生よりも私を嫌悪していた筈の兄上が、私を抱くという。
誰も来ないから、と選んだ場所は地下の座敷牢。
隅に積んであった饐えた臭いのする布団を乱雑に広げ、その上に弟は突き倒された。
黄ばんだ布団に艶やかな黒髪が散り、はだけた着物と襦袢の下からは艶かしい太ももが覗いている。
「舐めろ」
人に命令する事に馴れた冷酷な声が響き、口腔に兄の性器が押し込まれる。
里の外の売女から生まれ、お情けで屋敷に飼われている身分の弟に兄の命令を覆す権利があるはずがなかった。
この極端に女が少ない奇妙な里で、母と同じく男の欲望を満たす存在になれと命じられたときも反抗しなかった。
12の歳から男の相手をしてきた。
「ん…む」
もう、習い性となっている男を誘う仕草で兄の性器を吸う。
わざと舌先でくすぐるように舐め、袋も愛撫し、ぴちゃぴちゃと音を立て丹念に舐める合間に上目遣いで顔を伺う。
これだけで並の男なら達しているはずだ。
しかし、兄は呼吸すら乱さずじっと弟を見下している。
どうして、どうしていまさら兄上は私を抱くというのだろうか。
私は別に兄上を憎んではいないし、むしろ尊敬し、憧れている。
そして近いうちに、兄上は里の頭領の座を継ぐことになっており、兄上の二人の息子達も元気に育っている。
幸せの絶頂にあるはずの兄上が、なぜ?
「もういい」
ある程度の硬さを持った兄の性器がずるりと口から引きずり出される。
「あ…」
いきなり引き抜かれたため、はしたなく開いた唇と性器の間に糸がひく。
ぼうっとその糸を眺めていると、強く顎を掴まれ上を向かされた。
「ああ済みません、すぐに用意をしますので少々お待ちください」
兄が先を急かしている、そう思い、弟は自分の指をねぶり、後孔に手を伸ばした。
胡坐をかいた兄の股間に顔を埋め、腰だけを高く上げた格好で襦袢を捲り、受け入れることに慣れすぎた後孔に指を突き立てる。
入り口をもむ様に広げ、熟れた柔肉を割り開いて行く。
- 512 :風と木の名無しさん :2006/09/12(火) 06:42:31 ID:lalhPotnO
- ネ申キター…!!(*´Д`)
続きを心からお待ちしてます
- 513 :風と木の名無しさん :2006/09/13(水) 01:59:45 ID:1E5V4cF+0
- 排泄器官であるはずの後孔は、すでにもう一つの性器となっている。
「く…ふぅん…っ、は」
女よりも良い締め付けだ、と夢中になる男までいる孔を自ら穿ち、緩く身悶える。前も熱を持ち始めている。
その浅ましい弟の姿に、兄は嫌悪を露にしているだろう。
その兄の表情を閉じたまぶたの裏側に描くだけで、弟の性感はどうしようもなく高まってしまう。
指先にぬめりが足りなくなりもう一度口に含もうと孔から引き抜くと、その手を兄に捕らわれた。
思わず上半身を起し、その様子を覗う。
兄はまるで大切なものでも扱うかのように、弟の白い手に口付けていた。
「あにうえ―――!?そんなこ…と」
弟は全身を羞恥に染め、振りほどく事の出来ない手にただ力を込める。
兄はそんな弟を一瞥し、さらに指を一本一本丁寧に舐め始めた。
- 514 :風と木の名無しさん :2006/09/13(水) 03:14:27 ID:Gy4wXx220
- 続きキテル*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
禿げしくGJ!!
続きをwktkしつつ待ってます!
- 515 :風と木の名無しさん :2006/09/14(木) 01:08:33 ID:xie0aDVe0
- コネタ
秋冬、それは兄貴と歩くのが嫌になる季節。
俺の兄貴は美形だ。断言できる。
で、何が問題なのかというと…
兄貴はドSなのだ しかもそのドSっぷりを隠そうともしない そりゃもうSオーラ全開だ
しなやかで、しかしきちんと鍛えられた体に上等なコートをまとい
細身のレザーパンツにブーツを履いて、その美しい顔に酷薄な印象を与える微笑でも浮かべ町を歩くと
100m置きに男女問わず
「踏 ん で く だ さ い」
「な じ っ て 下 さ い 」
どこからともなくMが寄ってくるのである
春夏はまだいい
服装がそこまでそれっぽくないから
しかも、M共は兄弟である俺にまでそのマゾっけムンムンの視線を向けてくるのでたちが悪い
俺も多少は顔が良い方だと思うし、S気質であることは認める
が、俺は兄貴のようなどんなMの相手でもする博愛主義者ではない
気の強い女をねじ伏せてMっ気を引き出すとか、ノンケを喰っちまうのが好きなのである
兄には沢山のドレイがいる事も知っているし、俺にも何人か関係を持っているMがいる
しかし、兄と二人っきりでいるときは誰にも邪魔されたくないのだ
そんなこんなで、秋冬は俺にとって憂鬱な季節なのである…。
S×Sは難しい
- 516 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 07:55:29 ID:1AqGZXNcO
- 朝からどんだけ萌えさす気だ、フジ…_ト ̄|○
>513
続きはいったいどうなるんディスカー!?
- 517 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 14:38:33 ID:O2zJ43LJO
- >>516
一体富士で何があったんだ!?
- 518 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 17:52:27 ID:56qKtG3c0
- 「なあ、貸してよー。いいじゃん減るもんじゃないんだしさー」
「うるせえ! いい加減しつけーよこのバカ兄貴!」
とある一家の夕食前のひととき。トイレに行ったりテレビを見たり。
夕飯までの空腹しのぎや飲み物を調達するために台所とリビングを
往復する弟の後ろを、兄はかれこれ10分近く追い回している。
しつこいと弟が怒鳴ろうと足蹴にして追い払おうと、兄は全く
動じることは無い。
「ちょ、本当に俺疲れてんだって…」
サラリーマン生活もようやく半年。今日も重い教材カタログを手に、
1日中歩き回ってきたのだ。重い足取りでようやく帰宅し、未だ
慣れないスーツやネクタイを弛める間もなく今度は兄に追い回され
ている弟はさすがに泣きそうな声で冷蔵庫の前にしゃがみ込んでし
まった。そうする事で、ついには腰にしがみ付いていた兄と目線の
高さが同じになった。黒目がちの真っ直ぐな瞳に見つめられて思わず
目を逸らす。
そんな弟の態度を気にするでもなく、兄は逸らした目線の先に回りこ
むとポンと弟の両肩に手をかけた。
「疲れてるならなおさら、兄ちゃんにさっさと貸しちゃおう、な?」
「…お、鬼か!」
「そうだ、オニいちゃんだ」
「さぶ!」
「…まあそこは否定できないけど」
否定しろよ! と突っ込むことで弟が元気を取り戻した途端、2人の
頭上で何かを激しく叩き付ける音がした。
- 519 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 17:54:07 ID:56qKtG3c0
- 「うるっさいわね! 2人ともいい年してみっともない! 喧嘩すんなら
2階行ってやんなさい!」
見上げると、天辺に深々と包丁を突き立てられたカボチャ越しからまさに
鬼のような表情で母親が見下ろしていた。喧嘩じゃねえよと反論しかけたが
炊事中の主婦の気迫に圧倒され、弟は素直に口を噤む。しかし、
「分かった。じゃあ続きは2階で」
兄はバカ正直に頷くと、母親の剣幕に大人しくなった弟の隙を突いて
その手からコップと牛乳パックを抜き取る。そのまま両手が空になった
弟の腹部に正面から左肩をはめ込んだ。
「…え? なにちょ、兄…」
兄貴、と呼び終わらないうちに弟の視界が鉄棒の前回りのようにぐるんと
半回転した。
「なになになに…おい! 下ろせバカ兄貴!」
中途半端な高さで台所の床を見下ろしている体勢に、視界の反転から一瞬
遅れて担がれているのだと悟り弟は慌てて足をばたつかせた。しかしある
程度身長もある弟の長い足に狭い台所で暴れられては、作りかけの料理や小
物が被害を被ってしまう。母親は慌てて担ぎ手である兄を廊下へ追いやった。
「もう! 埃がたつからバタバタしないで! ほらそこお皿があるからね!」
なおも暴れる弟を抑えながら、兄は母の手助けもあって器用にドアをくぐる。
「あ、ゴハン出来たら呼んでね」
少し息を切らしながらも笑顔で振り返って母親に告げると、そのままずんず
んと階段を昇りはじめた。
- 520 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 17:55:00 ID:56qKtG3c0
- 「いーやーだー…っ」
いくら兄相手とは言え、成人した大の男が黙って連れ去られるわけにはいかない。
不安定な体勢ながらも必死で腕をのばし、リビングのドアに両手をかけた。
腹が圧迫されてそうとう苦しいが、今は兄の腕の中から逃げ出すことが先決だ。
何とか指先でドアの両端を掴み渾身の力で、地面に垂直ではなく平行という恐らく
Sランク越えであろう難易度の懸垂を試みる。
「降ろせ…よ、バカああ…っ!?」
突然、震えながらも必死でドアにしがみ付いていた弟がビクリと身体を硬直させた。
その瞬間に両手が外れ、弟の身体は再び洗濯物のように兄の肩に戻った。
どすんと弟からの衝撃を背中に喰らって兄がよろめく。しかし咄嗟に手すりを
掴むと、動かなくなった弟を担ぎ直し階段を昇っていった。
「…ロス。ぜってーコロス…」
スーツの上からとは言え、暴れる弟を制止するためとは言え、何の前触れも
無しに後孔に指を挿しこんできた兄の背中に弟は悔し涙を浮かべ爪を立てた。
弟の呪う声を文字通り背中に受けながらも兄は黙って足早に自室に弟を連れ込むと、
荷物のように弟をベッドに下ろした。
そのまま、鋭い目つきで睨み上げてくる弟に覆い被さると兄はもう一度にっこり
と微笑んだ。
「乱暴にしてごめーんね」
「ごめーんねで済むかアホ兄貴!」
拳を握り締め、涙目もそのままに怒鳴りつけるがやはり兄には全く効果が無いようだ。
愛しそうに弟の怒り顔を眺めていたが、やがて真摯な顔つきになり、声も無くゆっく
りと近付いて来た。
- 521 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 17:55:31 ID:56qKtG3c0
- その微妙な雰囲気の違いを瞬時に察し、弟が戸惑うように口を閉じ俯いた。睫毛の先
に、兄の薄い唇が近付いてくるのが見えて思わず眼を閉じる。
その直後、自分の心臓の音より小さく水音がした。瞼の感触に、唇で涙を吸い取られ
たのだと分かる。細く視界を広げると、軽く笑みをかたどった唇が少しだけ濡れてい
て弟は慌てて顔を背けた。
「…約束でしょ?」
顔を背けた代わりに兄に近付いた耳元で、囁くような声がした。
「家に”トモダチ”を呼ばない代わりに、お前がカラダを貸してくれるんでしょ?」
だんだんと囁きが近付き、やがて生暖かくて柔らかい塊が弟の耳を塞いだ。さっき
とは比べ物にならない大きな水音が直に体内に響く。
弟は閉じたままの唇の奥でぎしりと歯を食いしばると観念した風に、無意識に詰めて
いた息を細く吐いた。
「…母さんが呼ぶまでに済ませなきゃね」
溜め息を受諾のサインと受け取った兄が、さらに身体を押し付けてくる。そのまま
体重をかけられ、弟は後ろ手についていた両腕を崩しベッドに全身を預けた。
兄は笑っているようだったが、顔を背けている弟にその表情は見えなかった。
その容姿や頭脳、性格からか誰からも愛され認められてきた優等生の兄。
そんな彼にただ一人反発しながら、しかし他の誰よりも尊敬している兄の、情欲に
醜く歪んだ表情を見たくは無かった。
乱れたワイシャツの襟元からネクタイを引き抜く、兄の長くて白い指だけを他人事の
ように見つめて、やがて弟は堅くその両目を閉じた。
- 522 :518:2006/09/18(月) 17:57:55 ID:56qKtG3c0
- こういうドタバタした兄弟が好きなんだが…
最後は変に湿っぽくなってしまったorz
やっぱり読んでる方が気が楽だな
今は後悔している。
- 523 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 19:49:01 ID:J88TSc280
- >518
GJ!!
私も同士です
続編キボン
- 524 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 22:44:31 ID:PYuSYuNt0
- >>518
GJ!!萌えました(;´Д`)ハァハァ
自分はそれで更に弟が兄貴を大好き(要するにツンデレ)なのがツボだ。
- 525 :風と木の名無しさん :2006/09/18(月) 23:52:19 ID:1AqGZXNcO
- >>517
幼少時、弟がピアノに通い始め、兄はそれに付き添っていた
↓
兄もピアノを始める
↓
兄、外国の音楽学校へ
↓
弟、同じ学校へ
↓
2人でピアノの連弾開始
弾いてる2人がどんな雰囲気だったかは、兄弟スレで。
>>518
GJ!テラモエス…!
- 526 :517:2006/09/19(火) 09:27:13 ID:ougDXZ5KO
- >>525
トンクス。その流れだけでご飯3杯いけそうだよ!
>>513>>518
GJ!禿モエス
- 527 :風と木の名無しさん :2006/09/19(火) 09:40:11 ID:K/tvKJK6O
- >>518
萌えました…
若干歪んだ日常っていいなあ
兄のトモダチがどういうものなのかも気になります
- 528 :風と木の名無しさん :2006/09/22(金) 03:25:07 ID:PGW2aP0w0
- 保守がてら しりとり
参考 しりとり板各位
腹黒兄弟
兄「しりとり…か、リンパ節」 弟「ツムラ」
兄「ラ・カンパネルラ」 弟「ライブラ」
兄「ラッパカズラ」 弟「ライブカメラ」
兄「ライラ」 弟「ライラってなんだ?ねた切れか?」
兄「アラビア語。お前こそねた切れか」 弟「ラジオネラ」
兄「ラフォーレ小倉」 以下延々と続く 途中でるにシフトする
自由人兄常識人弟
兄「しりとりするの?んー、リッツ」 弟「ツタ」
兄「退屈だからやろうぜ!」 弟「え、あ?なに?」
兄「退屈だからやろうぜ!ぜ、しりとりするんだろ?」 弟「ぜ…、ゼナ」
兄「舐めていい?」 弟「い、って、ちょっと兄さんどこ触ってるんですか!しりとりは!」
兄「してるじゃないか、い、思いつかないのか?」 弟「インク!」
兄「口でしてあげるね」 弟「あ――は、真面目に、考えてたのに…ッ」 思う壺
甘やかし兄ワガママ弟
兄「しりとりですね、わかりました。りんご」 弟「ゴリラッパンダンスイカイジュウメボシカ!」
兄「…そんなに一気に言わなくても…」 弟「ふん!まいったか」
兄「まいりました」 弟「…、終わり?違うよね、まだするよね?」
兄「はいはい、カウボーイ」 弟「イスタンブール」
兄「よく知ってたね、トルコの首都なんて」 弟「知ってるよ!馬鹿にすんなよ」
兄「ごめんごめん、そんなにふくれるな。お詫びに俺のおやつやるよ」 弟「やった!」 続かない
ばか兄弟
兄「しりとーり!行くぞ弟よ!リラ!」 弟「承知したぞ兄よ!ラッコ」
兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」
兄「コアラ!」弟「ラッコ!」兄「コ!ア!ラ!」弟「ラ!ッ!コ!」兄「コウァアアアアルゥアラ!!!!」弟「ンルゥアアアアッッコゥ!」
そして伝説へ…
- 529 :風と木の名無しさん :2006/09/22(金) 20:32:35 ID:WsmLdiaQ0
- いま電車のなかでにやにやしてる人いたらそれわたしですよ・・・ばかン!
- 530 :風と木の名無しさん :2006/09/23(土) 15:45:20 ID:yQx0zguA0
- 相互依存兄弟妄想 多少えげつない表現注意
ハリウッド映画に良くあるような、プール付き白亜のお家でぼっちゃんぼっちゃんしていた兄弟が
家が強盗に襲われてから一転辛く厳しい人生を歩むようになって、信じられるのはお互い兄弟のみ、そんな状態に追い込まれる。
@強盗に襲われた後も、家は存続してそのまま生活レベルは変わらないルート
A強盗で両親が殺害され、悪い親戚に全てを奪われて孤児ルート
B強盗に誘拐されるルート
@兄は家を継ぐべく必死に努力し、トラウマに囚われた弟を守ろうとする この場合、逃げ遅れた弟と母が強姦されたか殺されかけたエピソードがあってもいい。
家族にはやっと慣れたが、未だ他人に触れられたり接近するとパニックを起こす弟
(B級映画となると、弟が強姦されているシーンを見て性的に興奮してしまった事に、兄は物凄く罪悪感を持っていて
それが隠れたトラウマとなっている) 弟と兄、それぞれの心の傷からの脱却を描く
A誰も信じられなくなった兄と絶望した弟の復讐劇
兄はダウンタウンを駆け抜け、銃・女・麻薬・犯罪とあらゆる事に手を出し一瞬も無駄にせず自分を強化していく
弟はそんな兄を横目で見ながら、本を読んだりして無力感の中で成長する
兄が唯一熟睡できるのは弟の傍にいるときだけ 他人はどんなに優しい顔しても裏切るという親戚からのトラウマ
弟はそんな兄を哀れに思いつつも、自分の代わりに兄に寝床を提供できる女性が現れるといいと思っている
体力ぎりぎりまで女の所や溜まり場で過ごし、限界寸前で弟の所へ帰ってきて倒れこむように眠る兄
ウラに顔の利く悪辣弁護士になり、親戚から奪われた白亜の家を取り戻した兄
目標を達成し、一気に気力を無くす兄を支えたのはやはり弟しかいなかった…、という感じ
Bだと、コメディ調もいい 組織で可愛がられて育つ幼い兄と弟
強盗犯は組織だったもので、聡明な兄と身体能力の高い弟はそれぞれ
組織の貿易担当とヒットマンになり世界を股にかけ、一台犯罪組織をさらに発展させていく
育ての親である組織のボスが亡くなる直前、誘拐の真相を知る
(兄弟の護身のため、実は白亜の家の両親はニセモノでで本当の親はボスの娘だった、とか)
どのルートでも、ふと幼い頃の“幸せなおうち”の記憶に苦しめられたり、それにすがるといい
- 531 :風と木の名無しさん :2006/09/23(土) 20:19:14 ID:VbGH7riuO
- 3人兄弟 死ネタ注意
長兄→次兄→末弟→長兄の片思いループを前提に
お彼岸、花を抱えて墓前に現れた長男と次男。
「…お前があいつを抱いてたの、俺は知ってるんだ」
次男を断罪するも、どこか苦しげな長男と。
「俺は兄貴の代わりだったんだ。あの子は本当は兄貴に…」悔しげに涙ぐむ次男。
「代わりだなんて言い訳して、お前が抱きたかっただけだろう…」
「…違う…」
後ろから抱きしめてくる長兄、その腕から逃れようとするが
兄の体温の温かさに心のどこかで安堵して、力が抜けてしまう次兄。
という夢を見た記念真紀子
- 532 :風と木の名無しさん :2006/09/24(日) 01:19:52 ID:2zaWFba9O
- 保守あげ
- 533 :風と木の名無しさん :2006/09/26(火) 23:07:08 ID:RC5VwwIIO
- 保守age
- 534 :風と木の名無しさん :2006/09/27(水) 02:51:31 ID:ss/JgorD0
- ちゃらんぽらんだった兄が、ようやく就職した。
どうやら玩具メーカー兼商社らしい。
若干怪しいな、と思ったものの祝杯ムードの家族に水を差す訳にもいかず素直に祝ってやった。
「で、ナニコレ」
祝宴が終るなり引っ張り込まれた兄の部屋には、一目では何だかわからない――しかし危険な匂いのする物で溢れていた。
モコモコしたファーのブレスレットのようなものをつまみ上げたかと思うと、兄はそれを素早く弟の手首にかけた。
「な、!手錠!?」
豹柄の可愛らしいファーで装飾されているものの、ずっしりとした鎖と革の感触はまさしく手錠であった。
「そうだよー、かわいいだろ?うちの会社の売れ筋商品なんだって」
喋りつつも驚くほどの手際のよさで、弟の首に手錠とお揃いのファーで出来た首輪をはめる。
「うん、かわいい。似合ってるよ――商品名は“キューティブレス・パンサー”だって」
その聞くだけで赤面するようなネーミングから察するに、やはり兄が就職したのは…
「やっぱり“おとなの”おもちゃメーカーなんだな」
「だいせいかーい。つーことで新人研修付き合って」
「こういうのは女にした方がいいんじゃないか?」
ため息混じりに突っこんだ瞬間、首輪につけられたリードを強く引かれ兄の胸中へ引き寄せられる。
「女の子には出来ないよ?痕が着いたらかわいそうじゃん。それに…」
強い力で引き寄せられ続けて、首輪が食い込み息苦しさを覚える、眩暈もしてきた。
「オマエは結局俺には逆らえないみたいだしなー?つか逆らわせないし?」
耳元で残酷に囁かれて、急につき離され弟は尻餅をついた。
「っけほっ、―あーもう、 何なんだよ」
悪態をつく弟を軽く無視して、兄は絵の具箱のような物を覗き込んでいる。
どうみてもいかがわしいグッズに見えないソレに興味を引かれて、思わず注目してしまう。
その弟の視線に気付いたのか、兄が絵の具風のチューブを並べ始める。
「これさ、ローションのテスターなんだけど」
イカスミ、チョコバナナ、強催淫、温感、まだまだある。
豊富なラインナップに弟は感心と呆れが半々のため息を吐いた。
「凄いな、こんなにあるんだ」
「キョーミしんしんみたいだし、全部試そうか?」
ぎくり、としたときには既に遅く、恐ろしいほどに甘ったるい兄の指が口内にねじ込まれた。
- 535 :風と木の名無しさん :2006/09/27(水) 03:16:06 ID:+dZrAiSG0
- 新作キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
続きwktk(*´Д`)ハァハァ
- 536 :風と木の名無しさん :2006/10/02(月) 18:28:18 ID:2YV3hkqC0
- ホッシュ
- 537 :風と木の名無しさん :2006/10/02(月) 19:09:25 ID:4jEprbT/O
- (*´д`)wktk
- 538 :風と木の名無しさん :2006/10/03(火) 01:39:33 ID:PXBykviy0
- 日本の三大奇祭「西大寺会陽」
裸人がぶつかりあう熱い男の祭!
そうだ、岡山へ行こう!
はだかまつり(西大寺会陽)
平成19年2月17日(土)
西大寺観音院はJR西大寺駅から南に徒歩10分。
会陽の見物料は指定席が5000円、立見席が1000円と500円。
http://www.asahi-dengyo.co.jp/free/h13eyo/h13eyoindex.htm
http://www.saidaiji.jp/
http://photos1.blogger.com/blogger/612/2057/1600/japan15.jpg
http://photos1.blogger.com/blogger/612/2057/1600/j-streak.jpg
西大寺観音院会陽の当日は、鈴なりの列車を運行することで有名であった。 屋根まで人があふれている。
http://www.rrr.gr.jp/digital_museum/saidaiji/saidaiji_photo/eyou.jpg
ショタはこちら
少年はだか祭り
平成19年2月17日(土)会陽当日
午後6時00分〜7時30分(受付午後5時〜5時30分)
http://www.optic.or.jp/saidaijijc/syounenhadaka/top.htm
http://www.jrx.jp/odekake/event/20950.html
- 539 :風と木の名無しさん :2006/10/03(火) 18:42:22 ID:EJSy9PQT0
- 就職して家を出た兄がしばらくぶりに戻ってきて、家で兄弟二人きり。
話のネタがなくて妙な沈黙。
たまたま目に入った昔背を比べた柱の傷跡を弟が話題に。
身長伸びたな、測ってみるか、のノリで弟が背を柱に当てて立たされる。
兄が弟と向き合う形(腕で囲むように?)で柱に傷をつけていると、
ふと目が合い一瞬躊躇った後、兄が弟の額にキス。
なーんてな、とか冗談めかして去る兄を見ながら
弟は口でも良かったのにと呟く。
兄は兄で荷物だらけになってる自室で悔しがる。
何か自分で書くと変なんですが、一線を越えられないでいる兄弟萌えです。
- 540 :風と木の名無しさん :2006/10/03(火) 19:57:08 ID:zGruJ15r0
- >>539
(´д`*)モエス
- 541 :風と木の名無しさん :2006/10/04(水) 05:00:42 ID:DMUrXiiNO
- >539
明朝からものっそ萌えました
今日はとても良い目覚めです(´Д`*)ハァハァ
- 542 :風と木の名無しさん :2006/10/04(水) 11:24:15 ID:3kEpOpYv0
- >539
いいなー。焦れったい感じで。
- 543 :風と木の名無しさん :2006/10/07(土) 13:12:56 ID:whCuX1J/0
- 保守
- 544 :(その1):2006/10/07(土) 23:41:14 ID:F5HkjNGfO
- 「予定ないだろ?ちょっと付き合え」
それだけ言って、弟を連れてきた場所は
それなりに風情のある旅館の離れ。
「何で俺なわけ?彼女つれてけば?」
支度をするよう言い付けると問われた当然の疑問は、
淋し気に口元だけで笑ってみせて封じておいた。
先月顔を合わせた時にちょうど彼女からの着信があり、
好都合と目の前にいた弟にも判るほどにそっけなく切った。
成人してから何かと逆らってみせる弟。
不在がちな両親に変わって年の離れた私が育ててきたようなものだから、
遅すぎる反抗期なのか。
だが、根が正直で優しい弟は家族といえ
語りたくなさそうなプライベートに触れようとはしないのだ。
専用の露天風呂で月見酒を酌み交わす。
口当たりの良いものを厳選しておいた成果か、普段飲まない日本酒を過ごしたせいで、わりと短時間でふにゃっとしている弟……苦もなく計画は進んでいく。きっと、こうなるのが当然だからだろう。
ざっと水気をぬぐって、上掛けを剥いだ布団に転がし、俯せにさせる。
幼い頃、秋口をすぎると乾燥して痒がる肌に
クリームを塗ってやったことを思い出す。…あの頃からもう、この尻が
とてつもなく可愛く思えていたんだ…。
そして、しっかり青年のものへと成長を遂げた今でも、
この弟と、この尻が一番愛しい。
なのにどうして、親友面して虎視眈眈と狙っている
あの男なんぞにくれてやれるだろうか。
- 545 :(その2):2006/10/07(土) 23:55:30 ID:F5HkjNGfO
- ほとんど意識のなかった弟も、潤滑剤に浸した指を
挿入すると、さすがに覚醒した。
「ばかやろっ…何してんだよっ!ヤメロよっ」
暴れそうなので、止むなく片手を前に延ばし、
急所を強めに握り込む。俺の本気を感じ取ったか、
身を竦める弟の耳元に宣言する。
「おまえよりも可愛がっていきたいと思える人間が見つからないんだ。
これ以上無駄に我慢するのはやめることにした」
「我慢じゃなくてコレを止めろってん…っ…ぁあっ」
なるほど、ココか。
予想していたよりもかなり早くに、
弟のイイ場所を見つけることが出来た。
ずっと焦がれ続けていた彼の美尻は長湯と酔いに
ほんのりと赤らみ、これまで想像したこともなかったであろう快感に、
微かに震えている。
けれど甘さを含んで漏れ始めた声と
増やした私の指に纏いつくかのような内壁の動きは
絶対の拒絶をしていないことを表している。
きっちり事前学習はしておいたといえ
実際に男を相手にするのはこれが初めてなのだが。
この順調さ…やはり運命だ。
物事はあるべきようになろうと移ろってゆくものだし、
私もそのための努力の一切を惜しまない。
尻は勿論、弟の全てが愛しい。
これまで押さえてきた情熱全てで、それを伝えよう。
多分コイツも、この連休中…
いや、今宵の内には必ずや分かってくれることだろう。
(完)
思い込み激し目な強引兄×普段やんちゃで実は兄スキーな弟。
勝手に投下、スミマセン。。
- 546 :風と木の名無しさん :2006/10/08(日) 00:24:10 ID:UW29ZCqlO
- ウホッ
酔っ払いながらのぞいといてよかった!
- 547 :風と木の名無しさん :2006/10/08(日) 10:08:03 ID:4+rX0x5hO
- 朝から禿萌えたwww
姐さんGJ!!!
- 548 :風と木の名無しさん :2006/10/08(日) 14:53:45 ID:cWU3IZ950
- ここにいらっしゃる方たちは
皆 様 ネ申 で す か?
萌えました。ありがとうございます。しばらく生きていけそうですww
- 549 :風と木の名無しさん :2006/10/08(日) 21:00:45 ID:cvtUYgoAO
- >>548に激しく同意!!
こんなすてきスレ発見できて幸せすぎ…(*´д`)アヘアヘ
- 550 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 03:24:50 ID:90KguDij0
- 今更>>513の続き
細く、しかし節だった指を丁寧に舐めてやると、弟の肢体が小刻みにおののく。
軽く歯を立ててやると耐えられないといった風に手を逃そうと試みる様子が可笑しい。
先ほどまで目も当てられないような淫猥な行為をしてみせた指が、ただ子供のするように舐めしゃぶるだけで逃げを打つ。
「もう…もういいですからっ…兄上!」
弟の切羽詰った声に顔を上げる。
全身を薄紅に染めた弟は、自由な方の腕で兄の体にしがみ付こうとしている。
「もう――」
挿れて下さい。終らせてください。
そう言おうとした弟を制して、兄は一本一本の指を丁寧に自分の指と組み合わせた。
「指が、好みなんだな」
弟の性器を膝で押さえ、同時に指も軽く握りこんでやる。
「やめ…ひっ…っ」
びくり、びくりと体をはねさせ、弟は悶える。
自分の快感は二の次として人と交わってきた体には、強すぎる刺激だった。
「あ…ああっ…!」
じわり、と膝に生暖かい感触を得、兄は弟が達してしまった事を知る。
「す、すみません…!」
「そんなに良かったか」
耳元に唇を寄せて囁いてやる。
許可なく達してしまいさらに兄を自分の体液で汚したに事に恐れおののいていた弟は、意外なその言葉に瞠目する。
「ええ…」
俯き、羞恥と共にそう答えると、兄は今までに見せた事のない優しげな表情を弟に向けた。
- 551 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 03:54:05 ID:90KguDij0
- 「本当に、お前には取り返しのつかない事をさせてしまったと思っている」
黄ばんだ布団に力なく横たわった弟に覆い被さり、体中に口付けを落しながら兄は告白を続ける。
「お前の母の出自がどうであれ、お前は俺の血を分けたたった一人の弟だ」
くすぐったいような、しかし熾火のような快感を散らされて弟は僅かに身じろぐ。
と、同時に余りにも唐突な兄の吐露に紗の掛かったような不安も生まれた。
兄は―――何が言いたいのだろう?
「兄上?どうかなさったんですか…」
つと、兄は弟の瞳を見詰め、そして深く口付けた。
全て奪いつくすような口付けに眩暈を起こしそうになりながらも、兄が何か重要な事を告げようとしているような気がして
弟は必死になってぐらつく意識を保とうと兄の頭を抱きかかえた。
永い口付けの後。
額を触れさせたままの至近距離で、兄は何かを決意したように瞳をすがめた。
「俺は、この里を潰すつもりだ」
「――――何と、今何とおっしゃいましたか?」
「俺は、この里を、潰すつもりだと、いった」
「もうこの里は、上様に見放された里だったのだ。そもそも、男娼なんてものが必要とされる隠れ里など可笑しいとは思わぬか?」
そう、言われればそうだ。隠れ里と言えども一つの族となるほどの人数はいるのだから、自然な環境であれば男娼なぞ必要ないはずだ。
「上様に…見放された?」
話の芯が掴めず、瞳を何度か開閉させ問うた。
「そうだ」
それから紡がれた話は、弟の想像を絶するものであった。
合間に優しい口付けが与えられなければ、最後まで正気で聞けたかも怪しい。
- 552 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 07:04:01 ID:nPYWlUdFO
- ネ申様、素敵すぎです…!
ツボど真ん中な上、普通に面白いよ!
続きが気になる。一体どんな理由が…
あぁもうこれが本なら10冊買うのにorz
- 553 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 14:08:36 ID:Tm5ATWRW0
- つ、続きを・・・
続きを下さい・・・・
- 554 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 14:30:11 ID:hiE1SsMa0
- ♂×♂を表す花って何?
- 555 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 15:07:40 ID:/qYihnDQO
- >554
スミレだよ、元ネタは歌舞伎の演目から。
分かったら、もうこんな所で人に物聞かないでね。んで、人を疑うことを知って、自分で調べる努力を身に付けてね。
これだけじゃなんなので、
ピアスさーん!脳内補填しながら続き待ってるよー
- 556 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 15:55:42 ID:90KguDij0
-
./ ;ヽ / ...::::::::::::::::;ヽ
l _,,,,,,,,_,;;;;i i;;;,_,,,,,,,,_::::::::: l
l l''|~___;;、_y__ lミ;l l;ミl __v_,;;___~ |''l l
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | |i; |`'"i,_:,`'" | |;l"
,r''i ヽ, '~rーj`c=/ ヽ=c`rーj~ ',/ i``ヽ、
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ, /'::::::ヽ`ー"ノ /::::::::ヽ,
/ ゙ヽ  ̄ i::::: ゙l丶 ,l゙:::::::::/  ̄ /:::::::::::::::::丶 < 薔薇と答える奴は801スキーだ!!
|;/"⌒ヽ, \__/ ヽ: _l i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ,/"⌒"丶;| 菊と答える奴は時代がかった801スキーだ!!
l l ヽ |__i / / /::::::::::::::::::l゙l
l゙l, l, 兄 | i / FMJ ./::,l:::::::::::::弟:::l l <さすがだぜマイブラザー!
| i_,,,,---' ヽ / i ./ /:::::l,,___;;:::::::::::/;:| ひとつ賢くなったぜ!!
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ,,,/"''''⊃./______./::::::イ  ̄了::::|
/ ヽ ー──'''''"(;;)`゙,j __(==)_∞_丿::::::,l .,l:::::|
って、>>555が答えてるな 出遅れた
- 557 :風と木の名無しさん :2006/10/09(月) 18:45:38 ID:qeyv3Ocl0
- ワロタ
- 558 :風と木の名無しさん :2006/10/10(火) 00:44:43 ID:9JT5BRKh0
- 俺と5つ違いの兄は今年大学を卒業する。
早いうちから内定をもらい卒業単位も取得していたので、大学に行くのは週に2、3日程度だ。
同じ家に住んでは居ても生活パターンが違うので、ここ1ヶ月まともに顔を見ていない。
俺は高2で部活があって、朝練やら強化練習やらで家には寝に帰っているようなものだった。
その日もいつものように練習でヘトヘトの体を引きずって家に帰った。
弟「ただいま」
兄「おかえり」と返ってきたのはいつもと違う声。兄の声だった。
リビングに行くと兄がソファに寝そべりながらテレビを見ている。
兄「めしは?」
弟「いる・・・母ちゃんは?」
兄「あ?なんか知り合いが亡くなったんで親父と一緒に法事?」
弟「そ。めし何?」
兄「カップラーメン」
弟「は?そんなのメシじゃねーし!」
兄「・・・・」
いきなり無言になった兄はじっと弟の方を見ている。
弟「・・・なんだよ」
兄「・・・・」
テレビの音だけが虚しく二人の間に流れる。
いたたまれなくなった弟はため息をつき、カップ麺が置いてある場所に向かおうと後ろを向いた。
―ガシッ―
弟「わっ!」
腕を捕まれソファに押し倒される。
弟「てぇな!(痛いなぁ)何すんだ!コラ!」
顔を上げるとそこには兄の顔。兄は相変わらず弟を見つめたまま。
弟「おい!兄貴、どけよ。邪魔」
兄「・・・・」
- 559 :お目汚しA:2006/10/10(火) 01:26:44 ID:9JT5BRKh0
- >>558
弟「なんなんだよ!さっきから!何黙ってんだよ!言いたい事があるならはっきり言えよ!!」
部活での疲れと空腹についに弟がキレた。
しかし、兄は依然として押し黙ったまま・・・弟の目をまっすぐ見つめる。
弟「おい!聞いてんのか?」
兄の顔を下から覗きこむように見ようとした途端、兄が顔を近づけた。
弟「?!?!?ん?!あ?!」
口付けは時間を追うごとに深くなっていく
弟「は・・・ぁん・・・ぉい・・・やめ・・ん・・・ろ・・・」
弟の言葉など耳に入らないかのように舌を口の中へ進入させる兄。
舌を絡め、唾液が溢れている事など気にせずに深いキスは続いた。
ようやく口を開放されたかと安堵したのもつかの間、今度はシャツの中に手を入れられ、胸の飾りに触れる。
弟「おい!!兄貴!!何してんだよ!やめろよ!おいって!」
必死の抵抗と訴えにようやく兄は、手を離した。
兄「・・・・わりぃ・・・」
そういうと兄は弟の上から退いきソファに座ると頭を抱えるようにして俯いた。
弟「兄貴、飲みすぎじゃねーの?」
弟は兄と距離をとってソファに腰をかけた。
兄「あぁ、悪かった・・・」
弟「俺を彼女と勘違いするなんて相当飲んだろ?」
兄「すまない・・・」
弟「俺って、そんなに女顔かな?」
兄「許してくれ・・・」
弟「・・・なんだよ!なんなんだよ!さっきから謝ってばっかで。どうゆうつもりだよ!」
兄「すまない・・・許してくれ・・・悪かった・・・許してくれ・・・」
その後も何を言っても「すまない。許してくれ。悪かった。」の言葉ばかりだった。
- 560 :風と木の名無しさん :2006/10/10(火) 15:19:43 ID:yeMgXtciO
- 都市を襲った 魔法が落ちる十秒 白い火の向こう 憧憬の家が見えた
雲を呼び 雨のように白い雷を落とし 熱波が這う様に地表にあるものをなぎ払い
十秒で都市は滅びた
この強力な魔力現象を起こした男は 都市を見下ろす崖の上で雷雲が霧散していくのを眺め
がくりとひざをついた
「これで、よかったんだよな…」
完全なる管制都市、全て内部で生産し消費し完結する―擬似ユートピア
完結した、人類のひとつの憧れである閉じたメビウスの輪に、なるはずだった
都市を襲った 魔法が落ちる十秒 白い火の向こう 憧憬の家が見えた
雲を呼び 雨のように白い雷を落とし 熱波が這う様に地表にあるものをなぎ払い
十秒で都市は滅びた
この強力な魔力現象を起こした男は 都市を見下ろす崖の上で雷雲が霧散していくのを眺め
がくりとひざをついた
「これで、よかったんだよな…」
完全なる管制都市、全て内部で生産し消費し完結する―擬似ユートピア
完結した、人類のひとつの憧れである閉じたメビウスの輪に、なるはずだった
しかし、人身の醜さもまた完結させなければならなくなったとき都市の完全さは歪んだ
人々のガス抜きに、優越感を満たすという方法を選択した都市は、市民を断絶する
上級市民・下級市民、そして市民としての権利をほぼ剥奪された人々が誕生した
それまで公平に分担されていたはずの仕事も自然に分たれるようになり
権利を持たない人々は都市の外殻近くに追いやられ、立場を弱くしていった
今でもありありと思い出すことが出来る最大の悔恨
「兄ちゃん!母ちゃん!助けて!」
- 561 :風と木の名無しさん :2006/10/10(火) 15:23:36 ID:yeMgXtciO
- 書き損ないました…すみません。
9行目から読んで頂ければ。
- 562 :風と木の名無しさん :2006/10/10(火) 15:30:17 ID:yeMgXtciO
- 強大な魔力を持ち、本来ならば最上級市民であるはずの一家
しかし、都市管制者たちとの確執により最下層のまで落とされ暮らしたいた
だが、優しく働き者の母と強い力を持ちながらも人格者の父、そして素直で可愛い弟にかこまれ
楽しく暮らしていた―のに
「離しなさい!その子をはな―――」
母親が額から赤い筋をしたたらせ、崩れ落ちた
唐突に家族の家へ押し込んできた都市管制局の職員によって
弟が、連れ去られようとしている
父はその力を封じられ、撃ち殺された
母も、今同じ目に逢い、事切れた
「―あ」
物陰に隠れ、その一部始終を目を閉じることも出来ずに兄は見つめていた
恐怖に股間を濡らし、腰を抜かした子供はさぞ惨めな見物だったであろう
一家の家に火を放ち麻酔を打たれた弟を荷袋のように担ぎ上げ、職員たちは去っていった
それからしばらくどこをどう生きてきたのか記憶にない。
気付けば都市の最外殻で物乞いに混ざり、命を長らえる生活を送っていた
この都市は、完全完結したユートピアを前提としており出入り口は存在しないそのことを実感した
――ある日、兄は熱を出した――
―他の物乞い達に看病されたが―
血の涙を流し、鼻、歯茎、肛門、あらゆる粘膜からの出血が止まらないという奇なる症状に
たちまち都市管制局上層が現われ、兄を都市の外へと棄てた。
- 563 :風と木の名無しさん :2006/10/10(火) 22:10:31 ID:H+L4JW4lO
- お目汚したん続きが読みたいですよ
- 564 :お目汚しB:2006/10/11(水) 00:19:16 ID:86Drx5VS0
- ま、まじですか?!ウレシイ(*´∀`*)エヘヘ
↓続き
リビングに兄だけを残し、弟は自室へ帰った。
体は疲れているはずなのに、中々寝付けない。それどころか頭は冴えていてさっきの出来事をリプレイしてしまう。
なぜ兄は自分にあのような事をしたのか?何故、言い訳もせずただ謝ってばかりなのか・・・。
答えの出ない質問ばかりが後から湧き出してくる。
弟「(明日もう一度、聞いてみよう)」
そこで考えるのを止めた。
次の日、いつものように起き朝練へ行ったが頭は兄のことで一杯だった。授業中も上の空だった。
ようやく放課後になり、カラオケに行こうと言う仲間の誘いを断り、急いで家へ帰ると母親が驚いた顔をして立っていた。
母「今日はやけに早いわねぇ」
弟「あぁ。まぁ・・・。兄貴は?」
母「居ないわよ」
弟「何時くらいに帰るの?」
母「何言ってるの?帰ってこないわよ。アンタ、お兄ちゃんから聞いてないの?」
弟「何を?」
母「お兄ちゃん、今日引越しだったのよ?」
母親の言ってる事が理解できない。
弟「引越し?居ない?なんだよ・・・それ・・・」
弟はただ立ち尽くすしかなかった。
- 565 :お目汚しC:2006/10/11(水) 00:39:22 ID:86Drx5VS0
- その後のことは、記憶が曖昧だった。母親の話も夕飯のメニューも何もかもよく覚えていない。
弟「(兄貴は何考えてんだ?意味分かんねー。引越し?何それ。聞いてねーよ。なんで俺には何も言わねーの?)」
湯船に浸かりながら、同じ言葉ばかりが出てくる。これもまた答えの出ない質問・・・。
昨日からモヤモヤして落ち着かない。とにかく弟は「答え」が欲しかった。
自室へ帰る途中、兄の部屋のドアを開けると何もなかった。昨日まで合ったであろうベットもテレビも何もかも・・・
リビングへ降りていき、洗い物をしている母親に兄の住所を聞いた。
次の日、初めて部活を休み兄の住むアパートへ向かった。自分の家(実家)から電車で約1時間半の場所。
何度も迷いながらようやく目的の兄の部屋に着いた。あたりはすっかり暗くなっていた。
深呼吸をしてチャイムを鳴らすと中から「はい」と声がしたが、中々ドアは開かない。
痺れを切らした弟はドンドンと音を立てて中に居るであろう兄に声をかけた。
弟「おい!いるんだろ?早く開けろ兄貴。」
しかし、ドアの向こうから帰ってきたのはたった一言「帰れ」の声だった。
弟「ふざけんな!俺は兄貴に話があんだよ!ここ開けろ!」
兄「帰れ!ここにはもう来るな!」
弟「何でだよ!理由を言え!」
兄「・・・・傷つけたくない・・・」
それは、搾り出すような兄の声だった。
弟「なんだよ!全然話が見えねー!ここ開けろ!」
ドン!とドアを蹴る弟にさすがの兄も観念したのかようやくドアを開けた。
- 566 :風と木の名無しさん :2006/10/11(水) 01:47:54 ID:C2GtF3amO
- 兄貴に激しく期待(;´Д`)
- 567 :風と木の名無しさん :2006/10/11(水) 15:19:59 ID:Zxqk8jWD0
- 放り出され、冷たい大地に伏した兄は何故か弟の気配を感じ、霞のかかった意識で必死にその気配を?もうとした。
「――どこにいるんだ―返事を―」
―――兄ちゃん、僕はそこにはいないよ―――
頭蓋に直接響く弟の声に、それがテレパスである事を悟り兄は失望する。
―――兄ちゃん、しっかりして、死なないで…―――
そんなことをいっても、もう体のどこも冷たくて動かないんだ
―――僕は生きている、だから兄ちゃんも生きて―そしていつか―――
生きているのか、良かった。お前だけでも生き延びてくれ
―――だめだよ!しっかりして!――もうすぐ人が来るよ―もう少しだけ耐えて――
もし人が来た所で、こんな臭く全身を血でどす黒く染めた人間に構うものか
―――いいや、その人は助けてくれる――――
―――兄ちゃん、僕は都市の真ん中で、この都市を守るための結界を張っている。
だから、こうして兄ちゃんが結界にさわったから、こうしてお話できるんだ―――
弟の声が遠くなる。何も聞こえなくなっていく。
―――生きて―また―――
- 568 :風と木の名無しさん :2006/10/11(水) 15:31:00 ID:Zxqk8jWD0
- 意識を投げ出そうとしたその瞬間、頬に温かいものが触れ兄は現実へと引き戻された。
「都市から出てきたのか」
低く、しわがれた声が問う。
恐らく、頬に触れている人物の声だろう。
かさぶたと血の塊で殆ど塞がった耳から聞こえる音だ。
僅かに覚醒した意識で周辺が荒涼としている事に気付く。
この人物に助けを求めなければ、間違いなく死に至るだろう。
―――弟は俺に、生きろといった―――
全身の力を振り絞り、長い時間をかけて兄は顎を上下させる事に成功した。
俺は、都市から来た。その意思が頬に触れる人物に届くように、出来うる限りの動作を繰り返した。
「解った。とりあえず、今は眠れ」
その言葉と共に、全身の痛みが和らぎ、冷えた体にじんわりと痺れを伴った熱が戻ってくるのを感じた。
初めて体験するが、おそらく治癒の力であろう。
心地よい熱が頭に達したとき――兄は、意識を手放した。
- 569 :風と木の名無しさん :2006/10/11(水) 17:37:52 ID:r8uD2ScMO
- お目汚したん来てたー(*´∀`*)
弟可愛いよ弟
続き!続き!
- 570 :お目汚しD:2006/10/11(水) 20:59:08 ID:VrhRoMq00
- ありがとうございます(yωy*)ハズカシ >>565続き
兄の部屋に入って約30分・・・。目の前に出されたコーヒーも冷めている。
二人の間に会話はない。その無言の空間にテレビから野球中継が流れてくる。
聞きたいことは山ほどあるのに本人を目の前にすると何から話していいのか分からない。
弟「なー」
兄は弟の目の前に座って居るが背を向けテレビに見入っている。弟の声にただ声で返事をするだけだった。
弟はどうにかして自分の方へ向かせようと兄に何度も声をかけるが一向にこちらを向く様子はない。
ついに弟は強硬手段に出た。テレビと兄の間に入りテレビのコンセントを引き抜き兄のほうへ顔を向ける兄は驚いた顔をしたがまたすぐに顔を背けた。
弟「聞きたいことがある。ちゃんと答えろよ」
兄「なに?さっさと言え。」
ふてぶてしい兄の態度に腹が立つが、堪えて質問をすることにした。
弟「なんで、いきなり引越しなんてしたの?」
兄「もうすぐ社会人だし、自立しようと思っただけ。・・・そんなこと聞きにわざわざ来たわけ?」
勿論、そんなことを聞きに来たんじゃない。一番聞きたいのは・・・
弟「じゃあ・・・なん・・・なんで、あんなことした!」
無意識に握った拳が震えている。
兄「・・・・あー、あの事は・・・忘れろ」
弟「忘れられるわけねーだろ!!ふざけんな!!なんなんだよ!なんで俺のこと見ねーんだよ!!」
弟は兄の胸倉を掴んだ。あのキスをされた日から何度も何度も忘れようとした。気にするなと自分に言い聞かせてきたがその度に、頭を抱え泣いているように見えた兄の姿が浮かぶ。
その姿は自分の知っている明るい兄とはまるで別人のように弱弱しく見えた。その度に、胸が締め付けられる。
兄は相変わらず、弟と目を合わそうとはしない。
弟「・・・なに・・・そんなに・・・俺のことが嫌いなのかよ!!!」
仲のいい兄弟だったはずなのに・・・いつから兄に嫌われていたのか・・・そんなことを考えていたら自然と涙が溢れてくる。
兄「ごめん・・・」
弟「!!」
兄の謝罪の意味は、自分のことが嫌いだと認めた証拠なのだと弟は思い、年甲斐もなく涙を流した。
- 571 :お目汚しE:2006/10/11(水) 22:37:03 ID:OLO1TLj80
- 兄「ごめん・・・もう・・・無理だ・・・」
―ガタン―
と言う音と共に悲嘆にくれている弟はいつの間にか兄に押し倒されていた。
兄「ごめん。泣かせるつもりなんかなかった。でも・・・無理だわ」
訳も分からずただ、呆然としている弟。涙が頬に伝いそれを拭おうともしない弟に兄は微笑んだ。そして、あの日のように唇を重ねる。その口付けはまた深くなる。
弟「・・・ん・・・ぁ・・・」
弟の口の中を思う存分味わい、兄はようやく弟の唇を解放した。
弟「・・・は・・・ぁ・・・なんで?俺のこと・・・嫌い・・・」
兄「嫌いじゃないよ。そんなことある分けない。」
そう言うと、今度は首筋に口付け、舌を出し舌先で舐め、愛撫する。
弟「ん・・・じゃ・・あ・・・なんで・・・」
舌先の愛撫は首筋から耳に移り始める。
兄「・・・好きだから・・・」
耳元で囁く兄の低音の声は、別人のように聞こえて、ドクンと心臓に響く。
弟「・・・や・・・はっ・・・あっ・・・」
兄「気が狂いそうなくらいに・・・好きだ」
そういい終わると兄は体を起こし、弟の顔を覗きこんで言った。「引き返すなら今しかない」と・・・
しかし、初めての快楽に酔いしれる弟にその最終警告は届くはずもなかった。
兄は制服のシャツの下に手を滑り込ませ、胸の飾りに手をかける。
弟「な・・・やだ・・・」
兄「もう遅い」
いつの間にかシャツのボタンは外され、上半身が露わになっていた。華奢とは言えないその体にそっと触れ、膨らみのない胸に口付け、舐め上げる。
弟「・・・や・・・あっ・・・はぁ・・・」
兄の口が動く度に声を上げて反応する弟は、妙に艶と色気を放ち容赦なく兄の欲を煽る。
- 572 :お目汚し :2006/10/11(水) 23:05:40 ID:OLO1TLj80
- ―カチャカチャ―
金属音と共に制服のズボンが脱がされ、下着姿の弟の下半身はすでに熱を持っているようだった。
そっと弟の中心に触れると少し硬くなっているように感じる。
「あっ・・・やめ・・・だ・・・」
兄「感じてる?」
わざと耳元で囁くと弟の中心は増々強度を増す。
兄「クスッ・・・耳元で喋られるの好き?」
弟「や・・・喋んな・・・」
兄「その顔・・・すんげぇクル・・・ここに」
弟の手を自らの中心に触れさせると弟は、顔を真っ赤にした。
兄「お前と同じ」
弟「(兄貴の・・・勃ってる・・・。)」
兄は弟の下着を脱がすと自らも服を脱ぎ、もう一度、弟の中心に触れる。
兄「嫌なら、好きな女の事でも考えてろ」
そう言うと、兄は弟のモノを口に含み、音を立てながら舐め始めた。
弟「あっ・・・なに・・・すんだ・・・ん・・あっ」
淫靡な水の音が容赦なく耳に届き、自分のモノが今、どう言う状態なのかを想像してしまう。快感に溺れそうになりながらも、兄の様子が気になり兄のほうを見ると自分のモノを愛おしそうに口に含んでいた。実の弟のモノを口に含んだ兄は、とても色っぽく卑猥に見える。
弟「あ・・んぁ・・・兄・・・貴っ・・・」
限界が近づいてきたらしい弟は必死で兄を呼ぶ。
弟「兄・・・貴っ・・・もう・・・はな・・・して・・・出ちゃ・・・」
兄は弟の声に耳を傾けるどころか、増々自分の口内で弟のモノを弄ぶ。
弟「も・・・あっ!兄貴!もっ・・・や!・・あぁ・・・」
弟は兄の口の中に精を吐き出した。
- 573 :風と木の名無しさん :2006/10/11(水) 23:41:45 ID:XOnfSbyA0
- おぉぉ(*´Д`) 弟タソ危うしー!
兄貴ガンガレ、この際鬼畜攻でも襲い受でも超ガンガレ
そして次なるモエを投下してくれる勇者も待ってるぞ!
- 574 :お目汚し(ラスとまでもう少しなんで):2006/10/12(木) 02:03:08 ID:Ru3ouiGG0
- 兄はそっと弟の蕾に触る。「あっ」と声が上がるが、視点が定まらない弟は抵抗はしなかった。兄は唾液で自分の指をたっぷりと濡らし、蕾を刺激していく。
ゆっくりと円を描くように蕾を触っていくと弟から甘い声が漏れ始める。
弟「あっ・・・あぁ・・・んあ・・・」
これから自分がする行為で大切な弟が傷つかないように・・・と兄は、はやる気持ちを抑え慣らしていき、蕾が柔らかくなったのを確認して、第一関節まで入れてみる
弟「ああ!・・・や!やぁああ!」
弟は拒絶とも取れる声を上げたが、次第にその声は元の甘い声に変わっていった。
それに従って、兄の指はより深く弟の蕾に挿入され、今度は本数を増やされる。
兄の指は何度も出し入れされ、その度に弟には深い快感が与えられていく。
弟の中心はまた勃ちあがり、先端からは先走りが垂れてくる。
弟「ん・・・ああ・・・はぁん・・・あっ・・・」
兄「嫌じゃない?」
兄の問いも弟には聞こえていないのか、口からは甘い声が漏れ続けるだけだった。
- 575 :お目汚し・連レスすいません!!:2006/10/12(木) 02:04:37 ID:Ru3ouiGG0
- 兄「痛かったら言って」
そう耳元で囁くと弟の内部から指を抜き、自分のモノに手を添えながら、ゆっくりと弟の中に進入する。
弟「あ・・・なに・・・や・・・痛い」
兄「力抜いて・・・肩で大きく息して」
兄の言葉通り懸命に力を抜こうとするが、中々抜けない。弟の目に涙がたまる。
兄「ごめん・・・少し・・・我慢して・・・」
と言って深い口付けをするとようやく力が抜けてきた。それと同時にゆっくりと腰を押し進めて行き、全てが弟の内部に納まると、腰を動かしながら弟の前を扱いてやる。
兄の腰と手の動きに合わせ、弟の甘い声は艶を増し、兄を魅了する。
兄「・・・ごめん・・・余裕ねーや」
呟くような声で言い、弟の腰を掴み先ほどよりも激しく腰を打つ。
弟「あぁ!ああ・・・んあ・・・はあ・・ああ」
兄「あんま・・・クッ・・煽んな・・・」
次第に激しくなっていく腰使いに弟は兄にしがみつき、ただ喘ぐしかなかった。
弟「あん・・あ、兄貴・・・んっ・・アツ・・・あっ・・・はんっ・・・や、あ、あああ、兄貴・・・す・・好きぃ・・・」
兄「・・・ンック・・・」
- 576 :お目汚し(ラスト):2006/10/12(木) 02:06:49 ID:Ru3ouiGG0
- 兄は弟の中に精を吐き出し、弟は自分の腹の上に吐き出しそのまま意識を手放した。
弟が気づいて真っ先に目に入ってきたのは、兄が心配そうに自分の顔を覗きこむ兄の顔。
弟「兄・・・ちゃん?」
兄「気づいた?大丈夫か?どこか痛いか?・・・ごめん・・・な」
弟「・・・・あっ!!・・・・」
兄「ど、どうした?どこか痛いか?」
弟「夕飯!今日カツ丼だったんだ!!」
兄「・・・ははは」
兄の心配をよそに、弟は色気よりも食い気らしくカツ丼を気にしている。
兄「おい。カツ丼はいいから、どこか痛いところとかないの?」
弟「ケツの穴と腰」
兄「うっ・・・」
ストレートな弟の表現に言葉を失うしかない兄に構わず、弟は兄に文句を言う。
弟「あー、誰かさんのせいでケツが物凄く痛いんですけど?どーすんのこれ?しかも、誰かさんに襲われたせいで、カツ丼は食い損ねるし?もーサイアク〜」
兄「襲われ・・・って・・・」
さっきまで、明るかった兄の表情が曇った。
確かに、体を交えたがそれが合意の上であったかと言うと怪しい。それどころか、兄は弟の気持ちすら聞いていないのだ。
弟「・・・気にしてんの?だったら、・・・次からは、ちゃん・・・と優しくしろよ・・・」
兄「は?」
状況が飲み込めていない兄に弟は抱きつき、耳元で囁いた。
弟「俺も、兄貴の事好きっぽい・・・」
その一言で、朝まで喘がされた挙句、学校を休む事になり母親に怒られる事を弟はまだ知らない・・・。
連文失礼しましたorz
初めて文章を書いたので、変なところが沢山あると思いますが、見逃してください。
それでは、以後名無しに戻ります。
- 577 :風と木の名無しさん :2006/10/12(木) 07:32:43 ID:xQ/6elEqO
- お目汚したんお疲れ様でつ(*´∀`*)萌えた
- 578 :風と木の名無しさん :2006/10/12(木) 07:45:45 ID:df2W0l8F0
- お目汚したん乙!
朝から萌えさせてもらったよ(*´Д`)
色気より食い気な弟カワユス。
仕事行くのウトゥだったけど元気でたw
- 579 :風と木の名無しさん :2006/10/12(木) 23:45:57 ID:Lbd/fWf/0
- ありがとうお目汚し氏!何かもやもやが色々吹っ切れた!ムハー
- 580 :お目汚し :2006/10/13(金) 17:07:04 ID:7Nt78DL60
- >>577-579
こちらこそ、萌えていただいてありがとうございました。
- 581 :風と木の名無しさん :2006/10/13(金) 17:15:54 ID:1ZBjAsvPO
- >>1から読み直して来たんだけど、完結してなあ話が多くて切なす(´Д`)
- 582 :風と木の名無しさん :2006/10/14(土) 00:41:19 ID:QZ1B3yx7O
- 完結はしなくてもいいけど、続きは読みたい
- 583 :風と木の名無しさん :2006/10/14(土) 15:41:31 ID:HogSQSzfO
- 腐兄×びっぷに期待
- 584 :風と木の名無しさん :2006/10/14(土) 15:57:42 ID:zFN2knyy0
- >>583
びっぷが調教されてると良いと思った
- 585 :風と木の名無しさん :2006/10/14(土) 23:47:42 ID:lVkBrWVhO
- 腐兄×びっぷはココロのど真ん中ストレートだった…
- 586 :風と木の名無しさん :2006/10/15(日) 13:06:06 ID:vd/MYT1Z0
- びっぷの中の人は女だから
- 587 :風と木の名無しさん :2006/10/15(日) 20:11:17 ID:hLx1uYSLO
- >>586
萎えた
酷いなお前ってヤツは
- 588 :一人暮らし開始前日とか :2006/10/16(月) 05:52:17 ID:d7Gc6wZUO
- 「にい、ちゃん…?」
寝ぼけ眼の弟が、緩慢に口を開いた。
今となっては、もう随分と懐かしい呼び方だ、と思う。
「ん、何?」
シングルのベッドに二十歳近い男が二人並んでいる。ぎゅうぎゅうと詰め込められているよう。
端から見ると滑稽な姿であろうことは重々承知である。それでも二人並んで横たわっている。
(あの頃は、これでもまだ余裕があったのに、な)
どこか焦点の定まらない瞳の弟の髪の毛を優しく梳く兄の指。
「泣くなよ、なぁ」
弟の口がゆっくりと動いた後ににんまりと笑った。
それはこっちの台詞だと言うものだ。
二段ベッドの上からわざわざ降りて来たのはお前じゃないか。
小さな子供みたいに、小さな子供の時みたいに俺の布団に潜り込んできたのは。
不安を分け合うみたいに指を絡めてきたのは。
文句の一つでも言ってやろうと思ったが、それは叶わなかった。
−…一言でも口を開こうものなら、鳴咽が漏れてしまう。
再び夢へと落ちていった弟の頭を掻き抱いて、兄は静かに涙を流した。
明日からは一人で眠るんだ。
一人きりの部屋で。一人きりのベッドで。
甘ったれ兄萌え、とか早朝から呟いておく。
- 589 :風と木の名無しさん :2006/10/16(月) 12:53:05 ID:CoQ2CBBK0
- なんなんだこの動悸は・・・こ、これが萌えと言うやつなのか?!
- 590 :風と木の名無しさん :2006/10/16(月) 13:06:23 ID:JKPmGTKoO
- セックルしなくても禿しく萌えた
- 591 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 04:04:57 ID:FafM8E5a0
- トリックアンドトリート!と間違えて言ってしまったがために、今弟は大変な目にあっていた
「お菓子も欲しいし、いたずらも欲しいって?」
意地悪く笑った兄はちゅっと弟にキスをして抱きよせた
「いや…あのね、言い間違えたの」
弟の言い訳を一切聞かずに、弟の手を引いて兄は玄関を出て何処かにむかい始める
「欲張りな子にはとっておきのいたずらをしてあげるよ」
「うそっ…やだ、やだあっ」
着いた先は大きなゲーセンのプリクラコーナー
貸衣装なんかも揃っていて、女の子達がきゃあきゃあさわいでいる
男のみの入場は禁止されているはずなのに、あっさり入れてしまったのはやはり弟の中性的な容姿のおかげだろう
「さあ、着替えておいで?」
兄の有無を言わせない視線と、店員さんのニコニコ顔に強制されてハロウィン限定の魔女コスプレをする羽目になる
いいことかわるいことなのかは別として、魔女の服は単純なつくりで弟一人でもカンタンに着替える事が出来た
「うわーーーちょうかわいーですー!」
「うん、よく似合ってるよ」
恥ずかしくてたまらないのに、口々に褒められてますます俯いてしまう
「ねー?もっとかわいくしていいー?」
ハイテンションな店員に兄が笑顔でうなずく
「ちょ、ねえ、もういいよう」
「可愛くしてもらいなさい」
ここでも弟の意見はスルーされてしまった
- 592 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 04:06:03 ID:FafM8E5a0
- 髪の毛をくるくるに巻かれ、グロスを塗られて、ブーツに長手袋まではめられてしまった弟は
羞恥に耐えながら兄の手招きするプリクラまで歩いていった
「えーあのこめっちゃかわいー」
「チューガクセーかな、頭ちっさ!足ほっそ!」
周りから漏れるため息も弟の耳には入っていなかった
「さ、撮るよ?」
「うん…」
これがいたずらなのだろうか。たしかに物凄く恥ずかしかったけど。
「って、ひゃ!あ?」
機械にお金を入れるのかと思ったら兄はカメラの向かいにある出っ張りに腰掛けて
弟を自分の足の上に座らせ、おもむろにスカートの中に手を突っ込んだ
「っあ、おにい…ちゃ、なにす」
そのまま弟の性器をずるりと引き出し上下に扱く
すぐさま透明な液体があふれ出し始める
「へえ?こんなかっこうさせられて、こんな場所でおちんちんこすられるのが好きみたいだね。いつもより早いしびくびくしてるよ?」
「や、はあん、あっ、ん」
なにがなんだかわからなくて、ただ快感に喘ぐしかない弟をにこやかに見下ろし
「そろそろいいかな」
と、兄はプリクラに硬貨を入れた
<エンゼルあんどデビルー>
<さつえいモードは?>
機械音がハイテンションに喋りだし、スポットライトがまぶしく点灯する
「ほら、前向いて」
再び、弟をまるでちいさい子がおしっこをさせられるような形で抱えた兄は命令する
「あ、あんまりだよっ、こんな、こんな」
兄に命じられるまま正面のカメラに向いてしまった弟は画面に映った自分のあられもない姿に身体を震わせる
<さん、にー、いち!>
しかし容赦なく機械はシャッターを切り、画面には魔女の格好をして性器をぬるぬるにした弟の姿がばっちり写されていた
「おー、よく撮れてるじゃないか。顔も美人だよ」
- 593 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 04:06:43 ID:FafM8E5a0
- 「やだぁ、もうゆるしてよ」
「ここをびんびんにしたまんまでやめちゃっていいの?」
ぴん、とたちっぱなしの性器をはじかれ甲高い悲鳴を上げそうになった弟の口をキスで塞いで兄はにっこりと笑った
「カメラだけじゃ不満なの?外にいるお姉さんたちにもおちんちん見られたいの?」
そうだった、ここはカーテン一枚で仕切られただけなんだ。外からは可愛い声が聞こえている
「いや、やあ…だ、ひっ、っく」
こんな状況なのにちっとも収まってくれない自分の性欲とあんまりな兄の言葉に涙がぽろぽろ流れ出てくる
「なかせるつもりはなかったんだけどな」
ちょっと困った顔をした兄は優しく弟の頭をなで、ポケットからコンドームを取り出し、弟の性器に被せてやる
刺激的な状況と、羞恥によりすでに弟の性器はこいピンクにそまり、とめどなく蜜を滴らせていた
<じかんがないよー!?>
<さん、にい、いち!>
時間切れが近くなったのかそれともそういう設定なのかわからないがプリクラはどんどんシャッターを切っていく
兄にキスで口を塞がれながら性器をしごかれる様を何度も何度もシャッターに収められる
「あふ、ん、んんんんんっ!」
どくり、と溢れる感覚がして下半身がすうっとする。
それとほぼ同時に<らくがきはきかいのうしろにあるよ!>とプリクラが言った
ぱっぱと手早く身づくろいをされ、プリクラの外に出たとき周りのあまりの平穏に
いままで自分たちがやっていた事に消えてしまいたくなるほどの羞恥を感じたのに、落書きをする兄の手元を見て又弟は真っ赤になった
「ほーら、かわいいだろう?ピンクによく映えるな」
兄は弟の性器に白いリボンを書いていた
- 594 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 04:07:15 ID:FafM8E5a0
- 衣装を返し
「ねー彼女めっちゃ可愛いからプリクラちょーだい、おにーさんもかっこいいしぃ?」
とせがむ店員にプリクラをあげようとする兄を弟は必死で止めた
「もう!なんであんなことするんだよー!兄ちゃんの変態!オニ!」
帰り道、ぷりぷり怒りながら歩く弟のうしろを微笑みを浮かべて兄は歩いていた
「にやにやしてるしー!だいたいばれたら兄ちゃんだってやばいんだよ!」
罵詈雑言を吐きながらも無意識に兄の立場を心配する弟が愛しい
大体、弟は大切な事を忘れてはいないだろうか
「家に帰ったら思う存分treatしてあげるよ」
この後、弟が大変な目に立ったのはまた別のお話である。
- 595 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 04:30:17 ID:t/q3zu7h0
- は…禿萌えた…!
起きてて良かった!姉さん朝からgj!
- 596 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 07:48:56 ID:nChdZSew0
- もももも萌えー!(;´Д`)ハァハァハァハァ
朝からいいもの見させてもらいました!!
鬼畜兄モエス
- 597 :風と木の名無しさん :2006/10/17(火) 21:28:08 ID:HNOMpHjO0
- な、なんじゃこりゃあぁぁぁ!!
剥げる禿げるぅ!!今世紀最大の萌えをありがとうございました!!
しばらく生きていけます!!
- 598 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:16:37 ID:6wNNX3SB0
- おまけ
「あ、ちょっと待って買い物して帰りたいんだけど」
「?、いいよ?」
なにやら良いことを思いついたらしく、一層笑みを深くして兄は弟を引っ張っていった
いつもの駅前の、薄暗くて怪しい雰囲気の道を兄弟はずんずん進んでいく
(こんな場所あったんだ…どこにいくんだろ)
心細くなって、兄の温かくちょっと湿った手の平をぎゅっと握る
目的地は路地にひっそりとオレンジのネオンを光らせている店だった
「おもちゃ、DVD…?こんなところになんでおもちゃ屋さんがあるの?」
「さ、入るよ」
つないだ手を引かれ、弟は店内へと足を踏み入れた
「兄ちゃんは買い物してくるから、しばらく店内を見て待っててね」
おろおろしている弟にそういって、兄はスタスタと店の奥に入っていってしまった
(ここって、ここって…!)
右手のクリアケースと棚には何に使うのか分からないけど、いやらしい雰囲気のものがならべられ
左手のスチール棚には男の人の性器を模した赤やらショッキングピンクやらのものが大きさ別に並べられていた
そのほかにもいろとりどりの液体が入った10?タンクや、エロビデオDVDが詰まったダンボールなどが所狭しと積んである
- 599 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:19:13 ID:6wNNX3SB0
- 「や、君が弟君?かわいいねー」
「わっ!」
急に背後から声を掛けられ跳ね上がるほど驚いた弟の様子が余程面白かったのか、声を掛けた人物は笑いながら自己紹介をした
「おれ、ここの店員。兄ちゃん待ってるんだろ?俺も今暇だから案内してやるよ」
とりあえず、一人でいかがわしい空間にいるのが不安だった弟はその申し出を快く受け入れた
「ごめん、お待たせ…!」
帰ってきた兄はうなるバイブを手に持っている弟を見て言葉を失った
(プリクラを撮った時みたいに顔を真っ赤にして待ってると思ったのに…)
しかも何だか目がきらきらしている その後ろで店員が兄を見てにやにやわらっているのが癇に障った
「あ、にいちゃん!」
若干笑顔をひきつらせて弟に近近付くと、子犬のようにころころと弟が駆け寄ってきた
「あのね、これがね、いちばんにいちゃんのに似てるって言ったら、店員さんが動かしてくれたんだよ!
すごいねえ!」
店員はもう笑いを堪えきれないといった様子で、店の奥へと逃げていった
「あの店員…どうしてくれましょうかね!!」
- 600 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:45:47 ID:0RiGUdH20
- 想い合ってるのにすれ違う切ないシチュエーションが好きだ。
真面目で責任感の強い長男(社会人)と
クールでひねくれている次男(学生)。
子どもの頃はいつも二人一緒で
兄は幼い弟を可愛がり、弟は兄の後ろを追ってばかりだった。
成長してからは仲は悪くないものの自然に距離を置くようになっていた。
そんなある日、二人は自分の心にある兄弟愛を超えた感情に気づく。
だが、それぞれに想いを秘めたまま苦悩を募らせる。
兄は弟に尊敬される存在でありたいと思っており
肉親、しかも庇護すべき弟に邪な感情を抱く自分が許せない。
弟は、憧れている兄に自分の想いを知られて
嫌悪・軽蔑されて今の関係が崩れることを恐れている。
日ごと募る想い。
顔を合わせた時は二人とも今までどおりの態度をとっているが
実際は欲情を抑えるのに必死であり、
頭の中でお互いのあられもない姿を想像している。
毎夜、妄想の中で兄は弟を抱き、弟は兄に抱かれる。
あり得ないと思いつつこの上なく淫らな光景を願い、
激しく自分を慰める。
隣の部屋で相手が同じ行為をしているとは夢にも思わずに…。
- 601 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:48:17 ID:0QvjUpxuO
- ごめんなさい…兄には萌えたのだけれど、中性的な弟に萌えられませんでしたorz
修行して萌え幅広げてきます
- 602 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:53:04 ID:0RiGUdH20
- 普段は「いつまでも子ども扱いすんな」とか言ってる弟が
毎晩こっそり持ち出した兄の洋服の匂いを嗅いだり
兄の持ち物をおもちゃにして自分を責めたりしながら
「はぁっ…あにきぃ…っ」って情けない声出してるといいな…。
- 603 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:54:06 ID:0RiGUdH20
- > 601
ごめん、弟はツンデレ風味にしたかったんだが
文章力が足りんかった
- 604 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 01:59:11 ID:YfnZyNB00
- 自分は、美形兄が小さい頃は虚弱で今は兄より大きくなった弟を
幼い頃と変わらず「可愛い可愛い」と愛でるような関係に萌え
弟も「お兄ちゃん大好き」のままだけど、今の自分に劣等感を
抱いていて、そんな弟が自分から離れて行きかけるのを
切れた兄が無理矢理やっちゃったりするようなのがいいな
- 605 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 05:51:33 ID:h9HSfXvHO
- >601
念レス成功
- 606 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 06:15:37 ID:h9HSfXvHO
- 間違えた。念レスは>600でしたよor2
ついでにバカな妄想をひとつ
「ただいまー」
「おかえり。兄貴、ちょっとこっち来て」
「んー、なんだこんな明るいうちからおねだりかよおま」
「正座」
「…」
「せ い ざ」
「……………ハイ」
「さっき俺はコ.カ・コ.ーラを飲みました。ペットから一気に飲みました」
「…ぶはっ」
「……やっぱりコ.ーラと醤油入れ替えたのはアンタかー!!」
「いでっ」
「なんでこういうことすんだ!家族の中でコ.ーラ飲むのが俺だけと知っての所業かっ!?」
「うん、なんつーの、おまえ終わったらすぐコ.ーラ飲みにいくじゃん?だからコ.ーラに嫉妬?なんて」
「……」
「まさか帰って一番にバレるとは思わなかったけどなー。じゃあ順番逆になったけどするか」
「うわっ、離せバカ兄貴!何がじゃあだ……んっ」
- 607 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 09:59:17 ID:wJU95UrA0
- 萌えるが醤油一気飲みして弟大丈夫か?!!
- 608 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 11:11:31 ID:ccSgBzbyO
- 多分何倍かに薄めてたんだよ!
前夜に、醤油とわかる位かつコーラに見えるよう研究する兄…
- 609 :風と木の名無しさん :2006/10/18(水) 17:02:59 ID:EEL8XnoT0
- >>608の兄にテラモエスw
研究熱心な兄ちゃんテラカワユスww
お い し く 頂 き ま し た
- 610 :風と木の名無しさん :2006/10/20(金) 13:23:10 ID:3cz/YSy40
- 保守がてらに。
来月、兄が結婚する。兄の彼女はいい人だ。兄は幸せになれると思う。
弟「兄さんは幸せ者だよな」
兄「なんだよ。いきなり」
弟「好きな人と一緒に居れるなんて最高な事じゃないか」
兄「まぁ・・・。お前は?この前の彼女とは上手く行ってんだろ?」
弟「・・・うん。上手く行ってるよ・・・」
兄「そっか!じゃあ、次はお前の結婚式だな」
弟「・・・んー」
今日、兄は結婚する。大好きな兄が他の人のものになる。
触れたくて仕方なかったその唇に、堂々と触れられ皆から祝福してもらえる彼女が羨ましい。
触れたかった兄の全てに触れられる彼女が羨ましかった。
弟「兄さん・・・大好きだよ」
聞こえないように小さい声で呟く事しか出来ない俺が兄さんと一緒に居る権利などない。
兄「え?!なに?!」
弟「兄さん、結婚おめでとう」
兄「ありがとう」
兄さん・・・俺の兄さん・・・大好きな兄さん・・・俺の全てだった兄さん
結婚・・・おめでとう・・・そして・・・
さようなら、兄さん。本当は愛していたよ・・・誰よりも。
駄文ですいません。
- 611 :風と木の名無しさん :2006/10/20(金) 16:08:18 ID:ZAdON5dQO
- 豚切ゴメン…
>>602さんの兄弟にありえん位ハァハァした…良いなァ(´д`*)ハァハァ
- 612 :風と木の名無しさん :2006/10/20(金) 16:34:11 ID:824sLUHb0
- このスレはじめて来たけど
こんなに気持ち悪いスレ初めてです。
おまえら馬鹿じゃねーの?
- 613 :風と木の名無しさん :2006/10/20(金) 17:21:06 ID:tqF6TvX90
-
- 614 :風と木の名無しさん :2006/10/20(金) 18:17:15 ID:XmL0gViO0
- >>610
セツナス…つД`)
- 615 :風と木の名無しさん :2006/10/22(日) 08:34:51 ID:dnjAzm/rO
- >>610
弟×兄?綺麗な話だね。いいなあ…
これがもし鬼畜スレだと弟が兄を結婚式直前に監禁凌じょ(ry
- 616 :風と木の名無しさん :2006/10/22(日) 09:12:16 ID:rjRxNjTC0
- >>615
兄×弟スレらしいのでスレに添う形にするならば
>610のは弟→兄かと。
- 617 :616:2006/10/22(日) 09:20:06 ID:rjRxNjTC0
- あ、でも監禁凌じょ(ry は受がするのもアリだよね?
兄貴は弟を止めさせようとするが
弟は兄貴のものを自分の中へ導き・・・
- 618 :風と木の名無しさん :2006/10/22(日) 12:16:19 ID:I6aC9LL90
- 別になんでもかんでもエロに持ってかなくても(´・ω・`)
- 619 :風と木の名無しさん :2006/10/25(水) 01:10:25 ID:1b9Cml6YO
- 保守がてら。
ピアスたん第一話禿げた。
びっぷ弟萌えー。
- 620 :風と木の名無しさん :2006/10/26(木) 03:41:00 ID:UrOTYufW0
- 保守がてら、馬鹿話
その焼肉屋に入ったとたん、俺は猛烈に後悔することになった。
文化祭の打ち上げという名目で、高校のクラスメイト達と焼肉を食べ、そのあとカラオケにでも行って高校生らしい一夜をえんじょいするはずだったのに。
「ねえ、あれ金高の生徒じゃない?」
焼肉屋の奥座敷で馬鹿騒ぎしているらしい黒い一団をさして、クラスメイトの女子が囁いた。
「えー金高がいるのー?」
「別んとこ行かない?」
さわさわとさざなみのように不満の声が広がっていく。
金校とは、俺が通うごく普通の公立高校から最も近くにある、いまどき珍しいくらいのヤンキーどもが在籍する高校のことだ。
「まあまあ、折角予約取ったんだし席も遠いから、ね?」
必死に幹事役が宥めにかかる。
まあ、40人近くの予約を急に変更するのは出来るだけ避けたい事だろう。
俺はそのクラスメイト達の動揺にまぎれてそっと焼肉屋を出ようとした。
しかし、事は最悪の展開を迎える事となってしまったのだ。
神も仏もないものか。
入り口の横にあるトイレから、金校生とおぼしきトサカ頭が現れたのである。
そして俺の顔を見た瞬間、
「あ、ちわっす!ソーバンのオトートサンっすよね?」
大声で叫びやがった。
- 621 :風と木の名無しさん :2006/10/26(木) 03:42:06 ID:UrOTYufW0
- さらに
「センパイ!!ソーバンのオトートさんがいらっしゃってまス!!」
と小走りに奥座敷へと走って行きやがった。
後門の虎、前門のクラスメイト。
俺のキングはあえなくチェックアウトされてしまったのである。
それからの展開は思い出したくもない。
呆気に取られるクラスメイト達が、珍獣でも見るような目つきで俺を見ている。
そして、
「チュース!」
「ッス!」
奥から巣から出てくる蟻のようにぞろぞろと、珍奇な学ランを着込んだ赤頭やらスキンヘッドやらが現れ、俺に頭を下げていく。
やめてくれ。
そして焼肉屋中の視線を集めるまでに騒ぎが成長した頃、奴が現れた。
「凄い偶然だな、まさか同じ店に来るとは思わなかったよ」
ニコニコとした薄笑いを顔に貼り付けた、一見無害そうな優男。
コイツが俺の兄であり―――金校の総番なんていう時代がかったポストについている男である。
ちなみに俺は高1、兄は高2であり、俺が金校に行かなかったことで兄の機嫌が悪くなり、
今年の春の金校はカオスだったらしいがそんなん俺には関係ない話だ。
俺は普通の、無気力といわをれようともだらだらした高校生活を望んでいたのだから。
その俺の平穏な生活はこの日を境に失われた。
- 622 :風と木の名無しさん :2006/10/26(木) 04:02:57 ID:BElcb3AIO
- チェックアウト
↓
チェックメイト
壁|-`)チラッ
壁| ミ サッ
- 623 :風と木の名無しさん :2006/10/26(木) 09:42:24 ID:OZumr/gr0
- とりあえずこの兄弟の家でのあれやこれやをUPキボン
でなければ>622を壁の向こうまで追いかけて追い詰めて緊縛p(強制終了
- 624 :保守がてらに :2006/10/28(土) 01:54:51 ID:H6QvKEr50
- 最近、弟に彼女が出来たらしい。直ぐに別れるだろうと思っていたのに、今日で付き合って半年になったと抜かしやがる。
全く持って不愉快だ。
ずっと前から・・・俺が物心ついた頃からずっと欲してきた弟をどこの誰とも分からない女にやるものか!
幸い、今日母親は実家に行っているし、父親は出張中だ。
先ほどから携帯で楽しそうに話している弟に視線を向ける。幸せそうな顔を見て怒りがこみ上げる。
お前を幸せに出来るのは、俺だけなんだ・・・。
それを、これからたっぷり教えてやるよ・・・。
あの女のことなんて思い出せないくらいにね・・・。
俺はネットで買った薬をコーヒーの中へ溶かし、電話し終わった弟へ差し出した。
弟「お!サンキュー」
何も知らずに受け取る弟に微笑む俺。
二人で楽しもうじゃないか・・・だって、夜はまだまだこれからだから・・・。
クソ文章ですいません。
- 625 :+c1:2006/10/28(土) 11:06:41 ID:vFHCN6bg0
- 「やだっ」
「やだじゃない。駄目だって言ってるだろう」
「やーだー!オレも行くー!!」
父と母が事故で突然に他界してしまってから2週間。
遺品の整理をしたいから来て欲しいと打診があって、さらに2週間。
出来るなら行きたくはなかったのだが、その間絶えることのない電話攻撃に、
俺よりも弟の方が参ってしまった。
俺の弟を泣かせた罪は重い。とりあえず出向いて一発お見舞いしてさしあげなくては。
××県××郡××……周りは山と木と田圃しかないような、母方の実家。
連れていけとごねる弟を、俺は絶対に連れていくわけにいかない。
あそこには……
「修、あそこはバケモノがいるんだ。そんな危険なところに、お前を連れて行きたくないんだよ」
「じゃあオレだってそんな危険なとこにきょーちゃん1人で行かせらんない!」
……。小学生の弟に心配されてんのか、俺は。微妙に情けない気分だ。
「俺はチカラがあるから大丈夫なんだよ。でもお前にはチカラもないし、危険だから近付くなって
言ったら余計に近付くし」
「ちゃんと言うこと聞くから、連れってってよー!」
「……修平」
言いきかせるように名前を呼ぶと、弟は 悔しげに顔を顰めて俯いてしまった。
小さな肩が震えている。やがて消えそうな声で、
「やだ……1人で待ってんの、やだ……きょーちゃんまで帰ってこなかったら、オレ……」
目に涙をいっぱいに溜めて見上げてこられると、つい条件反射で抱きしめてしまう。
抱きしめてから気付いた。
幼い弟がたった一人で留守番しなければならない、その心細さに。
今まで父母も俺も甘やかしまくっていたせいで、弟は1人でいることに慣れていない。
更に、万が一にでも俺までいなくなったらと考えて不安になってしまうのだろう。
「……ちゃんと俺の言うこと聞けるか?」
「きょーちゃ……、うん、うんっ」
ぱっと表情を明るくして大きく何度も頷く弟の頭を、俺は何度も撫でた。
我ながら甘いなと自覚しながら。
- 626 :+c2:2006/10/28(土) 11:09:05 ID:vFHCN6bg0
- 「修、着いたぞ」
車を駐車場に入れて、助手席で熟睡している弟を起こす。
うー、と小さく唸ってから目を覚ました弟は、ぼんやりと目の前の建物を見やった後で
「ここ……?」
不思議そうに俺を見た。まあ確かに、最初来た時は俺も驚いたな。促して車を降りる。
目の前には小ぶりな旅館のような姿をした2階建ての母屋。
母屋と廊下で繋がっている離れがあり、少し外れた所に土蔵があり、やたら広い駐車場があり。
少なくとも、テレビなんかで映る普通の民家とは明らかに違っていた。
弟は興味深そうにキョロキョロと視線を彷徨わせている。
「いいか、修。何があっても、絶対、土蔵には近付くな」
「どぞう?」
「あの建物だ。あと、ここにいる連中は油断ならない奴らばかりだから、俺から離れないように」
「うん」
「油断ならないやつって誰のことですか、鏡平君?」
- 627 :+c3:2006/10/28(土) 11:10:05 ID:vFHCN6bg0
- 突然声が割って入ってきて、俺は咄嗟に弟の肩を抱いて守るように胸元に引き寄せた。
振り返ると、案の定「油断ならない奴ら」の内の1人がそこに立っていた。
「まさか僕のことじゃないですよねぇ。ああ、君が修平くんですね。初めまして、僕は志信といいます」
「はじめまして……」
にこにこと人好きのする笑顔を浮かべているが、志信は「いい人」とは正反対の存在だ。
志信の目に弟を映すことすら嫌で、より深く抱きしめる。
「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。僕は何でもかんでも食べるわけではないんですから」
嘘くさい笑顔も、背を妖しく撫上げるような声も、何もかも癇に障る。
「信じられるか。母の遺品はどこだ」
思わず低く恫喝するような声が出た。
腕の中の弟が体を強張らせたのを感じて、怖がらせたことを謝るようにその背をそっと擦る。
「そんなに急がなくてもいいじゃないですか。まずはお祖父様に顔を見せにいきませんか?」
「母の遺品はどこだ」
同じ言葉を繰り返すと、志信は諦めたように溜息を吐いた。
「……離れですよ。鍵はかけてありませんからどうぞ」
毛を逆立てた猫みたいで本当にかわいらしいですねぇ、などと耳が腐るようなことを言い続ける
志信を置き去りにして、俺は弟の手を引いて離れに向った。
後で、弟が見ていない時に必ず殴り飛ばすと心に誓って。
「……きょーちゃん」
ぎゅっと握った手に力を入れられて、弟に視線を向けると少し怒ったような顔をしている。
「どうした?」
「さっきの人、なんかムカツク」
「そうだな、俺もムカつくよ」
「……きょーちゃんはオレが守ってやるからな!」
真剣に言い募る弟に、つい吹き出してしまった。逆だろ、そこは。
でもおかげで肩の力が抜けた。笑われて更に怒り出す弟の頭をぽんぽんと叩いて、
離れの扉を開けた。
- 628 :風と木の名無しさん :2006/10/30(月) 07:03:28 ID:wZviQTSwO
- 久々に見たら新しい話来てた(゚∀゚)
- 629 :風と木の名無しさん :2006/11/02(木) 21:03:19 ID:ul4QQqelO
- wktkあげ
- 630 :風と木の名無しさん :2006/11/03(金) 10:24:43 ID:KiFh0fpe0
- 新作2つも来てる!
続きください(*´Д`*)
- 631 :風と木の名無しさん :2006/11/05(日) 00:01:20 ID:MfiXSk+GO
- や、焼肉屋の弟溺愛総番
続きキボウ(;´Д`)
- 632 :風と木の名無しさん :2006/11/05(日) 13:42:59 ID:3ULwhIHm0
- 焼肉さん。続きが・・・欲しいです。
- 633 :風と木の名無しさん :2006/11/07(火) 08:25:10 ID:sIopvzI/0
- 弟を庇って体(胸とか腕とか)に大きな古傷を負っている兄。
弟は「俺のせいでこんな傷を・・・」といつまでもウジウジ悩みつつも
それでも兄を想い続け、追いかけてしまう。
兄は兄で「この傷でオレは弟をいつまでも(自分の側に置いていたくて)
縛っているんじゃないか」と悩みつつも、追いかけて来る弟を・・・。
実は自分の創作物なんだけど、
他の方のものを禿しく読みたい設定でもある。
- 634 :風と木の名無しさん :2006/11/07(火) 19:42:47 ID:DVdaQo7QO
- 激しく萌だが
>実は自分の創作物なんだけど、
とか、そんな報告は余計だ
- 635 :風と木の名無しさん :2006/11/08(水) 08:01:26 ID:UsLH0jqc0
- 不良(小物から総番長まで)と優等生の組み合わせ兄弟モエス
どっちがどっちでも構わない。
コタツに向き合って入って足を絡ませ、じゃれ合っているうちに
どちらかともなく頭から入って相手の下半身攻めてくれるとテラモエス(´д`*)
- 636 :風と木の名無しさん :2006/11/09(木) 01:34:24 ID:AS2rM1870
- デコボコ兄弟も良いが優等生兄弟も見てみたい。
兄に少しでも近付きたいと学年トップどころか学内歴代何かの記録更新を
兄弟で争っているとか。
んで兄貴はそんな弟を微笑ましく眺めつつ某漫画のセリフじゃないけど
「(オマエは)まだまだだな」と愛情タップリに弟に言ってやってくれ。
- 637 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 01:41:11 ID:DMjv4zlv0
- ホシュがてら>>635さんのコタツネタをちょこっと拝借
「ただいま」
帰宅するなり、こたつに入ってテレビを見ている弟に向かってそう声をかける。
しかし、弟は特に反応らしい反応をせず、小さい声で『うん』と言うだけだった。
彼はテレビを見るのに夢中で、兄が帰宅したことなど、どうでもいいことなのだろう。
……それどころか。
「……は。あっはは!」
弟は画面に釘付けであり、お笑い芸人の繰り広げるコントに爆笑した。
そのことが兄をキレさせることになるとも知らずに。
まるで、その場に立ち尽くす自分を弟が笑っているように感じ、腹が立ったのである。
何なんだアイツは。
学生のクセして、疲れて仕事から帰ってきたオレのことを出迎えもしないで。
大体なぁ。オレはアイツが大爆笑してる芸人、見るのも嫌なんだ。
あまりにくだらなすぎて腹が立つほど大っ嫌いなんだよ。
そんな芸人に夢中でオレのことぞんざいな扱いする弟にむかついて仕方がない。
ていうか、アイツがオレに『おかえり』の一言もないのはあの芸人のせいじゃねえか。
むかつく。許せない。
とっととコンビ解消しろ。
……話が逸れた。
とにかく、こっちは吐く息が白くなるほど寒い中、仕事を終えて帰ってきたんだよ。
学校終わって部活もなく早々に帰ってきて、こたつに入ってぬくぬくしながらお菓子をつまんではくだらねえテレビ見ながらだらけてたわけだ。
家の手伝いをするわけでもなく、ただ、だらだらと。
普段だったらそんなことも気にならないが、適当に『うん』なんていう言葉ですまされると流石に腹が立つってもんだ。
そんなこと、されるとは思ってもみなかった。
などということを頭の中で冷静に考えながらキレた兄は弟の座っているところまで歩み寄ると、いきなり冷えきっている手のひらを弟の首筋に押し当てた。
もちろん、両手を。
- 638 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 01:43:03 ID:DMjv4zlv0
- 「うあっ!」
びっくりして声をあげる弟に兄は満足した。
これで弟も無視することはできないだろう。
「な、何すんだよ兄貴。すんげーびびったじゃん!」
テレビ画面に向いていた弟の視線が自分に向けられていることにも満足しながら再び兄は言った。
「ただいま」
その言葉に、弟はばつの悪そうな顔をしながらも、
「……おかえり」
いつものようにそう返事をした。
「……最初からそう言やあいいんだよ」
満足げに言うなり上着を脱ぎ、ネクタイを緩める。
「……わ、悪かったよ。だって、ちょうどいいとこだったからさ。でも、あんなことすることないじゃん」
そう言って弟は口を尖らせる。
あんなこと、とはおそらく冷たい手で首筋を触ったことを言っているのだろう。
弟は寒いのが苦手だ。それを知っていてやったのだが、なかなかいい反応だった。
面白そうだからもっとそんな反応を見たい、そう思った。
弟の向かいに腰を下ろし、こっそりとこたつの設定を弱めにいじっておく。
弟はまたテレビに目が向いていたから、そのことには気づいていない。
今がチャンスだとばかりに靴下を脱ぐとこたつの中に足を突っ込んだ。
「冷てっ!」
びく、と弟の体が跳ねる。
テレビに向けられていた視線が再度兄の方に戻る。
「兄貴ッ!」
弟は非難の声をあげながら、足を移動させる。しかし、すぐに逃げた弟の足に自らの冷えた足を押しつけた。
「ちょっ、なんなんだよッ!」
弟はついには立ち上がって逃げようとしてか体勢を作りかけるが、そうはさせまいと兄はこたつの中に手を突っ込み、弟の足首を掴んで阻止をする。
当然のように、やはり兄の手はまだ冷たく、びっくりしたのだろう、弟は足の指をひくりと震わせた。
「や、やめろ、よ……ッ」
弟の反応が可愛くて、もっとからかってみたくなる。
きっと、弟は気がついていない。
困ったような顔をして頬を染め、うわずる声で『やめろ』などと言うことが、どれだけ兄を煽っているのかなど。
- 639 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 01:47:20 ID:DMjv4zlv0
- 弟は足を引こうと必死になっているが、強く掴んでそうはさせない。逆にぐっと引っぱり、こちら側に足を出させてしまう。
冷たい外気に触れたからか弟はまた足を震わせるが、それに構わずにふぅっと息を吹きかけた。
「―――ッ!」
弟のいちいち過敏な反応に思わず笑みが洩れる。
最初はテレビに夢中になっている弟にむかっとしたから、腹いせのつもりで。
ついでにもうちょっとからかってやるか、くらいのつもりだったのだが、いつの間にか本気になっていた。
人差し指で足の裏をつうっとなぞったあと、親指を爪の上から少し強めに噛んだ。
「―――っやめッ!」
弟の抗議を黙殺し、足の指を手と舌とで嬲り続けていると、弟の口から抗議の声が洩れなくなった。
はあはあと喘ぐように息を吐き、ときたま小さく声を洩らすだけだ。
テレビからはまだ芸人達の声が聞こえてくるが、弟の目はそちらに向くことはなく、兄だけを映していた。
「……はぁ、は……っ」
弟のジャージを膝までまくり上げ、足の指だけでなく、ふくらはぎや膝の後ろも刺激してやると、弟はふいに『あに、き……っ』と掠れた声で呼んでくる。
顔を上げて、
「どうした?」
と、わざとらしく訊いてやる。
「オ、レ……オレ……ッ」
羞恥に顔どころか耳まで赤くする弟に、今度はあからさまに言ってやった。
「なんだ、もしかして勃ってきちゃったとか?」
「……っ!」
肯定はしなかったが、弟の反応からしてほぼ間違いなさそうだった。
兄は続ける。
「オレが達かせてやろーか」
にやにや笑いを浮かべながら言うと、弟は逡巡しているのか、目線を彷徨わせた。
「どーすんだ?」
煽るように親指の爪をまた少し強く噛むと、弟はびくん、と大きく体を揺らした。
「……あ、あ、オ、レ……ッ。あに、き、に……」
弟が禁断の道へと足を踏み入れようとしたその時。
- 640 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 01:49:49 ID:DMjv4zlv0
- 「ふたりともー! 夕ご飯できたから、運ぶの手伝ってー!」
台所から母親の声が聞こえてきた。
弟の顔が、それまでの恍惚としたものから素の状態へと戻る。
こうなってはもう続けることは不可能だ。兄は弟の足を解放すると、立ち上がる。
「……母さんが呼んでる。行くか。父さんも呼んでこないと」
「あ、や、え……っと……」
あっさりといつもの顔に戻った兄とは違い、弟は急に現実に引き戻されたせいか、どうしていいかわからないらしい。
兄は固まったままでいる弟の横を通り過ぎる際に、うなじを手のひらで撫であげた。
もう手は冷たくなかったが、それでも弟の体がぴくりと跳ねる。
それを見た兄は、弟が自分を意識し始めたことを悟り、自信たっぷりにこう言い放ったのだ。
「続き。して欲しかったら……あとでオレの部屋にこいよ」
一応、兄貴だけは弟のことをヨコシマな目で見ていて、
弟はこれまでそういう風に意識したことがない、
……という感じのイメージ。
- 641 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 07:45:16 ID:ynsfIOfa0
- >>637-640
GJ!GJ!神ktkr
朝っぱらから禿げ萌えました(*`A`)
続きが…続きが気になるよ!
- 642 :風と木の名無しさん :2006/11/10(金) 19:12:03 ID:wRDI1/ERO
- ひー 萌えた!
べ、別に続き書いてほしいとか思ってないんだからね!
- 643 :風と木の名無しさん :2006/11/11(土) 15:45:38 ID:NTwdNxLs0
- ももも萌えー!
あっさりやめてしまうお兄さんに萌えました(*´д`)
- 644 :風と木の名無しさん :2006/11/11(土) 20:44:18 ID:Gihlmszv0
- 久々にきたら新作!(*・∀・)b
お願いします!続きをくださいませ!
- 645 :風と木の名無しさん :2006/11/11(土) 21:54:24 ID:wJV2AzcWO
- 激萌えーーーーッ!!!
続き読みたい読みたいどうかお願いします(*゚∀゚)=3
- 646 :風と木の名無しさん :2006/11/11(土) 23:10:42 ID:HBy/+WP20
- ここは兄×弟オンリーですか?
ちょっと思いついた兄が、弟に押し切られてて、
受けの様なヘタレ攻めのような微妙な状態なんです。
ヘタレでも押し切られでも攻めにして話まとめた方がいいのかな?
- 647 :風と木の名無しさん :2006/11/12(日) 00:07:22 ID:huiZGizx0
- >646
今までの流れだと兄×弟オンリーみたいだね
- 648 :風と木の名無しさん :2006/11/12(日) 00:12:29 ID:Z8Kda5ci0
- みたいじゃなくて正真正銘兄×弟スレです
- 649 :風と木の名無しさん :2006/11/12(日) 01:16:49 ID:7Js8hjmC0
- どう見ても兄×弟スレです。
本当にありがとうございました。
- 650 :637:2006/11/12(日) 13:17:08 ID:yD+QaILw0
- 夕飯を食べ終えたあと、修治は兄・秀壱の部屋のドアの前で入ろうか入るまいか、優に三分は悩んでいた。
とはいっても兄に『続き』をしてもらうかどうかで悩んでいるわけではない。
大好きなお笑いの番組がもうじき始まるところなのだが、この番組の時は母がお気に入りの旅番組を見るため、いつも兄の部屋に行ってテレビを見させてもらっていたのだ。
それは毎週のことだったので、今日も見に行きたいところだったが、あんなことがあったあとでは躊躇ってしまう。
先ほどのことはなかったことにして兄の部屋に普通にテレビを見に行くか。
やっぱり気まずいので、一階にあるDVDレコーダーで録画予約をするか。
前者にすればまたあのようなことを兄にされるかもしれない。
後者にしたらしたで兄に意識してテレビを見に来なかった、などとからかわれるかもしれない。
悩みに悩んだ挙げ句、弟が出した結論は。
秀壱の部屋に行く―――だった。
ここで逃げたらあとあとからかわれるのは目に見えているし、そもそも自分は意識しすぎなのではないか? そう思ったのだ。
普通にしていれば兄もいつも通りに接してくれるのではないか。いや、きっとそうしてくれるに違いない。そう考えた。
それに。
たくさん見ているお笑い番組の中でも一番好きな番組なのだ。
―――兄貴に遠慮してリアルタイムで見ないなんてアホらしい!
……あとあと後悔するはめになるとは、この時修治は予想もしなかったのである。
- 651 :637:2006/11/12(日) 13:17:51 ID:yD+QaILw0
- 弟に手を出してしまった。
弟の修治に家族以上の感情を抱いてはいたが、それはずっと隠し通すつもりだったし、さっきのことも本当にほんのちょっとからかってやるか、くらいの気持ちだったのである。
しかし、弟の普段見ることのない表情を目の当たりにして、一気に気持ちがぐらついてしまい、本気になっていた。
更に、中断したあとも弟があそこまで意識するとは思わず、つい『続きをして欲しかったらあとで部屋へこい』などと口走ってしまったのである。
一種のカケのようなもので、弟がこのまま部屋にこなければさっきのことはちょっとした悪戯、なかったことにしていつもの兄に戻ろうと思う。
だが、万が一弟が部屋にやってきたら、『続き』をするつもりだ。
ちょうど今日は弟の大好きなお笑い番組のある日である。
修治はあんなことがあったあとでも部屋にやってくるのか。
それとも、あんなことがあったあとでは好きな番組の放送日でもやってこないのか。
秀壱としては修治との関係がただの兄弟でなくなる方が喜ばしいことだが、もとの関係に戻るのも弟のことを考えると、別に構わなかった。
修治との関係が壊れて一緒にいられなくなることの方がずっと辛いことだろうから。
刻一刻と番組開始時間が迫っている。
運命の時まであと少し。
全ては修治次第。
―――修治。どうすんだ? 来るのか、来ないのか。
息を凝らしてその時を待つ。
だが、そうして待ちながら、弟はやってくると確信していた。
何故なら、今日の放送には秀壱が腹が立つほど嫌いで、修治が最近お気に入りな『あのお笑い芸人』が出るからだ。
嫌いで嫌いで仕方ない芸人ではあったが、この時ばかりは感謝せねばなるまい。
程なくして遠慮がちにドアをノックして、ゆっくりとドアのレバーハンドルを回し室内に入ってきたのは修治だったのだから。
- 652 :637:2006/11/12(日) 13:20:18 ID:yD+QaILw0
- みなさん反応ありがとうございます。
実は>>635さんのコタツのネタを見てちょっと書いてみたいなあ、という
軽い気持ちで書いたSSだったので続きのようなものは考えてませんでしたw
みなさんに背中を押されて続きを書いてみましたが、もうコタツは
関係なくなってしまいました。
お目汚しすみません。
- 653 :637:2006/11/12(日) 13:22:20 ID:yD+QaILw0
- 何度も連続カキコすみません。
書き忘れました。
上に書いた通りSSのつもりだったので名前をつけずに書いていましたが、
今回は分かりにくくならないように名前をつけました。
それでは名無しに戻ります
- 654 :風と木の名無しさん :2006/11/12(日) 16:27:54 ID:CRiEjPW3O
- 続きキテルー!!(゜∀゜)
こちらこそ萌えをありがとう!更なる続きもお待ちしてます。
- 655 :風と木の名無しさん :2006/11/12(日) 18:05:22 ID:RL6Mp2oK0
- >>637
続きありがとう!
楽しみに秀壱の修治へのエロイ『続き』、待ってるから!
待ってるから!!
- 656 :風と木の名無しさん :2006/11/13(月) 09:34:03 ID:nsK39XqfO
- 優等生と不良の正反対兄弟もいいけど、
兄弟揃って裏街道まっしぐらも好きだ
兄は組織内でそれなりの地位、弟は暗殺専門。
受けは対立組織に拉致られて取引の道具にされ、
攻めが助けにくるのが893なお約束だけど、
弟は兄が助けに来る前に自分を拉致った相手を皆殺し。
「俺が助けに来るまで待てないのか」と呆れる兄に
「そしたら兄さんが怪我するかもしんないだろ」とサラリと返す弟
ここに>633なネタも絡めて、幼少期に狙われた弟を庇った兄の背中には、
今でも刀傷が斜め一直線に…
ありがちな上に長文スマソ
- 657 :風と木の名無しさん :2006/11/13(月) 15:41:48 ID:lxwsHaIfO
- >「俺が助けに来るまで待てないのか」と呆れる兄に
>「そしたら兄さんが怪我するかもしんないだろ」とサラリと返す弟
ここすごい萌える
たまんないよ
- 658 :風と木の名無しさん :2006/11/13(月) 21:49:55 ID:DJwIXb+V0
- >>653
続きキター!
お兄ちゃんの続きもまってます(*´∀`*)
- 659 :風と木の名無しさん :2006/11/15(水) 19:28:14 ID:i3wIKEXe0
- 保守
- 660 :風と木の名無しさん :2006/11/15(水) 22:59:34 ID:wBQ3SvO30
- 保守 コネタ
「そんなに、しないでっ! ……ふああ!」
もぐりこんだ指が探る熱肉の中のうごめき。人差し指の第二関節 に甘えるように食いついてくる。
「中学生になったばかりで、こんな…」
いやらしい。その言葉を飲み込んで、指でくるりと輪を描く。
張り詰めたペニスから蜜が、辛抱していたかのように揺れ落ちる。
「あうっ…いやぁ……かきまわさ…ないれ…」
紺の学校指定のハーフパンツが、吐息と痙攣でふるふると動く。
耐えられない声は、二人きりの空間に響いて、互いの耳腔を刺激して、ことさらに興奮を高めて行く。
ハーフパンツに手を突っ込まれ、弟の体は 兄に狂わされていく。
「後ろを向けよ」
声と共に、腰をつかまれ体が反転されてしまった。
その勢いと素早さに壁に手をつくのが精いっぱいで、弟は抗うこともおぼつかない。
そのいたいけなハーフパンツを引きおろす。強引にあらわに したその赤く腫れた様ような尻孔を指でえぐる。
「広げないで! ……なっ……嘘っ! あっ!」
天を突きひくひくと蜜を漏らすペニスににいきなり吸い付いた。
尖らせた舌を使って尿道を攻め、強く吸い上げる。
白磁器のようなヒップを鷲づかみにした左手の親指は、容赦なく弟の尻孔のふちを伸ばし、欲深いすぼまりに右の中指が潜り込む。
「あっ……あ、あっ!……ら、らめ…よぉ!」
生まれてはじめて送り込まれる甘い電流。
幼なさを隠せない口元を切なく震わせ、上下左右に頭を振ることで、それをそらそうと懸命な努力をする。
けれどペニスへの攻撃は、寝床で自分の指を使う方法よりも数倍も刺激的で恥ずかしい。
舌の一動作ごとに、確実に 高まりへと追いやられる。
怖い、のに。
「……あ? ……に?」
手と顔が離れ、兄の熱が消えたとき、とても残念な声が出てしまう。
“もっと……”
そんな眼差しで兄を見上げるていることは、自分で気づくわけもなく、熱でうかされたような表情は、さらに兄の嗜虐心を煽る。
弟の両頬を両手で包むと、強い力で自らの股間に導く。
「さあ、俺がしゃぶったみたいに……さあ」
目の前に屹立する肉の棒。拍動で動くそれに、弟の目は見開かれた。
- 661 :風と木の名無しさん :2006/11/16(木) 00:16:38 ID:Ifmsbnx/0
- >>660
続き・・・欲しいです(*´д`)
- 662 :風と木の名無しさん :2006/11/16(木) 08:10:57 ID:ccJ+HL2dO
- コタツタンGJ!!できれば「続き」も欲しいです
最近腐友に聞いたんだが、ピアス穴って性感帯になるらしい。
もしかしてピアスタンはそれを…
- 663 :637:2006/11/17(金) 01:43:09 ID:kIkeMTUi0
- 修治は想像以上に秀壱のことを意識しているようだった。
いつもだったら番組を見ながら終始声を出して笑っているのに、今日はそれがない。
パソコンを操作するふりをしながら、ちらりと弟の背中に目をやる。
すると、弟は何故か正座をしていて、背筋はぴんと伸び、手は拳を作って太腿の上に置かれていた。
テレビ画面の向こうでは修治が好きであろうお笑い芸人がコントを繰り広げているが、修治は微動だにしない。
……このままの状態で一時間見続けるつもりなのだろうか? 流石にそれは疲れるのではないか、そう思った秀壱は修治の石化を解いてやるため肩をぽん、と叩いた。
「!」
それまで少しも動く気配がなかったのが嘘のように、修治の肩が大きく跳ね上がる。
「な、なんだよ、今ちょうどいいとこ!」
そういう声は裏返っている。
動揺しすぎな弟がおかしくて笑ってしまいそうになるのを堪えながら、
「コーヒー淹れてくる」
そう一言残して部屋を出た。
コポコポと音をたててコーヒーメーカーから黒い液体が落ちていくのを見つめながら、弟は今どうしているのか想像する。
がちがちに緊張していたから見るに見かねてこうしてコーヒーを淹れると言って部屋を出たのだ。
今頃は自分がいなくなったことで緊張も解け、番組を楽しんで見ているのだろうか。
そんなところに自分が戻った時、弟はどういう反応をするだろう。
笑いながら番組を見ていた顔が、緊張にひきつる?
それとも、怯えたような顔で見つめてくる?
もしかしたら弟のことだから、平静を装うかもしれない。……といっても、実際は落ち着いていないどころか、心の中では動揺しまくっているので、顔にもそれが出てしまっているのだが。
そんな不器用な弟が可愛い。
―――戻った時、アイツどんな反応するかな。早く見たい。
秀壱は逸る気持ちを抑えながら、コーヒーをカップに注いだのだった。
- 664 :637:2006/11/17(金) 01:46:28 ID:kIkeMTUi0
- コーヒーカップふたつを手に部屋に戻る。
すると、意外にも弟は部屋を出る前とそう変わらない緊張状態であった。
テーブルに修治のぶんのコーヒーカップを置いても、視線はまっすぐに画面に向いている。
結局、修治は緊張状態を保ち続けたまま、テレビを見終えた。きっと中身など頭に入っていないだろう。
ちょっとだけ弟が可哀想に思えてきて、このまま今日は解放してやってもいいか―――そう思ったのだが。
弟を見送ろうと椅子から立ち上がった秀壱に向かって、
「あに、き。ありがとう……テレビ」
そう言って上目遣いで見てくる弟の顔がいつものそれとは違っていて、あっさりと理性を手放してしまった。
立ち上がってドアのレバーに手をかけた弟の肩を、ぐっと掴んだ。
「―――っ!」
修治は息を飲み、怯えたような眼差しを向けてくる。
修治の目に宿るのは、不安。恐怖。そして―――ほんの僅かな期待。
そういう顔が煽っているのだということを弟はわかっていない。無自覚だから、たちが悪いのだ。
―――くそ。もう我慢なんてできるか。
秀壱は修治の肩を引き、体を反転させる。そのまま肩を掴み、ドアに押さえつけた。
「ン……ッ」
弟が何かを言う前に口唇を塞いだ。拒絶の言葉なんて、吐かせない。
部屋にやってきたら『続き』をする、と。ちゃんと忠告しておいたのだ。
今更やっぱりやめる、などとは言わせない。
だが、それも杞憂だったかもしれない。
修治はキスに応えてくるわけではなく、舌も怯えたように奥に引っ込んでいたが、暴れたりすることはなかった。
「修治……修治……」
啄むようにくちづけながら、弟の名を何度も呼んだ。そうしているうちに、修治の体の強張りが解けてくる。そのまま優しいキスを与えながら、弟の柔らかい髪に指を絡め、ゆっくりと梳いた。
すると、修治がおずおずとシャツの裾を掴んでくる。
それを弟からの合図とみなして、口腔の奥に潜む舌を絡めとり、引きずり出してやった。
- 665 :風と木の名無しさん :2006/11/17(金) 13:30:37 ID:dcqKorf70
- 秀壱×修治の続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
アニキぃ、もうハゲだぁっ!(*゚∀゚)=3
- 666 :風と木の名無しさん :2006/11/18(土) 01:56:32 ID:vWxADDkbO
- GJです!
できたら続きもお願いします(*´д`)
- 667 :風と木の名無しさん :2006/11/18(土) 15:12:56 ID:nGZtUOEg0
- 剥げ萌
兄貴サイコー!!
続きくださいませ!
- 668 :風と木の名無しさん :2006/11/18(土) 23:44:01 ID:HfqIIC1LO
- はげもえたよちくしょう!
修治かわゆいなぁはぁはぁ
- 669 :風と木の名無しさん :2006/11/20(月) 23:48:00 ID:nMfdxSQP0
- 初めてこのスレ見てみたらもう皆禿げ萌え過ぎだ・・・(*´д`)
続きを、どうかお願いします・・・
- 670 :弟 ◆lfroQeekbY :2006/11/21(火) 15:11:35 ID:YS9Z6NXa0
- 【ホモ兄弟】スーパーキノコブラザーズ
http://bros.hagewasi.com/
【1級釣り師】ピョン吉と梅さんのド根性Love
http://pyonkichi.nomaki.jp/
http://jbbs.livedoor.jp/anime/4322/
- 671 :風と木の名無しさん :2006/11/23(木) 09:33:43 ID:fGSe/DDxO
- 保守あげ兼ねつつ
世の中には双子兄弟ネタが多いのに、このスレだとあんまり見かけないね
- 672 :風と木の名無しさん :2006/11/23(木) 22:11:51 ID:LWs0prt7O
- 双子好きだよ
双子の兄×弟ってあんまり見なくて悲しい
顔も性格もそっくりで常に一緒
二人で一つ、みたいな
若干弟の方が甘えたがりだったら良いな
- 673 :風と木の名無しさん :2006/11/24(金) 14:08:02 ID:Pa3X+Ae8O
- 双子で、いつも一緒にいてお互いのことはお互いが一番解ってる…と思ってたのに
いつの間にか別々の友人が出来てて、なんだよお前は俺のもn(r と友人に嫉妬
しかも双子らしく同じシチュで双方向嫉妬してる。みたいなベッタベタなのが好きだ
- 674 :風と木の名無しさん :2006/11/25(土) 13:08:21 ID:d93ajpaCO
- >>673
やあ、私
- 675 :風と木の名無しさん :2006/11/25(土) 16:55:47 ID:l6ddOcoR0
- 一卵性だと兄と弟の差みたいなものって薄れる様な気がしなくも無い。
生き別れ、若しくは両親リコンで離れ離れになって再会、っていう双子に萌える。
何らかの行き違いがあって憎しみ合ったりとかのオプションが付くと萌え倍増。
- 676 :風と木の名無しさん :2006/11/27(月) 16:37:40 ID:GDdKGwvK0
- ほしゅがわり
弟「兄貴、チューして」
兄「なんで」
弟「兄貴はオレの事好きだろ、だから」
兄「俺がお前の事を好きだとチューしなきゃイカンのか」
弟「!・・・嫌なのかよっ!」
兄「・・・(誰もそんな事言ってないんだが)」
- 677 :風と木の名無しさん :2006/11/28(火) 01:16:02 ID:JdX3j0vC0
- 俺はホスト 兄はサラリーマン
当然すれ違い生活になるわけで
地方から都会に住む兄の元に転がり込んだ俺は居候
兄が俺のために、ワンルームから木造の2Kに引っ越してくれた時、ひとつの約束をした
「無理はしなくていい、時々は一緒に飯を食べよう」
兄にとっては軽い約束、そう小さい頃ゲームソフトの貸し借りをして何日までには返せよと言った
それくらいのどうでもいい約束だったかもしれないが
俺には、いつしか努力して遵守すべき約束になっていた
薄ぼんやりと東の空が白み始めた
夜降り続いた雨でしっとりと濡れたアスファルトを、しぶきを上げて蹴る
アルコールが少しずつ、白く凍った吐息となって体から抜けていく
ぼろい木造アパートが見えてきた
二階の真ん中の部屋にはもう明かりがついている
俺は一層歩みを速める
カンカンカンカンと錆びたスチール階段を登り、新聞を取り出すとドアノブが自然と開いた
「おかえり、寒かったろう」
部屋着の兄が出迎えてくれる、部屋には石油ストーブの火がカンカンに熾り十分な温かさを保っている
「ただいま」
せまい台所からは味噌汁のにおいがただよう
しこたま呑んで、客とアフターして帰ってきた身体にはたまらない匂いだ
コートを脱いで石油ストーブの前にしゃがみこむ
じんわりと指先から体温を取り戻していく
「スーツが皺になるぞ、さっさと脱いで風呂入って来い」
ああ、なんで兄はこんなにやさしいんだろう
どんなきれいな女の子より、地元で付き合った子より、都会に来てから関わった女より
あにが すきだ
「兄貴、チューして」
>>676に続く
- 678 :風と木の名無しさん :2006/12/01(金) 06:43:33 ID:q+Mx261+0
- (´д`*)ハアハア
- 679 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 09:56:47 ID:7m8n/F4C0
- あんちゃんほしゅ
- 680 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 21:50:37 ID:8gIvuxDEO
- にいちゃんは、おまえのことがだいすきだー
寝ぼけたような声で兄貴が言った。馬鹿だ。酔っ払いだ。
好きだ好きだ好きだー
言いながらぎゅうぎゅう抱き締める。苦しい。
普段は真面目な兄貴。頭が良いし、運動もできる。何より努力の人だ。
13年間弓道を続けたせいか、体格もよく、その上性格まで良いときてる。
これで女にモテないわけがなく、バレンタインとなると紙袋一杯に持って帰って来る。
(この袋は姉貴が朝、兄貴に渡すのだ。「稼いできてね」ってにっこり笑いながら)
そして「できる限り断ったんだけどね」と困ったような笑顔で悪気のない嫌味を言う。
(畜生、俺なんか貰う為に土下座までしたことがあるのに!)
…完璧超人か?否、そんな兄にも弱点がある。
ヤツは非常に酒に弱い。
匂いを嗅いだだけでほろ酔いになれるくらいだ。
口にしようもんなら人格崩壊、真っ赤な顔で周りの人間に甘え倒す。
次の朝には記憶をスッポリ無くして、爽やかに「おはよう」と笑うのだ。
(…弱いのに、何で呑むかな)
そして何で俺のベッドに入ってくんの。何で俺を抱きまくらにすんの。
苦しいし、酒臭いんだよ酔っ払い。
「くぉら、聞いてんのか?にいちゃんはな」
「うるせーよ、部屋に帰れ。ハウス!ハウス!」
うむむぅ、と兄貴が唸る。が、フ、と笑う気配がした。怒ったかと思ったのに。
少し驚いて兄貴の顔を見上げたら、そのまま両の手で顔を掴まれた。
い゙い゙い゙い゙!やっぱり怒ってんじゃん!?
焦って謝ろうとした口に、柔らかい感触。目の前には兄貴の顔。
「―…兄ちゃんは、お前が好きだよ」
ちゅ、と軽い音を立てて兄貴の唇が俺のソレから離れた。
うろたえる暇もなく、怒って兄貴を殴る暇もなく、兄貴は力つき、夢の中へ。
俺は、完全に取り残されてしまった。
- 681 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 21:51:33 ID:8gIvuxDEO
- ごめんあげちゃった…
- 682 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 22:06:24 ID:CL6n9+3lO
- ごめん萌えちゃった…
- 683 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 22:51:56 ID:xuM6MbcKO
- なんという兄弟
間違いなく私の理想
- 684 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 23:25:20 ID:Q62oER3DO
- なんという良スレ…!
兄弟萌えの聖地である。
- 685 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 23:45:46 ID:r9QJ2TVM0
- >>680
スゴイ勢いで萌えた。もう禿げた。
続き読みたいぐらい禿げた
- 686 :風と木の名無しさん :2006/12/04(月) 23:46:28 ID:r9QJ2TVM0
- ごめん…あげちゃった…
- 687 :風と木の名無しさん :2006/12/05(火) 01:46:46 ID:cN6679+hO
- おちついてw
- 688 :風と木の名無しさん :2006/12/05(火) 12:41:36 ID:0P+PaZx70
- 681以降の流れにワロタw
- 689 :風と木の名無しさん :2006/12/05(火) 22:00:25 ID:su6DuOuK0
- > 680
いい萌えをありがとう!
自分を兄ちゃん呼びする兄っていいよな…
- 690 :風と木の名無しさん :2006/12/05(火) 23:01:18 ID:DPbGnZRM0
- >680 GJ!
>689
禿同。
もし可愛い弟がいたら、俺も言いたいな。
- 691 :風と木の名無しさん :2006/12/05(火) 23:02:05 ID:DPbGnZRM0
- ごめん、あげちまったよ・・・
- 692 :風と木の名無しさん :2006/12/06(水) 01:26:23 ID:Uwp1vk30O
- 興奮しすぎなお前らワロスwwww
- 693 :風と木の名無しさん :2006/12/06(水) 14:59:23 ID:vPrkC1WS0
- >>1
実は赤の他人にゴカーンされてる弟が、咄嗟に兄に助けを求めてる台詞でも萌え。
- 694 :風と木の名無しさん :2006/12/06(水) 16:12:45 ID:s4jY8djs0
- >>693
『バッキャロォー(早く助けろ!)兄貴イィ・・・』というワケなのね(*゚∀゚)=3
- 695 :風と木の名無しさん :2006/12/06(水) 16:24:22 ID:idNc6i2PO
- いやいや!
バッキャロォー!(兄貴イィ‥)←無意識のひとり言
やめろっ・・くぁぁ
ていうパターンかも
- 696 :風と木の名無しさん :2006/12/07(木) 08:52:02 ID:/z7pCaexO
- 今日、学校で弟を見た
俺にも見せたことの無いようなトビキリの笑顔を級友に向けていた
知らなかった
あいつがあんな笑顔を見せれるなんて
俺の前では滅多に笑わないくせに
笑っても少し微笑むだけで
すぐにいつもの済まし顔になるくせに
クラスメートには満面の笑みを見せていた
済まし顔、怒り顔、泣き顔、すねた顔、悲しむ顔…
そしていつもの少しの笑み
それがあいつの全ての表情だと思ってた
なのに…
今日のあいつ、今までに見たことない表情だった
ちくしょう
何故その笑顔を俺に見せない?
たかがクラスメートには見せれるのに
何故俺にはその笑顔を向けないんだ!
許せない
お前の笑顔は俺だけの物なんだ
萌えに従って突っ走った
後悔はしたくない
こんな兄貴はありですか?
- 697 :風と木の名無しさん :2006/12/07(木) 14:32:21 ID:e7sLJo4u0
- >>696
アルアル!弟はきっとその時、級友に兄貴の話をしていたに違いない。
兄貴も同じように、自分の友人に弟の話をしている時の顔を
弟に見られてしまって、兄弟二人で勘違いしまくるがいいよ!(´д`*)ハアハア
- 698 :風と木の名無しさん :2006/12/07(木) 18:54:55 ID:4nRZOk3f0
- >>680>>696萌えたので責任とって下さいw
- 699 :風と木の名無しさん :2006/12/08(金) 02:43:33 ID:uECZj5170
- >>680>>696
萌えた
酔ってデレデレ兄も嫉妬兄もいい!
昔からどんな作品でも兄弟に萌えてしまうよ
個人的には、
冷静沈着でたまにキツい(けど本当は弟が気になる)×兄にはちょっとツンツン、おバカで明るい弟
みたいな二人が大好きです
- 700 :風と木の名無しさん :2006/12/09(土) 14:40:33 ID:8e2q9cie0
- 今更なよしのけコピペ。
弟の方にほのかな恋心を抱く友人視点ってことで。
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、近所の吉野家(よしのけ)行ったんです。吉野家(よしのけ)。
そしたらなんか兄弟がめちゃくちゃいちゃついてて座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、弟16歳おめでとう、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、16歳おめでとう如きで普段来てない俺様が吉野家に来てんじゃねーかよ、ボケが。
16歳おめでとうだよ、16歳おめでとう。
なんか全然俺様のこと気にしないし。たった2人でパーティーか。おめでてーな。
よーし兄ちゃん今夜ははりきっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、誕生日プレゼントやるからその席空けろと。
吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
テーブルの向かいに座った兄貴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。桃色空気は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、兄の奴が、にーちゃんはお前が大好きだよ、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、自分をにーちゃんなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、にーちゃんはお前が大好き、だ。
お前は本当に弟を食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、自分をにーちゃんって言いたいだけちゃうんかと。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、
無理矢理未遂、これだね。
無理矢理ヤろうとするけど弟に拒否られて未遂。これが通の楽しみ方。
無理矢理ってのは鬼畜が多めに入ってる。そん代わり優しさが少なめ。これ。
で、それに大盛りの弟の反撃。これ最強。
しかしこれをすると次から弟に構えられるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、兄は、大人しくケーキでも食ってなさいってこった。
- 701 :風と木の名無しさん :2006/12/11(月) 03:06:20 ID:xUUFt6pq0
- 保守
古臭くてありがちだが、
兄15歳弟10歳位で生き別れる
→兄が仮面の悪役になり弟は主人公→終盤に一騎打ち→仮面割れる→「…にいさん!?」
とか大好きだ
- 702 :風と木の名無しさん :2006/12/11(月) 10:03:40 ID:hRP5TRQj0
- >701
それで兄が悪に身を落としている理由が弟を守るためとかだったら
更に萌え倍率ドンですよ。
- 703 :風と木の名無しさん :2006/12/13(水) 05:59:13 ID:2cqqnN/+O
- 血の繋がり・嫉妬・溺愛
この3点セットだけで、ご飯3杯いける
- 704 :風と木の名無しさん :2006/12/13(水) 21:10:45 ID:UEQ7Y4EwO
-
兄→→←←弟
なのにすれ違いとかもね!
兄弟萌え文読みteeeeeeee
- 705 :風と木の名無しさん :2006/12/14(木) 00:11:06 ID:tG0pUZso0
- 弟「…っは…んっ…あっはぁ…あ」
兄「久し振りだからか?こんなに濡らして。それともお前の場合はただ単に淫乱なだけか?」
冷たい笑みを浮かべて兄は弟の中を突く。
弟「あっ、違う…んぁあ…やだ…」
兄「嫌だ?どこが嫌なんだ?ヒクついてるくせに。前も後ろもグチョグチョだな。」
そう言うと兄は弟の中心の先を指で弾くと同時に白い精を吐き出した。
兄「もうイッたのか・・・早いな。早漏か?早漏は女にモテないぞ。」
達したばかりで、ボーっとしている弟は反論する事が出来ず、兄を睨み返す事しか出来なかったが、そんな弟の顔に冷たい視線を投げかける兄。
血の繋がった兄の手で達してしまう弟をまるで軽蔑するかのように。
唐突エロすいません。反省してます。
- 706 :風と木の名無しさん :2006/12/14(木) 18:33:17 ID:aSXauMOlO
- >>702
仮面ではないが天空の○スカ○ローネを思い出したよ。
- 707 :風と木の名無しさん :2006/12/14(木) 19:24:25 ID:SXbSrPhpO
- >>705
鼻 血 で た 。
GJ!
- 708 :風と木の名無しさん :2006/12/17(日) 21:15:31 ID:9wkRPdWuO
- 俺はあいつを許さねぇ
俺の弟を泣かせたあいつを
俺は俺を許せねぇ
弟を守ってやれなかった俺を
親をなくしたあの日
弟は絶対守り続けると親に誓ったのに…
弟の眩しい笑顔は誰にも壊させないと誓ったのに…
―そして兄は金属バットを手にとると
あいつのもとへ歩き出した
弟を泣かせておきながら
自分は仲間と楽しそうに笑うあいつのもとへと―
- 709 :風と木の名無しさん :2006/12/21(木) 17:57:02 ID:UEH+rxRZO
- あんなに小さかった弟も、今じゃこんなに大きくなりました。
http://nukonuko.ddo.jp/nukoup/img/3193.jpg
- 710 :風と木の名無しさん :2006/12/21(木) 23:09:11 ID:bEO0vaVcO
- >>709
小さい頃はピュアな少年で「おにいちゃんおにいちゃん」って後を付いてくる子が、
成長して無意識に色気放出しまくり。普段は素っ気ないけど、時折甘えてきてくれる…
…なんてのを妄想して良いかい?
- 711 :風と木の名無しさん :2006/12/24(日) 15:12:15 ID:8K9MwZvG0
- >>709
>>710
萌えたじゃねーかww
- 712 :( ^ω^)ユウト ◆RdAnTV7VBc :2006/12/25(月) 09:01:58 ID:Prc3N7BZ0
- ( ^ω^)妄想の戦場にきた俺がリアルの兄弟愛をコピペしに来たお
117 名前: ( ^ω^)ユウト ◆RdAnTV7VBc 投稿日: 2006/12/23(土) 19:29:39 ID:z9cO/zw2
向こうから告られてつきあってんのに
俺からメールはよくスルーされる。
壁はさんで向こうにいるのに
寂しくてねらんないってメールした。
↓
返事ない
↓
同じ内容のメールで嫌がらせ
↓
すぐ布団の中に入ってきた。
「うっせーな」とかいいながらきたくせに
兄貴のチンコめっちゃたってたw
↓
思わぬ行動が好転に
ちょっと機嫌わるかったけどしばらくDキスした。
↓
雑談
なんで返事くれなかったのかって聞いたら
論文で忙しかった、だって。
↓
俺「甘えんぼでごめんね。寂しがりでごめんね(´;ω;`)」
兄貴「いいよ^^」
て
俺、精神安定で爆睡。単純すぎるお。
忙しい時に追い込むようなメールすると
うざったくなって返事するのもめんどくさくなるみたいだお(´;ω;`)
- 713 :( ^ω^)ユウト ◆RdAnTV7VBc :2006/12/25(月) 09:12:44 ID:Prc3N7BZ0
- 125 名前: ( ^ω^)ユウト ◆RdAnTV7VBc 投稿日: 2006/12/24(日) 06:32:28 ID:EyRZYQf8
あれからまた催促
俺「兄貴と一緒に寝たい!」 1時間待つが返事なし
30分位して兄貴がトイレに行った 来た!!( ^ω^)でも隣で添い寝・・・(´;ω;`)ショボーン
って思ったら「もう寝た?」と兄貴 俺寝たふり 兄貴俺に被さってきた。名前呼ばれる
俺「兄貴遅すぎ」
兄「ごめん」
俺「なんで返事くれないの?」
兄「忙しかったから」
俺「論文?」
兄「そうだよ」
俺「付きあってんのに何で振り回すようなことするの?」
兄「毎日会ってんだからそれくらい我慢しろよ」
俺「抱いて」
兄「え?!今?」(かなり嫌そう)
俺「うん」
兄「無理」
俺拒絶されたようでいきなり悲しくなってきて顔背ける
兄貴に顎つかまれてむりやりDキスされた。かなり長かったけど満足はしていない。
俺密かにそのまま抱かれるかと思いきや キスで終了。兄貴爆睡。
俺しょぼーん。 朝起きたとき、気づいたら俺抱きしめられてた。で、キスしてくれた。
んで兄貴ジョギングいっちゃった。 俺寂しい。欲求不満。オナヌーする。
- 714 :( ^ω^)ユウト ◆RdAnTV7VBc :2006/12/25(月) 09:15:49 ID:Prc3N7BZ0
-
/⌒ヽ
(ω^ )ネタにしてくれても構わないお・・・メリークリスマスだお・・・
∪ |
| )
.∪ ∪
- 715 :風と木の名無しさん :2006/12/25(月) 19:59:16 ID:xlOS9NcV0
- >>ユウトくん
クリスマスプレゼントありがとう。
素直に美味しかったよ、と感想を書いとくよ。
- 716 :風と木の名無しさん :2006/12/26(火) 20:09:04 ID:R+g8RvRYO
- なんだかんだ言って甘い兄とかもう
- 717 :風と木の名無しさん :2006/12/28(木) 21:22:17 ID:+kj5+E/sO
- 「風呂あがったら頭くらい乾かしなさい」とは、しかめっ面の兄の言葉である。
牛乳がない、とむくれているのは弟。
「またパンツいっちょで…」
見れば、濡れた弟の髪の毛から滴る水の球が、ぱたぱたと床を叩いている。
おまけに身に纏っているのはパンツ一つ。季節を間違っただろうかと思うくらいだ。
「風邪ひくぞ、いや何とかは風邪ひかないって言うしな…」
「そんなことより牛乳がねえよ、にーちゃん」
ぎゅーにゅーぎゅーにゅー、ひらべったい発音は、甘えている証拠。
「つまり、買ってこいってことな…」
兄は溜め息を吐いてコンビニへ向った。
こうですか?分かりません><
- 718 :風と木の名無しさん :2006/12/29(金) 23:09:16 ID:HQe1Z1kt0
- コンビニに着いてから兄は牛乳を物色していた。
「えーとアイツが好きな牛乳は…と。」
お目当ての牛乳をみつけ、手を伸ばす、がその商品名に妙な事を思い出す兄。
『おいしいミルク』
(俺のミルクでも飲むか?)
昨日読んでいたエロ漫画のセリフが甦り、弟相手にそんな変態じみた事を
考えてしまった自分が嫌になって、兄はわざと別の商品を手に取り、急ぎ足でレジへ向かった。
ごめん、みさくらっぽくて。
- 719 :風と木の名無しさん :2006/12/31(日) 03:35:13 ID:s//EOAz60
- 転載
============================================
667 [sage] 投稿日:2006/12/28(木) 13:02:39
最近の兄の行動。
靴を脱いで着替えもせずにリビングに直行。ソファでゴロゴロしてる猫の元へ。
「元気だったかマロ!今日も外寒いよ、風も強いし」(頭なでなで)
「お前は今日も1日ゴロゴロしてたのか、いいなぁ、楽で」(お腹揉み揉み)
「俺もこんな毛むくじゃらだったら暖かいのにな」(猫を持ち上げて見つめる)
「よし、俺の部屋行こう。ホットカーペットつけてやるから」(猫を鞄に収納)
身長187cm、外ではクールで無口な兄。
モテるんだけど実はこんな人だとわかったら…早く彼女を作って欲しい。
============================================
なにこの萌え兄
猫>弟>その他だと萌
- 720 :風と木の名無しさん :2006/12/31(日) 14:47:36 ID:kRePHk0eO
- しかし猫からすると
甘えたいときに甘えさせてくれる弟>メシをくれるママさん>>>(越えられない壁)>やたらに構ってくるウザイ兄
かもしれない罠
そして出来上がる奇妙な三角関
- 721 :風と木の名無しさん :2007/01/01(月) 18:18:56 ID:tGT28gec0
- 目を覚ますと夜は明けていて、ついでに年も明けていた。
なんとなくそうなるかもとは思っていたけど、ホントに2人して炬燵で新年を迎えてしまったらしい。
瞳を開いて最初に映った兄ちゃんは頬杖をついてTVを見ている。
それがあまりに昨日の様子そのままで、もしかして時を逆戻りしちゃったんじゃないかなんて馬鹿なことを考えた。
「おはよー兄ちゃん」
「あぁ、お早う」
生返事。画面に映る芸人に夢中らしくて、こっちを見ようともしない。つまらない。
昨日の晩は2人でずうっとTV見て爆笑したり、かかってる曲を口ずさんだりして楽しかったけど、今はまったくそんな気分じゃない。
少しむっとしながら伸びをしようとしたところで、肩に毛布がかかってるのに気付いた。
自分で出した覚えはない。親はとっくに寝ていたし、おきていたのは俺と兄ちゃんだけだったはずだ。
「…兄ちゃん昨日何時に寝たの」
「あー? 覚えてないよ、そんなの」
予想していた答えにとりあえずへーそうなんだと返して、ずり落ちた毛布をもう1度引き上げた。
あったかい。てか嬉しい。つまんない年始番組しか見えてないことだって許してしまいそうだ、でも、やっぱり寂しい。
「親はどうしたの?」
「とっくに出掛けた。初詣だと。
しばらく帰ってこないと思うよ」
お腹がすいたけど動くのも億劫で、かといってこのままも嫌で、構ってとも言えなくて困りきってしまう。
ベッド。ベッド行きたい。2人で寝たい…。寝たら空腹なんてきっと忘れてしまえる。
面と向かって言うのは恥ずかしすぎるから、うつ伏せになって、なるべく小さな声で言う。
気付かれなかったら気付かれなかったで、このまま寝てしまおうと思いながら。
「……兄ちゃん、部屋行こうよ、一緒にねよ」
数秒経過。返事なしのようで、がっかりしながらしょうがないかと思った、その時、
「じゃぁ行くか」
はっきり聞こえた声と頭に感じた手のひらの温もりに勢いよく顔を上げる。
既に立ち上がっていた兄ちゃんは、どこか照れくさい顔をしていた。
「姫初めだねぇ」
言ってやると、うるさいと軽く叩かれる。照れてらコイツ。
「だいたい姫初めの意味分かって言ってるのか?」
「え、よく知らないけど」
正月に一緒に寝ることだろー、唇を尖らせて言うと、兄ちゃんがうんざりしたように溜息をついて、頭をかいた。
- 722 :風と木の名無しさん :2007/01/01(月) 21:49:59 ID:I3fPmxbSO
- >>721
GJ!
素晴らしい初萌えをありがとう
- 723 :風と木の名無しさん :2007/01/02(火) 04:47:30 ID:k/rdIyqG0
- 差しさわりの無い文面。その1つが出来上がると、次の1枚へと手を進める。
俺は何が楽しくて弟の年賀状の返事を書かされているのだろう。
玄関で鍵が開く音がすると、小さかった駆け足の音がすぐに近くまで聞こえてきた。
ドアの開く音と共に弟が現れ、俺の横を通りすぎる。
「あー、寒。やっぱここが一番だよなー」
そう言ってストーブの前で縮こまった。
「お前なぁ。兄ちゃんはずっとこうやってお前の年賀状をなー」
「んー、だって面倒なんだもん」
何かと面倒臭がりな弟に代わって俺が何かをこなすのはよくある事だった。
そうするとまた、受け取り人の女の住所を書き始める。知りもしない、いや、知りたくもない奴の。
もしかすると彼女なのかもしれないとか、余計なことばかりが頭をよぎる。
「兄貴もそんな文句言うんだったら書かなきゃいいのに」
からかうようなこいつの言葉を、いつもの俺ならば軽く流せた筈だった。
けれど俺は睡眠不足だったし、腹も減っていた。
何より知らない奴がこいつと話す所を想像して苛立っていたのだ。
俺の方が、あいつの友達の誰より、あいつの事を知ってる。
「なぁ、手伝ってやったんだから兄ちゃんにキスさせろよ」
ほんの冗談に聞こえるように、そう言った。ちょっと仕返しに困らせてみたかっただけだ。
だから弟の顔が赤くなったのを見たときは、初めはストーブの光が当たってるのかと思ったぐらい、驚いた。
背を向けて俯いた弟の方へ向かってゆっくりと歩いて、傍で膝を付くと柔らかな栗毛が間近に見えた。
後頭部に手を添えてやると、やっと俺へ顔を向けたが目は別の方を向こうと必死だった。
- 724 :風と木の名無しさん :2007/01/02(火) 04:48:27 ID:k/rdIyqG0
- さっきより益々紅潮した顔へ近寄って、出来るだけ優しく口付けを落とした。
震えているように見えたので、流石に悪戯が過ぎたと思い、ばつが悪かった。
しかし弟は濡れた瞳を、俺の方へじっと向けた。こいつの吐息が漏れるのと同時に、俺は再び唇を奪った。
血色の良い唇の間を舌でなぞると、その僅かな隙間を縫って舌を口内へ割り込ませる。
初めて出会う弟の口内を、味わうように舌を這わせると、弟は呼応するように言葉にならない呻きを喉へ滲ませた。
繋がるのを待ちわびていたような、熱くなった舌と舌を溶け合わせるように交差させた。
弟は自分より大きい、けれどいつもは優しい兄の強引な接吻にすっかり陶酔してしまっていた。
靄のかかった頭にはただ唾液の絡み合う音が聞こえる。息をするのも忘れて貪っていたので、
兄がようやく唇を離した時には空気がひどく懐かしく感じられた。
「あに、き…」
舌の回らない口調で、小さく弟が呟く。焦点の合っていない、気の高まった、涙を溜めた目で俺を見る。
その顔が今まで見たことのない位艶めいていたので、俺は堪らなくなって固いフローリングの床に弟の身体を押し倒した。
>>721がGJだったので便乗して。
- 725 :風と木の名無しさん :2007/01/02(火) 05:46:50 ID:wJW+JvVVO
- >>721>>723GJ!
すごく萌えた!
- 726 :風と木の名無しさん :2007/01/02(火) 08:45:50 ID:+1r5OFC50
- >>721,723
もももも萌えー!
初萌えをありがとう……!(*´д`)ハァハァ
- 727 :風と木の名無しさん :2007/01/04(木) 15:25:46 ID:dh1i8o47O
- 高2の冬、俺は修学旅行で北海道に行った。
ちょうど札幌でホワイトイルミネーションの時期だったからすっごく綺麗で。。
それに1000円くらいで食べた海鮮ラーメンがとにかく上手かったから、俺は大満足で地元へ帰った。
「あ。おかえり、今日が帰りだったんだ」
夕方家に着くと、両親はまだ仕事なので兄貴だけが家にいた。
「ん、ただいま。兄貴、大学は?」
「教授がダウンして休講―」
兄貴は居間で洋画を見ていて、暇なので俺も隣に座った。
SFものはあんまり好きじゃないけど、暇よりマシである。
すると、しばらく黙っていた兄貴が急に
「お前、平気なわけ?」
ときいてきた。
平気・・・って何の事だろう。
俺が兄貴の顔を訝しそうに覗いたら、ふと兄貴が振り向いて目が合った。
唇が動く。
「俺は、、高2のとき、帰って来たらまず抜いたんだけど」
「――はっ?」
意味が分かるまでおよそ3秒。
分かった瞬間、
「はっ!?兄貴、そんな事ずっと気にしてたのかよ!!」
と俺は声をあげていた。
「溜ってないのか?」
なんて兄貴は呑気にきいている。
確かに修学旅行中4日間、俺は1度も吐精してない。
でもそれは旅行が毎日楽しくて気にならなかっただけだ
- 728 :風と木の名無しさん :2007/01/04(木) 15:43:34 ID:dh1i8o47O
- >>727続き。
だから、
「溜ってねぇよ。そんな事気にするなよな」
と言い捨てて、俺は兄貴からテレビ画面に目線をずらした。
ところが、ずらしてすぐ、急に肩に重みがかかり、気付けば兄貴に肩を掴まれ向かい合わせにされていた。
状況の読めてない俺の肩を掴み、兄貴は何故か必死な顔で俺を見つめている。
「まさか・・・旅行中にしたのか?なぁ、、ひとりでか!?それとも・・・。おい、答えてくれ」
どうして兄貴がこんなにも必死なのかさっぱり分からないが、なんとなく兄貴を困らせたく思った俺は、
「だったら、どうするの?」
なんて答えてしまった。
兄貴の表情が変わったのが、俺にも分かった。
- 729 :風と木の名無しさん :2007/01/04(木) 20:21:48 ID:uGt35HV/O
- つ、続きを(´Д`*)
- 730 :風と木の名無しさん :2007/01/04(木) 21:59:03 ID:dh1i8o47O
- >>728続き。
「そうか…そうなんだな」
兄貴の指が俺の肩に食い込む。
正直痛いのより、普段優しい兄貴の変貌ぶりが怖い。
「ちょ…痛いってば兄貴、離せよ。。してないから、本当に1回もしてないから…ッ!!」
そう言って兄貴の手を振りほどき、逃げようとしたら腕を掴まれグイッっと引かれた。
よろめいて、兄貴の胸に落ちる。
もがくようにじたばたしていたら、そのままソファーに押し倒され、乱暴にキスされた。
「ん…くっ、ふぁ…あにき…やめ…」
涙目で兄貴を必死に押し返していたら、ふっと兄貴が力を緩めて俺は開放された。
目の前では兄貴が申し訳なさそうな顔で俺の顔を覗きこんでいる。
「乱暴してごめん…痛かったよな。ごめん、泣くなよ」
俺の目からはらはらと涙が溢れるのを、兄貴は舌ですくいながら、
ただただごめん、と謝っていた。
(続く)
- 731 :風と木の名無しさん :2007/01/04(木) 23:05:00 ID:XJxoGd+W0
- 萌えた
>721も>723-724も>727-730も全部萌えたてか禿げた
- 732 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 02:17:07 ID:Cp/3HkC+O
- つ【毛生え薬】
- 733 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 13:24:10 ID:fKk3Q0BJ0
- >>730
萌えた・・・鳥肌立った。武者震いした。
続きはげしくきぼんぬ。
- 734 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 15:15:02 ID:zB0lNOmZ0
- >>723-724も同じく!!
- 735 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 15:57:00 ID:wAYQX7moO
- >>730続き。
涙をぺろぺろ舐めている兄貴を見ていたら、さっきまでの『怖い』がなくなっていた。
「もう、いいよ兄貴。くすぐったいしさ」
そう言ってやったら、兄貴はやっと顔を離して、恥ずかしそうに俺を見た。
視線を感じるが、合わせられない。
「もうバレたし言うけど。。俺、実はお前のこと最近ずっとそういう目で見てて…」
目すら合わせられない俺を気にせず、兄貴は恥ずかしそうにしながらも告白している。
「俺じゃない奴の前でお前がいやらしい姿を晒したんじゃないかと思ったら…いたたまれなくなった」
気は動転してるのに、兄貴の言葉は不思議と胸におちてきて。。
すごく熱くて、
胸がドキドキした。
- 736 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 16:02:29 ID:wAYQX7moO
- >>735続き。
多分、俺も心のどこかで兄貴を意識してたんだと思う。
そういうのって異端なことだから、今までは無意識に隠してただけで…
ふわっ、と兄貴の手が優しく降りてきて、俺の前髪を梳く。
「本当に、1回もしてないって証拠…俺に見せてくれないか?」
「え…?」
意味が分からなくて、ぱっと目線をあげると、あったのはいつもの優しい目。
兄貴の唇が、小さく、でもはっきりと動いた。
「……しよう?セックス」
- 737 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 16:10:45 ID:wAYQX7moO
- ごめんなさい…sageをいれるの忘れてました。
すみませんでした。。
- 738 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 17:52:26 ID:zB0lNOmZ0
- それくらいなんだ!!萌えたからいいんだ!!むしろ晒しプレイだ!
- 739 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 18:00:09 ID:QsjRZ/QaO
- 有り得ないなあ…タブーを犯してしまった兄弟の今後が思いやられる
- 740 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 18:35:36 ID:fKk3Q0BJ0
- >>736
あああ。優しい兄・・・ツボだ!!!!!!!!!!
続ききぼんぬ。
これを読まずして今夜寝られるはずあるまいっ
- 741 :as:2007/01/05(金) 19:08:30 ID:BC+uQ5bR0
- 「あっ・・ぁっ・・やぁッ・・!」
シーツに顔を埋めて喘ぐ彼の内部を激しく突き上げていく。
イヤイヤと首を振っているが、耳まで真っ赤になり、甘い声が出てくるのでやめる気にもなれない。
ピストンを繰り返しているうちに、彼の体がある一点を突いたところでビクンと跳ねた。
「ここいい?このやわらいとこ」
耳元で囁いてみるが荒い呼吸が聞こえるだけで返事は無い。
良くないはずが無いと、そこを激しく攻め立ててみる。
「んやぁっ・・!や・・やめっ・・ろ!・・あッ、あうっ」
さっきよりも甘く可愛らしい声が出てきた。
力の入らない手を必死に動かして俺を殴ろうとする。暴力的な言葉を発しようとするも、口を開けると
別の声が漏れてしまうのでやめたらしい。
そのまま彼の痴態を舐めるように見つめ、奥深くを突き上げた
- 742 :風と木の名無しさん :2007/01/05(金) 20:04:59 ID:zB0lNOmZ0
- 続き・・・じゃないか。
でもGJ!!
- 743 :K:2007/01/05(金) 20:51:47 ID:wAYQX7moO
- >>741 続きキタ――!って感じでした♪必死に抵抗する弟くん萌えですv GJ(●´▽`)b
こんな素晴らしい作品の後は気が引けましたが、>>738さんや>>740さんのレスを読んで投下することに。。
技術不足の上、無駄に長いし遅いですが、お付き合いいただけると嬉しいです^^
- 744 :K:2007/01/05(金) 20:59:55 ID:wAYQX7moO
- >>736続き。
まだぼんやりとしている脳内で、兄貴の言葉が反復される。
『……しよう?セックス』
………セックス?
兄貴と、、俺が!!!?
「えぇっ!?ちょ…兄貴、何言って……んうっ!」
突然の事に有無も言えぬまま、俺の言葉は全て兄貴の唇に塞がれた。
さっきみたいな乱暴なのじゃないけど、どこか激しい、そんなキス。
歯列に沿ってぐるりと舐められ、上あごをくすぐるようにして舌を絡められると、思わず鼻から甘い声が抜けた。
「…っ、ふぁ…あ、あに…んうぅ…」
キスなんて中学生の時に元彼女と軽くちゅっとした程度しかないから、
俺はその気持ちよさに夢中になって兄貴の舌に自らのを絡める。
- 745 :K:2007/01/05(金) 21:15:33 ID:wAYQX7moO
- >>744続き。
唇で互いを喰い合うようにしたら、どっちのか分からない唾液が溢れて首を伝った。
ちゅぱっ…という水音が体の奥にまで響いてゆく。。
脳がグズグズと崩れるような感覚に、俺は不意に兄貴の服を掴んだ。
しかし、唇は急に離された。
「――…?な、に…っひぁあ!」
兄貴の顔がちょっと動いたかと思うと、俺の首筋に垂れた唾液を舌でツッ――っと舐め取った。
ゾクッとして、体がこわ張る。
「や…兄貴…舐めなくていいからぁ…」
震えながら、なおも首に舌を這わす兄貴にそう言ったら、
「ここをこんなにして…よく言うよ」
と、何故かすでにテントをはったようになっている綿パンの上から、兄貴は指でつんっ、と【オレ】をつついた。
- 746 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 00:05:43 ID:etXvBbWc0
- とにかくGJ!
しかし>>727の設定・・・
高二の弟が来週北海道へ三泊四日修学旅行に行く予定だから驚いた。
いや、普通にある設定だろうとは思うけど。
- 747 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 00:31:20 ID:6y+AlekCO
- >>746は兄ですか姉ですか
- 748 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 00:52:42 ID:0LWpaAAV0
- 続きキターー!!!
萌えるなあ、やっぱ兄弟っていいね!
- 749 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 02:25:48 ID:Dijgc7Ya0
- >>747
この流れなら言える
>746は勿論 兄 ち ゃ ん で す
- 750 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 02:47:05 ID:fZ8bGRz40
- >>723-724続き。
俺の影に染まった弟は、狼狽えるようにその目を伏せた。
反対に俺は真っ直ぐ視線を送ると、髪をゆっくりと梳かしてやった。
それから手を首へ、脇へ、脚へと輪郭を辿るように滑らせる。
触れるか触れないか程度だったからか、口と同じように濡れた声が漏れた。
「お前の腰細いなー。脚もこんなだしさぁ。」
「親父みたいなこと言ってんじゃねえよ。」
顔を歪ませて唇を尖らせる様子を見ると、緊張がほぐれたのだろうか。
それを好機と思い、俺は弟のズボンの鉤を外し、ファスナーを下ろそうと手を掛けた。
すると弟は驚いたのか身体をびくつかせ、俺を追いやるように何度も蹴った。
半ば無理やり押し倒したとはいえ、てっきり快楽を求めていると思っていたので面食らった。
「なっ…さっきキスだけって言っただろ!」
「でもお前勃ってるのに、このままでいいのか?兄ちゃんが出させてやるよ。」
半分言い訳ではあったものの、これは本当に弟を思ってのことだった。
呆気に取られている顔に近づき、髪を後ろに流してやり、露呈した耳に息をかけた。
赤く色づいた耳を舌で舐め、甘噛みをすると、押し殺した声も空しく声が上がった。
「んっ…あっ、やめ…はぁ…あっ!」
耳を舐めたままシャツを捲り上げて裾から手を忍ばせ、乳首に微かに触れた。
嬌声を上げると同時に弟の身体が小さく跳ねた。爪で触ったり指の腹で押したりする度に、
あまりの刺激に堪えられないのか脚をじたばたさせる姿が可愛く思えて、熟れた色の乳首を思い切り吸い上げた。
「い…やだ、それ…ひゃっ!ああぁーっ!」
弟は絶え間ない刺激に肩で息をしており、瞳からは涙が一筋流れていた。
それでも必死に声を絞り出して、途切れ途切れに俺を呼ぶ。きっと絶頂が近づいて、欲を吐きたくて仕方ないのだろう。
俺はそう思って弟のズボンを下ろした。そして高ぶる熱を持て余しているそれへと手を伸ばし、下着越しに軽く擦った。
「違うっ…そうじゃなくって…あっ…あ、に…きっ、」
「なんだ、出したくないのか?」
いよいよ弟の言わんとすることの意味を飲み込むことが出来ず、俺の指を喜ぶそれへの愛撫を続けたまま訊いた。
- 751 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 02:49:30 ID:fZ8bGRz40
- >>750続き。
「あぁっ、んん!おっ…俺も、あ…にきを良く…したいんだ」
語尾が小さく掠れていても、しっかりと俺の耳には聞き取ることが出来た。いつも聞いている、弟の声だから。
聞き取れはしたが、何を意図しているのかは未だに判らない。それでも、俺は自分が喜ぶのを感じた。
全く、嫌がっているのか、まんざらでもないのか解せない奴だ。元々悪気は無かったが、この行為は強姦ではないのだろうか。
「わかったよ。じゃあさ、兄ちゃんのを口でしてくれるか?」
弟が今日一番の素直さで頷いた。俺はこの時今までで一番良い顔をしていたと思う。
結局罪悪や疑問の念よりも、願望のそれが勝ったのだ。それに、他でもない弟きっての希望を聞き入れない訳にもいかなかった。
俺が立て膝をすると、弟は起き上って近づく。恐る恐る手が動き、ゆっくりとズボンと下着を下ろすと、俺のそれが露出した。
いきり立ったそれを見て弟は萎縮したように見えた。思い返せば、一緒に風呂に入っていたのは当の昔だ。
細い指が根元を頼りなげに包んだ。上気した顔を近づけて舌を当てはしたが、すぐに口を離して困惑した表情で俺を見上げた。
「変な味がする。手だけでいい?」
「駄目。一度言ったことはやれって、前に教えたろ?」
いつの話だよ、と零すと、弱りきった様子でまた俺を見つめる。哀れに思えたので、俺は助け舟を出すことにした。
「ポケットにいいもん入ってるかもよ」
心底不思議そうにしてポケットを探ると、弟は飴を見つけた。顔を輝かせて飴を口に入れ、俺のそれも口に含ませた。
先を舌でくすぐられる。そのたどたどしさと、唾液と先走りの出す卑猥な音に、つい理性が飛びそうになった。
飴のミントが俺を焦らせる。弟の表情が快びを更に掻き立てるのはこの上ない。
そして、裏筋をなぞられた時、俺はみっともなくも、とうとう声を漏らしてしまった。
「ちゅぱ…ちゅっ…んっ、あに…き、良かったの…?」
続く。なるべく早めに仕上げます。
- 752 :K:2007/01/06(土) 04:09:13 ID:l2SD1EDCO
- >>751 飴をポケットに忍ばせてくれる兄貴…
初めは抵抗してたのに少しずつ乱れてく弟…
萌えすぎて指が震えてます。。
更新早いのも、うらやましいです!
- 753 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 09:45:59 ID:wcHr34SxO
- どちらもGJ!
続きが気になる(*´д`)ハァハァ
- 754 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 11:38:08 ID:K/JroZXp0
- >>745
乙!!乙乙乙!!!
今日はとても良い目覚めでした。
また続きがきになります。
兄貴・・・イイヨイインダヨ(*゚д゚*)
- 755 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 12:56:29 ID:etXvBbWc0
- IDそのままだけど、>>746です。
勝手に予想されてるけど、立派な腐 兄 です。
>>750-751
昼間から萌えさせていただきました。
この流れイイヨー
- 756 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 13:52:30 ID:qc8gvvqr0
- >>755
ちょwwwwマジで腐兄かwwww
弟可愛い?とかきいてみるw
お2人ともGJです。
休日にこんな萌えさせてもらえて嬉しい(*´∀`)
- 757 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 13:53:21 ID:0LWpaAAV0
- さっき読み返して萌え萌えしてたら、
>>680であんなこと言われて意識しちゃってたら>>723-724でこんなことされちゃう
・・・っていう妄想して禿ちゃった
- 758 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 22:52:10 ID:6y+AlekCO
- >>755
腐兄でこのスレを覗いてるということは……
アッー!www
- 759 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 23:32:15 ID:etXvBbWc0
- いやいや、そんなこたあない。
弟を特別可愛いなどと思ってはいないが、
まあ、よく見ればまだあどけない感じが残っているかな・・・
あまり見過ぎて「・・・何だよ。」とか言われた
俺の心中がこんなんだが許してorz
- 760 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 23:43:16 ID:2APODAxaO
- >>759
そのリアルさに親近感と萌えを感じ取った!
微笑ましいなw
- 761 :風と木の名無しさん :2007/01/06(土) 23:51:26 ID:kzzOvL0m0
- >>759
「…何だよ。」
でフラグが立った。今だ…!今ならいけるぞ!!ww
- 762 :風と木の名無しさん :2007/01/07(日) 00:45:11 ID:BXZsrpE50
- 何だよ、から始まる強気弟と気弱兄759の妄想を
途中まで入力したところで良心が目覚めた。
すまん、759と759弟に対してちょっと申し訳ない気で一杯だ。
759弟、北の大地を堪能してくれ。
- 763 :風と木の名無しさん :2007/01/07(日) 03:48:10 ID:bpU3AHLu0
- >>750-751続き。
事実感じてはいたが、落ち着きを失ってしまうのは不本意だった。折角俺が弟を先導出来たのに、これじゃ意味ないじゃないか。
「…ああ。凄くいいよ。じゃあもっとしてくれるか?」
無性に悔しくなって、大人気ないと思いつつも、俺の先を舐め続ける弟の頭を押えて亀頭全体を咥えさせた。
弟は驚いて少しもがくと、観念したのか俺のそれを吸い上げ始めたので、分泌したものが出す音は大きさを増した。
舌先で輪を描くように撫でられる。かと思えばその熱を持った粘膜が俺を攻め立てる。次第にどちらが出したものか、
何であるかも判別の付かないような粘液が俺の竿を伝った。弟が口を離して追おうとすると、新たに粘液が零れ落ちて、
俺のそれはまた濡れてしまった。それでも根強く、粘液は白濁色の糸をひいて妖しく光を照り返していた。
弟も、飴を含んでいるとはいえ拭いきれない独特の臭気に、段々慣れてきたようであった。
そうでなければ、積極的に俺のそれの上で舌を忙しく動き回らせることなんて出来ない筈だと思う。
さんざん舐められて、まだ味わっていたかったが、堪えるにはあまりに限界が近づいて来ていた。
「くちゅ…んっ…はぁっ、…あに、きの…ドクドクしてる…」
俺の興奮を感じたらしく、弟は戸惑うように口を遠ざけ、上目遣いで俺を見る。―――頼むからじらすな。切実にそう思った。
もう一度弟の後頭部を掴むと、少々力任せに小さな唇に滾った俺のものを、一気に打ち込んだ。
「え…何?――ひゃっ!」
――じらしたお前が悪いんだ。そうやって言い訳する辺り、俺も往生際が悪かった。罪は俺にあること位、十二分に承知していたのだが。
とは言え、ずっと性的対象として弟をみなしてきたので、その口内を、喉を犯すのは、俺の快感への願望を酷く満たすものだった。
喉に届かないようにゆっくりと腰を上下させる。少しも経たずに、絶頂はすぐにやってきた。
「…悪い、イく。兄ちゃんの飲んで。」
「…っ!?あぁっ、やめっ…んんっ!」
弟の抗議は、俺の思うように遮られた。弟は、口内を陵辱されたまま精を吐き出された。精液が勢いよく注ぎ込まれる。
当然逃れられずに、弟は眉間に深く皺を寄せた。そして、俺の出した精液を、涙目で飲み込んだ。
- 764 :風と木の名無しさん :2007/01/07(日) 03:49:11 ID:bpU3AHLu0
- >>763続き。
我に返ると自分のしたことが何かというのが、ようやく理解出来た。ただ必死に謝ろうとして、俺は弟を起こした。
ところが俺の予測とは打って変わって、弟は照れたように髪を弄りながら言った。
「いいよ、気にしなくて…気持ち、良かった…なら。」
俺は居ても立ってもいられなくなってしまい、抱き寄せると片方の手で下着を下ろし、弟のそれを扱いた。
すると仰け反るようにして、刺激に身を任せ、身体をびくつかせながら、湿った声で喘ぎ声をあげる。
「はっ…あぁあっ…!ふぁっ…ん、あぁ!」
先走りが指に絡みつく。俺のを舐めている間にも、絶えず反応を繰り返していたことは明らかだった。
「お前さ、フェラして感じてたの?こんなになってるじゃん。」
首筋から上へと舌を運ばせて、耳元で囁いた。力なく首を横に振っているように見えはしたが、
あまりに落ち着きを失った弟には、その言葉も快感を促進させるものに過ぎなかった。
背中に回っていたもう片方の手を脚へと移らせ、太腿の後ろから尻までの区間を行き来させた。
扱いていた手を軽く閉じて亀頭に乗せると、爪を立ててじわじわと開いていった。
「あっ!そこは…ああぁっ!ンッ…やっ…」
反射的に俺の首へ両手を回したが、それが触れた時に自分を取り戻し、動転して視線を揺らした。
そんな様子をじれったく感じて、俺は弟を更に引き寄せると、弟のそれに追い討ちをかけた。
「やっ!あっ、あ…に…き…そんなに…はぁっ、したら、俺…」
「射精しそう?」
小さく頷くと、またすぐに快感に身を震わせた。俺は何度も、一気に根元から弟のものを扱いた。
- 765 :風と木の名無しさん :2007/01/07(日) 03:50:00 ID:bpU3AHLu0
- >>764続き。
「――っ!あ、兄貴ッ!んぁっ、ああぁぁあーっ!」
弟はついに俺の手の中で達した。熱くてねっとりと纏わりつく精液を、指で掬い上げ、腰に腕を回した。
そして谷間に手を添えると、指をゆっくり挿入させた。雄を受け入れたことのない内部は、指が潰れる位に圧迫をしてきた。
「ん…兄貴、なんか変な感じする…」
苦しげな視線を送り、俺へ訴えてきた。解している内に精液と指で慣れてきただろうと思い、指の本数を徐々に増やしていく。
それでも弟は依然として苦悶の表情を浮かべたままだ。――ここか?――仕方なく思い、指を奥に進ませて、前立腺を探り当てる。
すると漸く弟が甘い声を漏らしたので、心底安心した。俺だけが良くなるなんてのは、兄としてあってはならないことだ。
「あの、恥ずかしいんだけど…」
気付かない内に弟の脚が開いていたようだ。中が探り易いようにするには止むを得ないことを告げると、
弟は口を結んで羞恥心に耐えていた。耐えるべき存在はそれだけではなかった。悦ばさせられる場所を探り当てられ、
弟のそれは再び頭を擡げていたのだ。俺もいつまでも生殺しにさせられるのは嫌だった。もっと弟に、触れたかった。
「入れてもいいか?お前に、入れたいんだ。」
「…はぁっ…ん、いい…よ。でも…」
どうしたんだと訊くと、弟は、気の高まりと恥じらいで蒸気した顔を向けて言った。
「その代わり、キスして。」
続く。長くてすみません。
- 766 :風と木の名無しさん :2007/01/07(日) 23:53:47 ID:ET6V3LZA0
- >>763-765
長くても全然GJ!
続きが気になる・・・
- 767 :風と木の名無しさん :2007/01/08(月) 15:12:13 ID:Xv4z/tT+0
- 続き期待してます。
今読み返してみると完結してないの結構あるなー・・・
こたつタソとピアスタソの続き激しくキボン。
- 768 :風と木の名無しさん :2007/01/08(月) 15:35:24 ID:X43QWxWZ0
- >>763タソGJ!
そして同じく続ききぼんしてみる。
ピアスたん、vip兄弟たん、こたつたんの続きキボン
- 769 :風と木の名無しさん :2007/01/09(火) 17:02:50 ID:K2MdYLhxO
- 焼き肉屋遭遇総番兄…マイナーか?
(;´Д`)ハァハァしちゃっているんですが
- 770 :風と木の名無しさん :2007/01/10(水) 00:33:08 ID:mBAMBTSaO
- とにかくVIP兄弟に(´Д`;)ハァハァしている
何て焦らしプレイだアッー!
- 771 :風と木の名無しさん :2007/01/10(水) 00:41:23 ID:76Uj9R2y0
- 弟の頭を押さえて、そのままゆっくり俺は前へ進み腰をこごめて
フェラさせたまま弟を横たえさせた。
顔面騎乗っぽいフェラ体勢だ。
こんなのは、俺もやった事なかったけど、弟には恥じらいなくやれた。
その後、チンポを口から抜いて、さっき弟が俺にしたように口移しで
冷めてしまった熱燗を飲ませつつ、弟の浴衣の帯をほどいた。
弟の腰をぐっと引き寄せて、何分も何分も舌をからませ合い、
唾液を吸い合い、日本酒やビールを飲みながら顔中を舐め合った。
弟が俺の乳首を吸えば、俺もお返しに乳首を愛撫した。
そうしていくうちに、兄弟もくそも感じなくなっていた・・。
体勢はいつの間にか、お互いのチンポをしゃぶるシックスナ
(続きはWebで)
弟「続きはウェブでって、ウェブに書き込んでどうすんだよ…」
兄「まあ、なんだ、常套句?」
弟「馬鹿じゃねーの」
コピペネタでした
- 772 :風と木の名無しさん :2007/01/10(水) 01:25:15 ID:lxOxjcTa0
- ワッフルワッフル
- 773 :風と木の名無しさん :2007/01/12(金) 02:10:08 ID:naZ2REKr0
- ワッフルワッフル
- 774 :風と木の名無しさん :2007/01/13(土) 21:40:36 ID:is+cTDty0
- ワッフルワッフル
いつもいつもしつこいくらいに俺にまとわりついてきた。
ぎゅうっと足にしがみついて離れなかったり、俺が出掛けようとしたら服の裾をぎゅうっと掴んだり、
ああそういえば構って欲しかったらしくて髪の毛を引っ張られたこともあった。あの拗ねた顔は本当に可愛かったな。
一緒に来てっつってどこにでも俺を連れて行こうとしたし、友達と話してるだけでむっとしてたり。
たった1歳しか違わないもんだから、兄弟みたいに感じたことはあんまりなかった。
むしろ、そう、親友とか。喧嘩したってすぐに仲直りしたし、そのたび絆は深まった。いい話だ。自分の事ながらものすごくいい話。
「なのにこーんなにでかくなりやがってクソ兄貴。
なんなんだよ、食ってるモンも住んでる場所も同じなくせに!
小さい時は兄とは思えないくらいべったべたに俺についてまわって…」
「しょうがないだろ、年月は時に残酷なんだよ」
「もうほんと見上げるたびにつまんない気持ちがするよ!
あーんなに可愛かったのに… 生意気だー兄貴のくせに!」
「お前それ言うの何回目だと思ってるんだ…」
「うるせー同じ部屋に住んでるんだからしょうがないだろー!
最近は仕事仕事って明け方に帰って来て…
さっさと彼女でもつくって引っ越せー!」
「そうやってまたお前は痛いところを…
お前こそさっさと彼女をつくりなさい! そしたら俺だって出てく。うんそうする」
「………べつに無理してつくんなくてもいいけど」
「え、そう?
(お前は変わったって言うけど俺は今でも同じだよ。
いつだってお前と離れたくないし構って欲しいし、そう、子供の頃に名前の付けられなかった、
お前を誰にも渡したくないっていう感情だって「嫉妬」という名前がついただけで、
今も、ずっと、)」
- 775 :風と木の名無しさん :2007/01/14(日) 00:22:28 ID:2q9Di5Pk0
- >>774
いいお!萌えた・・・
- 776 :風と木の名無しさん :2007/01/14(日) 00:33:02 ID:ixeyG0fUO
- >>774
萌ちまたじゃねぇか
- 777 :風と木の名無しさん :2007/01/14(日) 14:22:55 ID:VoS3TtAUO
- >>765続き禿げしく希望(´Д`;)
萌えが止まりません
余裕がだんだんなくなって来る兄萌え
- 778 :風と木の名無しさん :2007/01/15(月) 23:04:03 ID:i5CHo5xL0
- またびっぷが遊んでる…
801兄貴激しくお仕置きぷりーず
- 779 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 01:28:12 ID:4msoSgLV0
- 「バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!」
いきなりの事態に思考がついていかない。
何だコレ何してんだアンタ!?
思考回路がストップした頭のせいで体は硬直してしまっているのに
俺を咥えて追い上げる兄貴の舌使いに知らず背をそらしてしまう。
そんな俺の事などお構いなしに膝をつき、俺の腰に手を回して
がっちり固定した上で思いのままになぶって来た。
オトコの体は快楽に弱い。
与えられる快楽を受け入れる事しかできなくなった。
足に力が入らなくなってきて背後のテーブルに寄りかかるようにしたら
更にくわえ込みやすい角度になったらしい、強弱が激しくなった。
「ぁっ!…ふ、ぅ…や、」
既に意味の無い制止の言葉を搾り出そうとしても呟く程度にしかならない。
引き剥がそうとして両手を兄貴の頭に差し込むが、無駄にさらさらしている
その手触りと頭の振りに動きをリアルに感じてしまい、顎が上がる。
無言で(そりゃなんか咥えてりゃ喋れないけど)追い上げてくる兄貴に
体の熱さとは別に空恐ろしさを感じる。
「あ、にき…っ、何で…?…あぁっ!!」
もう少しで達する、という所でいきなり根元をきつく手で押さえられて
悲鳴をあげてしまった。
快楽を奪われた不満を滲ませる声に、今更羞恥心とやらが出てくる。
視線を下ろすと、そこには見た事もなかった見るはずもなかった
男の貌をした兄貴が俺を見上げていた。
「全くお前は…何もわかってないのか…?」
苦笑しながらの台詞に何故か感じさせられてしまい、肩が揺れた。
- 780 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 01:39:27 ID:4msoSgLV0
- …苦笑されても困る。とにかくこの熱を何とかしてくれ。
こんなんじゃ何も考えられないっつうんだよ。
そんな心の声が聞こえたのか、手を離さずにおもむろに舐めてきやがった。
「ああっ!!、や、やめろって…!…なあ、あ、ぁ…」
俺に見せ付けるように舌を出して舐めあげる兄貴は普段の物腰とは
想像もつかない。
これの何処が穏やかな喫茶店主人だと思うよ。いや誰も思わない。
尖らせた舌でねじ込む様に先端を攻めて来る。
更にいつの間にか腰から外された手が足の付け根や腿を柔らかく揉むのにも
声を上げてしまう。
立っていられなくなってテーブルに肘をつくと、腰を抱え上げられて
テーブルに横たえられてしまった。
- 781 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 01:50:04 ID:4msoSgLV0
- 「んっ…はぁ、あ、…」
根元は押さえたままでねっとりと攻められ
声を上げて顎をそらすしかできない。恥も何も無い。イイ、すげえいい…。
でももう、もうとにかく許してほしい。
身に覚えは無いが土下座してもいいくらい謝罪するから。
こんな生殺し状態を続けられたら気が狂いそうだ。
「…は、あにきぃっあ、ぁあっ!…も、もぉっ…」
うわごとの様に呼び続けると、唐突に顔を上げて俺を見た。
「ん?どうした?」にこ、と含むところのありまくりだろうと
突っ込みいれたくなるような微妙に黒い笑顔をくれた。
その笑顔はいつものような小言をいう笑顔と一緒なんだが
いかんせん状況が違いすぎる。本当に俺を押し倒している
目の前の男は兄貴なんだろうか。
しかし、仮に兄貴とは別人だろうがとにかく今の俺の状況を何とか
してもらわなければならない。
- 782 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 01:59:33 ID:4msoSgLV0
- 「も、やめ、て…くれ、」
荒い息で切れ切れに言う。
そうすると。
器用に片方の眉だけ上げて「この状態で離せって事?」と
この状態、と手の中のオレを目で示してたずねてきた。
う…。当然一刻でも早く離してほしい。
だが爆発寸前のオレはトイレまで耐えられるか。
少しでも動いたらその衝撃だけでヤバい気がする。確実に。
そしてものっそい間抜けだ。前だけくつろげた状態で
背を丸めてよたよたトイレまで歩くのも。
そんな下らない逡巡をしている俺に
「それともとにかく終っとく?」と、またまたさらりと言いつつ
花のつぼみのように手の指先を閉じてオレの先端にあて、根元へと
包み込むようにゆっくりと指を滑らせた。
ただでさえ苦しいのにそんな事されたら堪らない。
「ああっ!!」
背中が弓なりにそれて浮き上がった。
- 783 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 02:06:35 ID:4msoSgLV0
- 「あっ…あ、もぉ、いやだ…ぁ…あ」
腕に力が入らない状態で、何とか首を振る。
とにかく、もう、もう嫌だ。早く楽にしてほしい。
「…いじめすぎたか、」ぽつり、と呟く声が聞こえた瞬間、
熱い粘膜がまたオレに巻きついた。
「あぁああ!!…あ、あぁ、は、ふ…んん!!」
裏の筋から足の付け根から、色々な角度から攻められて
ひときわ強く吸われて根元の抑えも外されてようやく俺は開放された。
- 784 :さてココは何処なんだ :2007/01/16(火) 02:17:04 ID:4msoSgLV0
- 息遣いは荒いものの、開放されたお陰でちょっと頭が動いてきた。
そもそも何でこうなったんだっけ…。えと、今日は…
高校から普通に帰ってきたら、家兼店に同級生が客としてきていた。
それはいつもの事だよな。マスターなんて呼ばれてる兄貴が
コーヒー淹れてやってて。
普通に俺も話に加わったよな、で…、あいつら帰って…。
そろそろ店閉める時間だし片付け手伝いながら兄貴と話して…片し終って。
奥に行こうとしたらいきなり振り向かせられて…キスされたんだよな。
何かわからなくて目を白黒させてたら思い切り舌入れられて…。
我に返って突き飛ばして怒鳴ったと思ったら目の前に膝つくから
え、土下座?!って思ったら……こうなっちゃったんだな…。
なんか、今。目を開けるのが怖い。
- 785 :風と木の名無しさん :2007/01/16(火) 21:14:20 ID:YH1IYdfbO
- こなああああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
- 786 :風と木の名無しさん :2007/01/16(火) 21:15:14 ID:YH1IYdfbO
- うしろから男たちがギターをかきならしながら来たお
- 787 :風と木の名無しさん :2007/01/16(火) 21:15:38 ID:L2Jsi8cX0
- 801とか言ってる時点で相手にならない事は証明されたな
801は現実的に考えて現実的にありえない数字なのが目に見えて火を見るより明らか
俺はパンチグンマシーンで100とか出すんだが?
まあ本当に強いやつは強さを口で説明したりしないがな
文句があるならカカッてこいよ?
- 788 :うふ〜ん :うふ〜ん ID:DELETED
- うふ〜ん
- 789 :風と木の名無しさん :2007/01/16(火) 21:28:18 ID:wpn/M7dj0
- >>779-784
禿萌えた!!!!!
続きあるのかな?あったらぜひぜひ書いて欲しい…
- 790 :風と木の名無しさん :2007/01/16(火) 22:50:37 ID:TKP7mOLRO
- >>784
G
J
!
- 791 :風と木の名無しさん :2007/01/17(水) 01:17:16 ID:hwQ5Z+zs0
- / /_________________
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∧_∧ (  ̄)
( ´∀`) / /
/⌒ _ / /./ このスレはVIPが占拠しますた
\ // /\
 ̄ ̄ ̄(_二_
- 792 :風と木の名無しさん :2007/01/17(水) 01:45:03 ID:2Kk2rFh00
- sage
- 793 :風と木の名無しさん :2007/01/17(水) 21:54:50 ID:E6iWnfJX0
- >>779
初心を思い出させる導入部萌え(;´Д`)ハァハァ
- 794 :風と木の名無しさん :2007/01/18(木) 04:57:05 ID:9LXWPUyMO
- >>784 テラモエス…!
スレタイが綺麗に文の流れに組み込まれてて感動した
兄もっとやれ
- 795 :風と木の名無しさん :2007/01/19(金) 22:10:50 ID:qAtxUKo+0
- >>794の最後の一文禿同
- 796 :風と木の名無しさん :2007/01/22(月) 08:28:21 ID:M5FvUqrHO
- 目が覚めたら、そこは弟の部屋で、弟のベッドの中だった。目覚めと共に軽い混乱。
「何事?」
思わずポツリと独り言。弟は未だベッドにうずくまったまま、もちろん答えるものはいない。
そうだ、昨日は誘われて飲みに行ったんだった。
俺は、すこぶるアルコールに弱く、一滴でも飲んだら素面ではいられない体質ではあるが、それと同時に乗せられやすい性分でもある。
ああ、そうだ。昨日も乗せられるがままウーロンハイを一気に喉へと流し込んだ。
そしてそれからの記憶が抜け落ちてしまっている…。
「また、やっちゃった?」
弱いのに、何で呑むかな。とは弟の言葉である。
ことあるごとに酔う兄の世話をするのはいつからか、弟の役目になっている。
「ごめんなー…」
未だ目を覚まさない弟に申し訳なくて仕方がなくなる。
そっと頬に手を伸ばすと、冷えた指先を嫌がるようにしかめっ面になる。
ふ、と愛しい気持ちが胸に湧いた。
「にーちゃんは、悪いにーちゃんだー…」
この気持ちが勘違いであれば、どれだけ楽になるだろうかと、いつも考える。
勘違いであれば。
こいつの憧れでありたくて勉強も頑張ったし、部活もクソ真面目に続けた。
ぜーんぶ、何ともないような顔をして。
我ながら馬鹿だと思う。
「にーちゃんは、お前の事が」
両の手で弟の耳を塞ぐ。
―…この先は、聞かせちゃいけない。
「お前が、好きだよ」
- 797 :風と木の名無しさん :2007/01/22(月) 23:14:18 ID:nsXHBfoN0
- >>796
セツナス…モエス!
出来れば続きをお願いします。
- 798 :風と木の名無しさん :2007/01/22(月) 23:29:24 ID:ew/1UVJ/0
- 修学旅行帰りの話の続きはどうなったんですか?
弟ももう北海道から帰宅してしまいましたw
- 799 :風と木の名無しさん :2007/01/23(火) 01:02:56 ID:7jcUUwTwO
- >>796
姐さん…萌えです…
- 800 :796:2007/01/23(火) 01:53:35 ID:DWS+besxO
- 理由を、探している。
弟に触れるための口実を。
些細なことで良い。例えば糸屑がついている、とか、肩揉んでやろうか?とか。
理由を探している。
何故こんな面倒なことをしなければならないのか。
兄弟のスキンシップなんて微笑ましいものじゃないか。
何故言い訳を考えているんだ。
何故言い訳を考えなくちゃいけないんだ。
兄弟なのに。
兄弟なのに。
「兄弟だから、じゃねーか…」
その結論に至った時、兄は至極脱力した。
こんなことに長い間悩んでいたのか、と。
しかし結論が出てしまえば、何もかも片付くわけではない。
むしろ苦しい想いをするのは気付いてからで、いくら口実を考えようとも、
根底にある想いのために、罪悪感が付き纏うのだ。
「なんだよ、兄ちゃん。最近落ち込んでんなー」
「…お前は、良いよなぁ」
今日も兄は、罪悪感に苛まれながら、理由を探しているのだった。
続きじゃなくて申し訳。携帯の下書きに入れといた兄弟萌え放出
何度もスマソ
萌えてくれてありがとう
- 801 :風と木の名無しさん :2007/01/23(火) 04:33:40 ID:yYnuLNNX0
- >>800
めっちゃいいですお・・・
萌えすぎてたまらんすお( ^ω^)
- 802 :風と木の名無しさん :2007/01/23(火) 14:25:14 ID:VHoQ0NI00
- 「…お前は、良いよなぁ」で、ついヤサ車さんを思い出して萌えたw
- 803 :風と木の名無しさん :2007/01/23(火) 22:02:19 ID:4Z2JxtxGO
- 同じくやさぐるまさん思い出した。
でもあの兄弟は血つながってないし、べたべた密着しすぎだからそんな悩みは皆無だなww
- 804 :風と木の名無しさん :2007/01/24(水) 16:16:11 ID:rN6/xb+MO
- あの二人は血がつながってたら、このスレ的にもたいへん美味しい二人だったのにな
- 805 :風と木の名無しさん :2007/01/26(金) 03:00:52 ID:CvCpJsFpO
- さっき、川原でやった六尺兄貴凄かったです!ガチムチの色黒兄貴がオッス連呼で
張型ケツにぶちこまれ腰振ってました。俺もくわえさせられて浣腸食らい無様に
排便さらしました。バリカン出されたときは一瞬引いたけど、兄貴の「いやなら
止めていいんだぜ!」の一言で覚悟決め、生まれて初めて丸刈りになりました。そ
の後、脇・チンゲも刈られてビンビンのマラ、思いっきりしごかれ派手にガチムチ
兄貴の顔に飛ばしました。スッゲー男らしく気持ちよかったです。また行くとき
カキコして下さい!帰ってから丸刈りの頭見て、また感じまくってます!
- 806 :風と木の名無しさん :2007/01/26(金) 09:45:15 ID:ZZ7U+uJt0
- 懐かしいな。だがスレ違い
- 807 :風と木の名無しさん :2007/01/28(日) 03:22:53 ID:bnxl+wFS0
- 上のコピペ改変 保守
学校からの帰り道、いつもの橋を渡り終わったときに何か聞き覚えのある声がしたから、川原を覗き込んでみたんだ。
そしたら、友達のたっくんがズボンもパンツも下ろして、たっくんのおにいちゃんにおしりを向けてるのを見ちゃったんだ!
何してるんだろ、と思ってじっと見てたら、たっくんのお兄ちゃんに見付かっちゃっておいでおいでされた。
なんか変な感じだったけど、とりあえず近付いてみたら、たっくんはおしりの穴にピンクの棒をいれてて、顔を真っ赤にしてはあはあいってた。
あ、たっくんがぼくに気付いたみたい。
あれなんで?たっくん、こしをくねくねさせ始めて子犬みたいな鳴き声をあげはじめちゃった。
たっくんのおにいちゃんは…?あれ、チャックから出てるのおちんちんなの?
あかくてなんかおっきくて空に向かってるよ?
たっくん、泣いてる。
さあどうしようか
ともだちのお兄ちゃんでも出すかな
- 808 :風と木の名無しさん :2007/01/29(月) 19:37:46 ID:opsvz4oQ0
- (;´Д`)ハァハァ
- 809 :風と木の名無しさん :2007/01/31(水) 16:00:13 ID:clWb0yvK0
- 保守
- 810 :風と木の名無しさん :2007/02/04(日) 01:31:18 ID:YwLcmmSzO
- 保守
輝きスレでここを探していた姐さん、辿り着けただろうか?
- 811 :風と木の名無しさん :2007/02/07(水) 15:49:25 ID:AIngG83l0
- 保守
- 812 :風と木の名無しさん :2007/02/08(木) 21:33:46 ID:YlsWR8vK0
- 兄「ただいまー…ん?」
弟「あ、兄貴おかえりー」
兄「またお前かよ…かぁちゃんは?」
弟「今日も婦人会だってさ。ごはん、もうすぐ出来るからね!」
兄「お、おお」
弟「へへ、今日は不味いとは言わせないからな♪」
兄「何だよ、特訓でもしたのか?」
弟「ないしょ〜☆うひひ」
大好きな兄×弟を妄想しつつ保守
- 813 :風と木の名無しさん :2007/02/09(金) 00:05:12 ID:KpiHwtFs0
- 上のコピペをまた改変して保守
部活が終わって家に帰る途中、川原に誰かいるのが見えたんだ。
よく見たら、たけるとそいつの兄ちゃんだったんで、おーいと言ったんだけど何か様子が変だった。
近づいてみたら見てしまったんだ、たけるが兄ちゃんにケツ向けてるのを。
一瞬訳が解らなくなって立ち止まったけど、そいつの兄ちゃんが俺に気付いたようで手招きをされたんだ。
変に胸がどきどきしちまって、俺はさらに近づいてみたんだ。
たけるは何かをケツに入れられて、顔を真っ赤にしながらはぁはぁと言ってたんだ。
たけるはやっと俺の存在に気付いて、兄ちゃんに何か言ってたけど上手く聞き取れなかった。
その内たけるが女みたいな声を出して体をくねらせ始めたんだ。
さらに兄ちゃんはズボンのチャックからでかいチンコを出してきた。
たけるも泣き顔になりながらチンコ勃ってたんだ。
一応済まないと思う気持ちはある
- 814 :風と木の名無しさん :2007/02/09(金) 01:06:44 ID:/YrY2vYpO
- 「兄貴とこーやって通学すんのも今日で最後か」
チャリの荷台に乗った弟が呟く。
「何か言ったか?」
「なんでもねー!」
とっさに聞こえなかったフリをしたが、寂しそうな声は耳に届いていた。
「1年なんてあっという間だったなあ」
ほんの少しだけ甘えるように、俺の背中に弟の頭がもたれかかる。
理性より先に不埒な本能が反応して、心臓が跳ねた。
手を出したい欲求を理性総動員で宥めつつ、チャリを漕ぐ足に力を込める。
「…俺が卒業しても、ちゃんと遅刻しないで学校行くんだぞ」
「……分かってるよ」
拗ねた声が可愛い。出来るならチャリを止めてでもその顔を見たい。触れたい。
後ろにいる弟は、この想いに気付いてないだろう。今はそれでいい。
あと2年。2年経ったら、無理矢理にでも俺のものにしてやる。
時が至るのを待つ兄×実は気付いているかもしれない弟が保守
- 815 :風と木の名無しさん :2007/02/09(金) 01:47:11 ID:3P9W3sf00
- >>814
萌えたよ。自転車はいいね
- 816 :風と木の名無しさん :2007/02/09(金) 02:50:00 ID:NN8E1igl0
- >>814
(´Д`;)ハァハァ
姉さん素敵すぎます。
- 817 :風と木の名無しさん :2007/02/11(日) 14:03:02 ID:1aQylLGnO
- >>814
萌え殺す気ですかあなたは。
超超GJです!!!!!!!
- 818 :風と木の名無しさん :2007/02/15(木) 16:22:47 ID:6bXr/LkP0
- 保守
- 819 :風と木の名無しさん :2007/02/15(木) 23:41:12 ID:iyIPqUAg0
- 昨日の兄貴は両手に紙袋を下げて帰ってきた。
その袋は中を確かめもせずにリビングに置いてある。
いつものようにお袋がおやつにみんな食べてしまうんだろう。
太るワーと言いつつこれを楽しみにしてるのを俺は知ってる。
…俺はといえば、義理すら碌に貰っていない。
別に欲しい相手がいる訳でもないのだが、寂しいことに代わりはなかった。
「欲しいならやるぞ」
「いらねーよ。つーか兄貴、本命とかいないのかよ。
昨日もバイト終わったら真っ直ぐ帰ってきてるし」
ゲームしつつも袋を気にしていた俺に、そう声を掛けてくる。
何だか自分が卑しいような気がしてきて、話を逸らした。
「本命、か。お前はいないのか?」
「いたら、兄貴とこんなことしてねえよ」
「……そうだな。オレも、おまえとこうしてる方が今はいいよ」
くすり、と兄貴が俺を見て笑う。
何だか分からないけど、頬が赤くなるのが分かった。
「……喉渇いた」
振り回していたリモコンを置いて、立ち上がる。
寒い筈の廊下が火照った顔に心地良かった。
モテ兄貴(自覚済み)×弟(無意識に反応)で保守
- 820 :風と木の名無しさん :2007/02/16(金) 04:52:48 ID:q2Fk1bUa0
- >>819
萌えた!優しい兄貴にハァハァ
- 821 :風と木の名無しさん :2007/02/16(金) 10:04:22 ID:6PpRiU9q0
- >>819
素敵!!
いいわあ(´Д`;)ハァハァ
- 822 :風と木の名無しさん :2007/02/16(金) 20:42:20 ID:3pyqhsUmO
- >>819
イイヨーイイヨー(*´Д`)なるようになってしまえ
- 823 :風と木の名無しさん :2007/02/16(金) 23:19:12 ID:3VUt1O36O
- (;´д`)ハァハァハァハァ... >>814 >>819 GJ!やっぱ 兄弟っていいね。兄弟って書いて兄×弟だよ!
- 824 :風と木の名無しさん :2007/02/17(土) 23:08:58 ID:1/4V2PyWO
- >>819
姐さんGJ(*´Д`)=3ハァハァ
兄弟イイヨ-イイヨ-
- 825 :修学旅行ネタ :2007/02/18(日) 21:32:02 ID:ob0hLd12O
- >>745 続き
「…ひぁ…!兄貴、触っちゃやだ…」
「だってお前の、可哀想だろうが」
兄貴の手がするすると俺のズボンと下着を下げると、
すでに大きくなり始めたモノが勢いよく姿を見せた。
「…もうこんなにキラキラ光ってる。キスだけでこんなに感じちゃうんだ。エロい体だね」
「言…うなょ…っ!つか見んな…ぁ」
「なんだよ。昔は一緒に風呂入ったろ?」
なおも俺のさきっぽを指でくちゅくちゅ掻き混ぜながら言う兄貴に、
いつの話だ!とツッコんでやりたいが、長旅で疲れてる上に溜まってるので抵抗できない。
むしろ突っ込まれそうなのは俺だ。
「俺も男相手するのは初めてだからさ、希望とかあったらすぐ教えてね」
さっき俺にキスした柔らかい兄貴の唇が、
俺のモノにそっと触れたのが分かった。
兄貴の頭が俺の脚の間にあるのを見て、
雑誌とかで読んだ事しかない快感が待っている事に
俺は、
少なからず期待してしまっていたんだと思う。
遅くてスミマセン…
- 826 :風と木の名無しさん :2007/02/18(日) 21:55:11 ID:f3kNp1a90
- >>825
イイヨイイヨー(´Д`;)ハァハァ
今日はこれでモナニースルオ
- 827 :風と木の名無しさん :2007/02/19(月) 01:45:53 ID:haDhUawvO
- >>825
GJ!
>むしろ突っ込まれそうなのは俺だ。
にワロタw
- 828 :風と木の名無しさん :2007/02/19(月) 18:10:46 ID:59SUYc4yO
- 誰が上手いこと言えとwwwでも萌えた
GJ
- 829 :風と木の名無しさん :2007/02/19(月) 18:19:55 ID:HTrY2NKZ0
- おにいちゃん、おにいちゃn。
- 830 :風と木の名無しさん :2007/02/20(火) 10:22:56 ID:PvFBBpxLO
- 434 名前: おさかなくわえた名無しさん [age] 投稿日: 2007/02/20(火) 02:38:44 ID:aXJpZel6
寝てるときに服脱ぐ癖が合って、その日も目が覚めたらマッパだった。
俺の服と布団はどこに行ったんだろうと、ボーっとしていたら、
俺の部屋のドアの向こうから兄貴の声。
入るよー、と兄貴。
ちょ、おま、まて、と俺。
開け放たれる扉。
咄嗟に掴み取った服と思わしき布。
顔を覗かせる兄貴。
エプロンを身に付けた俺。
笑顔が固まる兄貴。
裸エプロンで不気味に笑う俺。
凍り付く時間。
無言で去る兄貴。
静かに閉じられた扉。
脱ぎ捨ててあった自分のパンツを握り締めて、俺は泣いた。
- 831 :風と木の名無しさん :2007/02/20(火) 13:22:46 ID:2VqQwYYX0
- >>830
禿萌えた!!!!
- 832 :風と木の名無しさん :2007/02/20(火) 13:23:06 ID:nlGhPTXz0
- >830
朝、昨日貸した辞書を返してもらおうと弟の部屋に行った。
入ろうとした時何か言ってたが、
急いでいた俺は返事も聞かずに部屋に入った。
そこで見たものは、エプロンを身につけた弟だった。
よく見るとエプロンのみでその下は…
目が離せなくなった自分の視線を弟から引きはがし、
俺はなんとか部屋を出た。
あいつはそういう趣味だったのか。
それともどこかの誰かのためか。
俺のため…な筈ないか。
考えていたらなんだかもやもやしてきたので、朝食もとらずに家を出た。
思い出すたびに鮮明になっていく姿。
今日の授業をまともに聞いていられるか自信がなかった。
- 833 :風と木の名無しさん :2007/02/20(火) 23:20:34 ID:VKMNoQA80
- >>832
GJ!
- 834 :風と木の名無しさん :2007/02/21(水) 08:06:31 ID:VdwikGH3O
- >>830
ちょっと待て
a.近くに自分の服も布団もない
b.エプロンはすぐ手に届く場所にあった
c.俺の部屋
abcの和を求めた時に導き出される答えはただひとつだよな?
- 835 :風と木の名無しさん :2007/02/21(水) 09:54:46 ID:uy24pDW+0
- >834
ということは、弟が寝てから今朝にかけて兄が弟の部屋に入るのは
これで二度目ということですか。
脱ぐ癖があるのではなく、脱がされているということですか。
き…気が付かなかった…!
- 836 :風と木の名無しさん :2007/02/21(水) 15:24:29 ID:lS81TCT/0
- すごいよコナン君!
- 837 :風と木の名無しさん :2007/02/21(水) 15:57:05 ID:xQQ/SK4D0
- しゅごいよリョーマくぅん!
- 838 :風と木の名無しさん :2007/02/21(水) 21:32:30 ID:1Uo+ZPP6O
- つまり兄は知らん顔しながら弟の恥ずかしい格好を覗きにきたドSさんという事ですね
- 839 :風と木の名無しさん :2007/02/25(日) 03:49:10 ID:5OiNJUFn0
- >>810
今日ようやく見つけられました。
でも、シ ャ ワ ー 官庁 でぐぐってて偶然見つけたってアレでごめん。
スレタイでやっぱバーボンだと思ったけど、踏んでよかった。
上から下まで舐め回すように読んで萌え尽きた…兄弟最高(・∀・)!!!!
スレタイで一つ。
居間でテレビを見ているうちにつるっと寝てしまい、
ふと気付いたときにはパジャマ代わりのスウェットをずり下げられて
うつ伏せで指を入れられている状態だった。
「バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!」
「んー?健康診断」
俺の身体を知り尽くしているその指が、内部の一番いいところを擦る。
「んくぅッ、んあっ、ああ!」
「弟くんは今日も健康そうですねぇ〜」
楽しそうな声が癪に障る。
抵抗したくても脚は広げられて伸し掛かられているし、腕は後ろ手に何かで縛られていた。
せめて指から逃れようと腰をひねるが、
「…誘ってんのか?」
「ちが…ひっ、いあっ、あうぅっ」
指の動きが激しさを増すだけだった。
この鬼畜変態サド野郎め…!
「…お前って馬鹿だよなぁ。俺がいるのに、寝るか?フツー」
「知ら、ね…っ」
「なぁ、昔みたいに『兄ちゃん』って呼べよ」
そしたら許す、なんて言われてもな。
「…絶対言うか、このクソ兄貴!」
そうしてますます鬼畜スパイラルに巻き込まれていく俺は、やっぱ馬鹿かもしれない。
- 840 :風と木の名無しさん :2007/02/25(日) 14:48:36 ID:fbN/bR060
- >>839
到着オメデトウございます。
スレタイにちなんだ書き込み、禿げ萌えました。
続きをお待ちしております。
- 841 :風と木の名無しさん :2007/02/25(日) 15:33:32 ID:g1CTzAF90
- >>839
キタ━(゚∀゚)━┥北│北│北│北│北│北│北│北│北│北│北│北│北┝┥北┝━(゚∀゚)━!!!!!
- 842 :風と木の名無しさん :2007/02/25(日) 22:01:09 ID:Wx3pbdCv0
- 保守
- 843 :風と木の名無しさん :2007/02/27(火) 12:06:54 ID:sHO1JnDW0
- あと一週間。あと一週間で兄貴が帰ってくる。
上京した二つ上の兄貴は、今年俺が受験生だということを理由にこの一年帰ってこなかった。
でもそれもあと一週間で終わりだ。
早く、早く帰ってこい、兄貴。
時期ネタ?お兄ちゃん好き過ぎる弟で保守。
いつもこのスレ見て禿げ萌えてるよ!
- 844 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 00:18:34 ID:C2JN1iIEO
- 保守上げ
- 845 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 04:03:46 ID:0AqkDViiO
- >>897
眼鏡でエリートで隠れ鉱物マニアって設定狙いすぎ。萎える。
- 846 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 04:06:00 ID:0AqkDViiO
- ↑は誤爆です。誤爆スレに投下するつもりが恥ずかしい…。
- 847 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 04:46:49 ID:UUdOYeBW0
- バッキャロォー兄貴イィ…何言いやが…誤爆!
- 848 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 08:41:28 ID:QMU33c630
- 眼鏡でエリートで隠れ鉱物マニアな兄×変人に振り回される弟なら萌える
- 849 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 19:44:51 ID:+TM838vr0
- 兄のペースに乗せられるのを嫌いつつも、
「兄貴は俺とその石、どっちが好きなんだよ…」
とか思ってたらいいな
- 850 :お目汚し失礼しますよ。:2007/03/01(木) 21:19:12 ID:wY84NHbB0
- 今日、一枚の写真が出てきた。
そこに写って居たのは幼い頃の自分と兄。
弟「この頃は、仲良かったな・・・」
今では、必要最低限の会話しかしない兄弟になってしまったが、写真に写る昔の自分達は手を繋いで笑いあっている。
兄の事を嫌っている訳ではない。むしろ嫌っているのは兄のほうだ。
自分に向けられる嫌悪に満ちた顔に気づいた日から、以前のように兄に気軽に話しかけられなくなってしまった。
何度か関係を修復しようと試みたものの、依然として向けられる嫌悪に満ちた顔。
自分は兄に何か嫌われるようなことをしたのだろうかと思い悩んだ日もあったが、答えは闇の中。
弟「ま、どうせ出て行くんだし。関係ねーか」
弟は荷造りをし始めたが、胸の辺りがざわざわする。
きっとこれから始める新生活への期待と不安だろうと自分に言い聞かせ、衣類を手際よくダンボール箱の中へしまった。
- 851 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 21:20:55 ID:wY84NHbB0
- 一階のリビングに降りて行くと、兄がキッチンで料理をしている最中だった。
兄が居るなんて少しも気づかなかった弟はリビングに入るのを躊躇った。
また、あの嫌悪の眼差しを向けられるのは耐えられないから・・・。
弟がまだ躊躇っているとふと兄と目が合った。
兄は「どうした?」と笑った。
久し振りの兄の笑顔に拍子抜けする弟をよそに兄は「お前もオムライス食べるか」と問う。
弟は首が千切れんばかりに上下に振った。
兄「はははは。お前、そんなに腹減ってたの?」
弟「あっ・・・うん!」
兄「ソファの所で食べる?それともテーブル?」
弟「あっ・・・っとソ、ファ」
兄「了解。あっ、皿とって」
弟「うん」
何がどうなっているのか。昨日まで一切、兄弟の会話なんて無かったのに・・・。兄が自分に笑顔を見せてくれるなんて一体、何年ぶりなんだろう。
弟「あっ、なんか手伝う?」
兄「んー・・・いい。座ってな」
弟「うん・・・」
もしかしたら、昨日までの兄はエイリアンか何かが兄の振りをしていたんじゃないか?そのエイリアンがどっかに行ってしまったので、兄は元通りになったんじゃないか。なんて非現実的な事を考えながら、兄の後姿を眺めた。
夢みたいだった。また、兄とこうして仲良く出来るなんて…。
- 852 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 21:32:46 ID:wY84NHbB0
- 兄の作ったオムライスは絶品だった。お店でも出せるんじゃないかと思うほどだ。
弟「ごちそうさまでした!あーマジうまかった。兄ちゃん、店出せるよ!」
兄「そんなにおだてるなよ」
弟「マジだって!兄ちゃんが店出したら、オレ毎日通うよ!!」
上機嫌になってペラペラと口を動かし続けた。話をやめてしまったら、もう二度と兄と会話が出来ないような気がしたからだ。それを兄はただ黙って聞いてた。
首の周りがくすぐったい・・・まるで、大型犬に嘗め回されているようだ・・・あぁ、きっとジョンだ。ちゃんと躾けたはずなのに、バカ犬め・・・。
弟「・・・んっ・・・ジョ・・・め」
ジョンを怒ろうと重いまぶたを無理に開こうとするが、眠気が絶えず襲ってきて邪魔をする。ジョンを退かそうとした。
弟「んぅ・・・」
手にふわりと触れたものはジョンの毛並みとは異なっていた。次第にハッキリとして行く意識の中、思い出した事・・・ジョンは中学2年の秋に死んだという事。
ハッとして目を見開くとそこに居たのは当然、ジョンではなかった。
弟「にぃちゃん?・・・何・・・して・・・んの?」
兄「・・・・」
自分に覆いかぶさっている兄と露わになった自分の上半身。
弟「・・・は?・・・何?え?」
混乱する弟をよそに兄は首筋を舐めた。
- 853 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 21:35:08 ID:wY84NHbB0
- 弟「な・・・ちょ!・・・んっ」
兄「なぁ。お前、出て行くんだよな?」
弟「うん」
兄「じゃあさ餞別、頂戴。」
弟「は?餞別?」
兄「うん。」
弟「金ないよ」
兄「ねーのかよ。・・・じゃあ、お金の変わりに、セックスしよう」
弟「なっ!バ、バカじゃねーの?!」
兄「セックスするのいや?」
弟「当たり前だろ!!男同士でするもんじゃねーだろ!」
兄「ふーん・・・じゃあ、キスしよう?」
弟「は?なんなの?さっきから。兄貴はそんなにオレの事嫌いなのかよ!」
兄「キスは外国では挨拶代わりじゃん?さよならの挨拶・・・しよ?」
徐々に近づく兄の顔。唇に触れるか触れないかの所で兄の顔が止まった。
兄「なー、お前のファーストキスの相手って誰?」
弟「・・・誰だっていいじゃん」
兄「俺だったらいいのになー」
冗談っぽく笑う兄を怒ろうとした隙に唇を重ねられた。
触れるだけの軽いキスは、徐々に深くなっていった。
- 854 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 21:43:12 ID:jRVu+obw0
- >>853
(´Д`;)ハァハァ
イイ!お目汚しだなんてトンデモニャー
イイヨイイヨー
オムライスの語りの部分、兄弟の最高の愛を見せて頂きました。
セクロスへ続く語りの部分も良いよイイよー。
- 855 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 22:01:37 ID:hfCJ+jgzO
- >>853
弟かわいいよ弟
ところでペッシのスレはここですか
- 856 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 22:02:34 ID:PSornCEp0
- >>850-853
GJ!!!!!
ほんとにお目汚しなんてとんでもない!!
- 857 :風と木の名無しさん :2007/03/01(木) 22:04:46 ID:7A61du2yO
- スレタイで張飛受けスレなのかと思ってドキドキしてしまったジャマイカ
- 858 :風と木の名無しさん :2007/03/02(金) 11:27:00 ID:7FZO2jFs0
- >>857
ちょ、思わぬところで同士と出会ってワロタw
- 859 :風と木の名無しさん :2007/03/03(土) 00:34:07 ID:vkNy4n010
- >>857-858
おまwwwww仲間にいれてwwww
- 860 :風と木の名無しさん :2007/03/04(日) 20:39:32 ID:WBCI7vwk0
- 思えば自分の萌えが再発したカプが兄×弟だったことに気が付いた。
双子なんで呼び捨て上等なんだけどたまに「兄さん」って呼んだり
するかた禿げ萌える。
過去に生死賭けて憎しみあってただけに和解してからが超萌える。
落ち着いた優等生タイプの兄にそんな兄に劣等感持つような弟が凄く可愛い。
兄×弟ってのもいいもんだな。
- 861 :風と木の名無しさん :2007/03/04(日) 22:58:40 ID:HhuNnrJrO
- ★矢の双子を思い出した
あれは弟がバカで可愛い
双子兄弟は二卵性でも一卵性でも萌える
- 862 :860:2007/03/05(月) 00:24:06 ID:616AVlhU0
- >>861
そう、それなんだwww久々に萌え再発してぼんやりDVDみてたんだが
ふと兄弟なことを思い出したんだ。二人とも呼び捨てしまくってるのに
暴言吐きまくってるのに変なところで通じ合ってるから大好きだ。
面倒見のよさそうないかにも優等生なお兄ちゃんにイイコになったとは
いえどやっぱりどっかやんちゃそうな弟が可愛くて仕方ない。
最後の最後で「兄さん」呼びが聞けると噂のDVDを買ってきたが
どうやらそのシーンは次の巻のようです。
orz
明日買いにいってくる…
- 863 :風と木の名無しさん :2007/03/05(月) 01:31:30 ID:V1q/AAaBO
- 学校の双子率がなぜか高かった私は勝ち組w
あのときに戻りたい('A`)
- 864 :風と木の名無しさん :2007/03/06(火) 18:41:30 ID:RlSIiDF00
- 「こらっまろゆきっ。兄ちゃんにチューしなさいっ」
「はぁっ?何言ってんの?」
「兄ちゃんの命令が聞けないのかっ」
「いや、命令って・・・んな無茶な」
「無茶でも何でも、兄ちゃんはお前のチューが欲しいんだよおっ!
してくれたら、お前がすんごく喜ぶ様なご褒美あげちゃうぞ?」
何この酔っ払い、と呆れつつも『すんごく喜ぶ様なご褒美』
とやらに惹かれている自分を恥ずかしいと思った。
いや、しかし『ご褒美』ならいつも貰っている様なものなのだが・・・。
書き逃げ御免。
- 865 :風と木の名無しさん :2007/03/07(水) 21:37:53 ID:hYy/vVVu0
- >>864
先生!『ご褒美』をぜひ!!
- 866 :風と木の名無しさん :2007/03/08(木) 05:04:51 ID:QPo5nPvQ0
- 遊びにきてね
腐女子とつきあってお花見したい
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173250291/l50
- 867 :小ネタ:2007/03/09(金) 21:19:06 ID:31xmUisu0
- 弟「おはよー」
兄「おー。メシならまだ出来ないぞ」
弟「んー」
兄「時に、弟よ…溜まってはいないかい?」
弟「何が?」
兄「性欲つーか精子?」
弟「どっちも同じ様なもんだろ」
兄「いぃや!違う!!性欲と精子は違う!!」
弟「あーそうですか…」
兄「兄貴に向かって、なんだその態度は!!」
弟「はいはい、すいません」
兄「ムカツク!もう一ッッ生、お前とはセックスしないからな!!」
弟「オレは別にいいよ。でも、兄貴はガマンできるの?」
兄「出来るさ!!」
兄「…キ、キスだけで…」
弟「ダメ。セックスにはキスも含まれているので、ご利用できません。」
兄「…手をにぎ…」
弟「申し訳ございませんが、お客様との接触は一切お断り致します。」
兄「…ごめんなさい!!もう二度としませんから!!許してください!!」
弟「…しょうがないなー」
兄「許してくれる?じゃあ、早速ベット…」
弟「…去勢する?」
まとまりがなくてごめんなさい。素っ気ない弟を目指したのですが…ダメだったorz
- 868 :こたつ :2007/03/10(土) 00:06:18 ID:935Iy/k20
- まったくもってこたつはもう関係ないですが>>664のあとです。
苦手な方はスルーかもしくはお手数ですがこたつをNGワードでお願いします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ん、……っう」
角度を変えて何度もくちづける。そうしながら修治のシャツをぐいとたくし上げ、肌に直接手で触れた。
「――っふ、ン、ンッ……!」
修治は何かに耐えようとするかのように、目をぎゅっと瞑っていた。時折、薄く目を開いては睫毛を震わせる。
弟の肌の感触を確かめるようにゆっくりと手のひらを滑らせる。指先が乳首を掠めると、その度に修治の体がもじもじと左右に揺れた。
修治の口唇を解放したあと、耳朶、うなじ、首筋などを口唇で啄みながら、乳首を摘みあげる。
修治はびくりとひときわ大きく体を跳ねさせると、上体を仰け反らせた。
「……っう、あぁ……っ」
思ったより大きい声が出てしまい、修治は慌てて手のひらで口を覆った。
必死で耐えようとしているその姿がたまらない。
これまで修治のそんな顔、見たことがなかった。秀壱はたまらなくなり、ジャージの上から修治の下肢に手をやった。
「――っ!」
触れただけで、はっきりと弟のものが形を変えているのがわかる。
怯えて縮こまっていないことが知れると、秀壱は遠慮することなくジャージに手を突っ込み、修治のものに直接触れた。
「ウ、ウ……ッ」
シャツの裾を掴む修治の指に力がこもる。
修治の顔を見ると、生理的なものだろう、目尻から涙が溢れていた。涙の痕に口唇を優しく押しあててやると、潤んだ瞳で修治が見つめてくる。
修治は口元を覆っていた手のひらをどけたかと思うと、荒い息を吐きながら訴えかけてきた。
「あに、き……っはぁ、オ、オレ、もう……ヤバイ、って……っ」
弟の言いたいことはなんとなくわかっていたが、わざとわからないふりを装った。
「……だから?」
ゆるゆると修治のものを扱きながら、もう片方の手で乳首を引っ張った。
- 869 :こたつ :2007/03/10(土) 00:09:14 ID:9/fSAQp90
- 「ンッ……! っく、手、離、し……っ」
『自分でするから』と言う弟の顔は羞恥のせいか赤い。
やはり一度は決意したものの、土壇場になって実の兄に達かされるということが恥ずかしくてたまらなくなったのだろう。
しかし、修治が必死に訴えたとしても、秀壱はやめてやるつもりは毛頭なかった。
「ここまできてやめる? こうされるってわかっててオレの部屋にきたんじゃないのか?」
「……け、けど……ッア!」
ぎゅうっと修治を握る手に力をこめ、乳首に爪を立てる。
「……それに、達くにはまだ早い」
言葉のあと空いてる方の乳首を歯で少し強めに噛んでやる。
「ン――ッ!!」
再び修治の手が口元を覆うの確かめると、跪いて修治のジャージとトランクスを一緒に膝くらいまでずり下ろした。
「しっかり見てろよ、修治」
そう言うなり秀壱は躊躇いもなく修治のそそり立つものを口に含んだ。
驚いた修治は両手で秀壱の頭を掴んでくる。
「あ、兄貴、や、やめ……ッ」
抗議の声や、秀壱の頭を引き剥がそうとする力は弱々しい。うまく力が入らないのだろうか。
いや、秀壱にはわかっていた。修治は本気で拒絶しているのではないということが。
本気で嫌なんだとしたら、渾身の力を振り絞って抵抗すれば抜け出すことは容易なはずだ。
だから修治の声には応えず、黙って修治の熱く滾るものを舐めしゃぶった。
「……はぁっ……は、……っう、――ンンッ」
修治はそもそもがこんなことをされたことがないのだろう。表情で見てとれる。
初めて性器をしゃぶられることによる戸惑いと。
実の兄にされているのだという躊躇いと。
そして、悦楽とがないまぜになっていた。
- 870 :こたつ :2007/03/10(土) 00:13:33 ID:9/fSAQp90
- 修治のものを口や手を使って嬲りながら、目線はずっと修治に向けていた。
修治がすぐに目を逸らそうものなら窘めてやろうかと思っていたが、そうする気はないようだ。
単にこの異常なシチュエーションに目が逸らせなくなっているだけかもしれないが。
「っく、はあ、――ンッ、……っは……ア、ァッ」
先の方を指の腹で擦りながら、茎の方は優しく口唇で食む。すると修治は、びくびくと身を震わせながら、荒い息を吐き、時折快感による喘ぎを零した。
弟が現実で頬を紅潮させ、目を潤ませてじっと見つめてくるだけでも充分興奮するというのに、快感をはっきりと示す甘い声を聞かされてしまっては、思わず理性を全て手放してしまいたくなる。
口を離して顔を上げ、弟の名を呼んだ。
「修治……」
暫くそのまま無言で向き合った。
このあとどうすべきかと思案していると、一階から誰かが階段を上ってくる音が聞こえる。
その音はどんどんこちらに近づいてきたかと思うと、ふいに止まった。
「――!」
ドアを背にしてもたれている修治にはわかった。
一階から上がってきたのは母で、どうやら修治の部屋の前で止まったのだということを。
コンコン、という音が聞こえたかと思うと、『修治ー? あら、いないの?』という声がここまで聞こえてくる。
流れからして母が秀壱の部屋へやってくるのは明白だった。
修治は緊張のせいか体を固くし、目を泳がせている。
修治を落ち着かせようと、小さく『大丈夫だ』と言うが、修治は首をふるふると小刻みに左右に振るだけだ。
一見すると修治はこの行為を今すぐやめたいと思っているように見える。
しかし、同じような状況下だったさっきとはまるで違う。
確かに不安そうではあり、緊張はしていたが、まだ情欲の火を瞳に宿したままだった。
無意識にとはいえ、修治は明らかにこの状況を楽しんでいるのである。
- 871 :風と木の名無しさん :2007/03/10(土) 00:53:21 ID:/Ml/DBAs0
- こたつ兄弟キタ!!!!(゚∀゚)!!!!!
相変わらず萌える・・・ハァハァ。修治カワユス
- 872 :風と木の名無しさん :2007/03/10(土) 14:00:31 ID:Gu6TjzUY0
- 週末のご褒美キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
- 873 :こたつ :2007/03/11(日) 01:33:40 ID:3zRHK+Bk0
- それが本当であることを確かめるために、秀壱は行動に出た。
足音が部屋の前までやってきたことがわかっていて再び修治のものを飲み込んだ。
それは勢いを少し失ってはいたが、口と舌とで刺激しているうちにすぐに嵩を増した。
「ウ……ッン、ン……!」
修治は快感に背を仰け反らせながらも、声が洩れてしまわないように両手でしっかりと自分の口を覆っていた。
更に奥まで飲み込むと、修治は涙で潤む瞳をぎゅっと瞑った。目尻から涙の雫が零れおち、頬を伝う。
その瞬間、コンコン、とドアがノックされる。その振動は修治にダイレクトに伝わり、驚いた修治は閉じていた瞳を見開く。
『秀壱? 修治もいるの?』
続いて母の声がする。
その声は、ドア一枚隔てただけなせいか、同じ空間にいるのではないかと思うくらいによく聞こえた。
すぐそこまで母がきているということにパニックになっているであろう修治を秀壱は真っ直ぐに見つめ、口をパクパクと動かす。
『どうする?』
ここで修治はどういう行動に出るか。
本当にやめたいのであれば、秀壱の手から逃れ、ドアを開けて母親の応対をするだろう。
『どっちが先でもいいからお風呂入りなさい』
秀壱は母親の言葉を聞いて修治のものから口を離し顔を上げると言った。
「オレはもっとあとでいい」
『修治は? どうするの』
「……オ、オレ、は…………っぅ」
秀壱は言いたいことだけ言うと、すぐにも修治のものの先端を口に含み、茎の部分を手のひらで扱きだした。
修治はその身を震わせながら声が出てしまわないように堪えるのに必死で、答えることなど到底できそうにもない。
『……あら? 修治?』
訝しむ声に、修治は早く答えなくては、と浅く呼吸をしながら言葉を探す。
たった一言、『オレも』だとか『あとで』とでも言うだけでも母は納得するかもしれないのに、今の修治は頭の中が真っ白で何も言葉が浮かばない。
- 874 :こたつ :2007/03/11(日) 01:35:43 ID:3zRHK+Bk0
- 修治がそうして苦悩している間にも、秀壱は手を止めることなく刺激し続けた。先走りを滲ませる穴を舌先でつつくと、修治の手がシャツの肩辺りを握りしめてくる。
性器を手で扱く手はそのままに、修治の右足首を掴んで膝を折り曲げさせる。ついでに邪魔なジャージと下着から右脚を抜いてしまうと、膝裏に手を差し込み、太腿をドアに押しつける。そうしてから浮き上がった足の指をぱくりと口に含んだ。
「―――っ!」
びく、と修治の右足がひきつった。
『修治、どうするの。早く決めてよ』
廊下から少し苛ついた母親の声が聞こえてくる。しかし、もう修治にはその声は届いていないようだった。
秀壱はとどめとばかりに、さっき散々刺激してやったのと同じように指の間にも舌を滑らせたり、親指を爪の上から強めに噛んだ。
「……ぁ……っひ」
手の中の性器がひく、と震える。そろそろ限界だろう。
秀壱は修治の足を解放してやると、ドアの外の母親に向かって声をかけた。
「ごめん、母さん。修治まだ電話終わらないみたいだし、先に入ってくれってさ」
秀壱の言葉を母親はあっさり信じたようだ。
『あら、修治ったら電話中だったの? じゃあ、母さん先に入らせてもらうわね』
回答をもらえた母親は、用事は済んだとでもいうように、すぐにその場からいなくなった。
スリッパがぱたぱたいう音がだんだん遠ざかる。更に続いて階段を降りていくような音も聞こえた。
母親が去ったあと秀壱は立ち上がり、弟の口唇を奪った。
「―――ふ、っぅ……」
呼吸もままならなくなるほどのキスをしながら、手の中の屹立を扱きあげるスピードもあげていく。縋るように弟の手が背中に回ってきた。
「……ンゥッ……ン、ンンッ!」
太腿がぶるぶると震えている。修治は今にも射精してしまいそうに思えた。
だから。
散々貪った口唇を解放すると、耳朶に口唇を寄せた。
- 875 :風と木の名無しさん :2007/03/11(日) 12:23:29 ID:q7Bhzm+8O
- 『続き』キテル━━(゚∀゚)━━!!!!
まさかあるとは思いませんでした
ゴチです(*´Д`)
- 876 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 01:41:16 ID:G2kD9oqxO
- 「おいバカ兄貴、いい加減働けよ。いつまでニートしてんだ」
「………」
兄の友矢に信也は眉を寄せてそうつぶいた。だが友矢は頷きもしないし返事もしない。ただ目の前の箱の画面を、綺麗な顔は無表情で見つめているだけだった。
その様子に信也は内心舌打ちを打つ。いつもそうだ。友矢は自分の都合の悪い話はきまって聞こうとしない。親に甘やかされたせいですっかりわがままになってしまった。今では、しっかりしている弟の信也の方がよっぽど兄らしい。
ぶつぶつと文句をたれてると、友矢がゆっくりと振り向いた。こういう時は信也に何か買い出しを頼むときだ。信也はそれを見て財布をジーンズのポケットにしまう。
- 877 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 01:42:43 ID:G2kD9oqxO
- しかし友矢の口から出たのは信也が思っていた言葉とは違うものだった。
「信也、セックスしよう」
「ああ、セックス………って、は!?」」
信也は目を見開く。友矢を見るとは彼は相変わらず無表情だった。
なにを言ってるんだ。この男は。わけがわからない、いきなりセックスをしよう? なんだその笑えない冗談は!
口をぱくぱくさせるだけで声が出ない。それどこか信也はその場から動けなかった。
友矢はじっと信也を見つめていたが、不意に視線をはずし立ち上がる。そして動けないままでいる信也に歩み寄り、友矢は彼の顎を指でついっと持ち上げた。
そこで信也やっと我に返った。視線がすぐ目の前の友矢と絡まりあう。
「―――……あ、あに、き」
「目、瞑れよ」
「え、」
どうして、と言う声は友矢の唇に吸い込まれる。信也が再び目を見開くと、性急に舌が滑り込んできた。目なんか閉じているどころじゃなかった。
- 878 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 01:45:08 ID:G2kD9oqxO
- 「ん………ふ、むぅ」
角度を変えて貪るように咥内をかき回される。あまりの気持ちよさに信也は縋り付くように友矢の服の袖をつかんだ。
どうしてこいつはこんなにキスが上手いんだ。
顔は綺麗なくせに、長年友矢には彼女がいなかった。きっと普段無表情であまり話さないのと、人を寄せ付けないオーラを出しているからだろう。
なら、なぜ?
ぼけてきた頭で信也は考える。しかし舌先を吸われたせいでもうなにも考えられなくなってしまった。脚ががくがくとふるえ、力が入らない。今にも倒れてしまいそうだった。
くちゅくちゅと淫靡な音が部屋に響く。そうして長い間合わさっていた唇は、時計の三時を知らせる音とともに離された。
「はぁ…、はぁ」
信也の息は荒い。だが友矢はまだ無表情だった。
- 879 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 01:49:51 ID:G2kD9oqxO
- 「はぁっ…な、んでいきなり……」
「なんとなく」
なんとなく。信也はその言葉に怒りでカッと頬が染まる。
なんとなく? なんとなくで男にキスなんかするなよ! それも実の弟に!
「おまえ、さいあ…くぅ!?」
信也が文句を言おうとすると、急に視線ががくんと下がる。不意打ちで脚払いを食らい、受け身をとれず後ろに倒れてしまった。その勢いでごつんと頭を打つ。下がフローリングじゃなく絨毯だったため、衝撃があまり無かったのがラッキーだった。
ゆっくりと、友矢が覆い被さって信也の耳元に顔を寄せて囁いた。
「いいじゃん、気持ちよかっただろ? おまえ、ここ勃ってんぞ」
「あ…」
つ、と友矢は信也のそれを、ジーンズの上から人差し指で撫でる。信也は今度は羞恥で頬を染めた。
- 880 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 01:52:50 ID:G2kD9oqxO
- 恥ずかしすぎる。何キスで勃たせてんだ、俺…。
がちゃり。不意に聞こえてきた音に俯いていた顔をその方に向けると、それを見た信也は明らかに狼狽えた。友矢はさも当然のように信也のベルトをはずしていたのだ。そしてジーンズボタンをはずし、ファスナーを下げていく。
「おい、ちょ…! やめろよ!」
制止の声を友矢は聞こうとしない。まるで耳に入っていないかのように。そうだ、こいつは都合の悪いことは聞かない奴だったんだ…!
ジーンズを下着ごと一気に脱がされ、いきなり外気に曝された信也の半勃ちのそれが、ふるりと震える。友矢はそれを何の戸惑いもなしに口に含んだ。
「え………! あっ、んっ」
ぬるりとした舌で裏筋やくびれをなぞると、信也のそれはすぐにむくむくと質量を増してゆく。
いきなりですが今日はここまで。
- 881 :こたつ :2007/03/12(月) 03:21:13 ID:3LJHMwU80
- >>876-880
GJです!この後が気になります。そんな>>876さんのあとにすぐで申し訳ないのですが>>874続き
「……達けよ、修治」
低音を注ぎ込んで、性器を握っていない方の手をシャツの中に忍ばせると、乳首を引っ張りながらねじってやる。
「―――っあ、あ、っく、う……っ!」
次の瞬間、秀壱の手のひらに修治は白濁を吐き出した。解放を終えたあと、脱力したようにもたれかかってくる。
肩口に頭を預け、はあはあと荒い呼吸を繰り返している修治の耳に囁きかけた。
「……よかったか?」
「―――っ!」
弾かれたように修治が顔を上げる。すぐそこに母親がいたにも拘らず淫らな行為をしてしまったからか、ばつが悪そうな顔をしていたが、それでもこくん、と小さく頷く。
「……で、でもびっくりした。まさか兄貴が……こ、こんなこと。するなんて思わなかったし……」
「そうか? 確かにこれまでは感づかれないようにはしてきたつもりだったが……今日はあからさまにしてたつもりだけどなぁ」
こたつの中でのじゃれ合いは、じゃれ合いであって、でもそれだけではなかった。少なくとも、秀壱はそうであった。
「うん……だって、冗談かなー、って」
「馬鹿。冗談であんなことするか」
いざという時は、冗談で済ませるつもりであったが、どう考えても無理があるだろう。
やはり、修治もそれは同じように思ったらしい。
「うん、だよな……。凄くびっくりした」
「びっくりした。それがお前の答えか?」
「え……? うん」
きょとんとした様子で見つめてくる弟に、つい秀壱はしたり顔になってしまった。
それも仕方がない。
なにせ、修治は兄とこうして関係を持ってしまったことについて『びっくりした』だけだと言ったのである。
つまり。
「驚いただけで怖くなったりはしなかった、ということか……」
「―――え。……え?」
意味がよくわかっていない弟ににっこりと笑いかけると言ってやった。
「もっと、『続き』して欲しくなったら……今度は母さんのいない時にオレの部屋にこいよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
これで終わりです。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
- 882 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 18:21:09 ID:l334s3MH0
- >>881
お疲れ様でした!
萌えを有難う!(*´Д`) ハァハァ
- 883 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 20:56:06 ID:m117EeNI0
- >>876
新たな萌えをアリガトウ。続きをお待ちしております。
>>881
お疲れ様でした。本当に美味しかったです、ご馳走様でした。
- 884 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 21:17:53 ID:G2kD9oqxO
- >>880続き
「…っ、ん…、」
信也は堅く目を瞑る。友矢はそれをちらりと上目で見た。顔を上下に動かし、先端を強く吸う。
「あっだめ…、やっ、やだ…! もう…」
「達きそう?」
こくこくと信也が何度も頷き、達かせてと目線で訴える。だが友矢は信也のそれを指で強く戒めた。
「ひっ、なんで…?」
「達かせてやる。ただし俺とセックスするならな」
「なっ…!」
無表情だが友矢の目は本気だった。
最低だ。最悪だ。何ふざけたことを言ってやがる。
「あほか、するわけないだろ!」
「ふーん…。じゃあ、これどうすんの? 達かせてほしくないの?」
信也のそれを指先でするりと撫でる。それはひくひくと、逃げた快感を求めるように反応した。いやらしい、友矢はそう思いながら目を細める。
「う…、」
「なぁ、どうなの」
先端をぐりぐりと親指で押さえる。信也はもう半泣き状態だ。
- 885 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 21:20:55 ID:G2kD9oqxO
- 「っ…、す、するから早く達かせろよ…!」
それを聞いた友矢は手でそれを包み込んで上下に扱いてやる。すると先から白いものがあふれでた。
「あぁ、ふ、うぁあっ」
それを爪で掻くと、びゅっ、と白いものが飛び散る。信也は背を仰け反らせて達した。
はあふぅ、と荒く息を吐く。恥ずかしやらなにやらで友矢に顔を向けられなかった。
一人赤面していると、ふと、ぬるりと尻に違和感を感じた。見ると、友矢は信也の出したものを秘部に塗り込んでいる。どうやらローションの代わりにするつもりらしかった。信也は焦る。首筋にいやな汗が流れた。
「おい、なにして…!」
「セックス、するんだろ」
「は、ちょ、あっ!」
急に指が入り込んでくる。一本しか入っていないのに、圧迫感がすごく、信也は息を詰める。
「や、ぁ、だめ! 抜いて! っ、あ!」
二本目を入れ、指を進めた。長い指をバラバラに動かしていくと、あるところかすめた時、くっ、と信也は喉をそらせた。前立腺にふれたらしい。
- 886 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 21:24:24 ID:G2kD9oqxO
- 「あっ、んぁっ、やだやだ! そこだめっ! んぅっ」
ばたばたと脚をばたつかせる信也を押さえ込むように、深くキスをする。もう片方の手でシャツを捲り乳首をいじってやると、暴れるのをやめ、縋るように友矢の背に手を回した。
「うっ、んんんっ!」
ぐちゃぐちゃとそこばかりを集中的にいじると、信也のそれが再び白いものを吐きだした。びくびくと脚を震わせる。
唇を離し信也を見やると、赤い目元を涙でぬらし、唇はどちらかの唾液でぬらぬらとやらしく濡れていた。友矢は思わずごくりと喉をならす。先ほどまで強気ぶっていた弟の変化になんともいえぬ興奮を覚えた。
動かしていた指をぬき、脚を開かせる。そしてそそりたった友矢のそれを信也の秘部にあてがった。それを誘い込むかのように信也は無意識にゆらゆらと腰を振る。ぐ、と凶器のようなそれを突き挿れていく。
「ああぁあ! あ、あ! うぁ!」
「っ…、きつ…」
今日はここまで
- 887 :風と木の名無しさん :2007/03/12(月) 23:42:30 ID:jcMhwC53O
- >>881
乙でした〜!
修治可愛かったです(*´Д`)
- 888 :風と木の名無しさん :2007/03/13(火) 06:10:34 ID:J2OYRTJJO
- >>867
こういうの好きだw
「…手をにぎ…」あたりの兄貴バカスww
- 889 :風と木の名無しさん :2007/03/13(火) 17:14:00 ID:heCCB5fdO
- というか投稿前に何か言葉をつけないのか……
配慮というかエチケットというか…
- 890 :風と木の名無しさん :2007/03/13(火) 18:04:13 ID:1QxcG2oa0
- まあまあ、神がたくさん降臨されることは良いことだから
久しぶりにコピペ改
弟 「受かったの!?俺今、春なの!?ねぇ!電話していい!春だから母ちゃんに電話していい!?」
兄 「えぇ、電話していいですよ」
弟 「本当!?大丈夫なの!?はしゃぎすぎじゃない!?」
兄 「えぇ、合格だから大丈夫ですよ」
弟 「そうかぁ!俺初めて合格したから!これからの大学生活わかんないから!」
兄 「そうですね。すべてが新しい経験ですね」
弟 「うん!でも春なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ遊んでいいんだよね!」
兄 「そうですよ。遊んでいいんですよ」
弟 「よかったぁ!じゃぁ遊ぼうね!今までのぶん一杯遊ぼう!」
兄 「ええ、遊びましょうね」
弟 「あぁ!やっと春なんだね!ね、兄貴!」
兄 「ええ。一年間良く頑張りましたね」
弟 「うれしいなあ!」
弟 「あぁー今胴上げされているよー!ちょっと恥ずかしいねぇー!」
合格おめでとう
- 891 :風と木の名無しさん :2007/03/13(火) 20:29:45 ID:v44I3mec0
- すべてが兄×弟という前提の元にあるスレなので
余計な言葉は必要ないのさ
逆にいえばそれしかルールがないのがこのスレの良いところ
まあ何が言いたいかっていうと、兄×弟最高ってこった
- 892 :風と木の名無しさん :2007/03/14(水) 00:05:37 ID:430tw2JTO
- 886です
>>889さんの言うとおり、投稿前に何か書くべきでした、すいません
初投稿で、緊張していたり、このスレのルールがないとこに甘えていたかもしれません
以後気をつけます 本当に申し訳ございませんでした
――――――――――――――――――
>>886続き
あまりの締め付けに友矢は顔をしかめる。信也の中は狭く、食いちぎられそうだ、と余裕のない頭のすみで思った。
信也は痛みと快感の波に耐えるように友矢の背に爪をたてた。友矢は信也の首筋に舌を這わせ、全てが収まったとき、奥をゆるく突いていく。
「ん…、は、」
「あに、きっ…、あぁ、あっ」
先ほど見つけた前立腺を攻めてたてながら信也の鎖骨や胸元に赤い印をちらしていく。満足したように友矢はそれを見た。
ブー、ブー
突然、何かの震える音が互いの耳に入る。友矢は動くのをやめ、と信也は、はっ、と顔をあげる。
「なに…?」
「電話だよ! 携帯とって、ズボンのぽけっとに入ってるから!」
ジーンズのポケットの中で震えている携帯を、友矢は探しだし、サブ画面を見た。「早坂」と表示されているのにひどく不機嫌そうに顔をゆがめた。
今日はここまでです
- 893 :風と木の名無しさん :2007/03/15(木) 18:59:39 ID:iKzHy4pm0
- 合格シーズンだなぁと思ったので唐突に投下してみる
弟くんの憂鬱…みたいな
大学に合格した。目出度い!と言うところなんだけれど、ちっとも盛り上がらないこの気持ちをどうしたものか。
僕が合格したのは残念ながら第2希望だった。それは、いい。
元々第1は諦めていたようなものだったし、第2希望のところだって、僕にしてみれば「目標」と言えるようなレベルのところだ。
それじゃあ何が問題か。単刀直入にいうと、下宿先だ。
親元を離れること。上京すること。不安はいっぱいあるけど、それと同時に希望でもある。
だけどこれから僕が暮らすことになる場所―――、それは、はっきり言ってこれから始まる新生活を憂鬱一色に染めるようなものだった。
「…これからお世話になります、兄さん」
「まあそうカチコチになるなって、気楽にいけ。気楽に。
そんなんじゃこれからの生活、疲れるばっかだぞ」
もう疲れてます。
高級マンションの扉を開いた僕を待ち構えていた兄の最上級ともいえる笑顔に、僕は心の中で盛大に溜息をついた。
どうしてこんな軽い人がこんな場所に住めるのか。小説家ってそんなに儲かるのだろうか。
「んなとこに突っ立ってないで、さっさと入れ」
肩に回された腕に数年前の記憶が蘇って、僕はすぐさまUターンをしたくなった。
春の日だった。兄のプロデビューが決まって、家を離れることも決まって、僕も心からそのことを祝っていた…、ああのどかな日。のどかだったはずの日。
僕を抱きすくめながら好きだと、離れたくないと、そうはっきり言っていた兄とまさか、一緒に暮らすことになるなんて。
お父さん、お母さん。
僕はもう故郷に帰りたいです…。
- 894 :風と木の名無しさん :2007/03/15(木) 23:24:28 ID:vt5NRNjo0
- 萌えの予感!!
続きあるのかな?
- 895 :風と木の名無しさん :2007/03/16(金) 20:18:07 ID:4k6XcPjfO
- 流石兄弟の兄×弟が好きなんだ
- 896 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 00:17:39 ID:fPASfNFzO
- >>893
大歓迎な兄といきなり帰りたがる弟のすれ違いっぷりが涙を誘うなぁw
でも萌えた
小ネタ
小さい頃ってよく甘えて親兄弟の膝の上に座るよねという話
「…覚えてるか?お前は母さんに叱られると、いつもこうやって俺の膝の上に乗って抱きついてきてたんだぞ」
「んなこと、覚えてねぇし…っ」
「じゃあ、せっかく単身から帰ってきた父さんが、『パパの膝よりお兄ちゃんの膝がいいんだな…』って
ちょっと泣いてたのも覚えてない、か?」
「…っ、知、らね…」
「…まあ。父さんには悪かったけど、正直俺は嬉しかったよ。ほら、顔はこっち」
「ん、ぅ…」
対面座位でヤッてたら昔を思い出しちゃった兄と、
兄貴大好きオーラ全開だった過去を、忘れたフリでごまかそうとする弟
- 897 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 03:01:48 ID:AKsXNMKl0
- む?
なんだ、ジン×ウォッカではないのかね
- 898 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 07:08:01 ID:wMJzMtrIO
- スレチかもしらんが間宮兄弟よかた
兄×弟を見てそんなこと思い出した
- 899 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 12:09:18 ID:mZJ7V/0QO
- 今の最萌えカポーが兄×弟だ。
冷たい態度と反抗心の内側で互いを気に掛ける二人萌え。
一番最初にハマった兄弟は☆矢の一気×旬だな。
- 900 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 15:29:29 ID:MPdUjCfFO
- 自分は炎×ゴム兄弟萌えだ
- 901 :風と木の名無しさん :2007/03/17(土) 23:08:01 ID:TWqd7GPo0
- >>896
禿萌!!!!
続きをください神よ
- 902 :風と木の名無しさん :2007/03/18(日) 09:08:25 ID:IyWq8xfeO
- >>899
熱き血潮の兄弟よ
映画で、鎖の「やっぱり来てくれたんだね」に
鳳凰が「もちろん」と返したのには萌えを通り越してびっくりしたw
一気かっこいいよ一気
みなさん腹違いの兄弟とかはどうですか
義理の兄弟は上の方にあった気がするけど…
- 903 :コンプレックス1:2007/03/18(日) 11:56:01 ID:Z6R6ObWE0
- >>902
腹違いの兄弟ってそれだけで切ないドラマが生まれそう
(´Д`*)萌え
つたない文ですがこの場をお借りして投稿させていただきます。
---------------------------------------------------------
俺が生まれてすぐ父は他界し、母は小さい俺達を養うために朝から晩まで働いた。
4つ年の離れた兄貴は母のかわりによく俺の面倒を見てくれた。
兄貴は昔から何でも器用にこなした。
成績優秀、スポーツ万能、美術の時間に書いた絵は県知事賞をもらったこともある。
俺といえばごく普通の、どこにでもいるような子供だった。
だから俺達はよく比べられ、実際母親の口癖は「少しはお兄ちゃんを見習って…」だった。
友達や先生や親戚、皆が兄貴を誉めた。
誰かが兄貴を誉めるたび、俺の中の劣等感は紙にこぼしたインクのように
ジワリと広がっていった。
小さい頃は兄貴と比べられるのが嫌で、感情のまま怒ったり泣いたりしていたが、
それも小学生の頃までだった。
比べられることに慣れた俺は、「自慢の兄ですから」と
内心を押し隠し笑顔で受け流す処世術を身につけた。
- 904 :コンプレックス2:2007/03/18(日) 11:57:04 ID:Z6R6ObWE0
- とはいえ兄貴は才能を自慢したりはしなかった。
むしろ冴えない俺をいつも気遣い守ってくれた。
いつだったか駅前の通りで酔っ払いに絡まれた時、助けてくれたのも兄貴だった。
酔っ払いにつかまれていた手を引き離し、
そのままその手を強引に引っ張って歩き出した。
俺は兄貴に手を引かれながらその背中をじっと見た。
意外に広い背中が少し震えていた。
やがて振りかえった時、兄貴は安堵したような、
それでいてもっと早く気付かなかった自分を悔やむような表情で
「……大丈夫か、リュウ…怪我がなくてよかった…」と言った。
その時の兄貴の表情と言葉はコンプレックスの塊の俺にはまっすぐに響かなかった。
- 905 :コンプレックス3:2007/03/18(日) 11:58:01 ID:Z6R6ObWE0
- それでもある時、我慢できずに1度だけキレてしまったことがある。
兄貴が一流企業に就職が決まり、喜んだ母はいつもの
「リュウもお兄ちゃんを見習って…」をうっかり口にしてしまった。
俺はテーブルをこぶしで強く叩き、驚く母を尻目に玄関を飛び出した。
その日は俺の誕生日だった。
勢いで走ってきたら小さい頃よく兄貴と遊んだ河原に来ていた。
土手沿いの桜は満開だった。
俺はその桜の下のベンチに腰をおろして、
唇の端を歪めて自嘲気味に笑った。
「……いい年して兄貴の才能に嫉妬かよ…かっこ悪ぃ…」
膝の上に一枚花びらが落ちてきた。
取ろうと思って手を伸ばしたら、それより先に風が花びらを空に運んでいった。
- 906 :コンプレックス4:2007/03/18(日) 11:59:32 ID:Z6R6ObWE0
- 長文すいません。7まで続きます。
その時誰かが後ろから俺を抱き締めた。
振りかえらなくても分かる。兄貴だった。
「…ごめんな」と兄貴は言った。
俺は答えなかった。
それから兄貴はひとり言のように静かな口調で話出した。
「親父が亡くなった時、俺は小学生でリュウはまだ幼稚園にも入ってなかった。
親父は余命を分かってたんだろうな。ある時俺に、
リュウの面倒をよく見てあの子を守ってやってくれ、と言ったんだ。
俺はリュウが可愛かったし、2つ返事で分かったと答えた。
だから親父が亡くなってからは、俺はいつもリュウのそばにいて
リュウのことだけを考えてきた。リュウが寂しくないように
親父の分も、忙しいおふくろの分も、リュウを愛してきた。」
抱き締めていた手をゆっくり離して兄貴は俺の隣に腰掛けた。
- 907 :コンプレックス5:2007/03/18(日) 12:00:37 ID:Z6R6ObWE0
- 「でもある日川で遊んでいて俺が一瞬目を離した隙に
リュウが流されてしまったことがあるんだ…。
あの時は本当に頭が真っ白になってどうしようかと思ったよ。
その時俺は泳げなくてね、助けることもできない。
偶然近くにいた人が飛び込んで助けてくれたんだが、
その時俺は思ったんだ。守るってことはそんなに簡単なことじゃない。
近くにいて愛するだけじゃ、いざという時大切なものを守れないんだって。
それからの俺は勉強もスポーツも人1倍努力したよ。
そうしたら大抵のことは出来るようになった。
でも今度はそれがリュウを苦しめる結果になってしまった…。」
俺はキラキラ輝いてゆっくり流れる川面を見つめた。
それは初めて触れた兄の本心だった。
- 908 :コンプレックス6:2007/03/18(日) 12:01:22 ID:Z6R6ObWE0
- 「……カヤロ…何でそういう事もっと早く言わないんだよ…」
兄貴は兄貴なりに考えて苦労してきたんだ。そう思ったのに
口から出てきたのは思いのほか憎まれ口だった。
「…ゴメン」
俺の髪をそっと撫でて兄貴はもう1度謝った。
「でも言えなかったんだ。リュウのために努力してると知ったら
リュウはそのことを重荷に感じるだろうし、
俺がリュウっていう軌道の上を歩いてるって知ったら、
そんなことするなって言うだろ?」
「…そんなの…当たり前だろ……」
兄貴の思いの深さになんだか自分が情けなくなって少し俯いた。
兄貴はこんなに俺のことを思ってくれてたのに、
俺は自分のことばかり考えて勝手にコンプレックスを持って……バカみたいだ…。
- 909 :風と木の名無しさん :2007/03/18(日) 16:19:17 ID:SzeE9pGbO
- >>903
GJ!!ヤバい泣いた
7まであるんだよね?投下お待ちしてます
- 910 :風と木の名無しさん :2007/03/18(日) 16:33:56 ID:EqbMBTN20
- >>908
兄弟愛に涙した。続きwktkしつつ待ってます
- 911 :風と木の名無しさん :2007/03/18(日) 16:41:06 ID:E+j2Asa90
- >>903-908
GJ!!
ほんとに続きをwktkしてます
- 912 :コンプレックス7:2007/03/18(日) 21:58:19 ID:ScxNjOGW0
- レスありがとうございます。クソみたいな文投下すんなって叩かれるかなと思ってたので
喜んでいただけたようでホッとしました。続きです。
兄貴の深い思いに熱いものが込み上げる。
俺は急いでベンチから立ちあがって、涙を見せないうちに立ち去ろうとした。
すると兄貴は後ろから俺の手をつかんで引き寄せそのまま俺を抱き締めた。
堪えようとしたがうまくいかなかった。
今まで蓄積されてきた思いが涙になって頬を伝った。
俺は兄貴の胸にすがって子供のように泣いた。
堰を切った水のように、涙はとめどなくあふれた。
俺が泣き止むまで兄貴はやさしく抱いていてくれた。
だいぶ落ち着くと兄貴が目を細めて俺の顔をのぞきこんだ。
ひどい顔をしてるのが分かってたから顔を背けると
兄貴は大きな手のひらを俺の頬にあて、正面を向かせ両方のまぶたにキスをした。
驚いて目を見張ったら、兄貴は微笑んで言った。…帰ろう。
桜並木の下、俺達は手を繋いでもと来た道を辿る。
春風が俺と兄貴の髪をなびかせた。
「リュウ……これからもお前を守るから」
そう言った兄貴の言葉も、花びらと一緒に風がさらっていって俺には届かなかった。
繋いだ手のぬくもりで心の氷が少しずつ溶ける音が聞こえたような気がした。
おわり
長文の上に萌えどころすくなくてすいません…。
読んでくださった方本当にありがとうございました。
- 913 :風と木の名無しさん :2007/03/19(月) 07:55:50 ID:nSEeokm10
- >>912
GJ!!!ラストが幸せそうで萌えた・゚・(ノ∀`)・゚・良かったよー
兄貴視点が読みたい…とか駄目ですか
- 914 :風と木の名無しさん :2007/03/19(月) 10:54:02 ID:6agvGm/fO
- コピペ
685 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/02/21(水) 06:25:31 ID:ZLy4ojp/0
家のトイレで鼻歌歌ってたんだよ。
風呂場より狭いからよく音が響くんで気分盛り上がりまくり。
最初ふんふんほんほん程度だったのがしまいにゃ大熱唱(でも小声気味)
コブシ握ってノリにノってるサビ部分でドアをノックされた。
兄「今なら聞かなかったことにしてやるからさっさと出ろ」
俺「……」
兄「おい」
俺「……フ…フハハハハ我は便所の守護神ベルフェゴール!」
兄「バッカちげーよベルフェゴールは悪魔で便所の守護神は鳥枢沙摩明王だ!
さっさと出て来い! でないと俺が出る! ていうかむしろ出す!」
俺「君がッ、漏らすまで! 閉じこもるのをやめないッ!」
兄「俺が人間をやめてもいいのかァァ!!」
母「何してるのあんたたち」
我ながらバカ兄弟乙。
- 915 :風と木の名無しさん :2007/03/19(月) 14:40:45 ID:IBp95U+N0
- バロスwwwww
>>912
GJGJGJ!
プラトニックだね、新鮮だね(*´ω`*)カワユス
- 916 :風と木の名無しさん :2007/03/19(月) 16:34:36 ID:AtwxJgxhO
- >>914
クソワロタww
- 917 :風と木の名無しさん :2007/03/20(火) 00:01:33 ID:e3A+yPODO
- >>914
不覚にも禿萌えた(;´Д`)ハァハァ
- 918 :コンプレックス兄貴サイド1:2007/03/20(火) 11:45:37 ID:Q8KYsclm0
- レスくださった方ありがとうございます!!
兄貴視点のリクエストいただいたので、調子に乗ってまた書いてしまいました…。
ストーリーは同じですので飽きた方はスルーしてください。
小さい頃川で遊んでいた時に、不注意で弟を溺れさせてしまったことがある。
幸い大事には至らなかったが、その日から俺の双肩に「兄」という名の責任がのしかかった。
中学受験のため週5日塾に通い、帰ってきてから宿題をすませ、
風呂に入る前にランニングと筋トレで体を鍛えた。
受験と関係のない美術や技術の授業も真面目に受けた。
知識と体力は弟を守るための盾となるはずだった。
俺が中学にトップの成績で合格すると母は大いに喜んだ。
その頃から俺と弟は比較され始めた。
俺と弟、両方知る人はたいがい俺達を比べた。
誰かが俺を誉めるたびに俺は弟のいいところを話したが、
結局は素直で元気なのもいいけれど、成績がいいに越したことはない、
といったような話しになった。
弟も小学校までは、なんで兄ちゃんばっかり…とぐずっていたが、
中学に上がる頃になると笑顔でかわすようになった。
今考えるとその頃から弟の心は閉ざされていったように思う。
- 919 :コンプレックス兄貴サイド2:2007/03/20(火) 11:46:23 ID:Q8KYsclm0
- 酔っ払いに絡まれていたのを助けた時も弟は、
黙って俺を見つめただけだった。
嫉妬と羨望と感謝がゴチャゴチャに入り混ざった気持ちだったのかもしれない。
だがそれは俺の推測であって本当のところは今でもわからない。
弟の心にしこりができる前にちゃんと向き合っていたら
今とはまた違っていたのかもしれない。
物分りのいい子を演じてきた弟が初めて感情をぶつけたのは、
弟が18の誕生日を迎えた春の日のことだった。
言われ慣れてきたはずの「お兄ちゃんを見習って…」という言葉が
その日は特別に深く刺さり、心を貫いてしまったようだった。
弟は走って家を出て行った。
- 920 :コンプレックス兄貴サイド3:2007/03/20(火) 11:47:11 ID:Q8KYsclm0
- 「いい加減にしろよ、おふくろ!!
あいつがその言葉でどれだけ傷ついてきたと思ってるんだ!!」
そう言って弟の後を追った。俺が外に出た時にはもう弟の姿が見えなかったから
行きそうな場所を何ヶ所か探した。
探しながら、弟を傷つけてきたのは結局自分だったんじゃないかと思った。
俺は日々自分の勉強に手一杯で、肝心の弟の気持ちが見えていなかったんじゃないだろうか。
弟は川沿いの土手にあるベンチに座っていた。
桜が舞い散る中、一人物思いにふける姿がひどく美しいと思った。
俺は弟を後ろから抱き寄せて、ごめんな、と言った。
それから今までのことや、自分の正直な気持ちを打ち明けた。
弟は涙を見せまいとその場から離れようとした。
- 921 :コンプレックス兄貴サイド4:2007/03/20(火) 11:48:06 ID:Q8KYsclm0
- 行くな。どこにも行くな。そう思って弟を抱き締めた。
弟の体は意外と男らしくなっていて、大きくなったんだなと思う。
けれど俺の腕の中で泣く姿は子供の頃と変わっていなかった。
今までの思いを吐き出すように大粒の涙をこぼす弟を本当に愛しいと思った。
手を繋いで家路を辿る。
俺達はいつまでこの手を繋いでいられるのだろう。
少しでも長く、少しでも長く…。
いつか旅立つ時がきても、それまではこの手を離さない。
お目汚し失礼いたしました。
- 922 :風と木の名無しさん :2007/03/21(水) 11:37:25 ID:z0ItiF3JO
- コピペ
7:30 メリーさんから電話がかかってくる
俺が喋ろうとしたら切られた。後ろにも誰もいない。不貞寝する
12:00 起床。夢の中で車掌風の猿に合った。
乗車拒否されたので、眺めていた
12:01 取りあえずVIPに行く。
机の下では、白い手が、俺に触れようか迷っていた。結局諦めたらしい
15:00 特にする事もないのでお気に入りのエロサイトに行く
動画の再生途中で井戸の画面に移った
井戸の縁から、何かがこちらを眺めている
出るか出ないか迷っているのか、何かがヒョコヒョコ上下している
暇なので別の同人誌で抜き終わり、気付くと元の画面に戻っていた
15:10 良スレ発見。窓スレスレで何かが落ちた気もするが、特に気にならない
19:00 夕食時が一番の苦痛だ。俺だけ今日もカレーだ
両親や弟と同じの、変な肉が入っていないものが食べたい
4:00 深夜アニメも終わったので眠る ベッドの下には今日も兄が寝ていた
- 923 :913:2007/03/21(水) 14:46:00 ID:HEkV/11zO
- >>921
兄視点も萌えたよ、GJ!!ていうか書いてくれてありがとう!
もう兄ちゃんはずっとこのまま弟の手を離さなければいい…!
- 924 :風と木の名無しさん :2007/03/21(水) 23:13:41 ID:z0ItiF3JO
- コピペ改変
小5のある日、兄の自転車を借りて坂を下ってたら
実はブレーキがすごく甘くなってて、ブレーキしてもどんどんスピードが上がっていって
靴のつま先で無理やりブレーキさせても靴が磨り減るだけで
仕方なく路肩の植木に身を投げたら擦り傷いっぱいで服も破けて
そのままエロティックな格好で泣きながら家に帰ったら
母がいきなり
「誰にやられたの!」
と聞いて来たのでは俺はお兄ちゃんの自転車で…と言うつもりが
泣きじゃくってるせいでうまくいえず
「お…お兄ちゃん…」
と呟いたら母はそのまま気絶してしまいました
- 925 :風と木の名無しさん :2007/03/22(木) 00:09:53 ID:XPc4GetSO
- 母wwww
- 926 :小ネタ@:2007/03/24(土) 02:47:35 ID:iblu+tdy0
- 今日は、兄貴の誕生日だ。
ここ何年も誕生日に家族からプレゼントなんてもらってないけど、せっかくの兄貴の誕生日だし、
柄にもなくプレゼントを用意して待っていた。
夕飯が終わり、いつも見ているドラマが終わって深夜に良くやっている昔の映画が始まっても兄貴は帰ってこなかった。
後10分待って戻って来なかったら、寝よう。と決めて、もう3時間になる。
何だか良く分からない番組をソファーで寝転びながら兄を待つ。
帰って来い!と電話なりメールなりしようとも思ったが、友達と楽しく飲んでいるのに水を指したくはないし…。
考えは堂々巡り、また時計が進む。もう、いいや。と半ば諦めたとき、玄関の方で音がして、リビングに向かってくる足音。
- 927 :小ネタA:2007/03/24(土) 02:48:50 ID:iblu+tdy0
-
ガチャ
「おわ、お前まだ起きてたの?もう2時過ぎてんじゃん。早く寝ろよ」
開口一番、俺に注意してくる兄貴。
「うん。メシは?」
「喰ってきた。」
「ふーん。何食ったの?」
「ん?居酒屋のなんか」
「ケーキは?」
「居酒屋にケーキなんてねーよ」
「誕生日ケーキたべねーの?」
「そんな年じゃねーし」
「ふーん…」
「ほら、早く寝ろ。」
「ん…」
「なんだよ。」
「これ…」
「何?」
「プレゼント…」
「俺に?」
「ん」
「・・・・・」
- 928 :小ネタB:2007/03/24(土) 02:49:22 ID:iblu+tdy0
- 無言になった2人の後ろで、柱時計が3回なった。
「あ、りがと…」
詰まりがちに礼を言った兄の顔がお酒のせいか赤くなっている。
「うん。じゃ、おやすみ。」
「おい、お前。これ渡すために起きてたのか?」
「…たぶんね」
そう言うと、後ろを振り返らず一目散に自室へ向かった。なんか、一気に恥ずかしくなってきた。良く考えてみたら、誕生日の日に本人が帰ってくるまで起きていて、渡すなんて…。なんて恥ずかしい事をしてしまったんだろうと後悔した。
心臓がバクバクして眠いはずなのに、眠れない。
俺は、眠れない時はいつも兄貴と行った海のことを思い出す。
兄貴は幼い俺に「大切な人を守れるような立派な男になれ!それが、男ってもんだ!」と力説していた。そして、「お前の事は俺が守ってやるからな!だって、お前は俺にとって大切な人だから。」と言ってくれた。その日の光景を思い浮かべると何だか、ホッとする。
- 929 :小ネタ・ラスト:2007/03/24(土) 02:50:03 ID:iblu+tdy0
- 次の日。
少し、寝坊した俺は今日が休日で良かったと心から思った。
机の上を見ると一枚のメモが置いてあった。
『プレゼントありがとう。一生大切に使う。』
鉛筆で書かれたその文字の下のほうに
『大切な人から貰ったものだから』と薄く後が残っているのが見えた。きっと一度書いて、消したんだろう。
俺はその手紙とは言えない髪の切れ端を大切なものをしまう箱にしまった。
また、兄貴との思い出が一つ増えた事が嬉しかった。
801関係なくてごめんなさい。
- 930 :風と木の名無しさん :2007/03/24(土) 03:33:53 ID:WI6QMIfr0
- >>922ネタで保守
平和な町のとある家庭。
サラリーマンの父とパートタイマーの母、三人の息子たちのいる一見幸福そうなごくごく平凡な家庭に見えますが、
じつは結構な秘密を持った家庭だったのです。
その秘密とは…
『なぁに?今日も正次に手ぇ出せなかったわけぇ〜だっさ〜』
「そんなこと言わないでくれよメリー…」
『誠一には根性が足らん!根の性は余りあるくせにのう』
「車掌オヤジくさ〜!チィにいちゃんが鈍すぎるのも考えものだけどね」
リビングに集まってなにやらごそごそと相談しているのは、この家の長男である誠一と三男の政蔵、それになにやら怪しい影がいくつか。
誠一の横にぼうっと浮き出た白い手が流麗にメモ書きを始める。
「なになに?“せっかくわたくしが正次さんをその気にさせてあげようとしましたのに、誠一さんがお止めになったんですのよ”
だって。ユーレイに手コキされるのかぁ〜、いいなあ今度僕にしてよ!」
「おい!やめとけ政蔵!」
『それにしてもねえ…正次さんもいくら大学が春休みだからって
真昼間からエロ動画三昧とはちょっと不健康ではないですかねえ。私もエロ動画に割って入るのは一寸きついです』
長い黒髪を一つに束ねて、ほほを染め俯いているのは貞子である。
『もうおれも窓の外往復すんの飽きてきたなあー』
貞子にべったり張り付くようにして座っている、頭がイチジクのように弾けた若い男がだるそうに言う。
「僕もいろいろごまかして、チィ兄ちゃんの晩飯だけ皆が調達してくれた特製の滋養肉カレーにしてもらってるのに!」
- 931 :風と木の名無しさん :2007/03/24(土) 04:05:29 ID:WI6QMIfr0
- もうお解りだろうが、この家庭は霊能力一家なのである。
特に長男と三男は、霊たちと気軽に話すことができ程強い力を持っている。
二男はそれほど力はなく、強い霊を目視し雑霊を若干退ける程度の力しかもっていなかった。
ことの始まりはこうだ。
誠一はずっと正次を想っていたのだが、一週間ほど前にうっかり性的に露骨な夢を猿列車車掌に見られ、
あっという間に政蔵をはじめ、顔なじみの霊たちにその思いを知られてしまったのである。
霊たちは基本的に暇であるし、政蔵も高校が春休みであったことが災いし、誠一兄さんを応援する会(別名おちょくり隊)が結成されたのである。
メンバーはメリー、猿列車車掌、白い手、貞子、飛び降り男に、末弟。
『ヤりたいんなら強引にやっちまえばいいのによ、こんな風にさ』
『ちょっ…えっ』
言うが早いか、飛び降り男は貞子の唇を塞ぎ以下省略
『うわーうわーノーコー!どーよどーよ、誠一もさっさと手ぇ出しちゃいなよぉ』
言いながら小柄なメリーがふわふわと誠一の膝の上へと漂ってくる。
生身の人間より盛っている霊を横目に誠一の眉間には深いしわが刻まれていた。
「あのなあ、俺と正次は兄弟でしかも同性なの、解る?」
白い手が今度は長い文章をメモに書きつけた
「なになに、“私が未だ生きていました頃は、近親愛同性愛はよくあることでしたわ。それほどお気になさらずともよろしいのでは?”
だってよ、にいちゃん?」
「手姉さん、女性に歳を聞くのは大変心苦しいですがいつのお生まれですか?」
メモに書かれたのは 12,1,1820 今から約190年前の日付であった。
「あー、もうどいつもこいつもー」
などと賑やかしく騒いでいると、トントントンと軽く階段を降りる音がし、がらりとリビング扉を開け正次が現れた。
「よぉ、おはよ兄貴、セーゾー」
「あぁ、おはよう」
「もう朝ごはんないよチィ兄ちゃん」
相変わらず霊たちは好き勝手しているのに正次には全く感じられないようである。
さて、春休み中に長兄の思いは達成されるのであろうか。
- 932 :風と木の名無しさん :2007/03/24(土) 04:08:03 ID:WI6QMIfr0
- リロを怠って小ネタさんとかぶるところでした。
申し訳ない。
- 933 :風と木の名無しさん :2007/03/24(土) 08:11:55 ID:PbyfB07aO
- 数霊分からないのがいるけど怖くてググれない俺ガイル…
小ネタ
弟が縁側で猫のコテツと一緒になって可愛らしくすやすやと眠りこけていた。
あー…春だからなぁ。日差しあったけーし。
近付くとコテツの耳がぴくりと反応した。
ちょうどいい。起きろコテツ。起きちまえ。そんでもってその場所を俺様に譲りやがれ。
無言で念を送ったが、コテツは緩く尻尾を振ったきりで無視した。悔しい。
だいたいコテツはいつも弟の側にいすぎだ。気付くとその膝の上に乗ってたりする。
はっ、まさかコテツ、お前俺の弟を狙ってんじゃねぇだろうな!?
「…ん……んう……?兄貴…?」
俺の殺気に反応したのは弟だった。ゆっくりと瞼が開いて、ぼんやり俺を見て。
ふわ、と微笑った。
……お前、にーちゃんを誘ってるだろう。
寝起きの顔で!幸せそうに微笑みかけて!おまけに軽く伸びして腹チラしやがって!!
いただきます。
俺は弟に覆い被さって顔を寄せる。同時に捲れたままのシャツの裾から手を侵入さ、せ…
「…っっ!!」
弟の唇まであと1センチ。俺の背中に飛び乗ったコテツが、
思いっきり背中にバリバリと爪を立てた。
兄貴対猫。誰に言ってもバカにされるに違いない抗争が、こうして幕を開けたのであった。
- 934 :風と木の名無しさん :2007/03/24(土) 09:56:33 ID:G6FwkQvq0
- 小ネタさんGJ!!!
「…たぶんね」に禿萌え!!
この言葉で弟の気恥ずかしさが上手に表現されてると思うお。
>>930
エロ動画に割って入るってwwwワロスwwwww
>>933
いいね、いいね!!
天使のような弟カワユス
- 935 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 17:45:39 ID:v0uCYFsJO
- 200あたりから見守ってきたけどもう900越えか…
こんだけのSS落とすのはもったいない…誰かまとめ作ってくれないか
- 936 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 18:28:45 ID:QZowWDby0
- 言いだしっぺが〜の法則
- 937 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 21:14:09 ID:ht08qav10
- >>935
不慣れながらも作ってみます。
- 938 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 21:57:57 ID:e5L4vTjq0
- このスレは次スレとか作るの?それとも今回限りで終わり?
- 939 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 22:10:21 ID:sURSTl1gO
- 完結してないSSも沢山あるし次スレ欲しい。
- 940 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 22:16:07 ID:umI7MfQp0
- この板は兄×弟より弟×兄が多いので、兄×弟萌えを
叫べたり、いいSSが投下されるこのスレは貴重だ
存続希望
次スレは980くらいでどうだろう
- 941 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 22:34:21 ID:whx85Sd80
- >>940
賛成ノシ
- 942 :風と木の名無しさん :2007/03/25(日) 22:34:41 ID:FPzCbnDyO
- そのくらいでいいと思うよ
次のスレタイも台詞系がいいかな?それともパート2とか
- 943 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 02:33:16 ID:IYLAGlUKO
- もうセリフで。開けてドッキリスレタイだけなら電波なスレ
〜兄×弟の匂わせお忘れなく〜
な感じがいいwww
- 944 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 02:58:15 ID:sWN4vj0I0
- >>943に同意ー
台詞系が良いと思う あくまで開けるのを躊躇する一発ネタスレであってほしい
>>1も「どうぞ」がいいな
>>2に作品倉庫のアドレス記載で
で、スレタイをいざ考えるとなるとスレ主の発想に驚かされる
ネタ
何を隠そうオレの兄貴はポルノ作家…そうあれあれコンビニとかで売ってるフランス書院系の奴
『痴漢禁猟区〜汚された七人』とか『熟臀隣の美人妻』とかああいうの
ちなみに姉はボーイズラブマンガ家です
オレ?オレはフリーター
だから、兄貴のマネージャーに姉のアシスタントやってんだ
まあ、兄貴は趣味・女 特技・女 と公言する程だから天職ナンだろう
普段はかけない眼鏡をかけ、無造作に伸ばした髪をゴムで括り、俺の高校ジャージを羽織って書卓の上のパソコンをガン睨みしていても
やっぱりなんつーか色気があるっつーかカッコイイッつーか…
二人ともやってることがまあ、あれなのでオレたちは三人暮らし
男女男の兄弟で住んでるってのは珍しいみたいで、けっこう突っ込まれるけど三人平和に暮らしている
大体オレが料理とか家事一般担当で、ねーちゃんが金銭締め、兄貴は…稼ぎ頭?
ねーちゃんも兄貴もそれなりにファンがついてるから、暮らしに困った事はない
でも一つだけ、オレにとっては重大な問題があるんだよなあ
- 945 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 03:25:25 ID:sWN4vj0I0
- いつものようにウルセー兄貴のワガママな味覚に合わせて旬の魚と旬の野菜を使った晩飯を作ろうとしていた時
不意にねーちゃんが自室から飛び出してきた
ザ・イヤな予感
「ねーーーー?今度の原稿ぅーー?タイツプレイにしたいんだけどーーーー?」
そのまま、ジルバでも踊るような足取りで俺に近づいてくる やめろ 来るな
「男のーータイツ姿ってーーー見たことないんだーー?ねーちゃんはーーー?」
語尾を上げるな!伸ばすな!、と声に出せない末っ子なオレ 逆らえないオレ
「2000円!まけないから!」
オレがそう宣言すると、パァッと表情を明るくしねーちゃんは何やら両手に持てるだけのタイツらしきものを部屋からリビングへ運び出してきた
「タイツといっても色々あるから、全部穿け」
急に口調が戻ったよ…この人…
「なーにバタバタやってんだ…俺は締め切り前なんだぞ!っと?」
いろいろ抵抗したり脅されたりしてオレがノーパンでタイツを穿かされている所で兄貴登場
「何か面白そうなことやってんじゃん?おにーちゃんも混ぜろよな?」
終わった…ざんねんながらほ”うけんのしょはきえてしまいました…
「やっぱり、スタンダードに黒?」
ビビビィィィィィィーーーーーー
「破いた感じがエロいのは黒だな」
「でもータイツの上から舐めたりする場合は茶色系がイイよね!」
「俺的には赤とかも淫乱っぽくていいと思うぞ」
その後、エロ作家二名の深遠なるエロ知識を総動員してタイツプレイを行われたかわいそうなオレでした
最後には兄貴までタイツはいて…そのまま本番…
いやしかしゴムと違ってざらざらしてきもちい…って何考えてんだオレ!
もうわかっただろうけれど、オレの唯一にして最大の悩み、それは取材実験台にされることなのだ…
- 946 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 03:50:19 ID:sWN4vj0I0
- そして数か月後
軽やかに来客を告げるチャイムが響き、モニタで確認するとドアの前にはねーちゃんのタントーさんがいた
タントーさんはすっごい美人で初めて会った時、いいや今もオレはドキドキしてしまう
中身は姉と同レベル以上の苛烈なボーイズラブ好きだとは分かっていても
リビングのソファに腰を下ろし、荷物を広げ始めたタントーさんの前で緑茶を淹れる
これも兄貴の好みに合わせて100gン万の緑茶を、きちんと湯ざましを使って手順を守り、淹れていく
そんなオレの姿を見てタントーさんはくすくすと笑って口を開いた
「弟さんはいつでもオヨメに行けるよう躾てあるんですね」
「兄さんがコイツを嫁に出すかしらー」
ああこのオネーサマ方は!だまってさえいれば!
「そうそう、先生の新作結構人気なんですよ!続編を描いて欲しいって声も多いです、どうします?」
「へえ、タイツとか結構マニアックなのにね。予測できないわ〜」
「タイトルのインパクトもすごかったですしね、
『バッキャロー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』なんてよく思いつきましたね。
編集部でもけっこう盛り上がったんですよ、この題名」
タントーさん、そんなにキラキラした目で俺を見つめないでくれ
「で、続編を書いていただけるのなら!と編集部で続編のタイトル案を募ってみました!」
『っ……なにすんだよ!やめろよ…っ変態……クソ兄貴
………は?何ほんとにやめてんの?空気読めよ。意気地なし』
『…兄……貴…!!…っ…うぁぁっ!あっ…はぁっ……』
『ひっ…いたっ、痛いよ!兄貴……やめて……。』
『…‥?…ッうわっ?!あ、兄貴ッ‥な、何やってンだよっ!!は、離れろって!』
で、なんでオレの方に向かってそのいやらしいセリフを突き付けるんですか?
※案はこのスレの初期に挙がっていたものから引用しました
- 947 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 04:01:58 ID:6Zv4orsjO
- sage忘れてすみません。タイツで首つってきます。
- 948 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 06:33:42 ID:ncIZH8qY0
- ttp://wiki.livedoor.jp/anikilove/
まだちょっと書きかけというか1作品しかアップしてませんが。
そのうちバシバシ記載していきますので。
あ、ちなみにwiki利用していますが、
現段階は管理人のみ編集になってます。
- 949 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 08:25:31 ID:JJ4OJMaeO
- 乙
だが自分には読めないみたいだ
残念
- 950 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 10:10:40 ID:PyTxg5FN0
- 誰か無料の鯖教えてくれたら
過去ログサイトなら作れると思うが?
- 951 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 10:20:35 ID:ncIZH8qY0
- >>949
携帯用にはならないみたいですまそ。
>>950が作ってくれるんじゃこっちは削除する。
- 952 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 10:57:38 ID:fVS2w8070
- >>948
乙でした。読み返して(*´Д`)ハァハァ
- 953 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 11:03:27 ID:ncIZH8qY0
- >>950
無料の鯖 ninjaツールとかどう?
htmlftp形式ならそこは広告もうざくないしオヌヌメ。
あとは、blog系ならfc2とか使いやすいよ。
wikiならファイルupできるとこ@wikiだったかな
よく2chでつかってるスキンシンプルなとこ。
とりあえず作れそうならいってくれ( ^ω^)
これはかなり根気のいる作業だよ(´Д`;)ハァハァ
まだ400しか終わってない・・・寝ます。
- 954 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 11:09:43 ID:PyTxg5FN0
- >>953
thx
ninjaで作ってみるよ
- 955 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 12:25:10 ID:eqBHaM0y0
- 合格シーズン過ぎちゃったけど希望されてたので続き
弟くんの憂鬱2
「はぁ、パーティー?」
「そうそう、休みの内に遊べるだけ遊んどいた方がいいしなー。
これは俺の経験上言ってんだぞ、根拠のない発言では断じてない」
「いや根拠とかさ…、どうでもいいしさ…」
自信満々な兄の発言に肩を落としつつ、僕は頭が痛くなるのを感じていた。
どうやら兄的にはサプライズで僕も大喜び!な予定だったらしいのだが、
パーティーって。弟大学合格めでたいなパーティーって。
なんだその恥ずかしい題! 小説家ならもうちょっとなんかあっただろうに。
僕と兄だけならまだよかった。というか実を言うと少し…嬉しかった。
おかしな言動や行動、心配性すぎるところとかは昔からだし置いておくとして、僕がここに来てから、兄とは「普通の一般的」な兄弟関係を無事に築けていたからだ。
僕の不安は取り越し苦労に終わったわけで、僕自身かなりほっとしていた。
よかった、普通に暮らせる、と。兄が僕を好きとか、そういう有り得ない日常を過ごすことにならなくてよかった。
しゃれにもならない兄弟愛より、いきなりすぎる歓迎パーティーのほうが余程いい。だけど。
「兄さんの友達やら仕事仲間やらを呼ぶとか、みなさんに迷惑にならないの?」
「あー? 大丈夫だってべつに。深く考えんなって」
- 956 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 12:26:13 ID:eqBHaM0y0
-
兄の考えはいつも浅すぎるんだけど。
昔からそうだった。周囲の人を好き勝手巻き込んで、騒いで遊んで大はしゃぎしているような、子供みたいな兄。
それは今もどうやら変わらないらしく、進歩のなさに呆れてしまう。
僕自身、そこが兄のいいところだとすこし思っているのだけれど。
…兄にむりやり引っ張り込まれて巻き込まれて、それでもみんな楽しそうだった。
つまらないやめてくれ、そう思っていそうな人は1人たりともいなくて。
それはかくいう、僕もだった。呆れもするしうんざりもする、だけど長年の付き合いからくる諦めと、わくわくする心。
兄はすごい。
ふと心の中で呟いた想いはどこまでも素直で、驚いてしまう。こんな感情、初めてだ。
小さいころは絶対に、1oたりとも兄に対する好意的な感情なんて、抱きはしなかったのに。
「なに、どうした、なんか不満でもあるのか?
きっぱりはっきり言っちゃっていいぞ、受け止めるから!」
「え、いや、あの、べつに、」
見知らぬ人に囲まれてお祝いの言葉を言われる、そんな場面を想像するとちっとも楽しくないし、緊張するばかりで落ち着けやしないだろうと思ったなんてそんなことは言えない。
わざわざ用意してくれた兄に悪いし、呼ばれたというみなさんにも失礼だ。
「もしかして他のヤツ呼ぶのやだ?
俺と2人がいいとか、そういうこと?」
「へっ!?」
- 957 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 12:27:27 ID:eqBHaM0y0
-
かなり語弊はあるが、あっさり言い当てられて裏返った声が飛び出る。
僕の心底驚いた反応に、兄はそうかそうかとうなずきながら携帯電話を取り出した。まさか。
「いやそういうんじゃなくて、他の人がいると緊張するとか落ち着けないとか、そういうことじゃないから!
今からキャンセルしたらそれこそみなさん、」
「へぇー、緊張するし落ち着けないのか、他のヤツがいたら、そうかそうかー」
「いやだから違うってば!」
「よしキャンセル決定」
「待ってよ兄さん、ちょっ、と!」
電話を奪おうにも兄さんと僕には頭1つ分ほどの身長差がある。電話を持つ手をひらひらと頭上に掲げる兄にジャンプで対抗しようとするが、どうにも届かなくて困りきってしまう。
だめだ、する気だ、何がどうあっても電話をかける気だ。兄は言ったらもう発言を曲げない人間であることをすっかり忘れていた。
「あきらめろ、って」
にやにや笑いながら諭すように僕の頭に手を置いた兄を最後の抵抗とばかりに睨みつける。
じゃあ今晩は2人でパーティーだな、と楽しそうに言いつつ自室へ向かう兄の後姿をじいっと見つめていたら、ふいに振り向かれた。相変わらず楽しそうな口元だ。
「かわいいなお前」
あっさり言って、兄は部屋に入っていった。扉が閉められて完全に姿が見えなくなる。しばらく待って出て来ないことを確認してから、僕はへたりとしゃがみこんだ。
意味が分からない。かわいいってなんだ、かわいいって。
頭を抱えてううんと唸ってみても思い浮かぶのは兄の無駄にさわやかな笑顔ばかりで、今晩のパーティーが不吉なものになっていくのを感じていた。
- 958 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 14:18:30 ID:o5XlsSMZ0
- 兄貴萌え
- 959 :950:2007/03/26(月) 15:44:45 ID:PyTxg5FN0
- まずは1-100まで.
ttp://brothers.michikusa.jp/
ぜひ>>948さんも残しといてください.
こっちのはスレッドそのままみたいなやつなので…
- 960 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 16:33:00 ID:PyTxg5FN0
- すいません上のアドレスでとろうとしたら無理でした.
下でアクセスしてください
ttp://brothers.nobody.jp/
- 961 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 16:52:50 ID:aokKFfd+0
- >>959-960
959で見えてるよ?
- 962 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 17:25:15 ID:PyTxg5FN0
- >>961
すいません
実際のところ>>959を落として>>960にしたんです.
ご迷惑おかけしてすいません.
- 963 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 17:43:53 ID:aokKFfd+0
- >>962
あ、そうなんだ、じゃあ960をブクマしておく、乙。
- 964 :948:2007/03/26(月) 20:23:25 ID:3uAe5K0a0
- >>959
おー見やすくて軽くていいですね!
ここ落ちたりしたときも安心でっす。
うちをまとめるときにも利用させてもらいますね。
ではわたしもがんばります。
皆様、職人様へ。
なれてないので変な箇所合ったらコメントなんかで知らせてください
223さんの作品ってかいていても途中から別の職人なんが参加してる作品とか
ありますよね。
でも日付変わったり、時間超えるとIDが変わるので違う職人さんかとおもって
また、同じような作品だと同じページにしていますが実は
まったく違う物語のときもあるので
職人さんご本人がみれば一目瞭然ですので間違いなどご指摘いただければ
助かります。
文章の読みやすさについては今後ちまちまやります。
wiki初めてなのでまだよくわかっていません。
- 965 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 21:07:06 ID:G6mt6ZxE0
- >>948,950乙です!
過去にここに話を投下したことある者ですが、コソーリと
自サイトに載せようか悩んでいるんだけど問題ないよね?
ただわかる人にはわかるだろうからチャネラだったのかと思われはしそうだがorz
- 966 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 21:17:49 ID:3uAe5K0a0
- >>965
問題ないですと思いますです^^
- 967 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 21:27:04 ID:7VIrpbkpO
- まとめ乙です!
948さんに気になったとこだけ
・弟兄の表記は誤解されそうな気がします
・元が801板ですので、どんなほのぼの話でも18禁になるのではないでしょうか
せっかく頑張ってまとめていただいてるのに、細かくて申し訳ないです
あと携帯ですが、あうのWIN機で見れましたのでご報告まで。
- 968 :950:2007/03/26(月) 21:31:22 ID:PyTxg5FN0
- ↑のレスまで収録しました.
あと、>>948さんのサイトへもリンク張っておきました.
勝手に張っちゃいましたが、良いですよね?>>948さん.
- 969 :風と木の名無しさん :2007/03/26(月) 22:38:31 ID:3uAe5K0a0
- >>967
表記について、>>1さんの意志を継いだ結果で、
ここは兄×弟ではなくて弟×兄だと思っていました^^;
18禁についても、なるほど、では、パス制にしたほうがいいかもしれないですよね。
このスレにパスを書いてこのスレの人だけが閲覧できるという形にしたほうがいいかな?
青少年保護法や著作権の関係の事などもあることですしね。
確かにブログみたいなものは誰でも閲覧できてしまいますからね・・・
携帯はwinのAUだとみられると追記しておきますね^^調査ありがとうございました。
>>968
どもども、リンクありがとうございます。
わたしのほうも、リンクさせていただきました。よろしくです^^
- 970 :風と木の名無しさん :2007/03/27(火) 01:16:05 ID:bH254pAdO
- >>969
むしろ>>1の意志云々いうなら兄×弟では…?
とりあえず
ドコモのフォーマも読むことが出来た。
個人的にはパスは無くてもいい気がする
- 971 :風と木の名無しさん :2007/03/27(火) 02:18:16 ID:fCgYU2AN0
- >>970
そうみたいっすね。
最近きたもので、かんちがいしてました。
なおしておきます^^;
FOMAもおkでしたか、ありがとうございます。
追加しておきます。
パス作るにはLIVEDOORの登録が必要になるみたいなので
いちいちやてもらうのに大変かもですね。
またなんかあったらご意見ください。
- 972 :風と木の名無しさん :2007/03/28(水) 08:57:38 ID:v5z9fkqm0
- おおお、素晴らしい!
職人さんも両管理人さんも乙です。
- 973 :風と木の名無しさん :2007/03/28(水) 12:55:50 ID:ZS1srywhO
- はじめはスレタイで敬遠してたけど読んでみたら素晴らしい兄攻スレだった。弟攻苦手だからこのスレと巡りあえてよかったよ。まとめて下さった方乙です。
- 974 :風と木の名無しさん :2007/03/30(金) 18:49:47 ID:Q+Yq7SEi0
- 保守次いでに小ネタ。
今日、うちの馬鹿兄貴からこんなメールが来た。
「やあ!俺の愛しの弟よ!今日は何の日か知ってるかい?
今日、1月9日は“イク”日。
そう、つまりは君と僕がセックスする日なんだ。
因みに毎月19日もイク日だからその日もセックスしなくてはダメなんだよ。
そして、11月19日は“良いイク”の日で1日中セックスしなくてはいけないんだよ。
兄さんは物知りだろう?また惚れ直しちゃったかな?」
取りあえず、帰ったら殴り飛ばす。
- 975 :風と木の名無しさん :2007/03/31(土) 18:36:07 ID:6xOFtJBJO
- 6月9日はしっくすないんの日か
- 976 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 01:57:57 ID:nyTUqlpdO
- 仕事中に思いついてしまったコネタをカキコ
兄弟部屋に行くと弟がなにか本を読んでいた。
「何読んでんだ?」
そう言いながら俺はそっと後ろから覗きこんでみた。
「なんでもいいだろ」
そう答えた弟の手にはいわゆるいかがわしい本が握られていた。
「へぇ、お前もそんなもの読む年齢になったのか」
そう言いながらさりげなく弟の自身に触れてみれば、
そこはしっかり反応を示していた。
「なっ…どこ触ってんだよ!
だいたい兄貴だってこんな本の1冊や2冊持ってんだろ!?」
弟は顔を真っ赤にしながら、そう怒鳴り散らしていた。
自慢じゃないが、俺はそんな本全く持っていない。
なぜなら、俺のは弟に対してが一番反応する状態になっていたからだ。
そう、俺は弟に恋していた。世間では絶対認められない恋を…
昔はそんなことなかった。純粋に弟として可愛がっていた。
それがいつからか不純な気持ちへ変わってしまっていた。
- 977 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 01:59:30 ID:nyTUqlpdO
- 「なぁ、俺がよくしてやろうか」
「はぁ?何言って」
弟の返事も待たずに俺は弟の自身をイジリだした。
「ちょっ…やめろよ!」
最初は抗議と抵抗を続けたが、俺は構わずにイジリ続けた。
「あっ…もっ…ほんとにやめ…」
すっかり抗議も弱々しくなった。
「もう…出そう…」
絶頂に達する寸前のところで、俺は弟のから手を離した。
「えっ…な…なん…」
状況を理解出来てない弟は
声にならないまま『なんで』と口だけを動かしていた
「嫌がってんのに無理にイカせるのもなんか悪いしな」
「ひでぇ…ここまでしといて…」
「あとは自分でやりゃいいだろ?」
そう言って俺は部屋を出た。
俺の手によって淫らに乱れる弟の姿を脳裏に深く刻みつけて…
- 978 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 02:11:01 ID:Z3IShI8b0
- 980も近いので。
とりあえずスレタイは候補があがらないから現状維持でいいかと思うんだけど。
あと、1に どうぞ だけでいいんじゃないかという話がちらっとでた気もするけど、
やっぱり不親切だし、作ってもらったまとめURLを貼るのがいいんじゃないかな。
他の人の意見はどうだろう。
といってももうあまりスレの残りがないから立てちゃっていいかな。
- 979 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 03:56:56 ID:Y7avmyuf0
- >>978
同意です。よろしくお願いします!
スレタイ案の件、一番スレの雰囲気を語ってると思うのでそのままで良いとわたしも思います。
URlの件も、貼ってあると便利かと思います。
スレ立てよろしくお願いします。
- 980 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 04:49:33 ID:Y7avmyuf0
- >>976
(´Д`;)ハァハァ長編がよみたす(´Д`;)ハァハァ
- 981 :978:2007/04/01(日) 05:07:38 ID:Z3IShI8b0
- すみません、立てられませんでしたorz
テンプレ案おいておくので、誰かお願いします。
あとついでにサブタイの文字数調べたんですが、今現在数字板は
BBS_SUBJECT_COUNT=48 となっていて、24文字までっぽい?
そうなると、このままだとどっちにしろたてられないかもしれないんだけど…。
せっかくだからその2とかじゃなく、2bro.とかつけたかったのになorz
【テンプレ案】
どうぞ
前スレ
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1131293225/
萌え兄弟∞oI まとめサイト(職人さんの投下まとめ)
ttp://wiki.livedoor.jp/anikilove/
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』まとめサイト(スレ過去ログ)
ttp://brothers.nobody.jp/
※このスレは兄×弟について語るスレです
弟攻派の方はこちらへどうぞ
兄弟モノで801<2>
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1143958009/
- 982 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 05:41:47 ID:Y7avmyuf0
- >>981
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』2bro.
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1175373655/
建てました^^
ご希望の2bo.にしました
- 983 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 08:43:49 ID:nyTUqlpdO
- SSの続きとかはまだこっちに詰め込んでいいの?
- 984 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 10:08:56 ID:FZKhhHDy0
- >>983
いいですよ。スレも埋めないとですし、
萌えで埋めるなら本望かと。
- 985 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 11:05:25 ID:nyTUqlpdO
- では>>977の続きいきます
俺が階段を降りていると、兄弟部屋から大きな物音がした。
恐らく弟がなんかしたんだろう。
壁を蹴ったか、叩いたか、それとも枕でも投げつけたか…
俺はそれを無視して居間へ向かった。
居間で興味もないTVをつけっぱなしにしながら
さっきの弟の事ばかりを考え続けた。
そうして一、二時間経った頃だろうか。
うしろから弟が呼び掛ける声がした。
「お、処理は終わったのか」
「ふざけんよ!!」
弟は俺の襟首を掴み、そう怒鳴りつける。
「んだよ、最後までやってやんなかったからいきりたってんのかよ」
「違ぇよ!!」
「希望なら最後までやってやるよ」
否定は聞かなかったことにして、再び弟を押し倒そうした。
弟の目は明らかに怯えている。
「兄貴、なんかおかしいんじゃねぇのか」
あぁ、そんなこと今更言われなくてもわかっている。
「そんなことない。俺は正常だ」
- 986 :風と木の名無しさん :2007/04/01(日) 11:08:39 ID:nyTUqlpdO
- 口ではそう答えたが、男同士、しかも弟にこんな感情をもつのは
正常ではないことなど、さんざん悩んだ。
「なぁ、もうこんなことはやめ…」
「煩い。少し黙れ」
俺はどんな表情で、どんな声で弟にこう言ったのだろうか。
弟は明らかに引きつった表情まま、そっと目をそらした。
親は俺がプレゼントした旅行に行った。
あと2日は帰ってこない。
もうこんな機会はまずやってこないだろう。
意を決した俺は、すでに殆んど失っていた残り僅かな理性も蹴っとばし、
今日一日の残り時間を弟を汚すことに使うことにした。
弟と二人で過ごす夜はまだまだ長い。
理性を失った夜はまだまだ続く…
- 987 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 00:44:10 ID:IgeDtA11O
- スレタイは立てる人が独自で考えたオモシロタイトルがよかったな(´・ω・`)
- 988 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 03:57:44 ID:yNDYs4tk0
- >>987
そうはいうけど、誰もスレタイ候補書いたりしてなかったし、
スレ進行が止まってたということは特に何もみんな思いつかなかったんじゃないの?
もう980に近かったんだし仕方ないと思うよ。
独自スレタイがいいと思う人は次回から色々案出せばいいんじゃないかな。
- 989 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 04:28:40 ID:IgeDtA11O
- >立てる人が独自で考えた
- 990 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 05:54:35 ID:eZR4tT2A0
- だから独自で考えるとかいう意見すら出てなかったじゃない
立てた後に言ってもどうしようもないんだぜ?
- 991 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 06:59:37 ID:+aSx5nHQO
- 個人的には同じタイトルで続けていってほしい。
いつしばらく見れなくなるかわかんないし、
その間に違うスレタイになって前スレが消えて
見つからなくなるのは怖い
- 992 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 07:18:49 ID:Q9x0Y6Dh0
- 私も同じく。
このタイトルに見慣れてしまったのもあるw
- 993 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 08:35:59 ID:aI8ksP2l0
- 新参者だけど、このスレタイに惚れた!
はい、新スレ5ですw
- 994 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 18:54:24 ID:vR9gH2df0
- もうすぐ1000だと思うと感慨深いお
神様たちありがとう!
次スレの降臨もお待ちしてます
- 995 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 23:12:25 ID:3Ed7ESL4O
- 2005年の11月から、よく落ちずにここまできたもんだ…
このスレの釣りみたいなタイトルと、
相反して萌え尽きそうなSSのギャップが好きだった
スレタイで敬遠してる人にはたどり着けない兄弟萌えの聖地w
- 996 :風と木の名無しさん :2007/04/02(月) 23:22:18 ID:Qp0SuOtJ0
- スレタイがぼみょうでも、2スレ目以降に突入すると
勘のいい板住人なら気づいて来るし。
スレタイは、テンプレと一緒にゆっくり練り込んで行けばいいと思うよ。
- 997 :風と木の名無しさん :2007/04/03(火) 00:39:26 ID:W0PjqGbW0
- 最後に台無しな中二病を置いていきます 直接的に兄弟でもない上にシチュエーション概略
ファンタジー 元ネタありで
楽園と呼ばれる国
空は澄み、やさしい風が吹く、人はまるでこの国を
楽園のようという
ここに銀髪の長子と金髪の二子が生まれた。
偉大なる王と美しく聡明な母、忠臣たち、そして勤勉で素朴な国民たちに囲まれ
兄弟は伸びやかに成長する。
しかし、長子が12の歳を迎えた時に運命の歯車は回り始めてしまった。
ふと、絵画の間に立ち寄った兄王子は、一番大きな絵画―父王と母王妃の肖像―が、傾いていることに気づいた。
使用人を呼び、元通りに整えさせようという気は不思議と起らず絵画へと歩みよる。
そして絵画の前に立った時、兄王子は強い立ちくらみを覚え絵画を強く押してしまう。
立ちくらんだ瞬間意識に流れ込んで来た映像、それは
―自分とよく似た顔立ちの青年が、旧式の衣装を身にまとい、美しい少女をかたどった人形を城のどこかに安置している―
そのようなものだった。
一瞬の白昼夢から醒めた兄王子は、絵画に隠された仕掛けを見つける。
仕掛けを解くと壁の一部が外れ、細い階段のようなものが遥か下へと続いていく小部屋があらわれた。
誘われるように、そしてなぜか古い記憶を辿るように、螺旋状の階段を降りていくと、
小さなドアに突き当たった。
鍵がかかっているだろう、そう思い取っ手を引くと拍子抜けするほど軽くドアは開く。
窓一つない暗い隠し階段から一歩その部屋に入り込んだ瞬間、眩しい光に目を灼かれ兄王子は立ちすくむ。
目が慣れないうちに、又兄王子の意識に声が響く
『はじめまして、そして、おかえりなさい』
- 998 :風と木の名無しさん :2007/04/03(火) 00:44:35 ID:W0PjqGbW0
- その懐かしさを覚える声の主を探し、何度か瞬いて視力を取り戻した兄王子は部屋の内装に驚く。
古びてはいるものの、まるで王子である自分と弟の部屋のような豪奢なつくりであったからである。
大きな窓にはビロードのカーテンがかかり、美しい刺繍の施されたクッションが並んだ部屋の中央には
天蓋のついたベッドがしつらえてあった。
そしてベッドには少女をかたどった美しい人形が寝かせられていた。
その人形の美しさに魅かれ、兄王子がベットに近寄ると、さらに声が響く。
『ああ、やっとお会いできた。貴方にお話したいことが百年間に積る雪より折り重なってますの』
「キミ…が、しゃべっているのかい?不思議だな」
人形は語った。
この地は、王子らの祖先である戦士が長い旅と幾多もの戦いの後にたどり着いた場所であること。
その戦いは苦しいものであったが、色々な土地を見て回ることは非常に興味深かったこと。
戦士は、彼の弟にこの地を任せ、またあてどない旅へ出たこと。
人形自身は、魔法で動く人形として戦士たちの旅に同行しており、ずっと戦士について旅をするつもりだったのだが
平和に暮らしてほしい、という戦士の願いによりこの地に残ったこと。
戦いを匂わせる魔法人形である自分を厭い、この隠し部屋に眠ったこと。
そして、
『あなたは、戦士の生まれ変わりなのですわ』
そう告げた。
「それで、僕はどうしたらいいんだい?」
絵物語を聞かされているようで、兄王子は現実感等なく人形に問う。
しかし、自分の身の内の血潮が沸き立つような、不思議な興奮に襲われていた。
『いえ、なにもなさらずとも結構ですの。
ただ、この地は確かに楽園のようではありますが、まだ未知の国は周囲に広がっていること
あなた様の先祖は常に遥かかなたを目指していらっしゃったこと
この二つをお教えしたかったのです』
- 999 :風と木の名無しさん :2007/04/03(火) 00:55:41 ID:W0PjqGbW0
- この日から、兄王子は変わった。
おろそかにしがちであった勉学に励み、武術の訓練に一層力を入れるようになった。
心の奥に、まだ見ぬ地への憧れを植え付けられたためである。
その兄の変貌は弟王子の、兄王子に対する憧れを一層強くしていった。
兄王子が17歳、弟王子が15歳に成長する頃には、その憧れは恋よりも愛よりも強い
いっそ度が過ぎるほどの大きさへと肥大していた。
これが、悲劇の始まりとなるのである。
兄王子の成人の儀に参列していた弟王子は、信じられない光景を目の当たりにした
式典が終了し、あとは兄の退場のみとなった時、不意に兄が正装のマントと上着を脱ぎ棄て高らかに宣言したのである
「父上、母上、そして弟よ。申し訳ない、身勝手な私を憎んでいい。私は旅に出る。
私の心は未知の国を望む魔物に食い荒らされてしまった。どうか、幸せに」
よく通る美しい兄の声は、はっきりと聞き取れたはずなのに、内容を理解することができなかった。
唖然とする列席者を尻目に、兄の傍へ人形のように美しい少女が駆け寄り、そして何やら呪文を呟くと
兄と共に陽炎のように消えてしまった。
国に対する、父母に対する、そして何よりも自分に対する兄の裏切りに
弟王子の肥大した兄への憧れは、憎悪へと変質した。
兄王子のあまりにも劇的な遁走により、王妃は倒れ、王も気を病んでしまい
弟王子が17歳になると即座に王位を譲り隠居してしまった
兄が憎い、人形のような少女が憎い、そして兄を奪った未知の国という存在が憎い
楽園のような国は、憎しみを心に飼った新王の君臨により徐々に変質していくこととなる
良質な気候はそのまま豊かな国力となり、強い兵団を支える
各地に侵略を始める弟王は快進撃を続け、地図を塗りつぶしていく…
――――――――――――――――――――――――――――――
最後は悪の皇帝みたいになった弟と兄の一騎打ちとか
十年ぶりくらいに兄に再会して、血眼になって探していたはずなのに
兄に対してどういった態度をとっていいか悩んで泣き出す弟とか お目汚ししました
- 1000 :風と木の名無しさん :2007/04/03(火) 00:58:24 ID:rl5A7MTRO
- まさかの1000到達おめでたい。
職人さん、ロムの方ありがとう。
- 1001 :1001:Over 1000 Thread
- ::: ヾ ;;; ,;:"
;;; :::: .. ゞ.
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